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370 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 49 48.51 ID oQnXZue1o [24/31] ジリリリリッ 京太郎「終了でーす」 ハギヨシ「さて、最後の結果はどうでしょうか?」 霞「……」コトッ 竜華「よし、完璧や!」コトッ 美穂子「オムハヤシは難しいですね」コトッ 京太郎「どれどれ……」 霞オムハヤシ「」オォォォォォォォォ 竜華オムハヤシ「」キラキラキラキラキラキラキラキラ 美穂子オムハヤシ「」ホカホッカー 京太郎「え? 何これは」ドンビキ ハギヨシ「随分と、これはまた……」エエエ? 霞「な、何よ! 見た目なんてどうでもいいじゃない」 竜華「ふふっ、せやけど笑えるで……随分と差がついたなぁ、悔しいやろなぁ」ドッヤァァァ! 美穂子「ここぞとばかりに」 霞「ぐぬぬっ! でも味では負けないわ!」 竜華「まぁ、そっちのが大事やしな」 ハギヨシ「しかし清水谷様の料理は素晴らしい。私でもここまでは難しいですね」 京太郎「本当ですよ。レストランでも見たことないレベルです」 竜華「そ、そうかな?」モジモジ 京太郎「うわぁぁ、たまごふわふわで美味しそう」ジュルリ ハギヨシ「清水谷様98点、石戸様5点、福路様73点で」 オオオオオ!! スゲエエエ!! スバラッ!! 霞「ぐぬぬぬぬっ」 380 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 02 58 32.41 ID oQnXZue1o [25/31] 霞「ぐぬぬぬ」 / ,,,,- ニ=x- 、_ !/ |i _, +十'イ i ! !''" / ;;r jヽ ` ̄ リ ,, -=、 レ | / / | ※霞さんってことで / ;;;;;;; ` l / ;;r ヽヽ |/| / ! | ;;;;;;;; l l ;;;;;` | l // ! '、 _ '''' ノ l '''' ノ | / | ..  ̄ ` ー ' ,' | , .. ..l . | | | | | l . | l | / | l | , ' | | |` 、 ⊂ニ==ー‐- , イ | | | 京太郎「それでは食べますね」カチャッ ハギヨシ「まずは石戸さんのからですか」 京太郎「ええ、頂きます」パクッ 霞「ど、どうかしら?」ドキドキ 京太郎「あ、うん。まずっ」ペッ 霞「」 京太郎「まぁ、食えなくは無いです」バッサリ 霞「」 竜華「なんか逆に可哀想になってきた」 美穂子「本当にそうですね」 京太郎「次は美穂子さんのですね」カチャカチャ 美穂子「いかがですか若?」ドキドキ 京太郎「うーん、少し味が薄いかなぁ」 美穂子「あっ」 京太郎「まずくはないんですけど、好みに合わない感じです……すいません」ペコリ 美穂子「ううん、若の好みが分かって嬉しいですよ」ニコッ 京太郎「ありがとうございます」 ハギヨシ「さて、残すは清水谷様のものですね」 京太郎「いやー楽しみでした」ワキワキ 竜華「あ、あほ! いいから早く食べて!」カァァァァ 京太郎「それじゃ、いっただきまーす!」パクッ 竜華「ど、どう?」 京太郎「……」ガタッ 竜華「きょ、京太郎君?」 ツカツカツカツカ 竜華「ど、どうしたん? まずかった? ごめ――」 京太郎「竜華さん」グイッ 竜華「ふぇ?」 京太郎「」ムチュッ 竜華「」 391 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 03 04 42.23 ID oQnXZue1o [26/31] 一同「はぁああああああああああああああああ!?!?!?」 ハギヨシ「おやおや、これは……?」 京太郎「……はっ!? 俺は今まで何を?」 竜華「」フラフラフラ バッターン!! 京太郎「りゅ、竜華さん!? 一体どうしたんですか!?」ユサユサ 煌「なにもありませんでしたよ」ニコニコ 京太郎「え? でも!」 和「なにもありまでんしたよ」 京太郎「だけど竜華さんが!」 久「なにもなかったわ」 京太郎「いや……!」 はやり「なにも」 菫「なかった」 京太郎「現に竜華さんが!!」 宥「な」 透華「に」 美穂子「も」 久「な」 煌「か」 和「っ」 霞「た」 京太郎「……」チラッ 竜華「」ニヘラァァァ どこにちゅっちゅしたの? ↓3 00~39 ほっぺ! 40~69 おでこ 70~89 首筋 90~99 鼻頭 ゾロ目 マウス 405 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 03 13 46.28 ID oQnXZue1o [27/31] 京太郎「(おでこになんか跡がある……)」 ハギヨシ「コホン、それより京太郎君、判定を」 京太郎「あ、そうでした。では点数を発表しますね」 久「(羨ましい)」 和「(私も須賀君にキスしてもらいたい!!)」 京太郎「カスみさんは23点くらい、美穂子さんは36点。竜華さんは文句なしの100点です!!」 マンテン!? スゲー!!!! ウメェェ!! 京太郎「俺の体が凄い事になりましたよ!!」ムキッ ボーナス! オールステちょっぴり上昇!! 雀力がDになった!! ハギヨシ「それでは結果発表ですね」 【団体戦結果】 <先鋒戦> パスタ 雀明華(37+91=128) VS 花田煌(69+46=115) <次鋒線> ビーフストロガノフ 弘世菫(23+03=26) VS 松実宥(03+94) <中堅戦> 鯖味噌 龍門渕透華(05+38=43) VS 竹井久(19+87=106) <副将戦> ハンバーグ 瑞原はやり(55+02=57) VS 原村和(90+69=159) <大将戦> オムハヤシ 石戸霞(05+23) VS 清水谷竜華(98+100=198) VS 福路美穂子(73+36=109) 一位 <チーム優しく> 672 二位 <チーム中立> 545 三位 <チーム厳しく> 277 京太郎には少し優しくする方針になりました テーレッテレー 413 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 03 19 45.01 ID oQnXZue1o [28/31] 京太郎「次に個人戦の成績です」 優勝 清水谷竜華(98+100=198) 2位 原村和(90+69=159) ~~見た目、味の両立の壁~~ 3位 雀明華(37+91=128) 4位 花田煌(69+46=115) 5位 福路美穂子(73+36=109) 6位 竹井久(19+87=106) 7位 松実宥(03+94=97) ~~おいしい壁~~ 8位 ※例外 瑞原はやり(55+02=57) 9位 龍門渕透華(05+38=43) ~~料理であるかの壁~~ 10位 石戸霞(05+23=28) ~~食べ物であるかどうか~~ ビリ 弘世菫(23+03=26) 422 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 03 31 22.35 ID oQnXZue1o [29/31] 霞「どうして、どうして負けたの……」ガクッ 竜華「それ、本気で分からん?」 菫「ど、どういうことだ?」 和「確かに厳しくすることも大事です。現に須賀君はすぐに調子に乗りますから」 京太郎「」グサッ 久「でもね、ただ厳しくするだけじゃだめなのよ」 透華「……」 宥「やっぱり、少しでも楽しく頑張って欲しいから」 明華「!!」 煌「厳しくしたって、どちらも嫌な想いをするだけです」 京太郎「いや、煌さんには言われたく――」 はやり「でも、甘やかしすぎると……」 久「あのね、そりゃ普通の人ならダメになるかもしれないわよ」 竜華「でも、うちらは信じとる」 霞「信じてる?」 和「須賀君は甘やかされても、自力で立ち上がってくるって」 京太郎「!!」 煌「今まで、確かに私達のやり方は甘かったのかもしれません。でも……」 京太郎「いや、だから煌さんは全然甘くないです」 竜華「うちらかて、京太郎君のことをちゃんと考えてきたんや!」 霞「!!」 竜華「ただ厳しくやって自分の思い通りにしようなんて、うちの目が黒いウチはさせへん!!」 和「須賀君は私達が守ります!」 宥「だって、それが仲間だから」 久「厳しくするのは、本当に必要なときだけでいいんじゃないかしら?」 煌「そして、何より大事なものは……!!」 料理も、レッスンも、人間関係も 全部同じ 厳しくするにしても、甘やかすにしても 大切なのはただ一つ チーム優しく「「「「「愛!!!」」」」」 423 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/28(木) 03 31 48.67 ID oQnXZue1o [30/31] 霞「 愛 ね」 482 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 22 04 43.11 ID 3ALuYuvoo [1/13] 【前回までのあらすじ】 ウンメイノー 京太郎「うわぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!??????????????????」 GATE問いかけている 京太郎「ほ、ほああああああっ!! ほあおいsじゃおじゃおぽいあぴ」グルグルグルグル Left or Right? 君はどこを目指す この空の下で最強なのは That,s my pride 自分のみ 京太郎「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!」 いつだってまっすぐに走れ Lord of the speed ハギヨシ「先代が仰っていました。天を支えるのは常に一本の柱」スッ ブィィィィン! カブトゼクター「キュキュィ」 ハギヨシ「変身」 ゼクター「HENSIN」 ピカァァァン!! 京太郎「ぐああぁああああああああああああああああああああああ!?!?!?!」 ハギヨシ「キャストオフ」 ゼクター「CAST OFF! CHANGE BEETLE!!」 バチバチバチバチバチ ハイパーゼクター「」ギュィィン ハギヨシ「ハイパーキャストオフ」カチッ ハイパーゼクター「HYPER CASTOFF」 / { バーン / //j / / /// ̄ / / / / ヾ`‐'´`ヾ /、 _ / / \"ィ‐ヾ、ヽ7=-、\ _,,ィ、 / / 入 { . }L-i、 ___// ヽ / / {⌒ヾ、__,へ/} レ'///== 、j /// ヽ .. メヾ、/ //イ 」 {lヾ、_ij ヽ ` =ゝラ| / / i レー ゛ 二ヽ .. } /77 「 { | | / ゝ | `ー-‐'ヽ ,/ _,-、{ ヽ/ } ヽ! ー |\ヾ \ \ [二`ヽ __`ニス { { 0 `} \ | ニニ\ \__ヽ `}. | _ f ‐‐、イl }} 0 {/ ー‐-、入 ヽ、 ,イ | / / `=ヽ ヾ, {{ 0 ヽ//‐-- } ィ7、 ゞ_/!|| |/ / ヾ ヽ-\フ / / { `{ E!_r、 /ヾリ| |/ / } /ヽ r=`=" ヽr--ヽヘi ,トヾ// ヾ| | / / \_イ!ハjゝ\_, -=-.,ヾ D),-‐i入`‐'j\/_ ゞ-! / / / ヾ __,ィfr'i´)) ノ-レ'´ \‐' { ̄二}__ / / r, {-‐ニゞニ´‐"‐' ! | | \ } ̄ !ヽ、 |└ァ レ'´ ハ ̄ヽ、_ ノ ./ /l / /ヽ| ,ハヽ、〉 ヾ∠_f ニニ| |ヽ、 / / / / / し' 〉 | ヾヽヽ| rー‐! |\ `´__ / / / / \ ヽ/ノノ ヾヽ!ニ二ト,|\\ __ /、/ / / \ ヽ {_/´ ̄7 | \ __ ヾ / / / ヽ ', | 、ヽ l\ }\/ / ! | | ヽ j l `ー--―イ \/ ヽ l! 天の道を住き、総てを司る! 486 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 22 21 53.20 ID 3ALuYuvoo [2/13] 【前回までのあらすじ】 京太郎の育成方針をめぐって衝突する11人の少女達! その意見の対立はやがて、おおきな溝となり、闇キッチン対決へと発展する! 壮絶なる死闘! ほぼワンサイドゲームの激闘を乗り越え、両者の絆は……! そして 霞「……」 今、新たな思惑が誕生しようとしていた! 【合宿所 食堂】 透華「どうやら、私達の負けのようですわね」フゥ はやり「うん、完敗かな?」 霞「……」 明華「……?」 竜華「まぁ、その。うちらも少し甘やかしすぎてたし……」 久「そうね。流石に遅刻を見逃すなんて、よくなかったわ」 京太郎「あ、あははっ」アセダラダラ 和「もうっ、しっかりしてくださいね」ジトッ 京太郎「反省しております」ズザザッ 煌「そんな綺麗な土下座見せられても……!!」アセアセ 菫「むしろ土下座しなければいけないのはこちらの方だ!」 宥「あんなもの食べさせちゃったし……」 美穂子「不覚です……」 京太郎「いえ、俺の方こそ折角作って貰った料理に偉そうなこと……」ションボリ はやり「ううん。京太郎君は悪くないよ?」 透華「そうですわ。悪いのは至らなかった私達ですもの」プイッ 菫「……」アセダラダラダラ 宥「……」ジーッ 久「でも、結構楽しかったわね」クスッ 和「はい。いい息抜きになったと思います」フフッ ハギヨシ「それはよかった。また機会があれば、是非試食の方をしてみたいものです」 煌「死ななければいいですけど……」 霞「(愛……)」 ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「さて、それじゃあ料理対決も終わりですね」 なんだかんだでみんなもいい感じになったし、これからは衝突も減ればいいけど もしまたこんなことがあったら、俺が上手く間に立たなきゃ…… 一同「……」 京太郎「え?」 久「京太郎君、まだ……最大のイベントが残ってるわよ?」フフフ 京太郎「最大の、イベント?」キョトン 487 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 22 26 25.96 ID 3ALuYuvoo [3/13] 最大のイベントってなんのこったよ? コンマ安価↓3 00~09 処刑 ガチ腹パン 10~89 ×ゲーム 軽い腹パン 90~99 食事 ※愛のある腹パン ゾロ目 菫さんとイチャイチャ腹くすぐり 496 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 22 36 41.42 ID 3ALuYuvoo [4/13] 竜華「そりゃもう、アレやなぁ」フフフ 京太郎「???」 美穂子「はい、これです」ガサゴソ 京太郎「これって……箱ですか?」 まるでくじ引きに使うような丸口の空いた箱だ 一体なんに使うつもりなんだ? はやり「×ゲームだよ! ×ゲーム!」ババァーン 京太郎「ば、×ゲームゥ!?」 ×ゲームって、あの!? なんやかんやくじ引きでいじめして、最終的には報復されるっていうあれか!? 和「それはホラー小説の読みすぎです」SOA 京太郎「ま、まぁあの作家は毎回意味不明だしな……」 美穂子「実は料理対決の前にこれを作ってたんですよ」ジャラジャラ 久「それぞれが思い浮かんだ×ゲームを紙に書いて入れてるの」 京太郎「はえー」 明華「あ、×ゲームってそういう……どうしましょう」ウーン 京太郎「え?」 竜華「そう言えばさっき、×ゲームって何か聞いとったやん」 煌「私が説明しましたけど」 京太郎「何か勘違いしてたんですか?」 明華「されたら嫌なことと聞いていたので、その……//」モジモジ 透華「何か物騒なことを書いたのではなくて?」 明華「……」 一同「??」 明華「なんだか……お腹が空きました」ニッコリ 和「(あ、これヤバイパターンですね)」 ハギヨシ「(あの紙を入れたのは彼女でしたか……既に抜いてありますが)」ホッ ハギヨシ 有能 497 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 22 48 14.84 ID 3ALuYuvoo [5/13] 京太郎「まぁ、とにかく引けばいいんですよね?」 久「そうね。とっとこやっちゃって」 和「(とっとこきょうたろう……可愛い//)」モジモジ 竜華「??」 宥「そう言えば、×ゲームってやっぱり……?」 煌「それはもう、勿論あの人ですよ」ニッコリ はやり「仕方ないね☆」 透華「何しろ殺しかけましたものね」 ハギヨシ「(実は瑞原様もそうなのですが……)」 菫「……」フフフ 京太郎「あれ、いたく落ち着いてますね」 菫「ああ。経緯はどうあれ、君を傷つけたことに変わりはない」 京太郎「……菫さん」 菫「例えどんな思い罰がこようと、受け止めるつもりだ」キリッ 京太郎「おお! デビルかっけーです!!」キラキラ 菫「(ふふ、こんな事もあろうかと【徹夜で麻雀指導】と入れておいたのさ)」ドヤァァ 京太郎「じゃあ引きますよー!」 菫「(頼む! それを引いてくれ京太郎君!!)」グッ 久「あ、ちなみに紙を投入する前に×ゲームっぽくないものはハギヨシさんが抜いてるからねー」 エー? カルメノニシトイタノニー! ザンネンダナー マジデー 菫「は?」 竜華「なんか麻雀指導とかあったけど、それ×やないし」 菫「」アセダラダラダラダラ 京太郎「よーっし!! 君に決めた!!」ズポッ 煌「なんて書いてあるのかな?」ワクワク 京太郎「えーっと……」 紙「腹パン」 京太郎「え、何これは?」ドンビキ 菫「」 久「あら、やたらと露骨なのが出たわねー」 京太郎「いやいやいやいや!!いやないっしょ、刑法的に!」 竜華「でも×ゲームやし」 和「まぁ、ゲームですから」 京太郎「えぇー? いいんですかこれ?」チラッ 菫「……//」モジモジ 京太郎「ん?」 505 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 22 59 04.30 ID 3ALuYuvoo [6/13] 京太郎「あれ、なんか赤くなってません?」 菫「あ、いや! そんなことはない!」アセアセ 京太郎「もしかして怖かったり?」 菫「ば、馬鹿なこと言わないでくれ。これでも鍛えてるんだ」 久「ヒューッ! 流石は伝説のチーム、虎姫のリーダーね!」 菫「や め ろ」 宥「とにかくやっちゃえばいいんじゃないかな?」シュッシュッ 菫「おい、なんで私にだけ辛辣なんだ……?」 宥「そんなことないけど……」 煌「とにかくサクっと終わらせちゃいましょう」 透華「そうですわね。お腹が空きましたわ」 はやり「頑張ってね~♪」 京太郎「いや、頑張っちゃダメな気もしますが」 ま、みんなには悪いけど軽くするだけでいいよな その為の演技力? あと、その為の右手? 京太郎「菫さん」コソコソ 菫「ん?」 京太郎「大丈夫です、軽くやりますから」コソコソ 菫「あ、ああ。すまない」ボソボソ 竜華「ほら、そろそろ行くでー」 京太郎「よーっし! それじゃあやりますよー!!」 菫「あ、ああ。どこからでもかかってくるといい」ペロン 菫のおへそ「」ワーォ 京太郎「ぶっ!?」 一同「!?」 菫「さ、さぁ……!」プルプル 京太郎「(なんでこの人、服の裾を口で咥えてるんだ……!?)」カァァァ 竜華「!?」 久「や、やるわね……」 和「スカートたくしあげのような破壊力ですね」ヒクヒク 煌「すばらっ!!」パシャパシャ 京太郎「(かわええ……くそっ! そもそもなんで地肌に直接なんだよ!?)」ドキドキ 菫「」プルプル しかも涙目とか……ああもう!! 京太郎「行きます!!(さっさと終わらせよう……)」 515 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 23 07 04.79 ID 3ALuYuvoo [7/13] 510 ゾロ目だし拾ってやんよ 菫「ふぉ、ふぉい!(こ、来い!)」プルプル 京太郎「どっせい!! 上段正拳!!」シュッ ドドドド!! 一同「!?」 京太郎「はっ!!」 ペチン!! 菫「!!?」 京太郎「(さぁ、どうだ!?)」 どうなの? コンマ安価↓3 00~09 菫「いだぃっ……いだいよぉっ……」ポロポロ ガチ泣き 10~49 菫「ウワーイタイヨー」 特に無し 50~79 菫「はみゅっ!」ゾワゾワッ! ちょいM覚醒 80~99 菫「あっはぁ……//」ゾクゾクッ ドM覚醒 ゾロ目 お も ら し 538 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 23 19 03.03 ID 3ALuYuvoo [9/13] その時――確かに神はいた 京太郎「行きますよ!」 これでも、弘世菫は同年代の女子に比べて体を鍛えている 菫「ふぉ、ふぉい!(こ、来い!)」プルプル 常時なら、なんてことの無い一撃 本来ならば失笑にふす痛覚だった 京太郎「どっせい!! 上段正拳!!」シュッ ドドドド!! 一同「!?」 しかし、この時朝から始められたクッキングバトルは十時間近くが経過しており…… 当然参加者である菫も、朝からずっと食堂に篭もりっぱなしだった 菫「(あっ、やばい……トイレに行きたい)」ゾワッ しかも、自ら素肌を晒すという愚行 可愛らしいおへそを露呈した故に、京太郎の拳は揺らいだ 恐らく服を着ていれば、ちょうどおへそに直撃したであろう他愛ないパンチ しかし、目に見えているおへそを殴ることは京太郎にとって、かなりためらわれることであった ゆえに、どうするか? 腹上を殴れば、そこそこ豊満な菫の胸に当たってしまう可能性がある では、どこを殴るのか? 京太郎「はっ!!」 そんなこと、決まりきっていた 京太郎「(おへそより下で大丈夫だよな?)」 ペチン!! 菫「!!?」 京太郎「(さぁ、どうだ!?)」 もう一度言う これは普段の菫ならなんてことない一撃だったのだ だが、この瞬間 このタイミングにおいて、このマグニチュード1にも満たない衝撃は…… グワングワングワングワン 菫「っ!?」ビリビリビリィィィ!! 菫の中で天変地異と化していた 543 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 23 32 53.67 ID 3ALuYuvoo [10/13] 京太郎「あれ、菫さん?」 菫「あ、あぁっ! だ、ダメっ、だ……」フラフラッ 迸る!! 迸る衝撃!! もはや膀胱は菫の意思では抑えられない終末を迎えようとしていた チョロッ 菫「くっはぁっ……!?」チョロチョロ 一同「!?!?」 菫「だ、ダメっ、見ないで……くれっ!」モジッ 京太郎「あっ」 チョロッ チョロチョロチョロチョロ 京太郎「!?」 煌「なっ!?」 菫「いやぁ、見ない、でぇ……」プルプルプル 止まらないっ!! 溢れ出したモノは菫の意思とは裏腹に床を浸していく 足元で水音を立て、広がっていく 京太郎「……」 菫「っはぁっんっ……//」チョロッ もはや、誰もこの場で発言するものはいなかった 誰もがこの予想外の出来事に硬直し、そして…… 菫「こんな……くっ//」 京太郎「(キレイだ……)」 見惚れてしまっていた 菫「はぁ、はぁ……」チャプッ 水たまりの中で佇むその姿は、まるで女神のように写っていた ※ただし尿 京太郎「……」ドキドキ かつて、照や咲のおもらしをよく見かけて、おもらしに慣れている京太郎ですら……見惚れるほどの美しさ まさにヴィーナスの誕生だ、とこの場にいる全員がそう思っていた ※ただし尿 菫「……」プルプル そして、気が遠くなるような10秒間が過ぎ去ろうとしたその時 京太郎「はっ!? 菫さん!!」サッ いち早く硬直から抜け出したのは京太郎だった 550 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 23 40 36.59 ID 3ALuYuvoo [11/13] 京太郎「大丈夫ですか?」タタッ 菫「きょ……たろ……くん」マッサオ 京太郎「すいません! 俺の加減のせいで!」サッ つタオル フキフキ 菫「ダメだ……汚い」フルフル 京太郎「いいえ、そんなことないですから」 そして、次にハギヨシが動く ハギヨシ「私は着替えをお持ちします!」クロックアップ その一声で、硬直していた他のメンバーも正気を取り戻していた 透華「タオルを持ってきますわ!!」タタッ! 和「私のハンカチも!」 竜華「大丈夫!?」 煌「モップと雑巾を!!」 久「お風呂沸かしてくるわ!」 美穂子「お手伝いします!」 宥「あったかい飲み物持ってくる!!」 明華「大丈夫ですか?」ナデナデ はやり「ほら、立てる?」グッ 菫「みんな……」ウルウル 京太郎「タオルの替え、持ってきますね」 菫「あっ!」 京太郎「……」タタッ 菫「……」 . .  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ . . . ´ 斗──‐- -── ミ.、 / / x=‐- . .._ _. . -‐=x 丶 . / / ‘, . / / / ‘, ゚。 ./ ′ / / ', ‘, ゚。 ′‐- . / / ! '; ‘, _ ゚。 . !  ̄ |  ̄ ‘ ゚ |_ -‐ 「 /l |! ト、 ‐-. ⊥ _ (嫌われてしまった……) | | | ′ |! l ! | | ! | | | | | 、_ |i _レ! | | | | | | | |  ̄ |i  ̄ / | | 」 ! | | |  ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄「 | | | | 三三三三三 三三三三 ! | | | |. .|.|.|. . . . . . . .{ トi | | | } ′ | ヽ、 | 丿 / |  ̄ ≧ .、 ∠ ヽ イ Τ´ | ≧=┐ r_. ‐≦ | | > ´ ,イ ヽ ` < | | f、 ‘,__ i ヽ | | / ヽ ‘, ¨! ∧ ! | ′ {`丶、 ‘, i /! ‘, | | i ゝ .._ 丶、 ‘, i / .ャ′ ! | / | ¨ ‐--=辷=-‐ ´ } Ⅵ | 〈 ! /Πヽ . 〉 | ヽ 丿 ,′/ 丶 ゚。 {. イ | | Ε三三.} .{ / ‘,i! Ε三三} .! 霞「……」ジーッ 554 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 23 48 36.15 ID 3ALuYuvoo [12/13] こうしてそれぞれが大慌てで準備したおかげもあり、菫はいち早く着替えてお風呂に入った 床も磨かれ、菫の服も選択が完了し…… 後は菫がお風呂から上がるのを待つだけとなった そして…… 【浴場】 カポーン 菫「……」チャポッ ああ、私はどうしてあんな…… 菫「しかもよりによってみんなの前で」グッ 無様 その一言に尽きる 料理対決では京太郎君を殺しかけて、挙句に×ゲームでもこの有様だ 菫「うっ、ぐすっ……」チャポン 私はどうしてこんなにダメなんだ? 昔はもっとうまくやれていたのに…… 今じゃポンコツ呼ばわり コーチだってろくに……できてない 菫「うぅっ、京太郎君……」 ??「はい? 呼びました?」 菫「あふぇっ!?」バシャッ! <扉越し> 京太郎「あ、すいません。着替え持ってきたら……声が聞こえたので」 菫「あ、そ、そうか……ありがとう」ブクブクブク 京太郎「……あの、今いいですか?」 菫「え?」 京太郎「……少し、話があって」 菫「話……?」 一体、なんの話だ? もしかして……私をクビにする……? 菫「……」ポロポロ 558 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/01(日) 23 58 25.93 ID 3ALuYuvoo [13/13] 京太郎「まず最初に、さっきはすいませんでした!!」 菫「え?」 京太郎「俺がちゃんと加減しないばっかりに……」 菫「そ、そんなことは無い! 京太郎君の一撃はちゃんと優しかった!」ザパッ 京太郎「でも、俺が菫さんを傷つけたことに変わりはないから……」 菫「京太郎君……」 京太郎「みんなもカンカンで、さっきまでコボコにされてましたよ。あはは」 菫「……」ブクブク 京太郎「それから、みんなは怒らないで欲しいんです」 菫「えっ?」 みんなを怒る? どういうことだ……? 京太郎「悪ふざけが過ぎたって、みんな反省して落ち込んでるんです」 菫「いや、私も一緒になっていたし……別に怒ってないさ」チャポ 京太郎「ありがとうございます」 そもそも、私がビリでなかったら……きっと同じように悪ノリしていただろう 京太郎「……それと、最後にもう一ついいですか?」 菫「?」 京太郎「実は後一つ、謝らないといけないことがあるんです」 菫「謝る?」 そもそも、京太郎君に落ち度なんか無いと思うが…… 一体、なんのことだろう? 京太郎「あの、ですね。実はその……菫さんが、えと、そのなんといいますか」シドロモドロ 菫「遠慮はいい」 京太郎「あ、じゃあその……おもらし、をしたときなんですけど」 菫「……」 気持ち悪いと思った、とかそういうことだろうか 無理もない。目の前でいきなりおもらしなんかされたら…… 京太郎「俺、えっと……菫さんのこと、キレイだって思っちゃって」カァァァ 菫「……え?」ピクッ キレイ? キライじゃなくて? 菫「(えええ!?)」カァァッ 京太郎「お、おかしいですよね! こんなの、まるで変態みたいだし」アセアセ 菫「……//」モジモジ 京太郎「だからその! 一応、謝っておこうと、その……ああくそっ! 何言ってんだ俺!!」 菫「……わ、私は!」 京太郎「!!」 菫「き、気にしてないし……その、君の言葉を聞いて、えと……//」モジモジ ああ、私は何を言おうとしてるんだ…… 菫「凄く、嬉しかった」 568 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 00 09 31.42 ID y3TUEGdMo [1/14] 京太郎「菫さん……」 菫「私の方こそありがとう。いつも、こんな私に京太郎君はよくしてくれている」 京太郎「いえ、俺の方こそお世話になってますから」 菫「なぁ、京太郎君」 京太郎「はい」 菫「私は君を甘やかさないようにと言いつつ、自分を甘やかしていたのかもしれない」 京太郎「それは……」 菫「だから、これからはまず私がしっかりしてみる」グッ 京太郎「!!」 菫「勿論、すぐには無理かもしれない。でも……頑張りたい」 そして、いつか君に相応しい…… 菫「(って、何を考えているんだ私は!)」ブンブン 京太郎「菫さん、俺も……頑張りますから!」 菫「ああ、二人で頑張ろう」 京太郎「いいえ。二人じゃありませんよ」フフ 菫「……ああ、そうだったな」 私達だけじゃない。 今いるメンバー全員、そしてこれから増えるかもしれない仲間たち 菫「これからも、みんなで頑張ろう」 京太郎「はいっ!!」パァァァ やっぱり、私はまだまだダメな人間だ ポンコツだし、やることなすこと裏目ることが多い 菫「……でも、それでも」ザパァン ヒタヒタ 京太郎「菫さん?」 ガラガラ 菫「京太郎君、私はこれからも君と一緒にいたい!」マッパァーン 京太郎「」ブシュッ 菫「だから、もし君がよければ……//」モジモジ 京太郎「」バタリッ 菫「ん? どうかしたのか? 湯あたり……いや、そんなわけは」チラッ 鏡「裸ですよ! 裸!!」 菫「……」カァァァァァァ!!! キャアアアアアアアアアアアアアアアアア!! こうして、なんだかんだで仲直り? した二人 この後は京ちゃんが覗きと間違われて処刑されそうになったり、 菫さんが妙に京ちゃんにべったりになって大変でしたが…… なんだかんだで! アクセルワンは今日もみんな仲良しです!! 570 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 00 19 55.23 ID y3TUEGdMo [2/14] 【そして】 ゴカイダァァァ!! ゴカイモロッカイモアルカァァ!! コノノゾキ!! アイドルシッカク!! コレハモウワタシトケッコンスルベキデス! ハッ!? ナニイッテンノ? ヤッチャウヨ? ケンカハダメデスヨ!! バトルカイシィィィィイ!! ギャアアアアアアアア!! ハギヨシ「ふふっ、どうやらこれは必要なさそうですね」つゼクター 京太郎君、仲間が増え……その結束を高めるのはかなり困難でしょう ハギヨシ「しかし、アナタならできる。私はそう信じていますよ」クスッ ですが、気になるのはあの方ですね ハギヨシ「京太郎君……気をつけてください」ボソリ ~~~~~ プルルルッ ガチャッ 初美『もしもしなのですよー!』 霞「ああ、私よ」 初美『あ、北海道はどうですかー?』 霞「まずまずといった感じね。空気も食べ物も鹿児島と違うし」フフ 初美『あれ? なんだか上機嫌ですねー?』 霞「ええ、実はそうなの」クスッ 初美『もしかして、例の須賀京太郎を手に入れたんですかー?』 霞「いいえ、まだよ。でもね……」クスクス 初美『???』 霞「愛を見つけたの」 初美『え?』 霞「凄いわ、姫様が捜していた人が……ふふっ、私に愛を教えてくれるの」クスクス 初美『ちょ、ちょっと待つですよー!? もしかして霞ちゃ――』 霞「しっかり持ち帰るわ。だって……私が欲しくなったんですもの」 初美『ダメですよー! 目的を――!』 霞「それじゃあ、あとしばらくしたら戻るから」 初美「待っ」 ブツッ ツーッツーッ 霞「ふふっ……須賀京太郎」クスクス 私に、どんな愛を教えてくれるのかしら? 霞「ああっ、楽しみね……//」ゾクゾクッ!! 575 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 00 29 04.79 ID y3TUEGdMo [3/14] 【翌日 早朝 合宿所 食堂】 京太郎「おばようぼばいばず」ボロボロ 竜華「お、おはよう」 煌「なんてことに……」 久「あ、あはは……凄い顔ね」 透華「大事な商売道具に酷い事しますわね」ナデナデ 京太郎「いえ、おればわるいのふぇ」ズキズキ はやり「私たちに任せて☆」 宥「痛いの痛いのとんでけー」ポワー 和「治ってください」ポワーン プルルルルンッ♪ 京太郎「治りました」キリッ __ /| , -、____/,、 \ r‐' ̄_/ / |\\|//| | ̄ r‐' | |ミミァ‐''''"| | \ | | / | | | / / 〈 _,`ィヽ、 | | / /`ー、Y", -‐'iヽ | \ | キィ~ / ,イ !、ii〕'!、`┸" ノ 〉 i ) \. ( | r‐' ,二、" / //、 \___ \ 、!(三ニ´ー~)( \ ___  ̄`ー--、_ \ ゞ、"゛  ̄ _, ゙、 h_/ ̄_, -‐ヽ `ー-、`ー-、 ) r≧ーtく /\ ) / ト、 `ー-、 `ヾ 、_ \ /ノ| .| ,个、 ノ / / ./ \ 丶 \ ヾi /人|\ !' ∧ V" V / | \__ \ | .| / | \ /| |\ ===|/ /、 \ |\ | | .ノ. / ζ | U| .|`U 〉 | \ \ 丶 \ | |/ / / | .{ ハ | / /、 \ \ \ \ | ||/| / | ゙、 ゙、 ./ / \ ゙、 ゙、 ゙、 | ノ|| | | ,| ゙、 人 / / | | | | / \ | | ゙、 ζ 入 | / / | | | ノ/ \ | ゙、 / V. / /\ ハ | / / 透華「なんでですの? どうして私ではダメですの?」ギリギリギリ 京太郎「あばばばっ!? アイアンクローやめてくださいぃぃ!!」ギリギリギリ 明華「??」 霞「ふふっ」クスッ ハギヨシ「皆さん、朝食の準備が出来ましたよ!」 京太郎「お、美味しそう! でも、あれ?」 なんだこのサラダ? ハギヨシさんが作ったにしてはすげぇ……ブサイクだ サラダ「」ゴチャア 京太郎「ハギヨシさん、これは?」 ハギヨシ「ああ、それはですね」クスッ 菫「……//」ソワソワ ハギヨシ「ふふっ、会心のできですよ」ニッコリ 京太郎「??」 578 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 00 37 14.58 ID y3TUEGdMo [4/14] 【一時間前】 ハギヨシ「さて、それでは朝食を……」 ガチャッ ハギヨシ「ん?」 菫「あの……」 ハギヨシ「おやこれは……お早いですね」ニッコリ 菫「その、お願いがあるんですが」 ハギヨシ「お願い、ですか?」 菫「……私に、料理を教えてくれませんか?」 ハギヨシ「んっふ、ええ勿論。いいですよ」 菫「あ、ありがとうございます!」パァァ ハギヨシ「ですがいきなりは難しいので、まずはサラダの盛り付けから入りましょうか」 菫「はいっ!」 ハギヨシ「では食器の用意を……」 菫「よ、よし!」 ~~~~~ 京太郎「このサラダなかなかワイルドな盛り付けですね」ムシャムシャ 菫「そ、そうかな?」ドキドキ 京太郎「でも、なんでかな……」 和「須賀君?」 京太郎「なんか落ち着くんだ」ムッシャムシャ 竜華「??」 煌「そうですか?」 はやり「はやりよく分かんないかな?」 美穂子「でも、確かになんだか不思議と安らぎを感じますね」クスッ 京太郎「はい。俺は好きです」ニコニコ 菫「えへへっ」ガッツポ 透華「(なんで喜んでますの?)」ウーン 579 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 00 45 43.49 ID y3TUEGdMo [5/14] 【レッスンルーム】 京太郎「さて、食事も終わりましたね」 竜華「次は腹ごなしのレッスンや!」 久「頑張ってレベルアップしましょ」 京太郎「あれ、和もジャージなのか?」 和「はい、一応私も特訓しに来てるので」バヨエーン 京太郎「(ジャージなのにすげぇ破壊力)」ゴクリ 和「須賀君?」 京太郎「いや、なんでもねェ」キリッ 須賀ホーン「ぱおーん」 和「(須賀君のえっち……//)」モジモジ 透華「気に入りませんわね」 美穂子「若の若……ご立派です」ジーン はやり「ほらほら、そろそろレッスンはじめるよ?」 霞「楽しみね」 明華「腕が折れます」ニコニコ 菫「鳴らすべきじゃないか?」 明華「え? 慣れてますよ?」 菫「え?」 明華「???」 宥「が、頑張るよー!」 竜華「大丈夫やろか」 京太郎「さ、さぁ?」 選択安価 ↓3 1 容姿 2 歌唱力 3 演技力 4 雀力 5 SKILL 584 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 00 52 59.90 ID y3TUEGdMo [6/14] 京太郎「それで、今日のレッスンはなんでしたっけ?」 竜華「えっとまずは……雀力」 煌「おお、雀力とは珍しいですね」 竜華「ま、まぁたまには……」 久「(本当に素直じゃないのね)」クスクス 和「雀力のレッスンですね」 京太郎「よろしくお願いします」 菫「ああ。京太郎君と打つのは久しぶりだから腕がなるな」 明華「折れるですよ……」コソコソ 宥「え?」 明華「え?」 透華「なんなんですの」ズーン 菫「でもあと一人メンツが足りないな」 久「折角だからプロに教えてもらったら?」 はやり「出番かなっ☆」 菫「そうですね。私が須賀君を教えるので、瑞原プロは原村を」 和「瑞原プロの牌譜はよく参考にしています」 はやり「なんだか照れちゃうなぁ」フフフ 竜華「それじゃあうちらは見てるから」 久「次のレッスンの打ち合わせもね」 霞「(須賀京太郎の打ち筋……どんなものかしら)」ペロリ 菫「じゃあ、まずは卓を用意しようか」 美穂子「若ー! 頑張ってくださーい!」フリフリ 586 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 01 01 46.66 ID y3TUEGdMo [7/14] ジャラジャラジャラ 京太郎「おお、生で打つのは久しぶりだなぁ」ワクワク 和「あの時よりどれだけ成長しているか楽しみです」フフ 菫「(たまにはいいところを見せないと)」メラメラ はやり「京太郎君と打つの初めてだー! ウフフ☆」 ジャラジャラジャラ 京太郎「さて、どうかな?」チャッ 和「(まずまず、ですね)」 菫「(まずは京太郎君を狙い打つか)」 はやり「よーし、はやり頑張っちゃうぞー!」ニコニコ 霞「」ジィーッ 久「(なんか目がマジで怖い……)」ゾクッ 煌「さて、どうなるかな?」ワクワク コンマ安価↓3 00~09 トビましたぁぁぁぁ!! 大失敗 10~49 ビリィィィィ!! 失敗 +1 50~79 三位!! 成功+3 80~99 二位!! 大成功+5 ゾロ目 第一位!! 602 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 01 16 31.81 ID y3TUEGdMo [8/14] 【東一局】 京太郎「……」スチャ 菫「(よし、このまま……)」グッ リーチ! 和「(何か仕掛けてきますね)」サッ はやり「(ベタオリかー、うーんここははやりも降りておこうかな☆)」 京太郎「……」スチャ 菫「!?」 和「(え? 降りない?)」 菫「(この打ち筋が読めない程弱くは無い筈だが……)」つチャッ 京太郎「ロン」 三人「!?」 京太郎「あはは、微妙な役ですけどね」チャッ 菫「いや、そんなことは……」スッ 今のはまぐれなのか? それとも…… 和「??」 はやり「うーん、やるね!」 京太郎「まぐれですよまぐれ」アハハ 霞「……」ジィーッ 煌「今のって……」 竜華「初期牌は確かゴミ手やった筈」 久「……」ブルブル 京太郎「さぁ、続けましょうか」ニコッ 【そして、南四局】 京太郎「うーん」 菫「(なんだ……これは!?)」ゾワッ 和「(決して手を抜いていたわけじゃない……)」 はやり「(はやりも、それなりに打っていた……なのに!?)」 京太郎「なんだか、今日は運がいいです」チャッ ツモッ!! 京太郎「みんな、俺に気を使わなくてもよかったのに」ポリポリ 一位 京太郎 二位 はやり 三位 菫 四位 和 京太郎「ありがとうございました」ペコリ 606 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 01 27 11.62 ID y3TUEGdMo [9/14] その時、何が起こったのか……分かる者はいなかった ただただ平凡な打ち手 お世辞込みで、雀荘のおっさんレベル つい最近までルールすら忘れ、まともに打てない男 それが須賀京太郎を知るモノの共通の見解だった しかし、これはどういうことだ? 京太郎「それ、狙ってました」ニッ 和「え?」 京太郎「悪いな、ロン」パタン 菫「(今のは私の……しかし、いつの間にこんなレベルまで)」ゾクッ はやり「(しかも上がるごとに僅かだけど点数が上がっている?)」 和「(しかもどこか打ち方が咲さんに似てるような……)」 京太郎「よーし、次はアレやってみるぞー」カチャカチャ 目に見えて成長している それも、枠をひとつもふたつも飛び越えたようなレベル 久「驚いた……よくて県大会レベルかと思っていたけど」 竜華「これは、うちでもどうか分からんな……」 美穂子「凄い……」 煌「既に私よりも……」ギュッ 宥「うわぁ……」 透華「これで、衣も……!」 この場にいる全員が、既に気づいていた 京太郎「よし! ツモ!! リンシャンカイホウ!! 咲みたく点数は高くねーけど」ハハハ 霞「(まだ、粗はあるけど間違い無い……)」 須賀京太郎は既に…… 一同「(全国クラス!?)」 京太郎「よーし! ガンガン行くぞー!」 扉は、開かれた―― 京太郎の雀力がエクストリーム上昇しました!! 雀力がCになりました!! 611 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 01 40 17.15 ID y3TUEGdMo [10/14] 【数局後】 はやり 一位 和 二位 菫 三位 京太郎 四位 京太郎「おいおい、いきなり本気出すなんて酷いぞー!」ブワッ 和「そ、そうですか?」ハァハァ はやり「勝負は常に非情だよ♪」アセアセ 菫「(私達が全力を出しても飛ばしきれないとは……)」ゴクリ 確かにレッスンである手前、京太郎君一人を狙い撃ちしているわけではない だが、それにしてもこれは異常だ 菫「(この間まで初心者だったものが、こんなにも急激に成長できるものなのか?)」 かつて、光よりも早く成長する男がいたと聞いたことがある しかしそれともまた違うように感じる 菫「(成長ではないとしたら、これはまるで……)」 力を取り戻している? 菫「(いや、そんな馬鹿な)」 ありえない。それほどの力があれば麻雀を打てなくなる筈などない筈だ いくらどれだけの才能を持とうと、こんなに短期間で強くなることは不可能 菫「……」 ただ一つ、ハッキリしていることがある 和「(京太郎君のプレイスタイルは多彩ですね)」 はやり「(最初は弘世さん、次に宮永姉妹かと思ったけど……それも違う)」 菫「(あの二人の力を、私のSSで的確に打ち込んでくる?)」 つまり、私の力を利用して【絶対に当たる砲弾】を打ち込んでいるようなチカラ 今のところ砲弾の火力が低いせいで助かってはいるが…… はやり「(もし、砲弾の種類がもっと増えて)」 菫「(砲弾の威力が上がったら……)」 恐らく、誰にも止められないだろう 竜華「まさか、こんな才能があるとは……」 煌「……果たして、それだけでしょうか?」 久「え?」 美穂子「どういうことですか?」 煌「京太郎君……どれだけ仕事が忙しくても、レッスンがきつくても、寝る前は必ず牌譜を読むんです」 一同「!?」 煌「それも弘世さんや私達。みんなの牌譜をです」 612 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 01 50 20.83 ID y3TUEGdMo [11/14] 竜華「うちらの?」 煌「頭に叩き込むように何度も……物覚えが悪いので、何回も読むんだって言ってました」 宥「へぇ……」 煌「だから、打ち筋が私達に似てしまったのでは?」 久「なるほど、ね。それで納得がいったわ」 透華「どういうことですの?」 久「安定してないのよ。急に強くなったり弱くなったりするでしょ?」 宥「そういえば……さっきまでは圧勝だったのに」 美穂子「ムラッ気があるということですか?」 久「ええ。知り合いに似たような力を持つ子がいるんだけど、それに近いわね」 明華「コピーですか?」 久「コピーというよりは贋作ね。自分流にアレンジして改造してる」 自分の好きなように、使いやすいように質を落としたりあげたりしてる ただでさえ風呂敷が多いのに、緩急を付け始めたら…… 久「まさに対策不能ね」 竜華「そんなに……」 久「でもそこが強みなんだけど、弱みでもあるのよ」 美穂子「え?」 久「今見ての通り、京太郎君はまだまだ雀力が足りないわ」 透華「確かに、折角の力も持ち腐れですわね」ハァ 煌「発展ばかりやって基礎力が足りてない……」 竜華「そこの責任はまぁ……」 菫「私の怠慢、だな」 京太郎「菫さん?」キョトン 菫「いや、すまない。少し考え事をしていて」 和「少し休憩しましょうか」 はやり「うん。ちょっと疲れたしね!」 京太郎「うぅ、次こそは勝つからな!」 和「はい!」ニコニコ 菫「(京太郎君……君のチカラに、必ず応えてみせる!)」ギュッ 京太郎「うーん、次は誰の打ち方を研究するかなぁ」ブツブツ 613 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 02 04 53.16 ID y3TUEGdMo [12/14] ワイワイ ガヤガヤガヤ ツギモガンバルゾー マージャンイガイモガンバラントナー ソウデスヨー ウンウン ワイワイ 霞さん「……」 / ヽ // . / \ \ . | \ V . | | l |. | \ V . | / | 、 | |. |、 、 \ V . | / 八 \ | lヽ. | ヽ ヽ 、 V | / ヽ. \ | | |ー|=≒ニ=lト‐- ∧ V | l ,イ |ヽ \ | l | ト |l| ∧. V | l / / l ム< \ \| |,.彡=A-ム| λ ∧ V | / | / / | / | \ \ _` < l/__| /_ |7 | l|l∧ | | レ , ′ , K ,. |==ミ V \7¨云ィ´〃レヾ ヾマ | ∧| | ` // / | A´ | __ V `ト. _ >ノ八 弋 ゚ ノ ⊂ノ ,イヽ、 j l | / l n、|' >テ ミ ヾヽ Ⅵリ ー` ー― タ / V Y | | ヽ . |ノ V( 弋 ゚ ノ ム リ ∧ . ⌒ ∧ V レヘ l V | ト、ゝ... ´∠フ)_ l 〉 > ¨´゙゙ V. V V. \ / | | \ /| {`゚¨ / /ノ l V ( __ 」 V | i 〉 | |l / | i`ー‐彡イ/ ノ  ̄ ィヘ._ V | | / /| l l / ,/| | _彡/ / ー=彡/ V | | / / | |∧ 〈 ヽ| l¨7 / ,' _ ー=Z... 〉 | |/  ̄ ̄ ̄ヘ レ个= \ | V / ' -< _ .´` ,. ´ j ! ーヘ. | V \| / : /\ . _ ノ / / ! ヽ| V 人 ヽ ヽ ヽ ' / | V \ ` 、 | \ /| | ※霞さんです - ― ‐-ミ. \ \ ノ Y l | / `ヽ. \ \ ヽ- イ ヽ. | | / . ヽ \_ , \ \. | / . |V |` /. . \ \. | / . | ゙V / /. . \ \| \ . | ゙V / /. . \ \__ | \ \ . | ゙V / / \ | \ \ | ̄¨、 | \ \ . l V / \ / \ \! 霞「ふふっ……//」 やっぱり私の期待通りだわ 須賀京太郎…… 霞「必ず、手に入れるわ」クスクス ああ、こんな気持ち初めてよ…… 霞「アナタはもう私だけのモノ」ボソッ つ づ く 637 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 22 49 58.71 ID SjkV9ukDo [2/6] 【レッスンルーム】 ギュィィィィィィン!! 京太郎「ふんぬぅぅぅ!!」ダダダッ 和「はぁっ、はぁっ……!」ゼーゼー 煌「はい、終了です」ピッ ブゥゥゥゥン…… 京太郎「ふぅ……疲れた」ヘタリ 和「い、今のは……はぁ、なんの……?」ゼーゼー 久「ランニングマシーンよ」バーン 煌「自信作です」キリッ 京太郎「でも今日は楽な方だったぜ?」ムキッ 和「須賀君はいつもこんなことやってるんですか……?」 京太郎「ああ」 煌「もはや肺活量はマラソンランナー以上ですよ」フフフ 美穂子「(そんなに鍛えてどうするんでしょう……?)」 竜華「24時間テレビで走る?」 菫「12時間でゴールするんじゃないか?」 フキフキ 京太郎「さて、いい汗かいたし……そろそろレッスン行きましょう!」メラメラ はやり「うん。その意気だよっ!」 透華「そうこなくては不甲斐ないですわ」フフフ 煌「さて、次のレッスンはどうしましょうか?」 和「(死ぬ)」ゼーゼーッ 竜華「それは……これや!!」デーン 一同「!?」 選択安価 ↓3 1 容姿 2 歌唱力 3 演技力 4 雀力 5 SKILL 646 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 23 04 02.04 ID SjkV9ukDo [3/6] 竜華「やっぱり演技力やなぁ」 京太郎「おお、演技力!」キラキラ はやり「ここで一気に成長して、ドラマを成功させたいね☆」 久「和もそれでいいかしら?」 和「はい。でもそれはいいんですが、石戸さんの姿が……」 明華「あれ、そう言えば……」 美穂子「どちらに行かれたんでしょう?」 ガチャッ 京太郎「ん?」 シュルルルッ!! 京太郎「んむっ!?」パシッ!! 和「すがくっ……んむっ!?」パシッ 竜華「なっ、なんや!?」 久「和と京太郎君の口に……マスク!?」ガビーン 煌「こ、これは!?」ピカーン 美穂子「知っているんですか!?」 宥「だ、誰!?」 菫「姿を見せろ!!」シュバッ!! シュタッ ボヨォーン 一同「あ、貴女は!?」 ボヨヨーン 霞「あら、驚いた?」クスッ 一同「!?」 京太郎「むっむぐぐぐっ!?」ジタバタ 和「す、すがくっ……むぐっ」バタバタ 煌「だ、大丈夫!?」 竜華「息出来てないんじゃ……!?」 久「一体何をしたの!?」 霞「少し、落ち着いて。ゆっくりあいうえおと言いなさい」 京太郎「!?」ジタバタ 和「!!??」バタバタ 霞「ほら、早く」 京太郎「あーいーうーえーおー」 和「あーいーうーえーおー」 647 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 23 13 56.76 ID SjkV9ukDo [4/6] 竜華「???」 久「これは一体なんなの?」 煌「まさか、こんなモノを用意するなんて……」ガタガタ 和「あの、これはいった……んぐ!?」 美穂子「一体これはなんなんですか?」 霞「これは滑舌矯正マスクよ」フフフ 京太郎「かつぜ……むぐぐぐっ!?」 霞「簡単に言えば、きちんとした滑舌じゃないと喋れなくなっちゃうのよ」クスクス 菫「なん……だと……?」 宥「(どういう仕組みなんだろう?)」 竜華「そんなモノがあったとは……」 京太郎「むごごごごごむぐぐぐ!!」 透華「見事に喋れていませんわね」 和「こ、こうでしょうか?」 はやり「あ、上手だね!」ニコッ 和「コツを掴めば結構簡単かもしれ……んぐっ、ません」 京太郎「むがががが」 竜華「それに引き換え……」アキレ 久「情けないわねー」ハァ 京太郎「むぎぎむぐもごもご!!」 霞「相変わらずムラがあるわね。でも大丈夫、まずは落ち着いて」スッ 京太郎「むごっ?!」ビクッ 霞「いい子だから、暴れたりしないの」ギュゥ ムニュン 京太郎「(あ、当たってるぅぅぅぅぅ?!)」バクバクバク 一同「(゚Д゚)」 京太郎「あ、あの……もう、落ち着きましたから」 霞「もう、残念ね……」クスッ 京太郎「」ドッキィィン 和「むぐぐぐぐっ!!!」ジタバタ 久「お、落ち着きなさい! 和が平常心乱してどうするのよ!」アセアセ 竜華「むぎぎぎぎ!!」 煌「いやいや、清水谷さんはマスクつけてないでしょう?」 648 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/02(月) 23 34 44.43 ID SjkV9ukDo [5/6] ~~そんなこんなで~~ 霞「それじゃあ二人も落ち着いたし、そろそろ始めてもいいかしら?」 京太郎「はい」 和「だ、大丈夫です」フーッフーッ 京太郎「?」 久「(和が完全に石戸さんを敵視してるわね)」 煌「(おもちのアイデンティティを取られましたからねぇ)」 菫「これでトドメだ……!」 宥「ダメージチェック……あっ、ヒールトリガー」 菫「」 宥「スタンド ドロー。ヌーベルバーグにライド」 菫「」 透華「私のターン、ドロー! これで私の勝ちですわ! ホルアクティを召か――!」 明華「あっ、ドローフェイズに補充要員を発動します。これでエクゾディアが揃います」サッ 透華「」 明華「エクゾディアが揃いました」フンス 透華「二度も言わなくて結構ですわ……」ショボン 美穂子「うーん、シールドをダブルブレイクします」 はやり「おっと残念! デーモンハンドだよ☆」サッ 美穂子「あ、BWDなのでSTは発動しません」 はやり「」 竜華「完全に遊んどる!?」ガビーン 久「じわじわと先延ばしにするのよ」 煌「流石汚い」ウワー 霞「さぁ、まずはこの前の復習からよ」 京太郎「はい」 霞「今回は二人だから、この本のシーンを演じてもらうわ」 和「がんばります」 霞「じゃあ……まずはやってみせて」 コンマ安価↓3 00~09 京太郎「もがもごもごもが」 10~39 京太郎「カ●ン、もがもっ……」 40~89 京太郎「カ●ン、君は生きろ……」 90~99 京太郎「女なら、出来ることがあるだろ?」 ゾロ目 霞さんのおもちアタックだべ!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/550.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342535506/ ―部室― 咲「プール…?」 京太郎「ああ。県大会も無事終わっただろ?それで息抜きも兼ねてプールにでも行かないかって思って」 優希「ほう、面白そうな話だじぇ。詳しく聞かせろー!」ドーン 京太郎「痛てて…乗っかるなっての優希…」 和「プール…ですか。そういえば最近暑くなってきましたしね。でも海じゃだめなんですか?」 京太郎「いや、最近隣町で大型プールがオープンしたろ?せっかくだからそこに行ってみようと思うんだ」 咲「あーそういえばそうだったね。でもあのプールオープンしたてなのにトラブルが続いてるって聞いたんだけど…」 和「ニュースでやってましたよね。流れるプールの流れが止まったとか、スライダーの水が止まったとか…」 優希「ふーむ…流れないプールっていったい何の意味があるんだじぇ…普通のプールだじぇ」 咲「スライダーが途中で止まるなんて、危なすぎるしね…」 京太郎「まあ、あれからしばらく経ってるし、さすがにもう大丈夫じゃないか?」 京太郎「それにせっかくだから新しいプールってのに行ってみたいんだよ」 ガチャ 久「あら、面白そうな話してるわね」 咲「あ、部長。こんにちは」 和「会議のほうはもういいんですか?」 久「ええ。ちょうどさっき終わったところよ。会議室にクーラーがないから、ホントに暑くてたまらないわ…」 咲「染谷先輩は今日はどうしたんですか?」 久「まこは今日は家の手伝いで来れないらしいわ」 久「で、なんか面白そうな話してなかった?プールに行くとかなんとか」 京太郎「あ、部長達もあとから誘おうと思ってたんですよ」 京太郎「今週の日曜日に、最近オープンしたプールに行こう、っていう計画で」 京太郎「麻雀部の県大会終了慰安企画、って感じです」 久「なるほど、面白そうね…さっきも言ったけど、最近すごく暑いし魅力的な提案だわ」 久「それに慰安計画をわざわざ須賀君が立ててくれたんだから、部長の私がのらないわけないわよ」ニコッ 京太郎「部長…」ジーン 久「当然、須賀君が全部お金出してくれるのよね?」 京太郎「え?」 久「交通費とか、プールの入場料とか、昼食代とか…あとうきわとかのレンタル代とかも」 京太郎「え…?ちょ、ちょっと」 久「ホント先輩思いの後輩をもって私は幸せだわ」ニコッ 京太郎「あの…部長?」 久「なあに?須賀君」ニコッ 京太郎「あ、あの…」 久「ん?」ニコッ 京太郎「う…わ、分かりましたよぉ…」 優希「やったじぇー!さすが私の犬なだけはあるな、京太郎ー!」 咲「あ、あんまり無理はしないでね、京ちゃん」 和「まあ、本当に足りなくなったら私たちも出しますから大丈夫ですよ」 優希「あー日曜日が楽しみだじぇー」 ワイワイガヤガヤ 久「須賀君」ヒソヒソ 京太郎「なんですか、部長」ズーン 久「そんなに落ち込まないの。それに…皆の水着をタダで見放題だと思えば安いものでしょ?」ヒソヒソ 京太郎「それはそうですけど…」 久「それに…何かあったとき、須賀君がお金を払ってるから」 久「ってことで不満を反らして皆が須賀君に当たらないようにする、っていう意味合いも込めてるわ」ヒソヒソ 京太郎「あ、なるほど…意外と考えてくれてるんですね、部長」 久「あら、私はいつもみんなのためになるように行動してるつもりよ。それは須賀君相手でも例外じゃないわ」 久「それに…払ってもらう分はちゃんと価値を提供するから安心して?」ニコッ 京太郎「は、はい。ありがとうございます(どういう意味だろ…)」 久「(ふふ…主に和や咲や優希たちがね)」ニヤニヤ ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 久「じゃあ、今日の部活はここまでにしましょうか」 優希「はあー今日も疲れたじぇ~相変わらず咲ちゃんはなぜかカン材持っててリンシャンであがるし!」 咲「あはは…」 優希「のどちゃんはおっぱいでイカサマしてるし!」 和「してません!//」 京太郎「お疲れーじゃあ帰ろうぜ、咲ー」 久「須賀君、ちょっと女子だけで話すことがあるから、今日は先に帰ってくれる?」 京太郎「あ、そうなんですか、分かりました」 咲「(あれ…そんな予定あったっけ…?)」 京太郎「じゃあ、お疲れさまでした」 バタン 久「…」 久「さて、須賀君帰ったわね」 和「部長?急にお話ってなんですか?」 優希「もう今日は麻雀の話はしたくないじょ~…」 久「そうね、私も急に思いついたから仕方ないわ」 久「今週の日曜日にプールに行くでしょ?だからその前日に皆で水着を買いに行かない?」 久「私ちょうど新しい水着がほしいと思ってたところなのよ」 久「それで皆もどうかなって思ってね」 咲「水着…ですか」 和「なるほど…そういうわけですか」 優希「私も新しいのほしいーじぇー」 久「どうする?せっかくだから可愛い水着着たくない?」 久「それに…皆須賀君に可愛いところ見せたくないの?」ニヤニヤ 咲、和、優希「「「?!」」」 咲「わ、私は別に…」アセアセ 和「そ、そうですよ!須賀君は関係ありません!」 優希「い、犬ごときに見せる水着なんてないじぇ!」 咲「(京ちゃんに…水着…可愛いの来て行ったら褒めてくれるかな?)」モワモワ… 「お、咲新しい水着買ったのか?」 「ふーん、い、意外と似合ってるな…」 「まあその…咲らしくて可愛いんじゃないか?」 咲「(っていう感じで…)」ポー 優希「はぁ~犬に水着を見せてもなんの得にもならないじぇ…でも買いにいくのは楽しみだじぇ~」 和「全く部長は…でもたまには皆で買い物もいいかもしれませんね。ねえ宮永さん…宮永さん?」 咲「」ポー 和「宮永さん?どうかしたんですか?」 咲「はっ!い、いやなんでもないよ!別に京ちゃんのことなんか考えてないよ!」 和「え…?」 咲「あ、じゃなくって今日は暑いなって…(く、苦しい…私ったら何言ってるのバカー!)」 和「そうですね。当日も暑くなったらいいですね」 優希「大丈夫だじぇ!のどちゃんのおっぱいに誓って、必ず日曜日は晴れるじぇ!」 和「そんな必ず晴れるかなんて分かりませんよ…って私のおっぱいは関係ありません!」 優希「のどちゃんが怒ったじぇー逃げるじぇ!」タタタ 和「まったくもう…優希ったら…」 咲「あはは…(でも原村さんの胸…やっぱり大きいから水着ですごく目立つんだろうなあ…なんかうらやましい…)」 咲「(それに比べて…私は…)」グスッ 久「はいはい。その辺にしときなさい。じゃあ、来週の土曜日の午後二時に長野駅に集合ね。じゃあ今日は解散!」 久「(一年生は皆初々しいわねえ…ま、一応私もまだ18なんだっけ…)」 久「(華の女子高校生が水着を見せる相手もいないなんて寂しいわねえ…)」 久「(まあ、別にいいわよね。そういえばまこも誘わないとね)」 久「(………)」 久「(あのワカメみたいな髪の毛は水につけても大丈夫なのかしら?)」 ―土曜日 長野駅― 和「ふう、今日はとても暑いですね」 久「ホント、最近の夏の暑さは異常なくらいだわ。でも明日はこれぐらいだといいわね」 優希「その点なら大丈夫だじぇ。天気予報では明日も晴れるって言ってたじぇ!」 優希「わたしのおっぱい眼に間違いはないじぇ!」 和「だから何言ってるんですか優希は!!//」 優希「冗談だじぇ~あんまり怒ってるとしわが増えるぞ、のどちゃん」キリッ 和「怒らせてるのは誰なんですかもう…」 和「だいたい胸で天気だなんてそんなオカルトありえません」ボソボソ 久「あんたたちのやりとりは相変わらずね~」 優希「おうよ!のどちゃんは私の中学時代からの友人だからなんでも知ってるじぇ!」 和「なんでもは言いすぎですが、確かに長い時間を過ごしてきた友人ではありますね」 優希「のどちゃん素直じゃないじぇ~素直じゃないのはこのおっぱいか、このっ!」ポヨン 和「ちょっ…こら!優希!いい加減にしなさい!」 優希「うわ~ん。のどちゃんがいじめるじぇ~」 久「ほーんと、仲いいわね~」 久「それにしても咲はどうしたのかしら、遅いわね。ってもしかして遠くから走って来てるのは咲かしら?」 タッタッタッ 咲「す、すいません遅刻しちゃって…」ハアハア 咲「(どんな水着にしようか考えてて眠れなくなって寝坊しちゃったなんて言えないよー)」 久「じゃあ、全員そろったから行きましょうか」 咲「あれ…?染谷先輩はいないんですか?」 久「ああ、まこなら水着はあるからいいって。明日はちゃんと来るから、清澄麻雀部は全員参加よ」 咲「なるほど、分かりました」 久「まあ、まこらしいと言えばまこらしいわ。」 久「で、…あんたたちはいつまでやってるの?」 和「…もうやめてくださいね、優希」ハアハア 優希「…今回はなかなかのどちゃんしぶとかったじぇ」ゼエゼエ 咲「えーと…二人とも…大丈夫?何かあったの?」 久「気にしなくていいわ。二人の自業自得だから」 和「部長…ひどいです!元はといえば優希が…!」 優希「のどちゃんのおっぱいが原因だじぇ!」 和「~~!まだ言いますか!!」 久「じゃ、行きましょうか。咲」スタスタ 咲「はい、そうですね部長」スタスタ 和「あ…ま、待ってください!」 優希「わたしを置いていかないでほしいじぇ~」 ―デパート― 久「この店は割と品揃えがいいわね、ここで買いましょうか。じゃあ、各自自由に選びましょう」 咲、和、優希「了解です(だじぇ)」 ・ ・ ・ ・ 和「(それにしても、水着のデザインってたくさんあるんですね…)」 和「(あ、これなんか結構可愛いかも…)」 サイズ C~D 和「(……無理ですね)」 ・ ・ ・ ・ 優希「あー夢中になってるうちにみんなとはぐれちゃったじぇ…」 優希「うーむ。水着を買うのは楽しみにしていたものの、どれを買えばいいか分からないじぇ…」 優希「あ…これとか可愛いじぇ」 サイズ:C~D 優希「(…無理だじぇ)」ズーン ・ ・ ・ ・ 久「さて、今年はどんな水着にしようかしら」 久「(ふむ…やっぱり男の子がいるわけだから、多少は可愛いやつにするべきよね…)」 久「(…別に私は皆と違って可愛いところを見てもらおうとか思ってないわ)」 久「(お金を払わせるわけだし…あ、当たり前よね)」 久「(…誰に言い訳してるのかしら私)」 店員「水着をお探しですか?」 久「あ…はい。明日プールに行くことになったので、買っておこうと思いまして」 店員「なるほど~お客様可愛いし、スタイルもいいから、これなんてどうですか」 久「えっと…少し大胆すぎじゃないですか…その…特に下とか…」 店員「じゃあ、下にパレオを巻いてみてはいかがですか?この水着でしたら…これがぴったりですね」 久「あ、これいいですね。色は…これにしようかしら」 店員「パレオの中身は彼氏さんだけに見せてあげてくださいね」ニコッ 久「ち、違います、別に彼氏と行くわけじゃ…」 店員「そうですかー友達と行くんでしたらバレオはいりませんよね、もったいないですもんね」ニヤニヤ 久「!じゅ、純粋にこのパレオが気に入ったんで…」 店員「なるほど~どうもお買い上げありがとうございます」 久「じゃあ、お会計をお願いします(いったいなんなのよ…この店員は…)」 久「とにかく、私の分は買えたわね…皆はもう買ったかしら」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 咲「こ、ここどこ~?水着探してたら迷っちゃたよお~…」ウロウロ ・ ・ ・ ・ 優希「むむむ…なんか考えるのめんどくさくなってきたじぇ~」 優希「よく考えたら家に水着がないわけじゃないし…」 優希「よし!明日はいつも通り学校の水着でいくじぇ!余ったお金でタコス買って帰れば完璧だじぇ!」 ・ ・ ・ ・ 和「(なんとかサイズを探してもらって買うことができましたね…)」 和「(…あそこでウロウロしてるのは、宮永さん?!)」 和「宮永さん、そんなところで何やってるんですか?」 咲「あ…原村さん…!実は水着探しててウロウロしてたら迷子になちゃって…」 咲「原村さんが来てくれて助かったよお…」 和「(こんなところで迷うなんて…麻雀だけじゃなくて方向感覚もオカルトですね…明日は大丈夫なんでしょうか)」 和「もう…気をつけてくださいね。ところで水着はもう買いましたか…って迷子になってたんでしたね」 咲「う、うん。もう皆は買ったよね?早く選ばないと、皆待たせちゃうよね…」 和「じゃあ私が一緒にいますから、咲さんは水着を選ぶのに集中してください」 咲「ありがとう、原村さん!私、頑張るよ!」 和「大げさですよ…とにかく、急ぎましょう」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 久「よし、皆買えたみたいね。じゃあ明日も早いことだし、今日は帰ってゆっくり休みましょうか」 和「そういえば、明日は何時に集合なんでしょうか」 久「あ、忘れてたわ。明日は長野駅に午前九時に集合。電車で隣町に行ってそこから歩いてプールに行く」 久「持ち物は…今日買った水着と、あとはまあ常識の範囲内で持ってきてね」 久「うきわとかレンタルするやつは須賀君が全部出してくれるから問題ないわ」 久「以上よ。何か質問はあるかしら?」 久「…特にないわね。あ、それと優希」 優希「なんだじぇ?」 久「優希は学校指定の水着で明日行くつもりなんでしょ?水着をつけて来るのはいいけど、下着を忘れないようにしてね」 優希「!いくらわたしでもそんなの忘れたりしないじぇ!!」 和「部長、忠告ありがとうございます」 優希「のどちゃんひどいじぇ?!」 咲「優希ちゃんならありえるかもね」アハハ 優希「咲ちゃんまで…皆ひどいじぇ~…」 久「ま、こんなところね。じゃあ、解散!明日は遅刻しないでね、咲!」 咲「は、はい!分かりました(うう…私も人のこと言えないな…)」 ―原村家― 和「改めて見るとこの水着サイズが大きいですね…」 和「自分で見てて恥ずかしくなってきました…//」 和「形が崩れないように、ここにかけておきますか…」 和「ふう、ちょっと疲れましたね。少し麻雀してから寝ましょうか」 和「よいしょと…いつもの部屋は…空いてますね」 和「ふむ…なかなか調子は悪くないですね…」 和「」チラッ 和「……」 和「ちょっと試しに水着を着てから寝ましょうか」 和「あ、明日着てみてサイズが合わない、なんてことがあったら困りますから、仕方ないですよね」 和「……」ヌギヌギ 和「……」 和「あ、ぴったりですね…よかった…」 ―片岡家― 優希「確かこの辺に…あったじぇ!」 優希「う…改めてみるとなんて普通の水着だじぇ…」 優希「ま、まあ犬に見せるために明日行くわけじゃないから関係ないじぇ!」 優希「そーと決まったら明日のためにさっさと寝るじぇ!」 優希「…やっぱ可愛いの買っとけばよかったかな…」ボソッ ―竹井家― 久「さて、明日のために一回この水着を着ておきましょうか」 久「あの店員のせいで、試着できなかったし…」 久「……」 久「なにこの露出量…よ、よかったわ、パレオ買っておいて…」 久「まあ、サイズは問題ないわね、それじゃあさっさと寝ましょうか」 久「明日が楽しみね」 ―染谷家― まこ「明日は京太郎がプールに招待してくれるらしいの、なかなかあいつも粋なことするのお」 まこ「明日がいろいろ楽しみじゃ」ニヤニヤ ―日曜日― 京太郎「みんなおはよう!部長、染谷先輩おはようございます」 まこ「おう、おはよう京太郎」 久「おはよう須賀君。お、今日は皆時間以内に集合してるわね。やっぱり遅刻しないのが一番ね。ねえ咲」ニヤニヤ 咲「そ、そうですよ。遅刻なんて…うう…」 和「(うろたえる宮永さん…可愛いですね…)」 優希「それにしてもホントにいい天気になってよかったじぇ!これも私のおっぱ…むぐっ?!」 和「その先はもう言わせませんよ!」 優希「んーんんんんー!んー!!」 久「ふふ。今日は和が先制したわね」 まこ「わりゃ駅前でそんなに目立つ行動はやめんさい…」 京太郎「けどホント暑いっすね~皆を誘ったのが今日で良かったです」 咲「京ちゃん、ちゃんと水着持ってきた?」 京太郎「あ、当たり前だろ!もしなくても絶対入るからな!」 咲「は、裸で入るのはちょっと…//」カーッ 京太郎「違うって!プールで買うに決まってるだろ!!」 久「あんたら…でも一年生同士仲がいいのは良いことね、でもあまり時間もないし、そろそろ行くわよ」 ―プール― 優希「ふえ~大きい建物だじぇ~」 和「噂に聞いてたよりずっと大きいですね……さすがに噂になるだけはあります」 京太郎「だろ?あ~泳ぐの楽しみになってきた!」 久「そうね。じゃあさっさと中に入りましょうか」 京太郎「おい、咲、ちゃんとついてこいよ!」ニヤニヤ 咲「!わ、分かってるよ」ムッ まこ「みんなまだまだ子供じゃの~」 久「じゃあ、須賀君一旦お別れね。レンタルはうきわ一つとそうね…ベッド型のうきわを一つで合計二つでいいわ」 京太郎「分かりました。じゃあ入場料とかまとめて払っておくので、先輩たちは先に行っててください」 和「須賀君、ありがとうございます」 優希「サンキューだじぇ!後でタコス食わせてやるからな!」 京太郎「優希には期待しないでおくわ…」ハハハ 咲「京ちゃん、ありがとう」 京太郎「気にすんなよ!今日は皆のための慰安企画だからな!」 まこ「われ気前いいのお。なんか企んでおらんじゃろな?」ニヤニヤ 京太郎「なっ…善意ですよ善意!染谷先輩人が悪いですよ!」 まこ「そうか~すまんすまん」 京太郎「(みんなの水着が見れるから、承諾した、とは言えないな…)」 京太郎「ふう…うきわ二つはちょっと持ちにくいな…一つはベッド型だし…」 京太郎「みんなそろそろ来るか…?」 久「須賀君!おまたせ」 まこ「またせたのう」 優希「よく待ってたな褒めてやるじぇ!」 和「お待たせしました」 咲「うう…(恥ずかしくて京ちゃんの前に出れないよ…)」 和「宮永さん、なんで私の後ろに隠れてるんですか」ヒソヒソ 咲「だって…京ちゃんに水着見られるなんて恥ずかしいよ…」ヒソヒソ 和「何のために買ったんですか…私も恥ずかしくないわけじゃないんですよ」ヒソヒソ 久「(咲ったら…須賀君に水着見られるのが恥ずかしいのね…可愛らしいわ)」ニヤニヤ 京太郎「あれ?咲。なんで和の後ろに隠れてるんだ?」 咲「!」ビクッ 京太郎「全く…何かあったのか?」グイッ 咲「あ…」 京太郎「(って咲、これは…手で必死に隠してるけど…新しい水着、とか?)」 咲「きょ、京ちゃん、お願い、あんまり、見ないで、」カーッ 咲「は、恥ずかしいの…」ウルウル 京太郎「(なんだこれ…なんだこれ…)」 京太郎「(ちょーかわいーよ!)」 京太郎「(じゃなくて!誰だ今のは)」 京太郎「(でも…本当に可愛いな…花のフリルのついた水着……咲によく似合ってる…)」 京太郎「(もしかして買うとき、嶺上開花をイメージして買ったとか)」 京太郎「(あれ…咲ってこんな可愛かったっけ…)」 優希「こらー犬!いつまで咲ちゃんを見てるんだじぇ!咲ちゃん涙目になってるじぇ!」 京太郎「はっ!す、すまん咲!そんなつもりじゃ…」 久「あれー?咲の水着ばっかり?ここには可愛い女の子があと四人もいるのよ?」ニヤニヤ 京太郎「(言われてみれば…みんな今日可愛い水着ばっかり着てるような…もしかして部長が言ってた価値ってこれのことか?)」 京太郎「(すばらっ…実にすばらです…ってなんだすばらって)」 京太郎「(部長…なんて大胆な水着なんだ…下はパレオ巻いてるから見えないけどきっときわどいんだろうな…)」 京太郎「(和…まさかあんな大胆なビキニでくるとは…正直言って直視するのもつらいレベルだぜ…)」 京太郎「(優希…スクール水着でくるとは王道中の王道か…寸胴で背も低くて全くもって健全だ…だがそれがいい)」 京太郎「(そして染谷先輩…目をそらさずにはいられないな!)」 京太郎「(これはみんなと来た甲斐があったぜ…!)」 久「ふふ。満足してもらえたかしら?じゃあそろそろ行きましょうか」ニコッ 和「(少し恥ずかしいですが…)せっかく来たんですし、早く泳ぎましょう!」 優希「京太郎ー!うきわを一つ貸してくれい!」 京太郎「ほいほい、そらっ」ヒュッ まこ「京太郎、女の水着をじっと見てるなんて感心せんのう」ニヤニヤ 京太郎「す、すいません(………)」 優希「まずは流れるプールにGO!だじぇ!」 久「あ、ちょっと待って」 京太郎「どうしたんですか?」 久「いや、行くのはいいんだけど、今日すっごい混んでるじゃない?だからチーム分けしたいと思うの」 久「六人いるから二人ずつね」 久「一時間ぐらいしたらもとの場所に集まってメンバーチェンジ。これでどうかしら」 久「今が十時過ぎだから…ちょうど二周したところで昼食にしましょう」 京太郎「確かに、みんなで行ったら身動き取れなさそうですね…」 和「それも致し方なし、ですかね…」 咲「うう…(せっかく京ちゃんと遊べると思ったのに…)」 優希「なんでもいいから早くきめるじぇ!プールに入りたいじぇ!」 久「まあ、あせらないでよ。分け方は…グーチョキパーで別れましょ、でいいわよね」 グーチョキパーで別れましょ! グー:久、和 チョキ:まこ、優希 パー:咲、京太郎 久「決まったわね。じゃあ和。私まずスライダーに行きたいからついてきてくれる?」 和「分かりました」 まこ「じゃあ、優希、どこか行きたい場所はあるかの?」 優希「流れるプールに行きたいじぇ」 まこ「了解じゃ。じゃあさっそく行くかの」 優希「ダッシュだじぇ!」タッ まこ「こら!優希、待ちんさい!」タッ 京太郎「はは…みんな行っちまったな。咲、俺たちはどうする?」 咲「うえっ?あ…えっと…(どうしよう!京ちゃんと二人きりになっちゃった…)」 咲「(というか、まだ水着見られるのも慣れてないよお…)」 京太郎「咲?」 咲「え、えーと…あの…その…」 京太郎「ははっ。咲らしくねえなあ…なんか顔赤いな。熱でもあるんじゃないか?」ピトッ 咲「(…!京ちゃんの手がおでこに!)い、いやっ!」バッ 京太郎「さ、咲…?」 咲「(あ…私、京ちゃんに…なんてこと…)」 京太郎「ご、ごめんな。咲。俺なんか咲の気に障ることしたかな…?」 京太郎「…ちょっと俺飲み物買ってくるから、そこで待っててくれ」 咲「っ!待って!」 京太郎「え?」 咲「ち、違うの…」 咲「……しいの!」ボソボソ 京太郎「何だ?聞こえなかったぞ?」 咲「だから!恥ずかしいの!さっきも言ったでしょ!?」カーッ 咲「昨日みんなで水着を買いに行って…」 咲「せっかくだから可愛い水着買おうって思って…」 咲「それでこの水着選んだんだけど…」 咲「ダメだよ…やっぱりこんな可愛い水着私には似合わない…」 咲「私は原村さんみたいに胸も大きくないし、部長みたいにスタイルもよくないし…」 咲「ごめんね…?変なところ見せちゃって…」 京太郎「咲………」 京太郎「(さっきも思ったけど…こいつこんなに可愛かったっけ…?)」 京太郎「(っていうかなんでこいつは似合ってないなんて思ってるんだ…)」 京太郎「(そうか、それであっきあんなに…)」 咲「(京ちゃん黙り込んじゃったよ…きっと不甲斐ない私にあきれ返ってるんだ)」 咲「(うう…もういや…)」 京太郎「咲…」 咲「なあに…京ちゃん…?」 京太郎「その水着、すげえ似合ってる」 咲「え?(えっえっ…聞き間違いだよね?)」 京太郎「だから、その水着、すげえ似合ってるよ」 京太郎「胸も、スタイルも関係ねえよ」 京太郎「だから、似合ってないなんてそんな寂しいこと言わないでくれよ」 京太郎「お、お、俺はその水着も…その…咲も可愛いと思うぞ」 咲「きょ、京ちゃん…(い、い、今可愛いって言われたの?)」 咲「(嘘じゃない、よね。うう、嬉しいよよお)」グスッ 京太郎「咲?!…泣くなよ…なんかごめんな」 咲「違うの。嬉しかったの。そんな風に今まで私のこと見てくれたことなかったから…」 咲「だから、ありがと…、京ちゃん…! 咲「ごめんね、時間とらせちゃって…」 京太郎「いや、咲がいつも通りになってくれてよかった」 京太郎「なあ、咲。一つ聞いていいか?」 咲「なあに京ちゃん?」 京太郎「(うっ可愛いなあおい…)…その水着の花のフリルってやっぱり嶺上開花を意識したのか?」 咲「うん…やっぱりばれちゃったか」エヘヘ 咲「この水着を見つけた時なんとなくお姉ちゃんのことを考えちゃって…」 咲「気が付いたらこれにしてたんだ」 京太郎「そっか…」 京太郎「咲、全国大会で姉ちゃんと話せるといいな!」 咲「うん!私頑張る!」 京太郎「じゃあ、泳ぎにいくか!」 咲「うん!」ニコッ ― 一時間後 ― 久「みんな戻ってきたわね」 優希「流れるプール最高だったじぇー!」 まこ「…われが暴れるけえこっちは目立って恥ずかしかったがのう」フウ 和「なかなか刺激的な体験ができました。スライダーって面白いんですね」 京太郎「(和が刺激的な体験!?)」モワモワ 「ダメです…そんな…」 「そこは刺激が…強すぎますよ…」 「もうっ須賀君!いけませんよ…」 京太郎「(これは…くっ)」 咲「京ちゃん?」 京太郎「はっ!(うわあ…さっき咲のことを考えといて、次は和とか…なんて俺はお構いなしなんだ)」 久「咲たちはどうだった?楽しめたかしら」ニヤニヤ 京太郎「あ、はい!咲意外と…ってはっ!」 咲「ちょ、ちょっと京ちゃん?!」 久「あら、意外となんだって?」ニヤニヤ 優希「なんだー!はっきりしないやつは男らしくないじぇー!白状しろー!」 咲「な、なんでもないですー!」 久「(ふふふ…やっぱりこの子たちをいじるのは最高ね)」ニヤニヤ まこ「(部長…ニヤニヤしおって…どうせ一年達のいじりは楽しいなとか思っとるんじゃろ…)」 まこ「(けどあんたも巻きこまれる可能性はあるんじゃ…もしそうなったら面白いの)」ニヤニヤ 久「それじゃあ、一時間経ったから、一旦メンバーチェンジしましょうか」 久「いくわよー」 グーチョキパーで別れましょ! グー:和、京太郎 チョキ:まこ、咲 パー:久、優希 久「決まったわね」 久「そうね…私またあのスライダーに乗りたいわ。優希まだスライダー行ってないんでしょ?いいわよね?」 優希「かまわないじぇ!あのスライダーなかなか高い位置から始まるから面白そうだじぇ!」 久「そうなのよね。あれはホントに病みつきになるわよ」 まこ「われはどうするぞ?」 咲「そ、そうですね…」 咲「さっきあんまり泳げなかったんで、次はたくさん泳ぎたいです…」 咲「向こうの25メートルプールとかどうですか?」 まこ「了解じゃ。次は存分に泳いだらええ」 久「あら、なんでさっきはそんなに泳げなかったの咲?ん?」ニヤニヤ 咲「うう…えと…その…(部長…なんか今日はいつもにまして意地悪だよお…) まこ「こらこら、後輩いびりもいい加減にしんさい」 久「あらいやだわ。私そんなつもりで言ったんじゃないわよ」ニヤニヤ まこ「(まったく…)ほら、行くかの、咲」スタスタ 咲「はい…」スタスタ 京太郎「さて、和、俺たちはどこに行く?」 和「そうですね。さっきはスライダーでしたから、次は普通のプールに入りたいですね」 和「さっき優希が流れるプールが楽しかったと言っていたのでそこに行ってみませんか?」 京太郎「OK!流れるプールだな。じゃあ、行くか」 和「あ、あのちょっと待ってください!」 京太郎「?どうした和?」 和「あの…さっき宮永さんと何かあったんですか?」 和「普段より何か嬉しそうな顔をしていたので」 和「それに…さっきの反応も気になります」 京太郎「あはは…和にはバレバレだな…」 京太郎「実はこういうことがあったんだ」 (事情説明中) 和「なるほど…」 京太郎「そういうわけなんだよ(あれ、全部話す必要はなかったか?)」 和「それで宮永さんはあんなに喜んでたんですね」 京太郎「ああ。なんか昔から咲のことそういう目で見たことなかったからなんか新鮮だったんだ」 和「新鮮…ですか」 京太郎「ああ。そういえば一緒にプールに行ったのも久しぶりだったしな。あんなに可愛くなってるとは…」 京太郎「ってごめんな。和の前でする話じゃなよな」アセアセ 和「いえ、大丈夫です…それより…」 京太郎「ん?まだなんかあるのか?」 和「要するに須賀君は宮永さんの水着を褒めてあげたってことですよね」 京太郎「まあ、結果的にはそうなるな」 和「いや…だからその…」 京太郎「なんだよ。和もどうしたんだ?」 和「いえ。なんでもありません(ま、まあ須賀君のためにこの水着を買ったわけじゃありませんし…)」 和「でも何もコメントしてもらえないのは少し寂しいですね」 京太郎「えっ?」 和「ってあれ?(あ…今思ったことを口に出してしまいました…須賀君に怪しまれてしまったかも知れませんね)」 京太郎「もしかして和も水着を褒めてほしかったのか?」 和「!べ、別にそういうわけじゃないですけど」 京太郎「す、すまん。俺女の子への配慮の仕方が分からなくて…」 京太郎「逆に水着を褒めたりしたらセクハラになるんじゃないかって思っちまうんだよ」 和「須賀君…」 和「(確かに普段からあんな感じで女の子に対応されてれば素直な意見もいえなくなりますよね…)」 和「(ちょっとそれは反省しないと…って素直な意見って私何を言ってるんでしょうか)」 和「(須賀君が素直な意見をいったら私のことを褒めてくれるなんて…)」 和「(そんなうぬぼれありえません)」 和「(恥ずかしいです…反省しないと…)」 京太郎「いや…わざわざ言うまでもないんだけどな」ハハハ 和「え?」 京太郎「いや、だからさ。和の水着、似合ってるよ」 京太郎「見たときからそう思ってたし、それに情けないこというと、昨日和がどんな水着着てくるか想像しちまったしな」 京太郎「だから…もう一回言うけど、すげえ似合ってると思うぜ」 京太郎「和の水着を見れるなんて俺は幸せものだよ」ニカッ 京太郎「って臭すぎたか」アハハ 和「」カーッ 京太郎「って和?」 和「」ポー 京太郎「おーい和ー?」 和「ってはっ!私は何を…」 和「(今まで男の子に褒められたことなんてありませんでしたから…こんなに嬉しいものだったなんて…)」 和「(少し須賀君のことを誤解してたみたいですね)」 和「(…昨日頑張って水着を選んだ価値はあったのかもしれませんね)」 京太郎「和?大丈夫か?」 和「ふふっ大丈夫です」 和「それより、褒めていただいて、ありがとうございます」 和「須賀君も…けっこうかっこいいと思いますよ」ボソッ 京太郎「え?今なんて…」 和「なんでもないです!じゃあ、流れるプールに行きましょうか」 京太郎「お、おう…」 ―流れるプール― 和「それにしても…本当に今日は人が多いですね」 京太郎「ああ。でもたくさん人がいた方が、なんか楽しくないか?」 和「ふふ、須賀君らしいですね」 京太郎「じゃあ、せっかく流れるプールに入ったから、うきわでのんびりしないか?」 京太郎「和がそこに座ってすれれば俺が押すからさ」 和「う、うきわに…ですか?」 和「(そういえば今までうきわを使ったことってありましたっけ?)」 京太郎「ん~もしかして和、使い方が分からないとか?」ニヤニヤ 和「な!馬鹿にしないでください!乗れますから!」 京太郎「お、おい!急に乗ったら…」 和「え…」ツルッ バッシャーン!! 京太郎「(……)」 京太郎「(お、落ち着け、落ち着くんだ)」 京太郎「(状況を、状況をだな…)」 京太郎「(あ、ありのままに起こったことを…)」 京太郎「(ってそんな丁寧な思考は俺には無理だ!)」 京太郎「(うきわにはまりそこねた和に俺が覆いかぶさって…)」 京太郎「(今抱き合ってるような状態になってる…)」 京太郎「(てか和の胸が…俺のお腹にモロに当たってる…)」 京太郎「(しかも今和の手?らしきものが俺の…俺の…)」 京太郎「(やばい…これはさすがに…俺男だし…)」 和「(何か起こったんでしょうって思った瞬間)」 和「(須賀君が私の上に…)」カーッ 和「(というか須賀君けっこう筋肉あるんですね…)」 和「(顔は前から悪くないと思ってましたけど…)」 和「(そういえば中学校の時はサッカー部だったって宮永さんが言ってましたっけ…)」 和「(ってこんな時に分析してどうするんですか私ったら)」 和「(麻雀じゃありませんし…ってあれ)」 和「(何か手に変な感触が…)」 和「???!!~~~~!!!」 和「(わ、私のてが…す、す、須賀君のその、こ、こ、ってこれ以上は言えません!)」 和「(こんなところで叫び声をあげたりしたら須賀君の立場が…っていうか全国出場が危ういかもしれません)」 和「(ここは…ぐっと抑えて)」グッ 京太郎「?!」 和「(って抑える、の意味が違います!何文字通り須賀君のええと、とにかく!何文字通り抑えてるんですか!!)」 京太郎「(やばい…今和に刺激されて…和のやつ何考えてるんだ…)」 京太郎「(普通に考えて巨乳の美人に押し倒してるうえに股間まで刺激されて無事な男なんかいるのか?!)」 京太郎「(でもここで変なことしたら…皆の全国が…台無しに…俺のせいで…)」 京太郎「(耐えろ!耐えるんだ俺!)」 京太郎「(今は偶然物陰に隠れてて目立たないけど…ここは流れるプール!動き出したらこの醜態が白日のもとに!)」 京太郎「(て、あれ?なんでさっきから位置が変わってないんだ?)」 京太郎「(まさか…このプールトラブルが多いって言ってたけどまさかこんなときに…)」 和「(さっきから流れるプールが流れてませんね…これがニュースでやってたトラブルですか…)」 京太郎「(って!俺がさっさと和から退けばいい話じゃないか!今頃気づいてどうする!)」 京太郎「(でも…和すっげーいい匂いするんだよな…なんか離れたくないというか、離れがたいというか…)」 京太郎「(言ってみれば…岩手のばあちゃんちであったかいコタツに入ってるような…)」 京太郎「(うるさい!そこ!…ってまた急に俺は何を言ってるんだ)」 京太郎「(というか、なんで和は抵抗しないんだ…)」 京太郎「(相変わらず股間も…そのままだし…さすがにもう…膨張は抑えられません)」 京太郎「(……)」 京太郎「(やべー和の胸すげー気持ちいー…)」 和「(須賀君…どうして退いてくれないんでしょうか…)」 和「(いや…それ以上にどうして私は抵抗してないんでしょうか…)」 和「(須賀君がこんなに近くにいて、いやじゃないと思ってる私がいる…)」 和「(というか、いい加減こっちの手を離したほうがいいですよね…ってあれ?)」 和「(なんかさっきより大きくなってる?)」 和「(そういえば、保健の授業でやってましたね)」 和「(男の子は、ここを刺激されると、固くなったり大きくなったりするって…)」 和「(あと性的に興奮するとそうなるとか…)」 和「(今私がやってるのはきっとその両方ですよね…)」 和「(須賀君がかわいそうです、もう手を離さないと…)」 和「(……)」 和「(……もう少し…)」 京太郎、和「(……どうしよう!)」 京太郎「(俺がすぐ退けばいい話だろ!何がどうしよう、だよ)」 和「(私がどいてくださいと言えばいいだけの話ですよね…何ですか、どうしようって…)」 京太郎、和「「あの…」」 「のどちゃんたちはどこにいるんだじぇ!もうとっくに一時間過ぎてるじぇー!」 「そうね…全くあの子達ったらどこで何やってるのかしら」ニヤニヤ 「部長!京ちゃんはそんな人じゃないですよ!」 「けんかしとる場合じゃないじゃろ…どこに行ったんじゃろか」 京太郎、和「「……」」 京太郎「い、行こうか、和」ドキドキ 和「そうですね、須賀君」ドキドキ 久「あ、あの二人やっとでてきたわ」 優希「おーいのどちゃん~!犬~!」 まこ「遅いのう…いったい何をやっとったんじゃ」 久「何って…まこそれはもちろんナ「おい部長、それ以上はいかんじゃろうが」」 久「あはは、ごめんごめん」 咲「遅いから心配したよ~」 久「それで、二人とも何してたの?」 京太郎「……//」 和「……//」 久「(えっえっ?何この空気。どういうこと?まさかこの二人…)」 まこ「(…部長の読み、まさか当たったんか…?)」 優希「(のどちゃん…顔真っ赤だじぇ…さすがの私でもこれには突っ込めないじぇ)」 咲「(二人とも顔真っ赤にして…そんなにたくさん泳いだのかな?)」 久「えっと…それじゃあ、ご飯にしましょうか」 久「席を取る組と買いに行く組に別れましょうか」 久「………」 久「じゃあ、和と須賀君、着いてきてくれる?」 久「遅れてきた罰ゲームよ」ニコッ 京太郎「は、はい。分かりました…」 和「分かりました」 咲「ぶ、部長にわざわざ買いに行かせるなんて…私、行きますよ?」 久「構わないわよ、それに今日はそこまで上下関係を意識しなくていいわよ。せっかくの慰安会だし」 まこ「(部長の奴…またなんか考えとるんか?)」 久「みんな何がいいかしら?」 優希「当然、タコス一択だじぇ!あと口直しにオレンジシュースだじぇ!」 咲「じゃあ、私は焼きそばとアイスティーをお願いします」 まこ「ん~わしはワカメうどんとメロンソーダにしとこうかの」 久「はいはい、了解。皆ちょっと待っててね」 久「で…二人とも大丈夫?」 久「二人ともうわの空だったから…」 久「何かあったの?」 京太郎「いえ…そんな何か問題があったとかじゃないので安心してください」 和「はい…ちょっと須賀君と話しこんでたら、時間を忘れちゃって…」 久「そう、ならいいんだけど…」 久「(まあ、たぶん何かあったんだろうけど、これ以上は詮索しても無意味ね…)」 久「でも、一応私たちは全国大会出場の身よ?それだけは忘れないでね」 京太郎「!…はい、すいません…」 和「はい…気をつけます…」 久「(まあ、これだけ言っとけば大丈夫でしょ)」 久「じゃあ、さっさと買いに行きましょうか」 3120円になりまーす 久「はい。じゃあ私がゆっくり運ぶから、二人で少し話しなさい」 京太郎「え?」 和「ぶ、部長?」 久「さあ、いいからいいから!私持って行っとくわ」 京太郎「あ…部長行っちゃったな…」 京太郎、和「「…」」 京太郎「あ、あのさ…和?」 和「は、はいなんでしょう、須賀君?」 京太郎「あの…さっきはごめんな…退こうと思ったんだけど」 和「い、いえ…その…」 京太郎「隠してもしょうがないから全部話すけど、あのときなんか和から離れたくなかったんだ」 京太郎「その…なんていうか…そのままがいいって思っちゃったんだ」 京太郎「だから、本当にごめん」 和「いえ、私も抵抗しなかったのが悪いです」 和「それに…謝るのはこっちです…」 和「その…えっと…須賀君の…その…大事な…えっと…」カーッ 京太郎「(…和のやつ分かっててやってたのか…ちょっとびっくりだ)」 和「その、とにかくごめんなさい!」 京太郎「…よし!じゃあ、これで仲直りな!」 和「え?」 京太郎「だから、俺も謝ったし、和も謝った、それでいいじゃねえか」 京太郎「それにもともとこの企画は全国出場をねぎらうもんだからな」 京太郎「和達が満足してくれれば、俺はそれでいいんだ」 京太郎「(…まあ水着とかシチュエーションとかちょっとおいしかったのは否めないが)」 和「…ありがとうございます」 和「私、本当に須賀君のこと勘違いしてました」 和「部活中いっつも私の胸ばっかり見て…」 京太郎「うっ…」 和「でも須賀君は本当はとても優しくて、心の温かい人だって分かりました」 和「これからも変わらず素敵な須賀君でいてくださいね」ニコッ 京太郎「(あ…和の笑顔だ…たぶんこれは和が俺に本心から向けてくれた初めての笑顔だろうな…)」 京太郎「(これまで麻雀部で雑用ばっかりでホントにやめたくなったときもあったけど)」 京太郎「(この笑顔が見れたんだから、それだけでも今まで頑張った価値はあったのかも…)」 京太郎「(これからも皆のために頑張りたいな…)」 和「須賀君?」 京太郎「なんでもないぜ!それより和」 和「なんですか?」 京太郎「お前可愛いんだから、もっと笑ったほうがいいと思うぜ」 和「なっ//」 京太郎「なんだ和、照れてるのか?」ニヤニヤ 和「そんなんじゃありませんっ!もう…」 和「(でも一瞬ときめいてしまいました…須賀君…あなどれませんね。)」フフッ ―昼食― 優希「う~むプールの屋台もなかなかあなどれないじぇ…」モグモグ 咲「この焼きそばもおいしいよ」 久「なかなかこういうところのっておいしいイメージはないんだけど、思ったよりおいしいわね」 和「須賀君はラーメンですか?」 京太郎「ああ。一心不乱に食べれるものにしようと思ってな」ズルズル 優希「のどちゃんはたこやきかーおいしそうだじぇー!」パクッ 和「!?ちょっと油断したら…もう!待ちなさい!優希!」 久「(とりあえず、二人ともいつもどおりね、よかったわ…)」 まこ「さすが部長やのお」 久「」ピクッ 久「あら、まこ。一体何のこと?」 まこ「いや~周りをよく見とるなって思っての」 久「……」 まこ「まあ、全国を率いる部長じゃけえの、神経質になるんはしゃーない」 まこ「でも今日ぐらいは気を休めたらどうじゃ?」 まこ「二年以上もあんたは頑張ってきたんじゃから罰はあたらんと思うがの」 久「ふふ、そうね」 久「ありがとね、まこ」 まこ「部長からお礼を言われるなんて珍しいのお~」 久「もう…失礼なこと言わないでくれる?」ハア まこ「冗談じゃ冗談!それより…」 久「それより、何よ?」 まこ「部長も変なトラブルに巻き込まれんようにな」ニヤニヤ 久「何言ってるの?まこ?」 まこ「いや、咲にも和にも何かしらのトラブルがあったんじゃから、あんたにあってもおかしくないと思っての」ニヤニヤ 久「ばかばかしい…それならまこにだって同じことが言えるじゃない」 まこ「それがそれは絶対ありえんのじゃ。なぜだかは分からんが、天からそう言われてるような…」 久「ますます荒唐無稽ね」 久「ま、万が一そういった事態になったとしても、普段通り冷静に対処する」 久「それだけでしょ?」 まこ「まあ、そうじゃな。すまんかったな変なこと言って」 久「まあ、別にいいけど…」 久「じゃあそろそろ午後の部いきましょうか」 まこ「ちょっと待ちんさい…残りのワカメを…」モフモフ 優希「いえーい!だじぇー!」 咲「今度はどこに行こうか迷うね」 和「その前にまたチーム決めですか?」 久「そうね。午後は午前より客が多いからなおさらね」 久「じゃあいくわよ」 グーチョキパーで別れましょ! グー:和、まこ チョキ:優希、咲 パー:久、京太郎 まこ「(お…これはこれは…)」 久「…決まったわね(ぐ、偶然に決まってるわ!)」 優希「おー今度は咲ちゃんと一緒だじぇえ!」 咲「そうだね…ねえ、優希ちゃん、私まだスライダー乗ってないから乗りたいんだけど…」 優希「じぇ?別にかまわないじぇ!あのスライダーは何回のっても、たまらないじぇ!!」 和「染谷先輩、私たちはどうしますか?」 まこ「どうじゃのう…正直ちょっと疲れたけん、休みたいんじゃが…」 和「じゃあ、私は宮永さんたちとスライダーに一緒に行きますね」 優希「お、のどちゃんも一緒にくるかい?」 優希「でもあのスライダーにのどちゃんのおっぱいは耐えられるかどうか…分からないじぇ!」キリッ 和「もう優希には突っ込みませんよ…」 優希「む~のどちゃんつめたいじぇ~」 咲「じゃあ、三人で行こうか」 優希「そうときまれば、ダッシュだじぇ!!」ダッ 和「優希!プールサイドを走ったら危ないですよ!…って行っちゃいました」 咲「あはは…私たちも行こう、原村さん」タタ 和「ええ、行きましょう」タタ 久「…」 まこ「で」 まこ「あんたらはどうするんかの?」 久「そうねえ…」 京太郎「あの、部長…」 久「なにかしら、須賀君」 京太郎「さっきの三人とかぶるから言い出しづらかったんですが…」 京太郎「俺も今日一回もスライダー乗ってないんですよね」アハハ 京太郎「隣町のプールにしたのはどうしてもスライダーに乗りたかったってのもあるんですよ…」 京太郎「でも部長は午前中ずっとスライダーに乗ってたんですよね…」 京太郎「えっとその…」 久「別に私はスライダーでも構わないわよ」 京太郎「えっ?」 久「それに午前中ずっとスライダーに乗ってたわけじゃないわ」 久「スライダーに飽きたら適当に他のプールとかに行ってたから」 久「だから行きましょ?私に気を遣うことないわ」 久「慰安会っていっても須賀君が楽しめないのならそんなのこっちから願い下げよ」ニコッ 京太郎「ぶ、部長…ありがとうございます」 久「ん!じゃあさっそく行きましょうか」 まこ「お~気をつけての~」ニヤニヤ ―スライダー階段下付近― 京太郎「おー遠くから見てもでかいと思ったけど、近くで見るとホントすごいな…」 久「そうね。長野にこんな大きなプールができるなんて思いもしなかったわ」 京太郎「じゃあ、早速並びましょうか…ってあれ?階段の下に三人ともいますね」 久「?どうしたのかしら。ちょっと行ってみましょうか」 ―スライダー階段下― 京太郎「おーい!咲ー!和ー!優希ー!」 優希「お!どうしたんだじぇ京太郎。もしかしてお前もこのスライダーに乗りたいのか?」 京太郎「ああ、そんなところだ」 京太郎「って、咲、どうしたんだ。そんなに震えて」 咲「ううう…」フルフル 久「いったいどうしたの?」 和「いえ…宮永さんこんなにスライダーが高いとは思ってなかったらしくて…」 咲「うう…こんな高いの無理だよお」 咲「それになんかこのスライダー…」 咲「作り全体が生き物みたいで…なんか今にも襲いかかってきそうで怖いよ…」 咲「まるで…この間読んだ小説に出てきた魔王みたいだよ…」ブルブル 久「(…魔王、ね)」 久「それじゃあ、和か優希、ちょっと咲をまこのところまで連れて行ってくれる?」 久「まこならさっきの場所で休んでると思うから」 優希「わたしはスライダーにまだ乗りたいじぇー」 和「しょうがないですね…まあ、でも私が行くつもりでしたし」 和「宮永さん?大丈夫ですか?立てますか」 咲「う、うん…なんとか…」 和「じゃあ行きますよ。部長、須賀君。優希のことよろしくお願いします」 久「りょーかーい!」 京太郎「おう、タコス女は俺に任せとけ!」 優希「こらっ!犬のくせに生意気だじぇ!!」ポカッ 京太郎「いてっ!やったなこのっ!」 久「こらこら、こんなところで暴れないの。他の人に迷惑でしょ」 久「それより順番はどうする?」 優希「もちろん私が一番手だじぇ!」 優希「麻雀でもなんでも一番手はおまかせあれ!」 京太郎「なんかその「おまかせあれ」ってお前が使うと違和感あるな?」 優希「そうか?まあとにかく私が一番手だじぇ!」 久「はいはい。じゃあ二番手は…須賀君、先に行っていいわよ」 久「(まさかトラブルなんてないと思うけど…先に須賀君を行かせたほうが間違いなく安全だしね)」 京太郎「ありがとうございます、部長」ジーン 久「いえいえ(なんか罪悪感あるわね…)」ニコッ ―スライダー階段中盤― 久「ふむ。やっぱりこの待ち時間は退屈ね…」 京太郎「そうですね…でもこの待ち時間があるから、スライダーに乗った時の喜びもひとしおなんですよね」 久「ふふっ。そうね。須賀君てホントに前向きよね」 優希「確かに犬はどんなにこき使ってもへこたれないじぇ…犬にしてはやるな…」ムム 京太郎「俺は犬じゃないっつーの!全く…」 久「あなたたち二人も仲いいわよねー」 京太郎「仲いってこいつがこんな風に絡んでくるだけで…」 優希「そうだじぇ!こいつはわたしの言うことを聞いてくれるから仕方なく相手してやってるだけだじぇ!」 京太郎「なんだ!そこまで言うことねえじゃねえか!」 優希「む!なんか文句あるのかー犬のくせにー!」 久「ははっ…だからそれがうらやましいのよ」 京太郎「やめろ優希っ!ってえ?部長?」 久「だから、そんな風にじゃれあえるほど仲のいい、友達が欲しかったなあ、って」 久「私ね、あんまり同級生の友達がいないの」 久「慕ってくれる人はたくさんいる…と思うわ。それは学生議会長をやっててそう思う」 久「だけど親友、と呼べる友達はほとんどいない気がするわ…」 久「たぶん…まこ…ぐらいかしら。私の心の奥まで理解してくれてるのは…」 久「って私何語ってるのかしら」アハハ 久「なんか恥ずかしくなってきちゃったわ」 優希「…部長は私たちの部長だじぇ!」 久「え?」 優希「だから、部長は私たちの部長だじぇ!!」 久「え、ええ…もちろん私はあなたたちの部長だけど…」 京太郎「優希…」 京太郎「部長…俺も優希の言うとおりだと思いますよ」 京太郎「優希の伝え方が下手くそすぎて何言ってるか分かんないかもしれないですけど…」 京太郎「部長、たぶんこいつはこう言いたいんですよ」 京太郎「『部長は今のままでも十分魅力的です』って」 京太郎「たぶん部長の抱えてる悩みは俺たちは解決できないと思います 京太郎「それに部長ほど頭のいい人間が解決できないことを俺たち馬鹿二人が解決できるとは思えません」 優希「む…馬鹿は余計だじぇ…」 京太郎「でも…それが部長の欠点だとしても、部長にはそれを補ってあまりある」 京太郎「むしろありすぎて迷惑なぐらい魅力をもってると思います」 京太郎「さっき昼食を和と買いに行った時だって…」 京太郎「罰ゲーム、とか言って俺たちに気を遣ってくれましたよね」 京太郎「先輩の周りを冷静に見て的確な判断を下せるところ、いつも俺、かっこいいって思ってます」 京太郎「それに…俺たちは部長の親友にはなれませんけど…」 京太郎「先輩の悩みに親身に付き合ってあげられる後輩にはなれますし、そうなりたいと思ってます」 京太郎「きっと…俺たちだけじゃなくて咲だって、和だって…」 京太郎「みんな部長の力になりたいと思ってるやつばっかりです」 京太郎「こんなに親身になってくれる後輩が集まる部長に魅力がないなんて」 京太郎「和だったらこう言うと思いますよ『そんなオカルトありえません』って」 京太郎「だから…」 京太郎「先輩は今のままでいいんです」 久「……」 京太郎「…先輩?」 久「……ふふっ」 優希「大丈夫かー部長ー?」 久「ええ、大丈夫よ。二人ともありがとう」 久「本当に嬉しいときとか感動するときって声が出ないっていうけど、まさにそれよね」 久「私は本当にいい後輩を持ったわ」 京太郎「…部長!」 優希「ふ!通訳御苦労!京太郎!私の部長への励ましの言葉を全訳したお前に感謝状を送ろう!」 京太郎「お前…あんな短いセリフで俺の苦労に並んだと思うな!」 優希「うるさいじぇ!京太郎!今日という今日は決着付けてやるじぇ!」 京太郎「お?やるってのか?やってやろうじゃねえか!」 ギャーギャーワーワー 久「(須賀君ってば…泣かせてくれるじゃない)」 久「(ふふ…なんだか心が軽くなちゃった…)」 久「(須賀君って本当にたまにかっこいいのよね…)」 久「ねえねえ?」 優希「ふう、今日は私の勝ちにしておいてやるじぇ…」 京太郎「なんだそれ!意味分かんねえぞ!って何ですか?部長」 久「あなたたちって付き合ったりしないの?」ニヤニヤ 京太郎「え?!」 優希「じぇ?!」 久「いやーだからそんなに仲がいいもんだからもしかしたらって思ってね」ニヤニヤ 京太郎「そ、そんなわけないですよ!どこがいいんですか…こんな年中タコス食ってるような女の!」 優希「ムカッ!?なんだとーお前みたいな生意気な駄犬はこっちからお断りだじぇ!」 久「ふーん…そっかあ…じゃあ、私が須賀君の彼女に立候補しちゃおうかなー」ニヤニヤ 京太郎「ぶ、部長?」 優希「!だ、ダメだじぇ!京太郎が別にどうなろうとどうでもいいけど、私の言うことを聞かなくなるのは困るじぇ!」 久「別に優希の命令はそのまま聞き続けてもいいわ」 久「だから…須賀君?」ギュッ 京太郎、優希「「!?」」 京太郎「(うわ…部長、俺の腕に抱きついて…ていうかまた胸の感触が…うう…)」 久「ねえ…須賀君…私の…気持ちいい?」 京太郎「え、えっと…(いきなりどうしたんだ部長…というか感触が…やばいやばいやb)」 久「もし…私と付き合うなら…」 久「私のカラダ…好きにしても…いいのよ?」ギュッ 京太郎「(うわ…胸の感触もそうだけど…なんか…部長の体エロすぎる…)」 京太郎「(和ほどじゃないにしても胸は結構あるし…というか今の感触からして、ホントに張りのある胸だ…)」 京太郎「(大胆な水着からこぼれおちそうな果実に…水に濡れて妖しく光った体……)」 京太郎「(ホント、なんで部長はこんなにエロいんだ…うう…)」 久「ほら…ここ触って…ね?…確かめてみて…?」 京太郎「え!?(え?部長?俺の手をつかんでどこに持っていくつもりですか?)」 久「いいわよ…須賀君なら…」 京太郎「(や…やばい!)」 優希「だ、だめーーーーー!!「冗談よ」」 京太郎「あれ?」 優希「え?」 久「だから冗談。ちょっと二人が仲がいいから、からかいたくなっちゃって」アハハ 京太郎「」ポカーン 優希「」ポカーン 久「けど、私でも意外と男をひっかけられるのねー」アハハ 京太郎「っ!部長!からかわないでくださいよ!」 久「ごめんごめん。優希が可愛いからからかっただけ」 京太郎「やめてくださいよ…ていうか、原因は優希で俺はとばっちりですか…」 久「あら…須賀君は私とは付き合うのはいや?」 京太郎「え…あの…いや…」 久「そうよね…私みたいな女の子と付き合うなんてお断りよね…」ウルウル 京太郎「!そんなことないです!部長は十分魅力的です!俺にはもったいないくらいですよ!」 久「ふふっ…須賀君ならそう言ってくれると思ってたわ」 久「(そう……そう誘導すれば…、ね…)」 優希「全く…たちの悪い冗談だじぇ…」ボソボソ 久「あら優希?私が須賀君と付き合ったら何かまずいことでもあるの?」 優希「ち、違うじぇ!だからそれは…」 久「だから冗談よ優希ったら可愛いんだから」アハハ 優希「うーなんか釈然としないじぇ…」 久「(……そう、からかっただけ、なんだから…)」 ―スライダー階段最上階― 京太郎「おーようやく俺たちの番だな!」 優希「なんかさっきより待つのが長かった気がするじぇ…」 久「まあまあ。お、さっそく優希の番ね。いってらっしゃい」 優希「む!よし!ここでスライダーにのって一気に波に乗るじぇー!」 係員「こちら滑られるのは初めてですかー」 優希「私は初めてじゃないから大丈夫だじぇ!気づかいサンキューなアラフォー係員殿」キリッ 係員「アラサーだよっ!って…大変失礼致しました…」アセアセ 係員「それではどうぞ」 優希「いっくじぇーー!!!」ヒュッ 京太郎「おーこんな風になってるのか…すげえなあ」 久「ホント何回乗ってもここ楽しいのよね」 京太郎「しっかし…これ高いなあ、何メートルぐらいあるんだ?」 係員「(こーこちゃんが急にバイト代わってくれっていうから来たけど…)」 係員「(ここってカップルばっかりだよ…)」 係員「(うう…めげるなあ…)」 京太郎「すいませーん係員さん」 係員「は、はい、なんでしょうか」 京太郎「このスライダーホントに高いですよね?これって高さ何メートルぐらいあるんですか?」 係員「(急にバイト代わってもらったからそんなの知らないよ~)」アセアセ 久「(あれ…この係員どこかで見たことがあるような…?気のせいかしら)」 係員「え、えーと!大体えーと(う~いまどきの若い子にどう答えたらいいのか分からないよ~…)」 係員「(ええい!もうやけくそだよ!!)あ、思いだしました!」 京太郎「それで、何メートルぐらいなんですか?」 係員「君の…その彼女への思いのたけくらいかな…」フッ 京太郎「………」 久「………」 係員「えっと…これはスライダーの高さと彼女への思いのたけをかけてて…」 京太郎「………」 久「………」 係員「き、きっと彼氏さんは彼女のことが大好きなんだろうなーって……」 京太郎「………」 久「………」 係員「………」グスッ 京太郎「(やべ、泣かせちまった!!な、なんとかしないと…)」 久「(あら…泣いちゃったわね…というか早く滑らなくていいのかしら…偶然私たちの後ろには誰もいないからいいけど…)」 京太郎「あ、あーそうなんですよ!僕この人のことものすごく愛してるから、その…いやあ通りで高いわけだ」 久「(うわ須賀君…なんていい人なの…でもさすがにちょっとそれは苦しいんじゃ…)」 係員「ほ、ほんとですか?良かったー若い人ってこういう冗談通じるのか心配だったんです…でもほんとによかった…」 京太郎「(ふう…とりあえず、泣きやんでくれてみたいでよかった…)」 久「(なんて単純な人なの…ていうか、やっぱりこの人どこかで見たような…)」 係員「あ…す、すいません。スライダーですよね?」 係員「このスライダーは安全のため、前の人が下に着いてから次の人のスタートになります」 係員「そこの金髪の子はスライダー初めてだよね?ここに滑り方が書いてるから読んでおいてね」 係員「(ふう…危うく醜態を見せるところだったよ…こーこちゃんにあとで絶対に文句言ってやる!)」 ?「おーい!!こっかっじプロー!」 京太郎、久、係員「「「!?」」」 係員2「おーい福与プロから、アラフォープロはもうへばってるだろうから交代してあげてって頼まれて来たよー!」 係員1「ちょ、ちょっと!三尋木プロ!!」ヒソヒソ 係員2「もう~なんだよ~せっかく代わりに来てやったのにさあ~」ヒソヒソ 係員1「なんだよ~じゃありませんよ!なんで本名で呼んでるんですか!」 係員1本名はまだいいとしてプロとかつけたらいろいろとばれるじゃないですか!」ヒソヒソ 係員1「それにアラフォーじゃなくてアラサーです!この子たちが勘違いしたらどうするんですか!」ヒソヒソ 係員1「それになんでバイトに着物で来てるんですか!あーってもう突っ込みどころ多すぎるよ!」ヒソヒソ 係員2「も~細かいこと気にしすぎだって~小鍛冶プロー」ヘラヘラ 係員1「っていうかもう小声で話すつもりもないんですか!?」ヒソヒソ 係員2「もう~しゃねえなあ~私が説明するから見ときな~」 係員2「おーい君たちー!おいてきぼりにしちゃってごめんねー?」 京太郎「いえ…別に大丈夫ですよ…(なんだこの人…着物でバイト来たのか…?このプールのバイトは変な人ばっかりなのか?)」 係員2「いや~さっきのは気にしないでね~プロとかただのあだ名だから~」 久「いえ、説明は不要です、小鍛冶プロ、三尋木プロ」 すこやん「え!?」 三尋木「ふ~ん私たちのこと知ってるんだ~そりゃ光栄だね~♪」 すこやん「光栄どころか…もうただの恥さらしだよ…」ズーン 久「ちょっと雑誌等で見かけたことがありまして…それでそのプロがなんでこんなところで働いてるんですか?」 すこやん「それにはちょっと…事情があって…(ていうかこーこちゃんはなんでここで働いてるのかな?)」 三尋木「まあ~どうでもいいじゃん~?てか、さっきなんか三人とも揉めてなかった~?」 すこやん「見てたの!?だったら助けてよ!」 三尋木「あはは~なんか小鍛冶プロの慌ててる姿が面白くてね~」 三尋木「で、小鍛冶プロのつまらないギャグで君は笑ってあげたんだって?えっと…」 京太郎「須賀です。須賀京太郎です」 三尋木「須賀君か~まあ京太郎でいいや。そっか~京太郎はすこやんのつまらないギャグを笑ってあげたんだ~」ニヤニヤ すこやん「そんなに早くから見てたんだ…ってそんなことないよ!この人…えと…須賀君はそんな人じゃない、絶対そうだもん!」 三尋木「ん~どうだかねい…京太郎、小鍛冶プロのギャグは面白かったかい?」 京太郎「(ここで面白くなかったって言ったら泣かせることになるな…別にどうでもいいけど、泣かせるのは嫌だな…しかも大人を…)」 久「(なんなのかしら…もういいから早くスライダーに乗りたいわ…)」 京太郎「(…よし)はい!とても面白かったですよ」 京太郎「俺の先輩への想いそのままだったので、なんの違和感なく受け入れられましたし」ニコッ 三尋木「へ~」ニヤニヤ 久「(須賀君も平気な顔して嘘つくのね…人って怖いわねー…っていうか三尋木プロはいったい何が目的なのかしら…)」 すこやん「ほら!やっぱり須賀君がそんな人じゃないでしょ?分かったらさっさと三尋木プロ交代してください!」 三尋木「そっか~そんなに二人は愛し合ってるってわけか~」 三尋木「だったらあたし二人がちゅーしてるとこ見てみたいなー!」 京太郎「?!」 久「(…は?)」 京太郎「え…ちょっと…なんでそうなるんですか?」 三尋木「ん~いや~小鍛冶プロのギャグに共感した人あんまり知らないからさー」 三尋木「きっとよっぽど共感するほどの愛だったんだな~って」 三尋木「だから、その愛確かめてみたくね?知らんけど」 すこやん「ちょっと、三尋木プロ!」ヒソヒソ 三尋木「もう~今いいところでしょ~見てなかったのかいい?」ヒソヒソ すこやん「私たちバイトの身なんですよ??こんなことしてクレームつけられたら…」ヒソヒソ 三尋木「ちょっとぐらい大丈夫だってー。知らんけど。それに小鍛冶プロ見たくないのかい?」ヒソヒソ 三尋木「高校生のカップルのちゅーだぜ?もしかしたら今後の婚活の参考になるかもしれんよ~?」 三尋木「(ま、たぶん参考にならないだろうけどねい)」ヒソヒソ すこやん「…………………………!」 すこやん「(それは…ちょっと見てみたいかも…でも…)」 すこやん「(ってでもとか言ってる余裕が私にあるの?)」 すこやん…………このまま…こーこちゃんに馬鹿にされ続けてホントにアラフォーになって…)」 すこやん「(私は追い詰められているの…だから…ちょっとくらい…いいかな?)」 すこやん「(それにこの二人付き合ってるんだよね?だったら別にキスぐらいしても問題ないはず…)」)」 京太郎「はあ、もういいですか?そろそろスライダーを…」 すこやん「…」 すこやん「…キス…」ボソッ 京太郎「…え?」 すこやん「だから、キスして見せてほしいなって…」 すこやん「「僕この人のことものすごく愛してるから、その…いやあ通りで高いわけだ」って言ってたよね?」 京太郎「(なんだこの無駄にすごい記憶力は…)」 すこやん「だから…証明してくれないかな?」 京太郎「あ、あの、それはちょっと…人前だし、よくないですよ…」アセアセ すこやん「う…ぐすっ…。私のギャグに共感してくれたのは嘘だったの…?」ウルウル 京太郎「(なんだこの状況は…ていうか部長はさっきからなんで黙ってるんだ?)」 三尋木「(う~んなかなか小鍛冶プロも演技がうまいねえ~)」ニヤニヤ すこやん「うっ…ううっ…やっぱり嘘だったんだ…」グスン 京太郎「あー分かりました!!やりますよ!やればいいんでしょ!!」 久「ちょ…」 久「須賀君、本気?」ヒソヒソ 京太郎「このままじゃ埒があきません。大丈夫です、あくまでする『フリ』にしますから…」ヒソヒソ 久「…分かったわ…お願いね」ヒソヒソ 三尋木「(見たところこの二人は絶対付き合ってないねえ~でも…もうひと押しな気がするんだよねい~)」 三尋木「(せっかくだからこの三尋木プロがひと夏の思い出をプレゼントしてあげちゃうよ~)」ニヤニヤ すこやん「………」ワクワク 京太郎「部長…俺の陰に隠れてください…なんとか見えない角度で演技しますから…」ヒソヒソ 久「わ、分かったわ…」ヒソヒソ 京太郎「(よし…この角度なら見えにくいはず…)」 京太郎「(けど適当にやって文句つけられたら何回もやり直しとかありそうだから、割と真剣に…)」 京太郎「(よし。やるぞ…!えっと…まず…そもそもキスってどうやって始めるんだ?…経験もないし全く分からん…)」 久「(まさか三尋木プロがこんなことを企んでいたなんて…まったく可愛い顔してやることがいやらしいわね)」 久「(それにしても…キスって…どんな感じなのかしら?ま、まあフリだし関係ないんだけど…)」 三尋木「ん~どうしたの~?早くしないとすこやんが年をとりすぎて還暦になっちゃうよ??」 すこやん「アラサーだよ!っていくらなんでも60はひどすぎるよね?!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ― 一方 ― 優希「ふ~やっぱりあのスライダーは最高だじぇ!」 優希「時間もあるしもう一回行くじぇ~♪」 優希「ってあれ?」 優希「階段に看板がかかってるじぇ…」 優希「なになに…『本日のスライダーは終了致しました。またのお越しをお待ちしております』」 優希「そうか…部長で最後だったんだじぇ~…」 優希「まあ、仕方ないから、一旦皆のところに戻るじぇ!」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ―スライダー最上階― 京太郎「(くっそー…俺たち以外になんで誰もいないんだ?!)」 京太郎「(おかしいだろ…閉館時間は5時だぞ?!まだ3時にもなってないのに…)」 久「(…須賀君何考えてるのかしら…ちょっと悩んでるような顔してるわね…)」 三尋木「(ま~ホントは仕事サボるために看板かけたんだけどねい~なんか面白そうだったから一石二鳥かなー)」 すこやん「(まだかなあ…)」ワクワク ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ― 一方 ― 優希「おーいみんなー!」 和「ふわあ…あ、優希、スライダーはどうしたんですか?部長と須賀君は?」 優希「それがかくかくしかじかで…」 和「にわかはならんよ、というわけですね」 和「なるほど、じゃあ部長たちが帰ってくるまでのんびりしましょうか」 咲「zzz…」 まこ「ぐー…がー…」 優希「二人ともぐっすり寝てるじぇ…」 和「なんか二人を見てると私も眠くなってきちゃって…」 和「優希も少し寝ませんか?」 優希「うーん…私はいいじぇ!他の場所を探検してくるじぇ!!」 和「そうですか…じゃあ…おやすみ、なさい…」 和「…zzz…」 優希「あっ…あっと言う間に寝ちゃったじぇ…」 優希「一人で探検してもたぶんつまらないじぇ……うむ…こうなったら…」 優希「私もねるじぇ!!」 優希「…zz…zz」 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ―スライダー最上階― 京太郎「(う…仕方ない…やるしかないよな…まずえと…部長に近づかないと…手をつかめばばいいのか…?)」 京太郎「(それで…顔を近づけるために軽く腰を…)」グッ 久「(あっ…須賀君に手首つかまれちゃった…けっこう須賀君力あるのね…)」 久「(…反対の手で腰を…なんかこれ、無理やりせまられてるみたいだわ…)」 久「(というか…須賀君…顔近い…)」 久「(こうして見ると須賀君ってホント綺麗な顔してるわよね…)」 久「(まつ毛も長くて…適度に筋肉もあって…頼りになって…)」 久「(……って私は何を考えてるの?!相手は後輩なのよ?!しかも意味不明な状況なうえにフリだし!)」 京太郎「部長…いきますよ?」 久「う、うん…」 三尋木「ん~?」 すこやん「どうかしたんですか?三尋木プロ?」 三尋木「いや~彼女のことを部長って呼んでるからさあ~どうしたのかなって」ニヤニヤ 京太郎「(やべ!?付き合ってないってばれたか!?)」 すこやん「まあ、普通のカップルって名前で呼び合う…んだよね…うん(そんなことも分からない私って…)」グスッ 京太郎「…部長ごめんなさい。今だけ名前で呼びますね」ヒソヒソ 久「え、ちょ、ちょっといきなり…」ヒソヒソ 京太郎「久先輩…」 久「っ!」 京太郎「キス…していいですか…?」グイッ 久「(え?なになに?なんなの?なんでこんなに須賀君乗り気なの?もしかして…私とキスしたいとか…?)」 久「(いつのまにか腰にあった手が首まで移動してるし…須賀君なんか手慣れてるみたいな…)」 久「(うう…須賀君本気すぎるわよ…ドキドキしてきちゃったじゃない…)」 すこやん「…//」ドキドキ 京太郎「(よし、あと一歩でキスの『フリ』が完成するぞ…)」 京太郎「(けどちょっと雰囲気なさすぎかな…?)」 京太郎「(これじゃまた三尋木プロに突っ込まれるかも…)」 京太郎「(それに部長もなぜか緊張しちゃってるみたいだから、少しリラックスしてもらう意味もこめて…よし…)」 京太郎「久先輩…可愛いですよ…」 久「ふえっ?」 京太郎「だから…可愛いって言ってるんです」 久「ちょっと須賀君?!急にどうしたの!?」ヒソヒソ 京太郎「先輩の髪…綺麗ですね…それにとってもいい匂いがする…」 久「あ、あの…//」 京太郎「肌も綺麗で…咬み付きたくなる…」 久「ちょ…(何言ってるの須賀君?!なんでそんな恥ずかしいこと言うの?!)」カアーッ 京太郎「久先輩は…俺とキスするのいやですか…?」 久「べっ別に嫌とかじゃ…」 久「(って何言ってるの!私!ああでも嫌って答えたらだめなのよね…それに実際に嫌じゃないような…ってまた何言ってるの私!)」 京太郎「じゃあ、キスします…」 久「(~!ちょ、ちょ、ちょっと!顔、近すぎよ!!ってそりゃキスだから当たり前なんだろうけど!)」ドキドキ 久「(このまま須賀君にキスされちゃうの?え?フリはどうしたの?)」 京太郎「(部長…顔真っ赤にして…あたふたして…なんだこれ…ギャップが…可愛すぎるだろ…)」 久「(あ…ダメ!キスされちゃう…!)」チュッ 久「(ってあれ?)」 京太郎「終わりましたよ部長…」ヒソヒソ 京太郎「鼻と鼻をぶつけるだけでしたけど…(あやうく本当にキスするところだった…部長の体エロすぎるんだよな…)」ヒソヒソ 京太郎「たぶんうまくいったと思います…」ヒソヒソ 久「」 三尋木「ん~なかなかすごいちゅーだったねい、ねえ、小鍛冶プロ?」 すこやん「ええ…///最近の高校生はこんなに情熱的なキスをするんですね…//」 すこやん「いつか…私も…」ボソボソ 三尋木「ん~じゃあ私仕事に戻るから、小鍛冶プロは帰っていいよ~」 すこやん「やっと帰れるんですね。まあ…いいもの見れたので許します」 すこやん「お二人とも私のわがままに答えてくださってありがとうございました」 すこやん「じゃあ、三尋木プロ、あとは任せましたね、では」 三尋木「任せて~」 三尋木「ん~じゃあ私も仕事を終わらせて帰るとしようかねい~」 三尋木「って言っても君ら二人を滑らせるだけだけどねい~どっちが先に滑んの~?」 京太郎「あ、俺からでお願いします」 三尋木「ほい、一応説明しとくねーなんかこれはボディースライダーってやつらしくて」 三尋木「背中付けて足はスライダー側に向けて滑るらしいよ~まあ、別に言わんでも分かるよねえ」 三尋木「けっこう長いらしいから楽しんできてねい~」ドーン 京太郎「うわっ!(この人に今思いっきり押されたぞ…)」ヒューン 三尋木「さて…いつまで放心してる気だい~そこの部長さん~?」 久「…よく言いますね、けしかけたのは三尋木プロじゃないですか」 三尋木「まあ~?確かにけしかけたのは私だけど?」 三尋木「なんかその割には部長さんまんざらでもなかったような顔してたけどねい」ニヤニヤ 久「なっ」カアッ 三尋木「本当にキスしてもらえなくて残念だったかい~?」ニヤニヤ 久「っ!」 三尋木「あの男が好きならさっさととっちゃわないとだめだよ~なかなかよさそうな男だったしねい~」 久「!ええ、でも三尋木プロには関係ない話だと思います」 久「(このスライダーは結構長いから…須賀君が下に着くまでもうしばらくかかるわね…)」 久「(このプロとはあまり一緒にいたくないからすぐにでもスライダーに乗ってしまいたいけど……仕方ないわよね…)」 久「(…ていうかこのプールのトラブルが多いのってまさかこの人のせいなんじゃ…ってそれはないか)」 三尋木「あれ~なんか私とはあんまり一緒にいたくないって顔してるねい~」 久「いえ…三尋木プロの気のせいじゃないですか?」ニコッ 三尋木「ふむふむ。じゃあ望み通りにしてあげるよ~」ドンッ 久「えっ…」ヒュー ―スライダー進行中 久― 久「(三尋木プロに私はスライダーの中に…まあ結果オーライよね…)」フウ 久「(あのままあそこにいたらなんだか気が狂いそうだったわ…)」 久「(…もう、なんなのよもう!このイライラは!)」 久「(とりあえず、今はのんびりこのスライダーを降りましょう)」 久「(………なんなのよ、もう…)」 久「(ていうかまこの言うとおりになっちゃったわね…)」 久「(須賀君にも迷惑かけたわね…下に着いたら、ちゃんと謝らないとね)」 ―スライダー進行中 京太郎― 京太郎「っていうかこのスライダー長いなースピードもあるし…ボリュームたっぷりで最高だぜ!」 京太郎「ホント、今日皆を誘ってよかったな…」 京太郎「(咲の新しい一面を知れたし…和に少し信用してもらえたみたいだし)」 京太郎「(優希は…あんま変わらないか。でももともと仲よかったしな)」 京太郎「(それに部長の悩みも聞けたし…あんなに完璧そうな部長でも悩みがあるって知ってびっくりだったな…)」 京太郎「…というか、さっきはとんでもないことに巻き込まれたな…」 京太郎「きっと俺なんかにせまられて…部長はいやだったんだろうな…」 京太郎「なんか落ち込んできたぞ…」ズーン 京太郎「下に着いて、部長が来たらすぐに謝ろう…」 京太郎「はあ…」 ―スライダー進行中 久― 久「だいぶ進んだわね…ってまだ半分も行ってないのね」 久「ホント何回乗ってもこのスライダーは最高だわ、水が冷たくて気持ちいいし」 久「…それにしてもなんか水の量がさっきより少ないような気がするわね…」 久「あの係員二人にはクレームつけてやるわ!絶対よ!」 ― 一方 ― 和「ふわ~ぁ…よく、寝ましたね…」 和「他の皆はまだ寝てるみたいですね…」 和「あれ?優希も寝てる…結局探検には行かなかったんですね…」 和「…」フワア 和「もうひと眠りしましょうか…」 和「(そういえば…部長と須賀君は…遅いですね…)」 和「(まあ、大丈夫ですよね。今まであの人に任せてダメだったことはありませんし…)」 まこ「…や、やめるんじゃ…それは…わしのわかめじゃ…」グーガー 和「(染谷先輩…一体どんな夢を見てるんでしょうか…)」 和「(………)」 和「zzzz」 ―スライダー最上階― 三尋木「ん~これで私の仕事は終わったねい~感謝しなよー福与アナウンサー!小鍛冶プロー!」 三尋木「それにしても…」 三尋木「さっきのあの子可愛かったな~恋する乙女ってやっぱいいよねえ~」 三尋木「というか~あんまり一緒にいたくないって顔してるとか言ったけどー」 三尋木「それは私も同じなんだよねー」 三尋木「だってあの子なんかすっごい寂しそうだったもんねい~」 三尋木「あんなのといたらこっちも精神すり減っちゃうよ~」 三尋木「だからつい無理やりスライダーに落としちゃったけど~…」 三尋木「まあ、ぶつかることはないよはずだよねえ、十分な間隔はあったし~知らんけど」 三尋木「…ってあれ?なんか…スライダーの水…止まってね?」 三尋木「……」 三尋木「いや、知らんし。」 三尋木「ん~一応直してみるかー」 三尋木「ここをこうやって…ん~?これをひねったらいいのかいー?」 バキッ 三尋木「……」 三尋木「分っかんねー!すべてが分っかんねー!」 三尋木「わ、私は知らんし。」 三尋木「ん~さっさと退散するよータイムカードは事前に盗んどいた小鍛冶プロのを入れて~」 三尋木「これであの時間に係員やってたのは小鍛冶プロだよねい~」 三尋木「よし、じゃあ帰りますか~」 ―スライダー進行中 久― 久「ちょっと…なんだか水が凄い減ってきてる気がするんだけど…」 久「どういうことなの!?まさか三尋木プロの仕業とか?」 久「(んーまあいくらあの人でもそれはないか…常識はずれな人だけどさすがに犯罪まがいのことはしないはず…)」 久「(まあ高校生カップルにキスを強要したりスライダーに人を突き落としたり、犯罪スレスレな気がするけど…)」 久「(まあ、ということは…やっぱりこのプール故障が本当に多いのね…)」 久「(一回ニュースで取り上げられたんなら直しなさいよ!何考えてんの?このプールの経営者は?!)」 ―スライダー進行中 京太郎― 京太郎「おい…なんだかさっきより水が減ってないか…」 京太郎「おい…まさかニュースでもやってたけど…スライダーの水が止まったとか?」 京太郎「…さっきも流れるプールの流れが止まったしな…十分ありうるぞおい…」 京太郎「このままじゃ平らな所にいったら止まっちまうぞ…」 ― 一方 ― 優希「んーーん、よく寝たじぇ…」 優希「んー…」 優希「皆まだぐっすり寝てるじぇ…」 優希「私が言うのもなんだけど、よくこんな場所で寝れるじぇ…」 優希「そう言えば京太郎と部長がいないじぇ…」 優希「スライダーはもうとっくに終わってるはずだし…二人で遊びに行ったのかもしれないじぇ…」 優希「ふわー…」 優希「なんかまた眠たくなってきたじぇ…」 和「んー…そんな約束できません…」スースー 優希「のどちゃん、寝言かい?」 優希「どんな夢見てるんだじぇ…」 優希「……寝るじぇ」 優希「…zz…zzz」 ―スライダー停止中 久― 久「ちょっと…完全に水止まったわよ…」 久「いまは下りだから、なんとか進んでるけど…さすがにスピードは落ちるわね」 久「っていうか…須賀君もどこかで止まってたりするのかしら?」 久「…何考えてるの?須賀君が別にどこで止まってようが関係ないでしょ?」 久「ただ…私は部長として心配なだけで…」 久「…」 ―スライダー停止中 京太郎― 京太郎「おい…完全に平らなとこにきちまったぞ…」 京太郎「水も止まったし…やっぱりこのプール管理がずさんなんだな…」 京太郎「でも、俺がまだ下に着いてないから、まだ部長は外にいるはず…」 京太郎「だから部長がきっとなんとかしてくれるよな。それまで自分で進まないと…」 京太郎「全然進まねえ…ていうかこれ停止してるよな…?」 京太郎「マジかよ…一体いつになったら復旧するんだ?」 ― 一方 ― 咲「うーん…よく寝たなあ…」 咲「まだ少し眠いや…」フワー 咲「しばらくプールに入ってなかったから、すっかり体が乾いちゃったよ…」 咲「ん…そういえば京ちゃんと部長はどこに行ったんだろ?」 咲「あ…思いだした…あのスライダーで私怖くなって…」ブルブル 咲「まだあの二人スライダーにいるのかな…?」 優希「むーやめてくれ…タコスをいじめるのはやめてほしいじぇ…」スピースピー 咲「優希ちゃん…寝言かな?タコスって…食べ物だよね?夢の中では人になってるのかな?」 咲「どんな夢なんだろ…」 咲「まあ、いっか…」 咲「もう少し寝よう…」 咲「………」 咲「……」スースー ―スライダー停止中 久― 久「…」 久「とにかく今はさっさとここを出ることね」 久「三尋木プロがきちんと対処してくれるとは思えないし…」 久「……」 久「よし、かなりの下りになったわ。滑り台の要領で一気に進めるわ!」 久「せーの」ズルッ 久「…!って須賀君?!」 久「ちょ、ちょ、ちょ、と、止まってー!」ジタバタ ―スライダー停止中 京太郎― 京太郎「とりあえず……のんびり進むか……」 京太郎「ん?」 「と、止まってー!!」 京太郎「え?部長の声?どうしてだ?」 京太郎「って!え?!部長?」 京太郎「(ちょ、部長がものすごい勢いでこっちに来る…ってそんなこと考えてる間に…!)」 京太郎、久「「(ぶつかる…!!!!)」」 ガンッ! ― 一方 ― まこ「んん~!よく寝たのう…しっかし、皆よく眠っとるのお…」 まこ「(まあ…午前中たっぷり遊んだけんの…それに昨日は買い物にもいったらしいからの…)」 まこ「(疲れても仕方ないかのう…)」 まこ「そういえば部長はどこにおるんじゃ?京太郎とまだスライダーいっとるんか?」 まこ「…まさか本当にトラブルに巻き込まれとったりしての…」ハハ まこ「(まあ、さすがにないじゃろ…)」 咲「んーお姉ちゃん、私のプリン食べないでよ~…ううっ…」スースー まこ「寝言か…?」 まこ「(そういえば咲は姉に会いに行くために全国目指しとるって言っとったの…)」 まこ「(…わしにとっては麻雀は生きていく上での手段じゃったが…)」 まこ「(こうして麻雀でお互い分かりあおうとする人もいるんじゃの…)」 まこ「(…頑張ってな、咲。わしも精一杯フォローする)」 まこ「それにしても…咲はどんな夢見とるんじゃ…インターハイチャンピオンのイメージが崩れるのお…」 ―スライダー内― 久「(…あれから下りを思い切り進んだ私は平らなところで停滞してた須賀君に直撃した)」 久「(どうやら、私の足が須賀君の脳天にクリーンヒットしたみたいで…)」 久「(須賀君を気絶させてしまった…いくら揺らしても起きないわ…ごめんなさい須賀君)」 久「(しかも…ぶつかったときの衝撃で腰に巻いてたパレオが…向こうに飛んで行ってしまったわ…)」 久「…」 久「い、今のこの状況を整理しましょう」 久「あ、ありのままに起こったことを…い、いま…」 久「なんて言ってる場合じゃないわ…」 久「…」 久「(わ、私の、パレオに、須賀君が思いっきり顔をうずめてる…)」 久「(足をこんなに開くなんて…恥ずかしすぎるわ…うう)」カアッ 久「(し、しかも…パレオはさっき流されちゃったから…)」 久「(ちょ、直接…って水着はあるけど…でも恥ずかしい…)」 久「(しかももともと狭いスライダーなのに思いっきりぶつかったから…ほとんど身動きがとれないわ…)」 久「(どうしよう…!)」 ― 一方 ― 三尋木「今頃あの部長さんはうまくやってるかねい~」 三尋木「そういやあのスライダー直ったかなー?」 三尋木「ま、知らんけど」 三尋木「(そう言えば看板外すのも係員の交代をお願いするのも忘れてたねえー)」 三尋木「……」 三尋木「うーん、暇だから小鍛冶プロまたいじって遊ぶかな~♪」 ピポパ 三尋木「……」 三尋木「あ、小鍛冶プロ~?今暇かい?」 すこやん「ええ…福与プロに頼まれたお仕事も終わったので今は家でのんびりしてるけど……」 三尋木「りょーかーい!んじゃ今から家に行くから待っててねい~♪」 すこやん「え?!ちょ、ちょっと三尋木プロ!?」 ツーッツーッツーッ すこやん「もう…こーこちゃんも三尋木プロも皆勝手だよね…」 すこやん「ってあの人なんで私の家知ってるの!?」 ―スライダー内― 久「(…須賀君起きないわね…起きなくていいんだけど…)」 久「(っていうか早くこの姿勢をなんとかしたいわ…だってこの姿勢…)」 久「(いやいや!言わないけどね!でも須賀君の息の熱が…下半身に…集まって…)」 久「(うう…お願いだから須賀君起きないでよ…!)」 久「……」 久「はあ…」 久「それにしても本当にまこの言う通りになちゃったわね…」 久「いつも通り冷静に対処する…か…」 久「こんな状況でできるわけないじゃない…ていうか動けないし…」ハア 久「それにしても暑くなってきたわね…ってっ??!!!」 久「(須賀君が寝がえり打とうとして…顔動かしてる…)」 久「(やだ…動かないで…お願い…)」 久「(そんなに動いたら…)」 久「ちょ…(う、動きすぎよ……なんなの!?なんなの!?これじゃまるで私須賀君に…)」 久「(…されてるみたいじゃない…)」 久「~~~~!!!」カアッ 久「(なし!今のはなしよ!あり得ない!そんなオカルトありえません!)」 京太郎「ん…」 久「(やばっ…須賀君まさか…起きた…?)」 京太郎「ぶ…ちょう…」 久「な、なにかしら?」 京太郎「俺たちが…いっしょに…います…よ…」 久「…寝言?」 久「(っていうか気絶してる時も寝言って起こりうるの?寝言って名称もおかしいかしら…)」 久「(っていうか…ほとんど私のせいで気絶させられたようなものなのに…)」 久「(私のこと…気遣ってくれてる…?なんて…)」 久「須賀君…」ドキッ 久「(えっ…?何ドキッって…)」 久「(…きっと何かの思い違い…怒気、そうねきっと怒気のことだわ)」 久「(こんな狭い場所に、こ、こんな体勢で閉じ込められたら、そりゃ怒りたくもなるわよ!)」 久「(……)」 久「(須賀君…髪の毛サラサラ…)」 久「(肌も…綺麗よね…筋肉もちょうどいい具合についてるし…)」 久「(さっきは緊張してて気がつかなかったけど…なんだか甘いかおりがするわ…何かつけてるのかしら…)」 久「(言うまでもないんだけど…須賀君ってカッコいいわね…)」 久「(いっつも皆からの扱いはひどいから…って私がそれをいっちゃだめよね)」 久「(そのせいであんまり考えてなかったけど…)」 久「(綺麗な顔してるわ…)」 久「(こんなに須賀君が気になるなんて…馬鹿みたい!って誰よ、今の)」 久「」ドキドキ 久「(なんか急に胸が苦しくなってきたわ…この狭い空間で暑いのもあるんでしょうけど…)」 久「(!また、須賀君が動いて…)」 久「(うう…あ、当たってるわ…//)」 久「(す、須賀君の顔が私の…私の…わ、…)」 久「(ううっ…//)」 久「(言えないわ!女の子の口からそんな…)」 久「(さっき何ってナニに決まってるじゃないとか言おうとしてたって?知らないわよ!そんなの!)」 久「(や…んっ…ちょ、動きすぎ…)」 久「(す、すがく…)」 京太郎「ん…」 久「(…起きちゃった?)」 京太郎「ぶちょう…」 久「っ」 久「(……むり…)」 久「(…もう…むり…)」 久「(体が暑くなって…頭がぽーっとして…下半身に凄い熱が集まって…)」 久「(須賀君がそこを刺激して…)」 久「(きっと…今私の下の水着、凄いことになってるわ…は、恥ずかしくて言えないけど…)」カアッ 久「(仕方ない、わよね?)」 久「(こんな状況想定外なのよ…)」 久「(ごめん須賀君、少し…だけ…)」 ギュッ ― 一方 ― ピンポーン! すこやん「はーい!今開けるからちょっと」 ガチャ 三尋木「おう~小鍛冶プロー来たよ~」 すこやん「え?!なんで今開いたの!?鍵しまってたよね?!」 三尋木「もう~また小鍛冶・アラフォー・プロは細かいんだから~」 すこやん「いやいや限度があるよね?!っていうか何その変なミドルネームは!?」 三尋木「いや~小鍛冶プロにも二つ名がほしいと思ってねい~今いろんなところでこの名前広めてるんだよ~?」 すこやん「金輪際やめて!それにアラサーだよ!!って何度言わせるの??」ハアハア 三尋木「もう~そんなに怒ったら疲れちゃうぜ~すこやん~?」 三尋木「分かったよーこれからは小鍛冶・アラサー・プロで広めとくからさあ~」 すこやん「それもなんかやだ!ていうかその名前にするメリットはあるの?!」 三尋木「ふ~やっと落ち着いたかい~小鍛冶プロ~?」 すこやん「まったく…ホントに誰のせいだと思ってるか分かってるの…」ブツブツ すこやん「みんなして私をいじめるんだから…」ブツブツ 三尋木「いや~ごめんごめん。機嫌なおしてよ~すこやん~」 すこやん「…すこやんでも小鍛冶プロでもいいけど、呼び方統一してくれないかな?」 すこやん「なんか変な違和感があるから…」 三尋木「ん~じゃあすこやんで~これでいいかい?」 すこやん「まあ、いいよ…」 すこやん「あ、遅くなりましたけど、バイトお疲れさまです。わざわざ代わっていただいて、ありがとうございいました」 三尋木「お~い?私とすこやんの仲だろ~?気にすんなって!バイト代は全部もらっとくからさ!」 すこやん「なんですか、私たちの仲って…ってがめつい!?お金もちなのになんでそんなにがめついの?! ―スライダー内― 久「(とりあえず…須賀君の首に手をまわして抱きついてしまったわ……)」 久「(そんなつもりはなかったのよ…)」 久「(…でも温かい…)」 久「(実際はすごく暑いわ、この狭い空間で水が止まっちゃったから…)」 久「(でも須賀君に抱きついてると…なんか…ポカポカする…)」 久「(……)」 久「(今気がついたんだけど…)」 久「(須賀君に抱きつくためには体勢からして首に抱きつくしかなかったんだけど…)」 久「(これって…須賀君の顔を自分で押しつけてることになるわよね…)」カアッ 久「(わ、私ただの変態じゃない!)」 久「(い、いやでも須賀君が寝がえりを打たないように自制できるから、さっきより安定するわよね…)」 久「(…)」 久「(あんまり考えたくなかったんだけど…)」 久「(水着がべとべとして気持悪いわ…)」 久「(でもそれ以上に…)」 久「(刺激が足りないって思ってるなんて…)」 久「(私、ついに痴女になり下がったのかしら…うう…)」 久「(私彼氏なんていたことなし、自分でしたこともないけど、知識ではさすがに知ってるわ…)」 久「(…体が疼いて…)」 久「(須賀君のことを考えるだけで胸がドキドキして…)」 久「(その度に須賀君の顔を自分に押しつけたくなる…)」 久「(う…//ホントにどうしちゃったの私…)」カアーッ 久「(……)」 久「(……一回だけ)」 ― 小鍛冶家 ― 三尋木「いや~でもカップルのちゅーはあつかったねえい~」 すこやん「そ、そうですね…//多少強引でしたが、いいものが見れたかな」 三尋木「でしょ~私はもっと褒められてもいいと思うぜ~?」ニヤニヤ すこやん「三尋木プロってホントこーこちゃんかって思う時あるよ…」 三尋木「ん~?それってどういう意味だい~?」ニヤニヤ すこやん「まさにそういうとこだよ…」ハア 三尋木「あはは~ね~それよりさー聞いてくれよーすこやんー」 すこやん「どうしたんですか?」 三尋木「実はさ~あのあと、すこやんとバイト代わったあとなんだけど~」 すこやん「そのあとどうしたんですか?」 三尋木「いや~なんかスライダーの水が止まっちゃってさあー」 すこやん「ああ…そういえばあのプール頻繁にトラブルが起こるって有名らしいですね…」 三尋木「へ~まあ知らんけど。それで大変だったんだよ~」 すこやん「それで、どう対処したんですか?」 三尋木「へ?」 すこやん「だから、壊れたんでしょ?どう対処したの?」 三尋木「ん~とりあえず水を流すためにそこらへんのポンプ適当にいじったよ~」 すこやん「適当って…それで直ったの?」 三尋木「実はそこなんだよねいーなんか知らんけど、ポンプが壊れちゃってね~」 すこやん「…え?(何か嫌な予感が…)」 すこやん「えっと…じゃあ責任者の人とか呼んで直してもらったとか…ですか?」 三尋木「んー」 すこやん「え?」 三尋木「いや、知らんけど」 すこやん「はい?」 三尋木「んーまだ分かんねー」 すこやん「ちょっと…真面目に…」 三尋木「いや、知らんし。」 すこやん「いい加減に…」 三尋木「分っかんねー!すべてが分っかんねー!」 すこやん「…三尋木プロ?」ゴゴゴゴゴゴ 三尋木「あはは~ごめんごめん。まあ最後の二人だったから、たぶん大丈夫だってー」 すこやん「…ならいいですけど…でもたぶんそれあとでばれて三尋木プロのお給料カットですよ?」 三尋木「んーたぶんそれは大丈夫だぜい~」 すこやん「?どうしてですか?」 三尋木「だってすこやんのタイムカードで帰ったし~?」 すこやん「え?」 すこやん「聞き間違いだと思うのでもう一回聞きますけど…」 すこやん「…タイムカードがなんですか?」 三尋木「だから~すこやんのタイムカード借りたんだよ~」 すこやん「」 すこやん「」 三尋木「?」 三尋木「おーい?」 三尋木「小鍛冶プロー?」 三尋木「…」 三尋木「アラフォープロ」ボソッ すこやん「アラサーだよ!って」 すこやん「何してくれてるの??!!」 すこやん「は、早く連絡しないと…」 三尋木「おいおい~そんなにお給料がほしいのかい~」 すこやん「」イラッ 三尋木「じょ、冗談だってばーあはは…」 すこやん「はい、もしもし…先ほど福与さんの代理でバイトに入った小鍛冶ですが…はい」 すこやん「実は…はい…はい。本当に申し訳ありませんでした!」 すこやん「…ふう」 すこやん「さて…これでたぶん大丈夫だね…水も流れるようになるはずだよね…」 三尋木「お、おー!さすが小鍛冶プロ~!手際いいねえ~あ、あはは…」 すこやん「…三尋木プロ?これから暇ですか?ちょっと一局打ちませんか?」ゴゴゴゴ 三尋木「おや~私だっていつまでも負けてないよお~?」 三尋木「いいぜーやってやろうじゃないかー」ゴゴゴゴ ―スライダー内― 久「(…一回だけ…)」 久「(一回だけ…)」 久「(いっか…って何言ってるの私!)」 久「(何!?この暑さでついに頭がやられたの?!)」 久「もう!しっかりしなさいよ!私!」グッ 久「…てあれ?」 ザーーーーー 久「あ…水が…」 久「…あ、あら?」 ―帰り 長野駅― 優希「今日は楽しかったじぇー!」 京太郎「おう!途中からの記憶がまったくないんだが…でもすげえ楽しかった!」 和「そうですね、とても楽しかったです。途中からほとんど寝てたきもしますけど…」 和「(須賀君とも仲良くなれましたし…いい一日でした)」 咲「そうだね…スライダーは怖かったけど、楽しかったよ!」 咲「(それに京ちゃんに水着褒めてもらえただけで…私には十分だよ…//)」 久「(何かしらこの脱力感…熱していた鉄が一気に冷えたみたいな…)」 久「(もう一回って何よ!…ああ恥ずかしい…)」 まこ「部長?どうしたんじゃ?」 久「ん、い、いや、なんでもないわよ」 久「(まあ、それでも…今日は楽しかったわね…頼りになる人も見つけたしね)」 久「(…また、須賀君に頼っても…いいわよね)」 久「須賀君、今日は皆のために企画を立ててくれてありがとうね!」 咲「本当にありがとうね、京ちゃん。これからもよろしくね」 和「須賀君、今日はありがとうございました。須賀君の想いに報いるために、頑張りますね」 優希「京太郎ー!今日は楽しかったじょー!一応礼を言っておくじぇありがとうなー! まこ「今日一日でだいぶリラックスできたのう。京太郎、ありがとうな」 京太郎「…みんなが喜んでくれて、俺嬉しいです!」 京太郎「全国に行ってもまた皆の役に立てるように頑張ります!」 京太郎「皆で全国優勝目指して頑張りましょう!」 久「ふふ…じゃあさっそく景気づけに今からご飯食べに行きましょうか」 久「もちろん、須賀君のおごりでね」ニコッ 京太郎「そ、そんな~勘弁してくださいよ~部長…」 ―完―
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京太郎「俺が淡と付き合ってる?」淡「はぁ!?」 京太郎「なんでそんな話になってるんだよ」 淡「そ、そうよ! しかもよりによって、なんでコイツなのよ!」 モブ「え、だって昨日、一緒にゲーセンでデートしてたじゃん」 淡「…………」ジー 京太郎「…………」 淡「…………」チラッ 京太郎「……えっと、淡、ほしいのか?」 淡「そ、そんなことないよ!?ただ気になっただけ!」 京太郎(そんなにマジマジと見てたら欲しいって言ってようなもんだぞ?) 京太郎「俺、こう見えてクレーンゲーム得意だぞ?欲しいの言ってくれればーー」 淡「だ、だから、欲しいわけじゃないんだってば!」アセアセ 京太郎「……カピバラ?」 淡「っ! な、なんのこと?」 京太郎(なるほど、カピバラのぬいぐるみか) 京太郎「わかった。取ってやるよ」 淡「だ?か?らー違うんだってば」アセアセ 京太郎(素直じゃないなぁ) 京太郎「……俺が取りたいだけだよ。だから、悪いけど、少し待っててくれ」 淡「そ、そういうことなら……」 数分後 京太郎「よし!とれた!」 淡「京太郎……本当にクレーンゲーム上手なんだね」 京太郎「まぁな。よく咲……幼なじみに取ってあげてたからな」 淡「……幼なじみ」ピクッ 京太郎「あぁ、だからクレーンゲームは基本的に得意なんだ」 京太郎(わかりやすいなぁ……) 淡「……ぬいぐるみ取ったんだからもういいでしょ?次いこ」ムスッ 京太郎「待てよ、淡」 淡「……なに?」 京太郎「これ、やるよ」カピバラー 淡「……だから、私は欲しくないってーー」 京太郎「違うって。俺が淡にプレゼントしたいんだよ。だから受け取ってくれ」 淡「……そ、そういうことなら」オズオズ 京太郎「じゃあ、次いくか」スタスタ 淡「……何カッコつけてんだろ、京太郎のくせに」 淡「……ふふ」ギュッ 『2人でカフェ』 淡「なんでこんなことになってんの……」 京太郎「……俺が聞きたい」 店員「こちら、カップル限定のスペシャルパフェになります♪」 淡「……っ!?」 京太郎「あのー、スプーンが1つしかないんですが……」 店員「カップル限定のスペシャルパフェですからね!お互いにパフェを食べさせあう。これがカップル限定パフェの醍醐味!」 淡「……////」 京太郎「は、はぁ…」 店員「さぁ!どうぞ!」 京太郎「えっと……なんでいるですか?」 店員「見たいからです!」 京太郎「え?」 店員「見たいからです!!!」 京太郎「…………」 店員「さぁ!どうぞ!」 京太郎(とりあえず、溶けちゃうし食べるか) 京太郎「淡、ほら、あーん」 淡「えっ!?本当にやるの!?」 京太郎「スプーンが1つしかないんだからしかたがないだろ?」 淡「そ、そうだけど!ひ、ひひひ、人前なんだよ?////」 京太郎「そうだけど、そういう商品なんだし」 淡「う、うぅぅぅ……」 京太郎「ほら、溶けてきてるから。あーん」 淡「あ、あーん……」モグモグ 京太郎「どうだ?」 淡「恥ずかしいけど……こういうのもいいかも////」 京太郎「あ、いや、味の話なんだが……」 淡「えっ……」 京太郎「えっ?」 淡「…………」 京太郎「?」 淡「………っ!////」 淡「き……ば………」 京太郎「……きば?」 淡「京太郎のばかぁー!!」ダッ 京太郎「ちょ!淡、どこいくんだ!?おーい!」 店員「…………」 京太郎「……なにか、まずかったんですかね?」 店員「彼女さんには甘酸っぱかったんじゃないですかね?」ウフフ 『淡の髪を梳かす』 京太郎「やっと終わったー」 淡「普段からしっかり勉強してれば補習なんてならないですむのに」ジトー 京太郎「あ、いや、まぁそうなんだけどさ」アセアセ 淡「あーあ、せっかくの放課後が台無しだなー」チラッ 京太郎「……わかった。帰りにケーキ奢から許してくれ」 淡「うーん……。それも魅力的だけど、今回は他のがいいなぁ」 京太郎「他の?例えば?」 淡「えっとね」キョロキョロ 京太郎「?」 淡「うんしょっと」イスニスワル 淡「髪、やってほしいなぁ」 京太郎「……ここで?」 淡「うん!」 京太郎「……人前でやるのはーー」 淡「いまは2人っきりだよ?」 京太郎「……わかったよ。クシあるか?」 淡「やった! はい」 京太郎「そういえば、こうやって髪やるの久々だな」 淡「だねー。そもそも2人っきりって状況があんまりないもんね。ん…」 京太郎「うん?どうした?」 淡「……京太郎って髪とかすの上手だよね。凄く気持ちいい」 京太郎「……なんかエロいな」 淡「バカ」 京太郎「ごめん、冗談だよ」 淡「わかってる♪」 京太郎「それにしても、淡は髪綺麗だな」 淡「そう?あんまり考えたことないけど」 京太郎「うん。長くてつやがあって、サラサラで綺麗だ。はい、おしまい」 淡「ありがと。やっぱり、京太郎にやってもらうと気持ちいいなぁ」ウフフ 京太郎「とりあえず、これで今日のことは許してくれるか?」 淡「うーん…。まだ駄目ー」 京太郎「えぇー、まだ駄目なのか?」 淡「あれだけじゃ許してあげない」 京太郎「じゃあ、どうしたら許してくれる?」 淡「届かないから、少し腰おとして」 京太郎「? これでいいのか」スッ 淡「うん」 チュッ 京太郎「っ!」 淡「これで許してあーげる♪」 京太郎「おまえなぁ……」 淡「学校だからほっぺで妥協してあげたんだよ?感謝してね?」 京太郎「こいつー」グリグリ 淡「わ、わ!髪ぐしゃぐしゃになるからやめてー」 京太郎「そしてらまたやってやるよ」 『淡と一緒に水族館行ってイルカショーを見ていた』 淡「京太郎ー」 京太郎「うん?なんだー?」カキカキ 淡「イルカ見にいきたい」 京太郎「イルカかぁ。たまにはいいな」 淡「じゃあさ、これから見に行かない?」 京太郎「そうだな、いくか!」 淡・京太郎「おー!」 担任「おまえらー、デートの約束はいいからその課題をはよ出せー」 翌日、水族館にて。 淡「結局、課題で1日使っちゃったねー」 京太郎「だなー」 淡「でも、今日になって良かった♪」 京太郎「ん?なんでだ?」 淡「だって、これなら一日中、大好きな京太郎と一緒にいられるもん」 京太郎「な、何いってんだよ」カァァ 淡「あは、なんか私も恥ずかしくなってきた」アハハ 京太郎「なら言うなよ……」 淡「……」ムスッ 京太郎「? どうした?」 淡「……京太郎は?」ボソッ 京太郎「うん?」 淡「京太郎は私に好きって言ってくれないの?」 京太郎「……好きだぞ?」 淡「なんか固いよ?」ケラケラ 京太郎「照れくさいんだよ////」 淡「アハハ、京太郎、顔真っ赤だね」 京太郎「そんなことはいいから!ほら、イルカのショー始まるぞ?」 淡「はーい」 イルカのショーが開始 淡「すごーい!京太郎、今の見た!?」 京太郎「見た見た。イルカのショーつってテレビでなら見たことあったんだけど、生でみるとだいぶ違うな」 淡「だよね。迫力が違うよね!」 京太郎「お、すげぇ!」 淡「え?どうしたの?」キョロキョロ 京太郎「あ、いや、今イルカがすげぇ高く飛んだからさ」 淡「うそー!? 見逃したー」ガーン ーーーーーー ーーーー ーー 淡「イルカのショー楽しかったね」 京太郎「だな。……お、淡」 淡「うん?どうしたの?」キョトン 京太郎「なんか、あそこでイルカに触れるらしいぞ?」 淡「えっ?本当に?」ワクワク 京太郎「まじまじ。有料みたいだけど、いくか?」 淡「いく!」 係員「では、こちらにどうぞ。イルカと握手してみてください」 淡「イルカに触れるとか楽しみぃ」ワクワク 京太郎「野生のイルカって人を襲うって聞いたことあるな」ボソッ 淡「こんなときにやめてよー!」ウルウル 京太郎「ごめんごめん、冗談だから。」ナデナデ 淡「ん、次はないからね?」プンスカ 京太郎「はいはい」 係員(はよしろ……) 淡「わ、わぁー。イルカの手って柔らかい」キラキラ 淡「京太郎も触ってみなよ」 京太郎「どれどれ……お、おお。確かに柔らかい!」 淡「でしょ?」 京太郎「なんかくせになるな、これ」サワサワ イルカ「」ジー 京太郎「うん?」 チュッ 係員「あ、お客様、ラッキーですね。この子、たまにしかしてくれないんですよ?」 京太郎「あ、そうなんですか?なんか今日はツイてるなぁ」 淡「えぇー!京太郎いいなぁ。私にはーー」チラッ イルカ「」プイッ 淡「…………」 京太郎「…………」 イルカ「」ニヤッ 淡「……いいもん。あとで京太郎にしてもらうから」ボソッ イルカ・京太郎「!?」 『京太郎が淡を朝起こしに行っていた』 合宿所にて。 京太郎「………」キョロキョロ 京太郎「あ、淡ー起きてるかー?」コゴエ 淡「……うゆぅ」zzz 京太郎「あ、淡ー、また遅刻するぞー」ユサユサ 淡「うーん……」モゾモゾ 京太郎「おっ、起きたか?」 淡「……あと5……」 京太郎「……時間とか言わせないぞ?」 淡「年……うにゃ」zzz 京太郎(もっと上だったか……) 京太郎「じゃなくて!お前が起こしてくれって言ったんだろ?男子はこのフロア立ち入り禁止なんだから、早くしてくれ」ユサユサ 淡「……むぅ」ムクリ 京太郎「おはよう、淡」 淡「…………」ジー 京太郎「? どうかしたか?」 淡「きょーたろーだぁ」ダキッ 京太郎「ちょ!寝ぼけてんのか?起きろー」ペシペシ 淡「むぅ、寝ぼけてないよ…」ムスッ 京太郎「じゃあ、くっ付いてないで起きろって」 淡「わかったよ……。じゃあ、はい」ズイ 京太郎「な、なんだよ」ジリ 淡「……いつもの」 京太郎「……はっ?」 淡「だから、いつもの……」 京太郎「えっと、もしかして、あれですか?」アセ 淡「……ん」 京太郎「く、唇を突き出すな…。つか、合宿中はまずいって」アセアセ 淡「じゃあ、起きない」プイッ 京太郎「いやいや!淡はレギュラーだろ?皆に迷惑かかるぞ?」 淡「……そしたら、京太郎がキスしてくれなかったからって言うからいいもん」 京太郎「それだけはお願いだからやめてくれ」アセダラダラ 淡「なら、おはようのキス」 京太郎「……はぁ、分かったよ」 チュッ 淡「……えへへ♪ おはよ、きょーたろ」 京太郎「あ、あぁ、おはよう。ほら、ちゃんとキスしたんだから起きろよ?」 淡「うん、ちゃんと起きるよー」ウットリ 京太郎「じゃあ、俺は帰るからな」ガチャ…バタン モブ(き、京太郎君が急に入って来たからとっさにかくれちゃったけど……) モブ(2人ってそういう仲なの!?) モブ(つか、先輩に言われて淡を起こしにきただけなのに……。なんで朝から甘ったるいシーンを見なきゃいけないのよ!!) 『淡と京太郎が放課後教室で抱き合っていた』 淡「つ、疲れたー」グデー 京太郎「お疲れ」 淡「うん、京太郎もおつかれー。なんなの、あの授業……」 京太郎「淡は歴史苦手だもんな」 淡「歴史を学んだって私には関係ないのにさ」プンスカ 京太郎「温故知新って言葉があるだろ?昔のことも学んで損はないぞ?」 淡「そうかもだけど、嘉蔵なんて人知らないもん!」 京太郎「あ、あぁ、あれはマニアック過ぎるからな…」 淡「…えっ?京太郎は知ってるの?」キョトン 京太郎「昔読んだ本に少しだけ出てたからな」ドヤー 淡「…………」 京太郎「……おい、なんで少し下がった?」 淡「ソンナコトナイヨー」 京太郎「……と、とりあえず、帰ろうか」 淡「疲れて動けなーい」グデー 京太郎「いやいやいや……」 淡「えねるぎー切れー」 京太郎「……どうしたら、そのエネルギーは貯まるんだ?」 淡「うーん……。京太郎がハグしてくれたらかな?」ニパー 京太郎「…………」 淡「…………」ジー 京太郎「…………」 淡「………」ジー 京太郎「はぁ、分かったよ。ほら」ギュッ 淡「なんで後ろから?」 京太郎「前からの方が良かったか?」 淡「どっちも好きだけど、前からの方が京太郎の顔も見れるからなぁ」クルッ 京太郎「っ!」 淡「京太郎の心臓、ドクンドクンいってる」ギュー 京太郎「……生きてるからな」ギュッ 淡「……ねぇ、京太郎」ジー 京太郎「……ん」チュッ 淡「んっ、はぁ……ありがと♪」 京太郎「学校ではしないつもりだったんだけどな」 淡「じゃあ、なんでしたの?」 京太郎「淡があまりにも可愛いから」キッパリ 淡「っ////」 京太郎「お、真っ赤になった」 淡「……ばか」 廊下にて。 モブ(は、入りづれぇー!!) 学校の中庭。 淡「きょーたろ、膝枕してほしいなぁ」 京太郎「うん? あぁ、ほら、いいぞ?」ポンポン 淡「わーい」ゴロン 京太郎「寝心地はどうだ?」 淡「うーん……。少し固いかな?」 京太郎「さいですか……」 淡「でも、暖かい。体中がポカポカしてくる」 京太郎「…………」 淡「なんでだろうね?」 京太郎「さぁな」ナデナデ 淡「わっ」 京太郎「あ、すまん、嫌だったか?」 淡「ううん、突然だったからビックリしちゃっただけ」 京太郎「そか、ならよかった」 淡「…………」ジー 京太郎「?」 淡「ナデナデ、してほしいなぁ」チラッ 京太郎「…………」ナデナデ 淡「んっ……きょーたろの手、気持ちいい」ウットリ 京太郎「それは良かった」ナデナデ 淡「……きょーたろ」 京太郎「うん?」ナデナデ 淡「だーいすき♪」 京太郎「俺もだよ」ナデナデ モブa「……すまん、人足先に離脱する!」ダッ 京太郎「あいつ、どうしたんだろ?」ナデナデ 淡「具合悪くなったのかな?」キョトン モブb(いやいや!) モブc(2人のせいでしょ!?) 淡「きょーたろー」 京太郎「今度はどうした?」 淡「お腹すいた」 京太郎「お腹? あぁ、そういえばもう昼か」 淡「今日はきょーたろのためにお弁当作ってきたんだぁ」エッヘン 京太郎「そうなのか?それは楽しみだなぁ」 モブb「」←コンビニ弁当 モブc「」←姉の手作り弁当 モブb「…………」チラッ モブc「…………」ドヤッ モブb「」(´;ω;`)ブワッ 淡「じゃじゃーん」パカッ 京太郎「おぉ!」 きょーたろラブ 京太郎「……いやいや、これは流石に恥ずかしいぞ?////」 淡「や、やっぱり?//// 実は私もすっごい恥ずかしい」カァァ 京太郎「と、とりあえず、食べようか」 淡「だ、だね!」アセアセ モブb・c(そこで照れるの!?) 淡「はい、きょーたろ。あーん」 京太郎「あーん」パクッ 淡「ど、どう?」オソルオソル 京太郎「……」モグモグ 淡「えっと…」オドオド 京太郎「……おいしい」 淡「ほ、ほんと?」パァァ 京太郎「本当本当。これならいつでもお嫁にいけるな」ナデナデ 淡「でしょー」ウフフ 京太郎「淡の旦那さんは幸せだろうな」 淡「私は京太郎としか結婚する気ないよ?」 京太郎「淡……」 淡「きょーたろ……」 チュッ モブb「う、うわぁーん」ダッ モブc「まてっ」ガシッ モブb「放せ!俺は!俺は独りでコンビニ弁当食うんだぁ」。゚(゚´Д`゚)゚。 モブc「た、頼むからこんな所に独りにしないで」ナミダメ 京太郎「ごちそうさまでした」 淡「お粗末様でした」 京太郎「いやー、本当においしかった。また作ってくれるか?」 淡「代金としてキス一回を請求します」ニコッ 京太郎「夜になったら何回でもしてあげるよ」 淡「楽しみにしてる////」 モブc「あれ?モブbがいない!?」キョロキョロ モブc「っ!こ、これは!?」 旅に出ます。探さないでください by コンビニ弁当 モブc「も、モブbー!!!」 淡・京太郎「?」 淡「きょーたろ」 京太郎「うん?」 淡「なんか少し疲れたかも」 京太郎「なら、また少し寝るか?」 淡「ご飯の後だから寝るのはいやだなぁ」 京太郎「なら、どうする?」 淡「うーん……あっ、そこ座ってもいい?」 京太郎「うん?そこって?」 淡「足の間」 京太郎「あぁ、いいぞ?」 淡「よっと」ピョン 京太郎「どうだ?」 淡「背中が少し寒いかなー」チラッ 京太郎「はいはい」ギュッ 淡「うん、暖かい♪」 モブc「♪」←音楽を聴いている 淡「ねぇ、きょーたろは私と付き合えて良かった?」 京太郎「当たり前だろ?」 淡「きょーたろならそう言うと思ってた」アハッ 淡「でもね、たまにスッゴく不安になる時があるんだぁ」 京太郎「そうなのか?」 淡「うん、だって、京太郎の周り可愛い子多いから」 京太郎「…………」 淡「だから、たまにスッゴく不安になる……」 京太郎「淡……」 淡「うん?」 京太郎「ごめんな」ギュッ 淡「き、きょーたろ?」 京太郎「俺のせいで不安になるんだろ?だからごめん」 淡「え、違うよ!私がいけないんだよ」アセアセ 京太郎「ううん。俺がしっかり淡だけ見ていれば淡が不安になることなんてないはずだから。ごめんな、淡」 淡「きょーたろ……」 京太郎「なぁ、もっかいキスしないか?」 淡「…したいの?」 京太郎「したい」 淡「うん、それならいいよ」クルッ 京太郎「淡……」チュッ 淡「んっ……」 京太郎「んー、あむっ」 淡「っ!んっ、きょーら…ろう、すと……んっ」 京太郎「……」 淡「ん、んんっ……はっ、ふっ……んぅ」 淡「ぷはっ……きょーたろぉ、学校だよ、ここ…」トローン 京太郎「したくなったから。ごめんな」 淡「謝らないで…。嬉しかったし」ボソッ 京太郎「そか」 淡「……続き……」ボソッ 京太郎「えっ?」 淡「帰ったら続き……しない?////」 京太郎「……淡がいいなら」 淡「ありがと。放課後が楽しみ」フフッ モブc「」←音楽聴きながら白目 【番外編】『会話のすれ違い』 京太郎宅。 淡「きょーたろ、今夜泊まってもいい?」 京太郎「……はい?」 淡「だから、今夜、泊まってもいい?」 京太郎「……なんで?」 淡(もっときょーたろと遊びたいから……とかじゃ子供っぽいからーー) 淡「えっと、その、今夜は京太郎と一緒にいたいから……」 京太郎「…………」 京太郎(えっと……これっていわゆるOKサインってやつか?) 淡「……駄目?」 京太郎「き、今日は親父も母さんもいないけど、いいのか?」アセアセ 淡(?ご飯の心配かな?) 淡「別にそれは気にしないけど?」 京太郎(ちと、コンビニ行ってくるか) 京太郎「りょーかい。着替えとかは……ないよな、流石に」 淡「うん、流石にない……だから、少し買い物してきていい?」 京太郎「いいぞ?あ、俺も買いたいものあるから一緒にいくか?」 淡「そうなの?いいよ!きょーたろとデートだぁ」ニパー デパート 京太郎「なぁ、デパートの中ぐらい腕に抱きつくのやめないか?」 淡「えぇ、こうしないとデートぽくないよ?」 京太郎「そ、そうかもしれないけどさ」アセアセ 京太郎(腕に当たってるせいで色々やばいんだが……) 淡「きょーたろが嫌ならやめるけど」 京太郎「嫌じゃないです!」キッパリ 淡「わっ、急に大声ださないでよ、もぉ」 京太郎「ご、ごめん」 淡「変なきょーたろ」ウフフ 京太郎「と、ところで、淡は何を買うんだ?」 淡「えっ?」 京太郎「えっ?」 淡(下着……とか言い辛いなぁ……恥ずかしいし////) 淡「そ、それは秘密かな?」アセアセ 京太郎(そ、そうだよな!俺の為に用意するんだからサプライズにしたいよな!) 京太郎「そ、そっか」ハハハ 淡「う、うん」ハハハ 京太郎(どんなやつ買うんだろう?派手なのかな?) 淡(今月、お金ヤバいから安いのあるかなー?) 帰宅。 京太郎(よし、必要なものは買ったし、あとは風呂だけだ!) 京太郎「淡ー、先にお風呂入っていいぞー」 淡「えっ?いいよ、先に入って?」 淡(家主より先に入るのは……) 京太郎「そ、そうか?」 京太郎(も、もしかして、あとから入ってくるのか!?) 京太郎「じゃあ先に入らせてもらうわ」 ーーーーーー ーーーー ーー 京太郎「流石にないか……」ズーン 淡「うん?どうかした?」フロアガリー 京太郎「いや、なんでもない」 淡「そう?」 淡(なんか元気ないけど、どうしたんだろ?) 京太郎「…………」ズーン 淡(やっぱり、元気ない……悩み事かな?) 淡「きょーたろ?」 京太郎「うん?どうした?」 淡「その……私はいつでもきょーたろの味方だからね?」 京太郎「……へ?」 淡「私にできることがあったら何でも言って!私、きょーたろの力になりたいから」 京太郎「え、あ、あぁ……」 京太郎(……なんの話だ?)アセアセ 淡「だから、1人で(悩みを)ため込まないで?」 京太郎「っ!」 京太郎(淡……) 京太郎「あぁ……ありがとな、淡」ギュッ 淡「わっ!」アセアセ 淡(な、なになに!?急にどうしたの!?) 京太郎「淡……」チュッ 淡「!?」 淡「きょ、きょきょきょ、きょーたろ!?すとっぷ!すとーぷ!」アワワ! 京太郎「……えっ?」 京太郎(もしかして、順序間違えたか?)ヒヤアセ 淡「き、きょーたろ? 急にどうしたの?」アセアセ 京太郎「あ、ごめん!その俺、初めてでさ」アセアセ 淡「……え?初めて?」ボーゼン 淡(前のデートでキスしたこと忘れちゃったの……?) 京太郎「は、恥ずかしながら……」 京太郎(淡が有り得ないものを見るような顔してる……) 淡「きょーたろ?その……本当に初めて?冗談とかじゃなくて?」オロオロ 淡(ほ、本当にわすれちゃったの?) 京太郎「初めてです……。でも淡も初めてだろ?」 京太郎(付き合ったのは俺が初めてっていってたしな) 淡「わ、私はしたことあるよ?」 淡(だって、きょーたろと間違いなくしたもん……) 京太郎「……えっ!?」 京太郎(ど、どういうことだ!?) 京太郎「え、えと……いつ頃だ?」 淡(本当に忘れちゃったんだ……) 淡「先週だよ……」 京太郎(先週……俺と映画行った週……) 京太郎「ま、まじか……」ボーゼン 京太郎(ってことは、俺以外に……) 淡「うん……」 京太郎「…………」 淡「……きょーたろぉ」ナミダメ 京太郎「……なんで淡が泣きそうな顔してるんだよ」 淡「なんでって……きょーたろのせいでしょ!?」 京太郎「!?」 淡「わ、私、初めてで……グスッ、すっごく…………すっごく嬉しかったのに!」ポロポロ 淡「きょーたろにとっては!忘れちゃうくらいどうでもいいことだったってことでしょ!?」ポロポロ 京太郎(忘れる? 俺が? つか初めて?) 京太郎「す、ストップ!」 淡「……なに?」グスン 京太郎「淡?その、先週したのが初めてだったんだよな?」 淡「……そうだよ、ファーストキスだったんだよ?」 京太郎「……えっ?キス?」キョトン 淡「……えっ?今キスの話でしょ?」キョトン 京太郎「…………」アセダラダラ 淡「……きょーたろ?」 京太郎「…………」 淡「……京太郎は何の話してたの?」ジト ーーーーーー ーーーー ーー 淡「……最低」グスン 京太郎「返す言葉もございません」ドゲザー 淡「しかも、しっかりこれまで用意して……」チラッ コンドーム「やぁ!」 京太郎「本当に申し訳ないです」ドゲザー 淡「……はぁ、もういいよ。誤解だって分かったし」 淡(良かった……キスのこと忘れてたわけじゃなくて) 淡「それにしても、きょーたろ……その勘違いはどうかと思う」ジト 京太郎「すみませんでした」ドゲザー 淡「……は、……の?」ボソッ 京太郎「……え?」 淡「だから……その、きょーたろは……したいの?////」 京太郎「したいです!」キッパリ 淡「……っ////そんな時ばっかりキリッってしないでよバカ!////」 京太郎「ご、ごめん……」 淡「…………」 京太郎「…………」 淡「…………ねぇ」 京太郎「あ、はい!」ビクッ 淡「そろそろ、寝ない?もう遅いし……」 京太郎「……だな」 淡「……ねぇ」 京太郎「うん?」 淡「その……一緒に寝ない?////」 完 『淡と京太郎の関係を微笑ましく見つめる菫さん 』 昼 部室 菫「昼はミーティングがあるからとあれほど言っておいたのに……」イライラ 菫「淡と須賀は何をやっているんだ」イライラ 照「私、探してこようか?」キラキラ 菫「……いや、私がいこう」 菫(照に行かせたら帰ってこないからな……) 照「そ、そう……」シュン 学校の中庭 京太郎「ふあ……ねむ……」 淡「? きょーたろ寝不足?」 京太郎「……あ、あぁ、昨日あんまり寝られなくてさ……」 淡「どうせ、ゲームでもしてたんでしょ?」ジト 京太郎「ちげーよ。な、長野から急遽両親が来てさ……」 淡「あ、あぁーー……」ナットク 京太郎「質問攻にされてたんだよ……」 淡「お疲れ様」ニコニコ 京太郎「……とにかく、それで寝不足なんだ」ウトウト 淡「そっかー……あっ!きょーたろ」 京太郎「うん?」 淡「眠いなら少し寝たら?今なら特別、私が膝枕してあげるよ?」 京太郎「……………………いやいや」 淡「……今の間はなに?」 京太郎「……素敵な提案だけどさ、ここでそれやったらバレるぞ?」 淡「そ、それは大丈夫だよ」アセアセ 京太郎「何を根拠に……」 淡「ほ、ほら!周りに誰もいないし」キョロキョロ 京太郎「……淡?もしかしてやりたいのか?」 淡「そんなことないよ!?ただ、きょーたろが疲れてるから労ってあげてるだけだよ!」オロオロ 京太郎「……そういえば、昨晩はーー」 淡「っ!ち、違うよ!?映画は関係ないよ!?」 淡「昨晩やってた映画で膝枕してるシーン見て、いいなぁとか思ったりしてないよ!?」アセアセ 京太郎(まだ何も言ってないのに……) 京太郎「……そうなのか?じゃあやらなくても良いか」 淡「!」 京太郎「淡がやりたいって言うならやってもいいけどなぁ」ニヤニヤ 淡「う、うぅー……きょーたろのいじわるぅ」ナミダメ 京太郎「どうするんだ?」ニヤニヤ 淡「ひ……ら…………さい」ボソッ 京太郎「うん?」 淡「だから!ひ、膝枕させてください」カァァ 京太郎「いいぞ」ナデナデ 淡「きょーたろのばかぁ」プシュー 渡り廊下 菫「あの馬鹿2人はどこで油売ってるんだ?」スタスタ 菫「教室にもいないし……いったい……あっ」←中庭を見る 再び中庭 淡「ど、どうかな?」オドオド 京太郎「……これ、いいな」 淡「そ、そう?」パァ 京太郎「あぁ、なんて言うのかな、柔らかいだけじゃなくて、適度に張りがあるというかーー」プニプニ 淡「ちょっ! 股さわらないでよ、変態!」ペシ 京太郎「あだっ」 淡「次、勝手に触ったら怒るからね?」プンスカ 京太郎(なるほど、許可とればいいのか) 淡「……きょーたろ?」ジト 京太郎「頼むから心の中まで読まないでくれ……」 淡「もう……きょーたろは変態なんだから」ナデナデ 京太郎「これはその変態へのご褒美か?」 淡「ばか。眠いんじゃないの?時間なくなるよ?」 京太郎「そうだった。じゃあおやすみ」 淡「うん、おやすみ」ナデナデ 京太郎「…………」 淡「…………」ナデナデ 京太郎「…………」zzz 淡「やっと寝た」クスッ 淡「きょーたろが1日徹夜したくらいで、ここまで疲れるわけないのに。嘘が下手だなぁ」ナデナデ 淡「どうせ、麻雀やってたんでしょ?私に追いつくとかいって」ナデナデ 淡「きょーたろ、レギュラー入りおめでと」ボソッ チュッ 渡り廊下 菫「…………」 菫「まっまく……」ケイタイトリダシ 菫「あ、尭深か?ミーティングのことなんだがーー、あぁ、明日の昼に変更とレギュラーに伝えてくれ。あぁ、じゃあ」 菫「まったく、手間のかかる後輩だよ」クスッ 完 『たかみーから男心を教わる淡』 淡「……」キョロキョロ 尭深「? 淡ちゃん、どうか、した?」 淡「えっ……あぁーいやー」 尭深「なにか、悩み事?」 淡「悩み……といえば悩みかな……」 尭深「……その、私でよければ、相談、のるよ?」 淡「そ、そんな大したことじゃないからいいよ」アセアセ 淡(それに、たかみーに相談しても……) 尭深「そ、そう……」シュン 淡「あっ! や、やっぱり相談のってもらおうかな?」アセアセ 尭深「……無理しなくて、いいんだよ?」 淡「む、無理なんてしてないよ!たかみーに相談のってもらいたいなぁー」チラッ 尭深「そ、そういうことなら////」 淡(だ、大丈夫だよね?) 尭深「……それで、悩みって?」 淡「えっと……その……」モジモジ 尭深「……?」 淡「話っていうのは、その、須賀のことなんだけど……」 尭深「須賀くん?」 淡「うん……。どうしたら須賀が振り向いてくれると思う?」 尭深「? 呼びかければ振り向いてくれると思うよ?」 淡「…………」 尭深「?」 モブ(それはないっす、渋谷先輩……) 淡「そういうんじゃなくて」アセアセ 尭深「?」 淡「どうやったら、その……好きになってもらえるかな?////」カァァ 尭深「っ////」 淡「……////」ウツムキ モブ(絶対に相談相手間違えてる……) 翌日。 尭深相談室。 尭深「えっと、昨日、たくさん考えてみたんだけど……」 淡「うん」 尭深「名前で呼んでみるのがいいと、思う」 mission 1 名前で呼ぶ! 京太郎「…………」アセダラダラ 淡「…………」ジー 京太郎「…………」ダラダラダラダラ 淡「…………」ジー 京太郎「お、大星?」アセアセ 淡「な、なに!?」ドキッ 京太郎「何かようか?」アセアセ 京太郎(俺、何かしたか?) 淡「よ、用って程じゃないんだけど……その」 京太郎(あ、もしかしてあれか?) 淡「き、きょーたrーー」 京太郎「わかった!」 淡「!?」ビクッ 京太郎「あれだろ?昨日の賭けのことだろ?飯おごるってやつ」 淡「……えっ?あ、いや……」 京太郎「ルールはルールだからな。今日の放課後、空いてるか?」 淡「え、あ、うん……空いてるけど」 京太郎「よし、なら放課後な。校門のところで待っててくれ」 淡「え、あ、うん……」 京太郎「じゃあ、そういうことで。まだ俺は委員会あるから先輩に遅れるって伝えておいてくれ」タタタッ 淡「うん……あとでね」ボーゼン 淡「………………」 淡(……あれ? これってもしかして……デート!?) 尭深相談室 尭深「うまく、いった?」 淡「なんか……色々スキップしました」 尭深「よかった」ホッ 尭深「じゃあ、次、やろうね」 淡「あ、うん」 尭深「相手の良いところを誉める」 mission 2 相手を誉める! 放課後。 京太郎「わりぃ、待ったか?」 淡「う、ううん!今ついたところ!!」 京太郎「そか、それは良かった。じゃあ早速行くか」 淡「えっと、どこいくの?」アセアセ 京太郎「うん?それは着いてからのお楽しみってことで」ニヤッ ーーーーーー ーーーー ーー 京太郎「わるい、カウンター席しかなかったわ」 淡「…………」ソワソワ 京太郎「……どうしたんだ?借りてきた猫みたいに大人しいじゃん」 淡(だって、なんかお洒落なケーキ屋だし……それに……) モブ女「はい、あーん」 モブ男「あーん。うん、おいしい」 淡「…………カップルばっかりなんだもん」ボソッ 京太郎「なんだって?」 淡「な、なんでもない!////」 淡(ど、どうしよ!恥ずかしくて須賀の顔みれない)アセアセ 京太郎(なんか変だな……少し顔も赤いし) 淡「…………」チラッ 京太郎「…………」ジー 淡「っ!」サッ 淡(ど、どうしよ……このままだと誉めるどころか話もーー) 京太郎「……失礼」テヲデコニアテル 淡「へっ?」 淡「な、な、な!////」カァァ 京太郎「げっ……やっぱり熱あんじゃん……」 淡「あ、や、これは熱なんだけどーー」 京太郎「なんかおかしいと思ったら……。風邪引いてるなら言えよ」 淡「あ、だから、違くて」アセアセ 京太郎「とりあえず、今日は帰るぞ。淡はレギュラーなんだから体調管理しっかりしないと」 淡「だ、大丈夫だから」アセアセ 京太郎「風邪は万病のもとだぞ?ケーキはまた後日な?だから今日は帰る」 淡「だ、だから、違うんだってばー」 淡宅 淡(ど、どうしよう……) 京太郎「送るだけの予定だったんだけどなぁー」 淡(と、とりあえず、たかみーにメールしなきゃ!) 今、須賀と家にいます。どうしたらいいですか? 淡「送信っと……わっ、もう返信きた」 ボディータッチとか良いと思うよ(o゚▽゚)o 淡「…………」ゴシゴシ 淡「…………」 淡(むりだよ!) 京太郎「? 大星、大丈夫か?」 淡「へ!? あ、うん!大丈夫大丈夫!」アセアセ 京太郎「そうか?」 淡「う、うん!それよりさ、せっかくだから何かしない?」 淡(何かしてないと間がもたない……) 京太郎「何言ってんだ……。風邪引いてるだから大人しく寝てろよ。悪化したら大変だろ?」 淡「えぇー……。うーん……じゃあ、きょーたろが何か話してよ」グデー 京太郎「……えっ?」 淡「え?……あっ……」カァァ 淡「ち、違うよ!? その、今のは……ほら!友達だからさ!」 淡「良い機会だから、もう一歩進展してもいいかなーとか思って!」 淡「あ、あと!日頃の感謝ってやつ?だから深い意味はまーたくないの!」アセアセオドオド 京太郎「わ、わかった。わかったから少し落ち着け!熱あがるぞ?」 淡「ほ、本当に違うんだよ?」アセアセ 京太郎「わかったって」 淡「…………」チラッ 京太郎「…………」 淡「……な、なにか言ってよ……」ウルウル 京太郎「そ、そう言われてもなぁー……。うーん……ありがとう?」 淡「……なんでお礼?」キョトン 京太郎「いや、そうな風に思ってくれているとは思わなかったからさ。なんか嬉しくて」ハハハ 淡「じゃあ、今までは私にどう思われてる思ってたの?」 京太郎「……嫌われてる?」アセアセ 淡「な、なんで!?」 京太郎「だって、何かと暴言吐かれるし、なにかと突っかかって来てなかったか?最近は少なくなったけど」 淡「あ、あぁ……入学当初は苦手意識あったかも」アハハ 京太郎「やっぱりか」ニガワライ 淡「うん♪」 淡「でもね、最近はそんなことないよ?」 淡「最初こそ、『うわぁ、金髪だわー』とか『ちゃらそー』とか思ってたけど」 京太郎「え?そこ!?つか、大星も金髪じゃん!」 淡「でも、実際は誰にでも優しくて、いざってときに役にたつ人」 京太郎「…………」 淡「ほら、入学して間もない頃にさ、私がナンパされたことあったじゃん?」 淡「あの時と京太郎が助けてくれてさ。あの時は思わず罵声浴びせちゃったけど、本当はすっごく嬉しかったんだぁ」 淡「あの時の京太郎、格好良かったなぁ」ウットリ 京太郎「……ちょ、ストップ!」アセアセ 淡「?」 京太郎「ど、どうしたんだ?急に……」 カァァ 淡「えっ?」 淡「…………」ポクポクポクポク 淡「っ!////」チーン 京太郎「……////」 淡「……////」 尭深宅 尭深「…………」ペラ 尭深「……あ」 恋愛の鉄則!ボディータッチはNG 尭深「……どうしよう」シュン 完 『照にのろける淡』 淡「テルー!」ダキッ 照「っ!……なんだ、淡か」ホッ 淡「ねぇテルー、聞いて聞いて!」 照「どうかした?」 淡「うん! 昨日ね、きょーたろと遊園地いったんだぁ」 照「…………」 淡「それでね!ーーーー」 ーーーー ーー 京太郎「遊園地なんて久々だな」 淡「そうなの?私は初めてかも」 京太郎「え?そうなのか?」 淡「うん。小さい頃に行ってるかも知れないけど、物心ついてからは初めてかな」 京太郎「そっか。なら、今日はめいいっぱい楽しもうぜ!」 淡「うん! エスコートよろしくー」 京太郎「まかせろ!じゃあ最初は……」 数分後。 淡「……ありえない」ジト 京太郎「ごめん……」 淡「遊園地の定番とはいうけどさぁ、いきなりお化け屋敷ってどうなの?」ジー 京太郎「いや、その……恐がってる淡がみたくてだな?」アセアセ 淡「だからその彼女を置き去りにして隠れたんだ?」ジト 京太郎「……すみませんでした」 淡「……許してあげない」プイッ 京太郎「え……ど、どうしたら許してくれる?」アセアセ 淡「……それを聞いたら意味ないでしょ?自分で考えて」プイッ 京太郎(困った……) ーーーー ーー 淡「ーーってことがあったの。あの時のきょーたろの顔が可愛くて」キャー 照「……そうなんだ」 淡「うん! それで、きょーたろ何したと思う?」 照「ーーさぁ?」 淡「……テルー、考えてる?」ジー 照「…………もちろん」 淡「ほんとに?」ジー 照「…………」メソラス 淡「まぁ、いいや。それできょーたろがねーー」 ーーーー ーー 京太郎(よし、決めた! これなら絶対に喜ぶ!) 京太郎「淡!」 淡「却下」 京太郎「まだ何も言ってないのに!?」 淡「どうせ美味しいものでも食べようっていうんでしょ?」ジト 京太郎「……そ、そんなことないぞ?」アセアセ 京太郎(なんで分かるんだ!?) 淡「そう?ならなに?」 京太郎(えっ……やばい……) 淡「きょーたろ、何してくれるの?」ニヤニヤ 京太郎(……仕方がない、こうなれはやけだ!) 京太郎「…………」アゴニテヲヤル 淡「えっ?」 京太郎「んっ……」 淡「っ!? ちょ……んっ」 京太郎「…………」 淡「きょ……す、すと……」ジタバタ 京太郎「……ぷはっ」 淡「はぁ……はぁ……」ゼーゼー 京太郎「これでどうだ?」ドヤッ 淡「……な、な、な」カァァ 淡「何すんのよ!しかも人前で!」カオマッカ 京太郎「喜びそうなことだ」←やけくそ 淡「な、なんでこれで喜ぶと思うのよ!」 京太郎「だって、淡は強引にされるの好きだろ?」 淡「っ!////」 京太郎「あれ?まじ?」 淡「!?」 京太郎「正直にいうと、図星をつかれてヤケクソでキスしました。反省はしていない」ドヤッ 淡「…………」プロプル 京太郎(あ、これはまずいな……) 淡「きょーたろのばk……!?」 京太郎「…………」ギュッ 淡「ちょ、だ、だから!さっきからなんなの!?////」 京太郎「…………」ギュッ 淡「……な、なんか言ってよ////」 京太郎「……淡が悪いんだぞ?」 淡「……な、なんでよ」 京太郎「淡が可愛い過ぎるから」 淡「っ!?////」 京太郎「だから、反省はしてない。またしたくなったらするから」ギュッ 淡「あ、え、そ、その////」プシュー 京太郎「強引なのが好きなんだろ?」ボソッ 淡「……そ、そんなこと……」プイッ 京太郎「……淡」 淡「…………」コクリ 京太郎「…………」ナデナデ ーーーー ーー 淡「ーーだったの!きょーたろって意外に大胆だよね」キャーキャー 照「……そうだね」 淡「それからそれから!」 菫「……淡、向こうの卓が空いたから入ってこい」 淡「えぇー!ここからが面白いのに!」ブーブー 菫「須賀がお前と打つの楽しみにしてるぞ?」 淡「いってきます!」ピュー 菫「現金なやつだな……。照、大丈夫か?」 照「……大丈夫」 菫「ならいいが……」 センパーイ、センセイガヨンデマース 菫「っと、じゃあ私は行くぞ? 照も卓が空いたから入って打つんだぞ?」 照「……わかった」 センパーイ! 菫「今いく!」タタタッ 照「…………」 照「…………」 照「……彼氏か……」ボソッ 完 『お昼を口移しで食べさせあってた』 淡「…………」カチカチ 京太郎「うん?メール?」カチカチ きょーたろ、お昼一緒にたべよー 京太郎「…………」チラッ 淡「…………」ニコッ 京太郎「…………」カチカチ 屋上で待ち合わせしよう ーーーー ーー 淡「きょーたろ、おそーい!」ブーブー 京太郎「悪い悪い、モブに捕まってて」アセアセ 淡「それでも遅い。きょーたろのせいで風邪引きそうだよ」ガクガク 京太郎「それは悪かった……」 淡「……それだけ?」ジー 京太郎「……これでいいか?」ギュッ 淡「……えへへ♪」テレテレ 京太郎「あ、でもこれだと飯食えないな」 淡「えっ?それなら大丈夫だよ?」 京太郎「?」 淡「きょーたろ、そこに胡座かいて座って」 京太郎「お、おう」スワル 淡「そして、私が膝の上に座る♪」スワル 淡「それじゃあ、いただきまーす!」 京太郎「…………おい」 淡「うん?」モグモグ 京太郎「これだと俺が食べられないだろ……」 淡「……あっ」 京太郎「まじか……」 淡「ち、違うよ?忘れてたんじゃなくて!」オロオロ 京太郎「……じゃなくて?」ジー 淡「……私が食べさせてあげるから大丈夫!」 京太郎「……へー」 淡「ほ、ほら、あーん」ウインナーダヨー 京太郎(絶対に忘れてたよな……。あっ、そうだ)ピコーン 京太郎「……これじゃあなんか、いつも通りじゃないか?」 淡「へ?」 京太郎「いや、だから、これだと普段と何も変わらないと思わないか?」 淡「もしかして……飽きちゃったの!?」ガーン 京太郎「いやいや、飽きたりは絶対にしないから」ナデナデ 淡「うにゅ……じゃあ、なんで?」 京太郎「いや、新しい刺激って大事だと思わないか?」 淡「まぁ、それは思うけど。でも、何するの?大抵のことはしちゃってない?」キョトン 京太郎「いや、まだあるぞ?」 淡「?」 京太郎「口移しとか」ニヤッ 淡「…………えっ?」 京太郎「だから、口移しとか」 淡「…………」 淡「…………っ!////」ボンッ 京太郎(この反応が見たかった)ガッツポーズ 淡「え、えと、その!////」アセアセ 京太郎「うん?」ニヤニヤ 淡「だから、えっと……!」アワアワ 京太郎(……そろそろいいか) 京太郎「悪い、淡。じょーー」 淡「きょ、きょーたろが!その、やりたいって言うなら私は……いいよ?////」 京太郎「」 淡「……」パク 淡「はい、きょーらろ」ウーン 京太郎(あっれー?)ボーゼン 京太郎「え、えーと……」 淡「きょーらろ、はふかひいから……はやふ////」カァァ 京太郎「んっ」パク 淡「んっ……」チュッ 京太郎「…………」モグモグ 淡「ど、どうだった?////」 京太郎「うん?もちろん、おいしいぞ?」 淡(いつもより甘かったような……気のせいだよな) 淡「あ、いや、そうじゃなくて////」 京太郎「?」 淡「じょ、上手にできてた?////」カァァ 京太郎「……ぶはっ!」ハタヂ 淡「えっ、きょーたろ!?大丈夫?」アセアセ 京太郎(いっけね……変なこと想像した……////) 淡「だ、大丈夫?顔赤いし……」 京太郎「だ、大丈夫だ。鼻血は男の健康の印だからな」 淡「?」キョトン 京太郎「ほら、続き食べようぜ?」 淡「うん……」チラッ 京太郎「…………」モグモグ 淡「…………」チラッチラッ 京太郎「えっと、なに?」 淡「っ!な、なんでもない!」アセアセ 京太郎「なんでもなくないだろ?そんなにチラチラみて」 淡「う、うぅ……」ナミダメ 京太郎「ほら、遠慮すんなって」ナデナデ 淡「……えっと」 淡「わ、私にも口移し……してほしいな////」 完 『男女合同体育のあと二人で体育倉庫へGoしてた』 体育中。 淡「…………」ムスー 淡(……最近、部活ばっかりできょーたろと遊べてない) モブ「…………」アセアセ 京太郎「♪」 淡「……」イライラ 淡(なのに、きょーたろはなんともなさそうだし!) モブ「……す、須賀!」アセダラダラ 京太郎「うん?」 モブ「ど、どうにかしろ!」ナミダメ 京太郎「……なにを?」 モブ「大星さんの機嫌をだよ!」 京太郎「……なんで俺に言うんだ?」アセアセ モブ「なんで?一つしかないだろ!」 京太郎「!」 京太郎(もしかして、バレてる?) モブ「二人とも体育委員だろ!?」 モブ他「……アホや」 京太郎「……」 京太郎(なんだ……)ホッ 京太郎「あぁ、努力してみるよ」 授業後。 先生「おーい、須賀、大星」 京太郎「はい」 淡「はい」ムスー 先生「……えっと、大星?どうかしたか?」アセアセ 淡「べつに……」 先生「そ、そうか?えっと、二人は体育委員だろ?だからこの道具を倉庫に片付けておいてほしいんだ」 淡(……これ、使える?) 京太郎「えっ、そのくらいなら俺一人でやりますよ?」 先生「そうか?まぁ、女の子に力仕事は駄目だもんな」アハハ 京太郎「ですね」アハハ 淡「……私も手伝う」ボソッ 先生・京太郎「え?」 淡「だから、私も手伝うって言ったの!」 先生「っ!」ビクッ 京太郎「あわ……大星さん?別に無理しなくてもいいんだぞ?」 淡「いいの!私がやりたいって言ってるんだから!ですよね、先生!」 先生「私も2人でやるべきだと思うぞ?」 京太郎(こいつ……) 体育倉庫 京太郎「なぁ、淡?」オドオド 淡「何?須賀くん」 京太郎「えっ……」 淡「……須賀くん、まだ片付け終わってないよ?」 京太郎「……あ、はい」 ーーーー ーー 京太郎「これで終わりか?」 淡「これで終わりだね」 京太郎(さぁ、早く着替えて飯にするか) ピシャッ 京太郎「へ?」 淡「…………」 京太郎「え、えーと、淡さん?なんで閉めたんですか?」 淡「…………」テクテク 京太郎「…………」アセダラダラ 淡「……」ギュッ 京太郎「……へ?」 淡「……やっと」 淡「やっと2人っきりになれた」ギュッ 京太郎「……淡」 淡「最近、部活ばっかりで2人っきりになれなかったから……」 京太郎「それでここに?」 淡「……2人っきりになりたかったんだもん。悪い?」ジト 京太郎「……いえ、まったく」 淡「なら問題ないね」ギュッ 京太郎「あ、でも汗かいてるのにいいのか?」アセアセ 淡「……っ!」バッ 淡「ご、ごめん……その////」 京太郎「悪い、臭かったよな」 淡「え?そんなことないよ?」 淡(むしろいい匂いだったし……) 京太郎「えっ?じゃあ何で離れたんだ?」 淡「……私も、その、いっぱい汗書いちゃったから////」 京太郎「……なるほど。俺は気にしないぞ?」 淡「私が気にするの!////」 京太郎「……」ギュッ 淡「!? ちょ、きょーたろ!ダメ!」アセアセ 京太郎「…………」スンスン 淡「ちょっ!や!ダメだって////」ジタバタ 京太郎「いい匂いだぞ?」 淡「そういう問題じゃないんだってば////」 京太郎「汗かいてても、土とかでドロドロでも俺は構わないよ」 淡「うぅ……////きょーたろ、変態過ぎる////」カァァ 京太郎「淡の彼氏だからな」 淡「……それ、私も変態みたいじゃない?」ジト 京太郎「淡も変態だろ?」 淡「違うわよ!」 京太郎「本当か?」ニヤッ 淡「……なによ」 京太郎「…………」チュッ 淡「!?な、ななな!////」 淡「んっ、や、やめ!首……弱いんだから……んっ」 京太郎「……少ししょっぱいな」 淡「た、体育の、後なんだから……んっ、だ、だめぇ……」 京太郎「…………」ペロ 淡「……っ」ビクッ 京太郎「……可愛いよ、淡」チュッ 淡「んっ!きょ、きょーた、ろ……や、やめ……」ペタン 京太郎「うん?どうした?」ニヤニヤ 淡「あ、足に力、入らなくなっちゃった……」 京太郎「そっか」ジリジリ 淡「……それ以上近付いたら怒るよ?」 京太郎「体育倉庫に連れ込んだのは淡だろ?」 淡「っ!」 京太郎「淡も少しは期待してたんだろ?」 淡「そ、そんなこと……////」 京太郎「んっ」チュッ 淡「んっ、きょーたろ……」チュッ 京太郎「……やっぱり淡も変態だな」 淡「……違うもん」プイ 京太郎「そういう割には抵抗しないんだな」 淡「…………」カァァ 京太郎「淡……」グッ 淡「きょーたろ……」ドサッ 京太郎「……いいか?」 淡「……聞かないでよ、ばか……////」 京太郎「淡……」 淡「きょーたろ……」 モブ「大星さん、須賀くん、います?」ガラッ 京太郎・淡「!?」 完 『二人きりで仲良くダーツしてた 』 淡「きょーたろ、どこにする?」ワクワク 京太郎「うーん……。候補が多すぎて困るなぁ」 淡「だよねー」グデー 京太郎「上は北海道から下は沖縄まで。行きたい所が多すぎて選べん」 淡「でも、早く予定立てないと泊まれる場所なくなっちゃうよ?」 京太郎「だよな……。高校生2人の旅行だと泊まれる場所は限られちゃうし」 京太郎・淡「うーん……」 数分後。 淡「ダーツで決めよう!」キリッ 京太郎「……どこの番組だよ……」 淡「えぇー……いいじゃんいいじゃん」ブーブー 京太郎「まぁ、いいけどさ……」 淡「じゃあ、早速やるよー」 世界地図 京太郎「……淡さん?」アセダラダラ 淡「うん?」キョトン 京太郎「……俺たちはどこに行くつもりですか?」アセダラダラ 淡「国境まで越えてみせようよ!」 京太郎「いやいや……海外は無理だろ……」 淡「まぁまぁ、とりあえずやってみよ!えいっ」 京太郎「……」 淡「どこになった?」 京太郎「えっと……アルジェバイジャン?」 淡「えっと、どこそれ……」 京太郎「さぁ?」 候補1 アルジェバイジャン 淡「あと二回くらいやるよー」 京太郎「頼むから次は日本地図にしてくれ……」 淡「分かってる♪えいっ」 京太郎「……」 淡「きょーたろ、今度はどこ?」 京太郎「……太平洋だな、それ以上説明できん」 淡「……島ですらないじゃん……」 京太郎「……次、決めるか」 候補2 太平洋(真ん中辺り) 淡「あんまり候補が多くてもあれだから、次が最後!」 京太郎「……だな」 京太郎(今の所、まともな旅行先ないけどいいのだろうか……) 淡「3度目の正直!えいっ」 京太郎「……あっ」 淡「ど、どこになった?」 京太郎「……信濃川だな」 淡「信濃川?」 京太郎「……あぁ」 候補3 信濃川 京太郎「さぁ、どこに行こうか」 淡「京太郎はどこがいい?」 京太郎「……いやいや、信濃川以外にまともな旅行先ないじゃん!」 淡「えぇー、少し冒険してみようよ!」 京太郎「頼むからこんな時に芸人魂もたないでくれ……」 淡「誰が芸人よ!」プンスカ 京太郎「せっかくの旅行だしさ、良い思いで作りたいだろ?」アセアセ 淡「まぁ、そうだけど」ブーブー 京太郎「……じゃあ、逆に淡はどこか行きたい所あるか?」 淡「そうだね……。海外とか行ってみたい……あっ」 京太郎「うん?どうかした?」 淡(たしか、きょーたろの実家って) 淡「ね、ねぇ」 京太郎「うん?」 淡「そ、そのきょーたろの実家って、信濃川ちかい?////」 京太郎「近くはないな。まぁ遠くもないけど」 淡「そ、そっか」ソワソワ 京太郎「?」 淡「……決めた。信濃川にする」 京太郎「まじか。まぁ淡がそれでいいなら構わないけど。俺もあそこなら案内できるし」 淡「……うん」 京太郎「じゃあ、次は宿決めないとな」 淡「あ、そ、そのこと、なんだけどさぁ……」オドオド 京太郎「うん?」 淡「……い、良い機会だし、きょーたろの実家に行きたいなぁ////」 完? 【番外編】長野旅行編! 『前日、そして待ち合わせ!』 淡宅 淡「……着替え持った、洗面道具持った、パジャマ持った、お金も……よし!」 淡「明日からきょーたろと旅行かぁー。楽しみ過ぎて寝れないかも」クスッ 淡「きょーたろも今頃同じこと考えてるのかな?」 淡「……そうだといいなぁ」 京太郎宅 京太郎「荷物は……これでいいか。あとは向こうにあるし」 京太郎「よし、明日も早いし寝るか!」 京太郎「……親に淡のこと聞かれるのが面倒だな……」 ーーーー ーーー ーー 当日。最寄り駅ホーム 淡「むぅー、おはよぉー」ウトウト 京太郎「おはよう……って淡?どうしたんだ?」 淡「……き、昨日あんまり寝れなくて」メゴシゴシ 京太郎「なんだ?もしかして、俺と2人っきりで旅行できるのが楽しみで興奮して寝れなかったのか?」ニヤニヤ 淡「……うん」 京太郎「えっ?」 淡「……なによ」 京太郎「あ、いや、なんでも?」アセアセ 淡「絶対子供とか思ったでしょ?」プクー 京太郎「ないない!」 淡「どーせ子供ですよーだ」プイッ 京太郎「ほ、ほんとに思ってないって」アセアセ 淡「ふん」ツーン 京太郎「……」 淡「……」チラッ 京太郎「……」 淡「……」チラッチラッ 京太郎「……淡?」 淡「……ふん」ツーン 京太郎「……ごめんな」ナデナデ 淡「……なにがごめんなの?」ジト 京太郎「子供扱いして」 淡「……ほんとだよ。私、子供じゃないもん!」プンプン 京太郎「ごめん」ナデナデ 淡「んっ……ど、どーしよっかな?」 京太郎「……どうしたら許してくれる?」 淡「うーん……。ぎゅってしてほしいな」 京太郎「え゛っ」 淡「……なに?」ジト 京太郎「……ここでか?」 淡「そうだよ?」 京太郎「人が多いっていうか……微妙に同級生とかいるだが……」 淡「……だ、だから?」 京太郎「か、隠すんじゃなかったのか?」 淡「……もう、モブ達にはバレてるし……今更じゃない?」 京太郎「そ、それはそうだけど……」 淡「私に許して貰うのと皆に隠すのとどっちが大切?」 京太郎「淡に許してもらうことだ」キリッ 淡「なら、はい!」 京太郎「……わかったよ」ギュッ 淡「……きょーたろ暖かいね」 アノフタリ、マタヤッテルヨー 京太郎「そ、そうか?」 淡「うん」ギュッ 京太郎「……そっか」 淡「♪」 京太郎「……」 淡「……」 京太郎「……なぁ?」 淡「うん?」 京太郎「……いつまで抱きしめてればいいんだ?」 淡「きょーたろの判断に任せようかな?私が許してくれたと思ったら離していいよ?」ギュッ 京太郎「……そうするといつまでも離せないんだが」 淡「ふーん。私ってそんなに根に持つタイプに見える?」 京太郎「いや、ただ俺がこうしていたいだけ。だから暫く許さなくていいや」 淡「……ばか」 京太郎「そうそう、俺は馬鹿だぞー」 淡「もう……」タメイキ 淡「お望み通り、しばらく許してあげないから♪」ギュッ 『電車内。そして到着』 淡「♪」 京太郎「本当に楽しそうだな」 淡「当たり前だよー。だって長野だよ?旅行だよ?楽しいに決まってるじゃん♪」 京太郎「でも、向こうは寒いぞ?」 淡「大丈夫大丈夫!私、こう見えても寒さに強いんだよ?狐さんだよ?」 京太郎(淡は狐っていうより猫だと思うが……) 淡「それに……」 京太郎「それに?」 淡「さっきも言ったけど、京太郎と行く初めての旅行だから////」 京太郎「恥ずかしいなら言わなきゃいいのに」 淡「いいでしょ!減るもんじゃないんだから」プンプン 京太郎「怒らない怒らない」ナデナデ 淡「……ナデナデすれば何でも許されるって思ってない?」ジト 京太郎「…………」ギクッ 淡「いつも私を怒らせたら頭撫でてるよね?」ジト 京太郎「そ、そんなことないぞ?」アセアセ 淡「……言っておくけど、私はそんなに単純じゃないよ?」ジト 淡「怒るときは怒るんだからね」 京太郎「…………」ジー 淡「……な、なによ」 京太郎「……淡って髪綺麗だよな」 淡「……へっ?」 京太郎「それに肌も綺麗だ。柔らかいし」 淡「ちょ、ちょ!いきなりなによ!?」カァァ 京太郎「いや、思ったことを口にしただけだが?」 淡「き、急にそんなこと言わないでよ////」 京太郎「淡、顔真っ赤だな」クスクス 淡「きょーたろのせいでしょ!」ムキー! 京太郎「ごめんごめん」ナデナデ 淡「もう!……うにゅ」フニャン 京太郎「…………本当、淡と付き合えてよかったよ」 淡「私もきょーたろと付き合えてよかった////」 京太郎「これからもよろしくな」 淡「うん♪」 京太郎「…………」 淡「……あれ?そういえば何でこんな話になったんだっけ?」キョトン 京太郎「……さぁ?」 淡「なんか言ってた気がするんだけどなー?」ウーン 京太郎「たぶん、忘れるくらいだから大したことじゃねぇよ」 淡「……だね♪あ、きょーたろ!お昼食べよーよ。私お腹すいちゃった」 京太郎「そうだな」 京太郎(ちょろいな……) ーーーーーー ーーーー ーー 長野到着。 淡「……さ」 京太郎「さ?」 淡「寒い!」ガクガク 京太郎「えぇー」 淡「なんでこんなに寒いの!?」 京太郎「な、長野だからかな?」 淡「うぅ……」ガクガク 京太郎「……狐じゃなかったのか?」 淡「っ!……そ、そうだよ?な、なんともないよ?」ガクガクブルブル 京太郎「……」 淡「……な、なによ」ナミダメ 京太郎「これでも着ろよ」 (コートを羽織らせる) 淡「あ、ありがとう……。でも、京太郎はいいの?」 京太郎「あぁ、俺は狐だからな」ニヤッ 淡「その話はもういいでしょ!」 京太郎「……さて、実家に荷物置きにいくか」スタスタ 淡「ちょっと!無視しないでよー!」ムキー 『実家と主』 京太郎宅前 淡「……すー、はぁー」 京太郎「……そんなに緊張しなくてもいいんだぞ?もっと気楽に」アセアセ 淡「そ、そそそ、そだね!よ、よし、いきょう!」 京太郎「…………」 淡「…………」 京太郎「……どうする?」 淡「……もう少し時間ください」ドゲザー 京太郎(麻雀で大将やったときですら緊張なんてしてなかったのになぁ……) 淡「……きょーたろぉ」ウルウル 京太郎(どうしてこうなるんだ……) 京太郎「……ほら、いくぞ?」テヲツカム 淡「えっ!まって、まだ心の準備がぁあああーー」 京太郎「そんなのいつまで経ってもできないだろ?ほら、いくぞ」グイグイ 淡「あーうぅーー……」ズルズル 京太郎「ただいまー」ガラガラ 母「あら、お帰りなさい。早かったわね」 京太郎「あぁ、なんかバスがすぐ来たから思ったより早くついた」 母「そうなの♪……それで?」 京太郎「うん?」 母「だから、京太郎の言ってた女の子よ♪」 京太郎「…………」チラッ 淡「……」コソコソ 母「あら?京太郎の後ろに隠れちゃって……どうかしたの?」 京太郎「……緊張してるんだよ」 母「そうなの?可愛いわねぇ♪」 京太郎「……ほら、淡?」マエニダス 母「あら、綺麗な子じゃない」 京太郎「ほら、淡」 淡「……は、はじめまして!きょーたろさんとお付き合いさせてもらってる大星淡といいまちゅ!」 京太郎「…………」 淡「……////」カァァ 母「……ぷっ」クスクス 京太郎・淡「?」 母「ごめんなさいね、あなた達を見てると昔の私達を思い出しちゃって」クスクス 京太郎(……嘘付け) 母「えっと、淡ちゃん?」ホホヲツネル 京太郎「いててて!」ジタバタ 淡「は、はい!」 母「京太郎の母の○○です。今日はわざわざ遠くからありがとうね」グググ 京太郎「ご、ごめんって!」 淡「い、いえ!こちらこそありがとうございます!」ペコッ 母「狭いところだけどゆっくりしていってくださいね?」テヲハナス 淡「あ、はい。ありがとうございます!じゃ、じゃあお邪魔します」 京太郎「……あぁ、ちぎれるかと思った……」ホホヲサスル 客間 母「今お茶持ってくるから炬燵でも入ってくつろいでてくださいね」 淡「ありがとうございます……暖かい♪」モゾモゾ 京太郎「ふぅ……」 淡「?きょーたろ、どうかした?」 京太郎「あ、いや。母さんに淡のこと聞かれるじゃないかって身構えてたからさ」 淡「そ、そっか」テレテレ 京太郎「なんで嬉しそうなんだよ……」 淡「♪」 京太郎「まぁいいや。とりま、親の前でノロケとか無理だからな。安心したよ」 母「そんなこと心配してたの?大丈夫よ?これから沢山聞くから♪」 京太郎「どわぁあ!」 淡「っ!」アワアワ 母「もう、落ち着きのない子ね」タメイキ 京太郎「母さんのせいだろ!」 母「それで?2人はいつからお付き合いしてるの?」ワクワク 京太郎「聞いてねぇし!」 淡「え、えっと、その……」 京太郎「淡はそういうの聞かれるとオーバーヒートするからーー」 淡「えっと、さ、3ヶ月前です////」 京太郎「答えるの!?」 母「あら、まだ最近なのね♪羨ましいわ」 淡「い、いえ」カァァ 母「あら、顔真っ赤にしちゃって可愛いわねー♪」 京太郎「……」 京太郎(この流れは……まずい) 母「京太郎、あなたどうやってこんな可愛い子を落としたの?」 京太郎「……成り行きだよ。もういいだろ?ほら、この話は終わり!」 淡「……」カァァ ウツムキ 母「成り行きであんたみたいな子にこんな可愛い子が付き合ってくれるわけないでしょ!?なにしたの!」 京太郎「ひどい言い草だな!なにもしてねぇよ!」 淡「え、えっと!」アワアワ 母「うん?どうかした?」 淡「その、きょーたろが、私を不良から守ってくれたのがきっかけです////」 京太郎「!?」 母「またベタな展開ね」 京太郎「あ、淡さん?」アセアセ 母「それでそれで?どっちから告白したの?」メキラキラ 淡「き、きょーたろから……うにゃ////」プシュー 京太郎「ちょ、やめ!」 母「あら意外。どんなシチュで告白されたの?」 淡「えーと、教室でーー////」 京太郎「いい歳してシチュとか言うな!そして淡も答えるな!」アセアセ 母「教室で?」ワクワク 淡「教室でいきなり抱きしめられて『オレのオンナになってくれ』って////」 母「あら素敵じゃない♪」 京太郎「」 母「それで、淡ちゃんはなんて返事を?」 淡「えっと、『私でよければ』って」カオマッカ 母「そしてそこでキス?」 淡「えっ!?き、キスはそこではしてないです!」アセアセ 母「もったいない……なかなかないシチュエーションよ?」 淡「あ、あの時は……その、告白だけでスッゴく嬉しかったので////」カァァ 母「じゃあキスはいつ?」 京太郎「!?」 淡「え、えっと」アセアセ 京太郎「ストープッ!」 (淡の口を手で覆う) 淡「先週ーーわっ!」グラッ 京太郎「ご、ごめん大丈夫か?」 淡「……いったーい」アタマサスル 京太郎「悪い……って?」 淡「……へ?」 母「あらあら、京太郎も一人前の男になってたのね♪」 京太郎「…………」 (淡を押し倒している構図) 淡「……」 (京太郎に押し倒されている構図) 淡「あ、ちょ、その!」アワアワ 京太郎「すまん、事故だ!」アセアセ 母「でも、時間にしては早いわよ?まぁ、止めないけど♪」 京太郎「違うからな?つか、どう見ても事故だろ!?」タチアガル 母「ごゆっくりー」 京太郎「だから違うっての!」 淡「……きょーたろに、お、おおお押し倒されて……きゅー////」ボフンッ 『母は出かけて……』 淡「うーん……」ゴロ 京太郎「おっ、起きたか?」 淡「……あれ、わたし……」ゴシゴシ 淡「……なんで京太郎に膝枕してもらってるの?てか、あれ?なんで寝てるの?」キョロキョロ 京太郎「……オーバーヒートして気失ってたんだよ」 淡「……あ、あぁー、京太郎に押し倒されて気失っちゃったんだ、私……」 京太郎「大変申し訳なかった」ハンセイ 淡「……別に怒ってないよー。事故だもん♪少し恥ずかしかったけど////」 京太郎「……俺もすっごい恥ずかしかったからお互い様だな」 淡「だね♪……ところで、お母さんは?」キョロキョロ 京太郎「あ、あぁ、母さんなら買い物に出かけたぞ?18時ちょうどに帰ってくるってよ……」 淡「?なんでそんなに時間を強調したの?」キョトン 京太郎「……さぁ?」 淡「まぁ、いっか。他に何か言ってなかった?」 京太郎「…………」 ーーーーーー ーーーー ーー 京太郎「おーい、淡?おきろー」ペシペシ 母「疲れもあるだろうし寝かせてあげなさいよ」 京太郎「まぁ、そうだけどさ……淡のことだから夜寝れなくなったりするかもだし」 母「夜寝るつもりなの?」 京太郎「おい……どういう意味だ」 母「……さーてと、可愛い淡ちゃんのために信州そばでも作ろうかしら♪」 京太郎「話を聞けよ……」 母「あら、材料足りないわね。京太郎、お母さん買い物行ってくるわね」 京太郎「……はぁ。おう、いってらっしゃい」 母「18時ちょうどに帰ってくるからそれまでに片づけておくのよ?」 京太郎「だからどういう意味だ!」 母「じゃあ行ってくるわねー」ガラガラ ピシャッ 京太郎「あ、待てって!」 ーーーーー ーーーー ーー 京太郎「…………」 淡「……きょーたろ?」 京太郎「な、何も言ってなかったぞ?」アセアセ 淡「そ、そう?ならいいんだけど」 京太郎「お、おう」アセアセ 淡「……」 京太郎「……」 京太郎(やっべ、母さんが変なこと言うから変に意識してるぞ俺……) 淡「……きょーたろ」 京太郎「な、なんだ!?」 淡「今何時かわかる?」 京太郎「……へっ?17時半過ぎだけど?」 淡「そ、そっか////」 京太郎「?」 淡「……ならあと30分は、その、2人っきりってことだよね?」カァァ 京太郎「!?」 京太郎(まさか、これって……) 淡「じゃあさ……」 京太郎「は、はい!」ドキドキ 淡「しばらくこのままでいいかな?////」 京太郎「……はい?」 淡「だから!その、膝枕しててくれない?////」 京太郎(……ですよねー。分かっていたさ。だいたい純情な淡に限ってそれはないよな) 京太郎「あ、あぁ、俺の膝でよけでばいくらでも」 淡「ありがと♪」 淡「きょーたろの膝枕、柔らかくて暖かい♪」 京太郎(かわいい……) 京太郎「…………」ナデナデ 淡「にゃ!?」ビクッ 京太郎「あ、ごめん」 淡「あ、こっちこそごめん。急だったから驚いちゃって」 京太郎「じゃあ、次からはちゃんと聞いてからにするな?」 淡「うん♪」ニパー 京太郎「じゃあ早速。淡、撫でていいか?」 淡「いいよー」 京太郎「……」ナデナデ 淡「うにゅ……きょーたろのナデナデ気持ちいい♪」 京太郎「それは良かった」ナデナデ 淡「♪」ニャーニャー 京太郎(あわいい……) 『信州そば』 母「淡ちゃん、味の方はどうかしら?」 淡「あ、はい!すっごく美味しいです!」 母「それはよかったわ♪まだ沢山あるから食べてね」 淡「ありがとうございます♪」 京太郎「…………」モクモグ 母「京太郎、どうかしたの?」 京太郎「いや……淡のこと気に入ってもらえてよかったなぁーって思って」 母「あら、そんなこと気にしてたの?」 京太郎「……一応な」プイッ 淡「きょーたろ……」ジーン 母「もう、文句あるわけないでしょ?こんな良い子なのよ?」 母「しかもこんなに可愛いのよ?やっこいのよ?気に入らない要因がないわよー」ダキッ 淡「にゃ!?」ビクッ 母「私って昔から娘がほしかったのよー。だから娘ができたみたいで嬉しいわ♪」ナデナデ 淡「んっ……ちょ……」ジタバタ 京太郎「淡……遠慮はいらん。しっかりした人間関係を築くには拒絶も大事だぞ?」 母「……あら、ごめんなさいね。可愛いからつい」パッ 淡「あ、いえ。ただ急だったので」アセアセ 京太郎「まだその癖治ってないのか?」 母「そうなのよー♪」テレテレ 京太郎「……」イラッ 淡「……癖?」 京太郎「あぁ、昔から気に入った可愛いものに抱きつくんだ。執拗にな」 淡「そ、そうなんだ……」 京太郎「だから我が家で唯一、カピに好かれてないんだ」 淡「へ、へー……」 母「もう、そんな言い方しなくてもいいのに」プンスカ 京太郎「…………」イラッ 母「淡ちゃーん、沢山あるからどんどん食べてねー」 淡「へ?あ、はい。ありがとうございます」ペコッ 食後。 母「京太郎、淡ちゃん、お風呂沸いたから先にどうぞ?」 淡「え?お母さんが先に入ってください。私は最後でいいので」アセアセ 母「あら、お母さんだなんて♪もうその気なのね♪」 淡「っ!」カァァ 母「もう、可愛いわね」ナデナデ 淡「あ、あうあう……」カオマッカ 母「淡ちゃん、今日は長旅で疲れてるでしょ?だから先に入って疲れをいやしてちょうだい♪」 京太郎「淡、母さんがこう言ってるだし」 淡「あ、うん。じゃあお言葉にあまえて」 母「はい。2人とも、ごゆっくり♪」 淡「はい。ありがとうございま……うん?」 京太郎「……なぁ、母さん」 母「なに?」 京太郎「その言い方だと、一緒に入るみたいに聞こえるんだが……」 母「えっ……入らないの?」キョトン 京太郎「はいらねぇよ!」 淡「……」カァァ 母「……2人は付き合ってるよね?」 京太郎「……あぁ」 母「3ヶ月目よね?」 京太郎「……そうだよ」 母「……」 京太郎「……なんだよ」 母「……なんで入らないの!?」 京太郎「文脈おかしいだろ!3ヶ月目と風呂がつながらねぇよ!」 母「……あはっ♪」 京太郎「」 淡「き、きょーたろと……お、おおお、お風呂って……////」プシュー 京太郎「あ、淡、落ち着け!母さんの達の悪い冗談だ!」 母「まぁ、それは2人にまかせるわ!私は部屋にいるから終わったら呼びにきて」ジャーネー 京太郎(散々言っていなくなりやがった……) 京太郎「……」 淡「……」ウツムキ 京太郎「……」チラッ 淡「……」チラッ 京太郎「っ!」メソラシ 淡「っ!////」メソラシ 京太郎・淡(き、気まずい!) 『須賀家の伝統』 京太郎「ふぅー、なんか疲れたな」 京太郎「……成り行きで先に風呂入ったけど、よくよく考えたら淡を先に入れるべきだったな……」 京太郎「早くあがって淡に変わってやろう」ザパー コンコン 京太郎「うん?」 淡「き、きょーたろ?」 京太郎「あ、淡!?どうかしたか?」アセアセ 京太郎(まさか、入ってくる訳じゃなよな?) 京太郎(……いやいや。淡に限ってそんなことするわけないか。あの純情の淡に限ってそんなこと……) 京太郎(いやまて、逆にか!?逆にくるのか!?) 妄想タイム。 淡「し、失礼しまーす////」 京太郎「……どうした?」 淡「そ、その……きょーたろの背中を流そうかなって……」カァァ 京太郎「……なんでだ?」ニヤニヤ 淡「なんでって……分かってるくせに……////」 京太郎「淡の口で言ってもらいたいんだ」 淡「う、うぅ……////きょーたろのばか……」カオマッカ 京太郎「……ごめん、冗談だ」 淡「むぅー」 京太郎「ごめんって」クルッ 淡「ッ!?だ、駄目!こっち向いちゃ駄目!」グイッ 京太郎「なんでだ?」 淡「今、タオル一枚だから……恥ずかしいよ……////」 京太郎「……淡は俺の裸を見ているのに俺はタオル一枚の姿すら見ちゃいけないのか?」 淡「っ!……駄目!今見られたら恥ずかしくてきょーたろの顔見れなくなっちゃうよ……////」 京太郎「大丈夫だって」クルッ 淡「だ、駄目!」グイッ 淡「見られたらもうきょーたろの顔見れなくなっちゃうよ?それでもいいの?」アセアセ 京太郎「それは困るな」 淡「でしょ?だからこっち見ちゃ駄目だよ?」 京太郎「りょーかい」 淡「……じゃあ、早速背中流すね?」 京太郎「おう、頼むよ」 淡「じゃあ、失礼します」ゴシゴシ 京太郎「もう少し強く擦ってもいいぞ?」 淡「え、そう?こう?」ゴシゴシ 京太郎「……もうちょい早く」 淡「こ、こう?」ゴシゴシ 京太郎「そんな感じ」 淡「ど、どう?気持ちいい?」ゴシゴシ 京太郎「あぁ、気持ちいいよ」 淡「よかった。初めてだったからさぁ」 京太郎「俺も初めてだから」 淡「だ、だよね」ゴシゴシ 淡「……え、えーと、痒いところまりますか?」ゴシゴシ 京太郎「それ、髪の毛洗うときじゃね?」 淡「べ、別にいいでしょ?////ほら、ないの?」 京太郎「とくにないかな?」 淡「はーい」ゴシゴシ 淡「はい、おしまい♪」 京太郎「サンキュー。じゃあ次は前を頼もうかな?」 淡「!?」 京太郎「え?」ニヤニヤ 淡「ま、まままま前!?」カァァ 京太郎「前だ」ニヤニヤ 淡「ま、前はその!洗おうとするときょーたろに見られちゃうっていうか!」アセアセ 京太郎「やってくれないのか?」 淡「うぅー」ナミダメ 妄想終了。 京太郎「淡、どうしたんだ?」 淡「えっと、タオルと着替え持ってきたの」 京太郎「……あぁ」 京太郎(そういえば忘れてた……) 淡「こ、ここに置いておくね?」 京太郎「おう、サンキュー」 京太郎(やっぱり妄想通りにはならないか) 淡「……じゃあ、失礼しますね?」ガラガラ 京太郎「おう…………えっ」 淡「し、失礼しまーす////」 京太郎「な、ななな、なにやっとんじゃー!」アセアセ 淡「そ、そんなに取り乱さないでよ。これも必要なことなんだから!」アセアセ 京太郎「意味が分からん!」アセアセ 淡「いいから!きょーたろは大人しく私に背中を流させて!」グイッ 京太郎「…………」ボーゼン 淡「じゃあ、始めるね?」ゴシゴシ 京太郎「…………」 淡「ど、どうかな?」 京太郎「……」 淡「な、なにか言ってよ……」 京太郎「……い、いい感じです」 淡「よかった♪」ゴシゴシ 京太郎(な、なんだこの状況……妄想した通りになってるぞ!?……いや、微妙に違うけどさ) 淡「はい、おしまい」 京太郎「……おう、サンキュー」 京太郎(実際にされると緊張するんだな……。妄想中の俺すげー……) 淡「じゃあ、次は……前」ボソッ 京太郎「……は?」アセダラダラ 淡「だ、だから、前!洗うの!」カァァ 京太郎「落ち着け。前はいい。自分でやる」 淡「だ、駄目!前もやるの!」 京太郎「なんでだ!」オロオロ 淡「わ、私達のためにだよ////私も恥ずかしいんだから我慢!」カオマッカ 京太郎「いやいや!」 淡「ほ、ほら!」 (京太郎の脇の下から手を伸ばす) 京太郎「あ、ちょ!」 コツン 淡「……へっ?」キョトン 京太郎「」 淡「……今、なにか硬いものにぶつかったような……」 京太郎「あ、淡!背中が痒くなってきたからもっかい流してくれないか!」アセアセ 淡「え?あ、うん。いいよ」ゴシゴシ 京太郎「…………」 京太郎(煩悩退散煩悩退散煩悩退散……) ーーーーーー ーーーー ーー 淡「は、はい、これでおしまい」カオマッカ 京太郎「お、おう」カオマッカ 京太郎「……」 淡「……」 京太郎(この沈黙がつらい……) 京太郎「……さ、さーて、もう一回使ったら上がろうかな?」 淡「そ、そうだね!ほら、早く入って入って」アセアセ 京太郎「お、おう!」チャポン 淡「失礼します」チャポン 京太郎「…………」 淡「…………」 京太郎「…………」アセダラダラ 淡「な、なにか言ってよ……////」 京太郎「……なんで入ってるんだ?」 淡「わ、私達のためだよ!」 京太郎「そ、そっかー」 京太郎(煩悩退散煩悩退散煩悩退散!ってできるかー!!!) 京太郎(背中に感じる柔らかい淡の肌!淡に背を向けているから分からないがたぶん背中!しかも裸!) 京太郎(つまり俺たちは裸同士で背中をくっつけているってわけでーー) 淡「き、きょーたろ?」オロオロ 京太郎「私は紳士です!」 淡「っ!」ビクッ 京太郎「あ、ごめん」 淡「う、ううん!大丈夫だよ!」 京太郎「そ、そっかー」 淡「……」 京太郎「……」 淡「……」 京太郎(この沈黙が耐えらんねー!!) 京太郎「な、なぁ!」 淡「は、はい!」 京太郎「その、なんで入ってきたんだ?」 京太郎(って!この質問しただろー!) 淡「え、えっと!私達のためだよ!」 京太郎「そ、そっかー。でもなんでこれが俺たちのためになるんだ?」アセアセ 淡「えっ?だって伝統なんでしょ?」 京太郎「……は?」 淡「え?」 京太郎「なんの伝統だ?」 淡「え?須賀家の伝統なんでしょ?」 京太郎「……なにが?」 淡「背中流したり、一緒に風呂に入るのが」 京太郎「…………」ポクポクポクポク 京太郎「…………」チーン 京太郎「あのクソばばぁ!」 『俺の母はこんな人です』 淡「…………」 淡(ど、どうしよう……) 淡(お母さんの冗談を真に受けちゃった私がいけないんだけど……だからって……////) 淡(き、きょーたろとお風呂……入っちゃって……) 淡「……////」カァァ 淡(きょーたろの顔、恥ずかしくてみれないよー!!)カオマッカ 客間。 京太郎「……なにか言いたいことは?」 母「そうね……。そろそろ、お風呂入りたいかな?」 京太郎「……」イラッ 淡「……////」ウツムキ 母「もぉ、お風呂くらいで顔真っ赤にしちゃう淡ちゃんかわいいわ!」ダキッ 淡「っ!」 京太郎「やめい」チョップ 母「あだ!」 京太郎「少しは反省しろ」 母「京太郎は細かいなぁー」ナデナデ 京太郎「細かくない!だいたい、年頃の男女を一緒に風呂に入れる親がどこにいるだ!」 京太郎「つか、なにさり気なく淡のこと撫でてんだよ!」 母「なに?やきもち?」 京太郎「ちがう!」 母「淡ちゃん、良かったわねー」ナデナデ 淡「……」プシュー 母「またショートしちゃった?本当に可愛いわね♪あわいいわ!」 京太郎「……はぁ」 母「ため息つくと幸せ逃げるわよ?」 京太郎「誰のせいだよ!」 母「もぉ、怒ってばかりだとシワできちゃうよ?」 京太郎「……」ボーゼン 京太郎(もう、いいや……) 母「さて、淡ちゃんがショートしちゃったから部屋に運ばないとね。京太郎、お姫様だっこで連れて行ってあげなさい」 京太郎「……」ダキカカエル 京太郎「……どこの部屋に運ぶんだ?」 母「元あんたの部屋」 京太郎「はいよ」 ーーーーーー ーーーー ーー 母「さて、淡ちゃんは寝ちゃったし、久々に親子みずみらずね!」 京太郎「……」 母「もう、ツンケンしちゃって♪可愛いのは淡ちゃんだけでいいのよ?」 京太郎「……」 母「……冗談が通じないわね」タメイキ 母「いつ以来かしらね。こうやって話すのは」 京太郎「そういうのはいい。本題は?」 母「あら、流石は私の子ね♪」 京太郎「……」 母「……京太郎」 京太郎「……なんだよ」 母「淡ちゃんとは真面目にお付き合いしてるの?」 京太郎「……あぁ」 母「そう。それを聞いて安心したわ。あの子、あんたには勿体無いくらい良い子だから大切にしてあげなさいよ?」 京太郎「分かってる」 母「ならいいわ」ニコッ 京太郎「……」 母「……」 京太郎「……えっ?」 母「?」 京太郎「それだけ?」 母「そうよ?」 京太郎「……」 母「さてと、私はお風呂入ってくるわね」 京太郎「……」 母「……京太郎」 京太郎「……なんだよ」 母「あなたなら分かってると思うけど、あなたはまだ子供よ?」 京太郎「……」 母「でも、体はもう立派な大人。働く事もできるし、子供だってその気になれば作れるわ」 京太郎「……」 母「京太郎、子供を産むってことはとても大変なの。子供に子供の親はできないの。だからーー」 京太郎「……」 母「作っちゃったらすぐに言いなさい?」 京太郎「……」 京太郎「…………は?」 母「だから、セックスして子供作っちゃったら言いなさいよ?」 京太郎「そういうことじゃなくて!普通、そうなる前にとめないか!?」 母「……あなた、16歳になって童貞なんて駄目よ?男失格よ?」 京太郎「あんたは親失格だよ!」 母「こんなにあなたの事を考えてるのに」ナミダホロリ 京太郎「」 母「さーて、お風呂入ってくるわねー」タタタッ 京太郎「…………」 京太郎「言いたいことだけ言って逃げやがった……」 京太郎「……まぁとりあえず寝るか。疲れたし。部屋行くか」 京太郎「……」 京太郎「あれ?俺、なんか忘れているような……」 『夜は長いわけで……』 自室。 京太郎「……忘れてた」 淡「んにゃ……」zzz 京太郎「どうしたものか……」 淡「ふにゅ……」zzz 京太郎「……仕方がない、ベッド占拠されちゃったしリビングでーー」 ガチャ。 京太郎「……あれ?」ガタガタ 京太郎「……なんで扉開かないんだ?」 母声「私が反対側からつっかえ棒をとりつけたからよ!」タタタッ 京太郎「」 京太郎「……母さん?悪ふざけもそこまでいくと……って、もういない……」orz 京太郎「……床に布団しいて寝れば問題ないよな?うん、問題ない」 淡「もぉ、たべられないよー……にゅふふ」zzz ーーーーーー ーーーー ーー 淡「……う、うーん」メゴシゴシ 淡「あれ、私ねちゃってた?」 淡「……そうだ、お母さんにからかわれてヒートしちゃったんだ……。またきょーたろに迷惑かけちゃった」ショボーン 淡「……てか、あれ?ここどこ?」キョロキョロ 淡「きょーたろの部屋かな?ポスターとか貼ってあるし」 淡「ってことはこのベッドもきょーたろの?」 淡「…………」 淡「……っ!////」ボフンッ 淡(な、何考えてるの私!////) 淡(だ、だいたい、きょーたろのだとしても、使ってたのは数ヶ月前だし!に、匂いとかするわけないじゃん!)カオマッカ 淡「…………」 淡「……」スンスン 淡「……や、やっぱりないかぁ!」ハハハ 京太郎「うーん……」ゴロン 淡「あ、ごめんね、きょーたろ。うるさくて」 淡「…………」 京太郎「……」zzz 淡「……へっ?」 京太郎「……」zzz 淡「……」 淡(なんで同じ部屋で寝てるの!?) 淡(え?え?どゆこと?)アセアセ 淡(先に寝たのは私だから、きょーたろが自らここにきた?) 淡「…………」 淡「……え、えっと」カァァ 淡(お、落ち着くのよ私!べ、別に何かあったわけじゃないんだから!と、ととととり乱すことはないよ!) 京太郎「……」zzz 淡「あ、あうあう////」キュー 淡「と、とりあえず、服に乱れた所とかないし!何もないよね!うん!」 淡「……」 淡「…………」 淡(……無防備に寝てたのに何もされないなんて……)ガーン 淡「……きょーたろのバカ」ボソッ 淡「……」 京太郎「……」zzz 淡「……バカ」ペシッ 淡「何で何もしないのよ」ペシペシ 淡「べ、別に私は……その、きょーたろがしたい、なら////」 京太郎「そうなのか?」 淡「っ!?」ビクッ 淡「き、きょーたろ!?お、おおおおきてたの!?」 京太郎「……」 淡「な、何か言ってよ……」ドキドキ 京太郎「……」zzz 淡「……へ?」 京太郎「……」zzz 淡「も、もしかして、寝言?」 淡「……」 淡「……本当は起きてるじゃないの?」ツンツン 京太郎「……う、うーん」zzz 淡「……今起きたら寝たふりしたこと許してあげるよ?」ツンツン 京太郎「……」zzz 淡「……ほ、本当に寝てる?」 京太郎「……」zzz 淡「……」 淡「よ、よかったー」 淡「もし、あ、あんなこと言ってるのきょーたろに聞かれたら恥ずかしくて死んじゃうよぉ」カオマッカ 淡「……」 淡「……なんで起きてないのよ」ペシペシペシペシ 淡「もぉ……」プンスカ 淡「……そういえば、きょーたろの寝顔見るのって初めてかも」 淡「授業中に寝てるのは見るけど、顔伏せてるからなぁー。……意外に可愛いかも♪」 淡「……」ジー 京太郎「……」zzz 淡「……寝てるんだよね?」 淡「なら、少しくらい……いいよね?」ゴロン (京太郎の横に寝転がる) 淡「……」 淡(きょーたろの顔、可愛いなぁ。普段はかっこいいけど♪) 淡(私、そんなきょーたろと付き合ってるんだよね) 淡「……にゅふふ」ニヤニヤ 淡「きょーたろ、大好きだよ」 チュッ 淡「……えへへ。きょーたろのセカンドキス勝手にもらっちゃった♪」 京太郎「うーん」ダキッ 淡「っ!」 淡「き、きょーたろ!?」オロオロ 京太郎「……」zzz 淡「ね、寝相悪いんだぁ、きょーたろ」 淡「……じゃなくて!きょーたろ、放してくれないとベッドに戻れないよ」 淡「……っ!ち、ちょ、きょーたろ、どこさわって、るの?」カァァ 淡「そんなとこ、やん、さ、触っちゃ、やぁ」 京太郎「……」zzz 淡「きょーたろ、や、やめ、んっ」 淡「っ!き、きょーたろ、首!首に息が、んっ」モゾモゾ 淡「だ、だめだって!そ、そんなに揉んだら……あん、だめだってばぁ」 淡「首、弱いんだからぁ////」 淡(ど、どうしよ……なんか変な気分になってきちゃった////) 京太郎「……」zzz 淡「はぁ、はぁ、き、きょーたろぉ……」 チュッ 淡「きょーたろぉ、んっ」チュッ 淡「……きょーたろぉ」ギュッ チュッ 淡「……ぜんぶ、き、きょーたろのせいなんだからね」チュッ 『まぁ、そうなるよね』 京太郎「……うーん、朝か」メゴシゴシ 京太郎「今何時……って、まだ6時か……これならもう少し寝られるな」ギュッ 京太郎「あぁ、やっぱり抱き枕っていいなぁー。暖かいし、柔らかいし……それに、なんかいい匂いがする」ギュッ 京太郎「…………」 京太郎「あれ?俺って抱き枕なんか持ってたけ?」チラッ 淡「……」zzz 京太郎「」 淡「……うにゅ」zzz 京太郎「……はっ!いかんいかんショートしてた」 京太郎「じゃなくて、なんで淡と同じ布団で寝てんだ!?」 京太郎「たしか、淡はベッドで寝てたはずだ……」 京太郎(……淡が布団に潜り込んできたってことか!?) 京太郎(つまり、それは……いやいや!まてまて!淡の事だからベッドから落ちて、みたいな落ちかもしれん!) 京太郎(あ、いやでも……万が一……そういう意図があったとしたら……) 京太郎「今からでもやるべき?」 京太郎「って!うなわけあるかー!!」 京太郎「仮にそうだったとして寝てる相手にとかありえねーよ!」 京太郎(煩悩退散煩悩退散煩悩退散煩悩退散……) 淡「……きょーたろぉ」ギュッ 京太郎「っ!?」 淡「……」zzz 京太郎「……な、なんだ、寝言か」ドキドキ 京太郎(しかし、淡に抱きつかれたせいで布団からでられなくなったな……) 京太郎「あ、淡さーん、手、放そうねー」ソー 淡「うーん、や……」ギュッ 京太郎「おうふ……」 京太郎(困った……) 京太郎「……どうするべきか」 京太郎「……」チラッ 淡「……にゅふ」zzz 京太郎「……」 京太郎(……かわいい) 京太郎「……」ナデナデ 淡「……♪」zzz 京太郎「……」ドキッ 京太郎「…………」キョロキョロ 京太郎「……べ、別に平気だよ……な?」 京太郎「は、初めてってわけじゃないしな!」 チュッ 京太郎「……寝てる彼女にキスするとか……」 京太郎「……もう一回してもいいよな?」 京太郎「……んっ」チュッ 淡「……んっ、うーん?」 京太郎「……あ」 淡「……きょーたろ?」ボー 京太郎「あ、淡、お、おおおはよう……」ドキドキ 京太郎(……もしかして、バレたか?) 淡「……おはよ」ニコッ 京太郎「っ……お、おう」 淡「もう……起きる時間?」メゴシゴシ 京太郎「え?あ、いや、まだ平気だぞ?」 淡「……そっかー、なら、もう……一眠り……」zzz 京太郎「……」 京太郎「俺って幸せだな」ボソッ 『長野観光!』 京太郎「…………」ダラダラ 淡「……」ツーン 京太郎「……えっと、淡さん?」 淡「ふんっ」プイッ 母「京太郎、あんた何したのよ……」 京太郎「え?別に何もしてないぞ?」 母「……」ジー 京太郎「な、なんだよ」 母「……」チラッ 淡「……」ツーン 母「……なるほどね」 京太郎「え?理由わかるのか!?」 母「大方の予想はつくわね」 京太郎「お、教えてくれないか?」 母「自分で考えなさい。……淡ちゃん?朝ご飯まで少し時間あるからそれまでこの辺見てきてら?」 淡「?」キョトン 母「京太郎の育った町よ?少し興味あるでしょ?」コゴエ 淡「っ!は、はい♪」 京太郎「?」 母「じゃあ、京太郎、案内してあげて。私はご飯つくるから」 京太郎「あ、あぁ……」チラッ 淡「♪……っ!ふ、ふんっ!」プイッ 京太郎(意味分からん……) ーーーーーー ーーーー ーー 京太郎「…………」テクテク 淡「…………」テクテク 京太郎(気まずい……) 京太郎「あ、淡?」 淡「……なに?」ムスー 京太郎「え、ええっと……ここが俺の通ってた小学校だ」 淡「っ!……へ、へぇー」 京太郎「家から近い所にあったからよく友達呼んで遊んだりしたんだよ」 淡「そ、そうなんだ」キョロキョロ 京太郎「校庭も広いし、よく野球とかサッカーとかやってたんだ」 淡「……きょーたろって運動とかやるんだ?」 京太郎「うん?まぁな。つか、俺ってスポーツとかやらない風に見えるか?」 淡「見えなくはないけど……文学部のイメージがあるかな?麻雀部だし」 京太郎「あぁ……でも、麻雀覚えたのって中3の後半だぞ?」 淡「知ってるよー。きょーたろは麻雀まだまだだもん♪」 京太郎「淡に言われたら言い返せない……。でも、俺だって少しずつだけど上手くなってるんだぞ?」 淡「ほんとかなー?」ニヤニヤ 京太郎「本当だって!そのうち淡にも追いついてやる!」 淡「ふーん♪ならあとで私と打たない?私千点スタートでいいからさ」 京太郎「……そこからひっくり返される自信あるわ……」 淡「きょーたろだもんね♪」 京太郎(良かった……機嫌よくなってくれたみたい) 淡「?どうかしたの?」 京太郎「うん?なんでもないぞ」 淡「そう?……あ、ここはなに?」 京太郎「あぁ、ここは俺の通ってた中学だな」 淡「へー。って、ここ小学校よりボロくない?フェンスとか穴あいてるじゃん」 京太郎「穴?……あぁ!これか。これ、俺が一年の時からあいてるんだよ。懐かしいなぁ。よく、ここから学校潜り込んだっけ」 淡「きょーたろ、悪ガキだったの?」 京太郎「いや、違うけどさ。夜の学校って楽しそうじゃん?」 淡「ざ、青春って感じだよね。夜の学校って」 京太郎「そうそう!よく警備の人に追いかけ回されてたっけ」 淡「見つかるなんてきょーたろもまだまだだね。私は見つかったことないよ?」 京太郎「淡もやってたのかよ。あと、見つかったのは俺のせいじゃないんだぞ?咲がどんくさくて毎回見つかるんだよ」 淡「っ!」ピクッ 京太郎「見つかるたびに次は大丈夫っていうから行くんだけどやっぱり捕まるんだよなぁー。あ、そういえば咲元気にしてんのか?」 淡「……」 京太郎「あとで挨拶だけでも行こうかな?淡ーー、あとで少し寄り道……ってあれ?」 淡「……」ツーン 京太郎「……あれ?」 淡(きょーたろのバカ……) 京太郎「えっと……淡さん?」 淡「……ふんっ」プイッ 京太郎(ふりだしに戻った……) ?「あれ?京ちゃん?」 京太郎・淡「!?」 咲「あ、やっぱり京ちゃんだ。帰ってたなら連絡してくれてもいいのに」 京太郎「咲!?どうしてここに?」 咲「どうしてって言われると困るけど……。なんとなくかな?」 京太郎「そうか。えって久々だな、元気にしてたか?」 咲「京ちゃんいなくなって寂しかったかな?」ボソッ 淡「っ!」 京太郎「?」 咲「なんでもない!えっと、京ちゃんは元気にしてた?」 京太郎「俺か?俺もぼちぼち」 咲「京ちゃんは相変わらずね♪えっと……それで、となりの子は?」 京太郎「うん?あぁ、紹介してなかったな。こいつはーー」 淡「初めまして。きょーたろの『彼女』の大星淡です」 京太郎(うん?) 咲「……え?えぇぇ!?きょ、きょきょきょ京ちゃん、彼女いるの!?」アタフタ 京太郎「えっと、まぁ」 咲(だ、大丈夫!まだ彼女止まり。結婚してるわけじゃないんだから) 咲「そ、そうなんだ……。えっと、こちらこそ初めまして。『幼なじみ』の宮永咲です」 咲「京ちゃんとは『ご近所さん』で本当に『小さい時』からの付き合いです」 淡「……へー」イラッ 京太郎(あれ?) 咲「淡ちゃん……だっけ?京ちゃんの事で聞きたいことあったら『なんでも』聞いてね?『知らないことない』から!」ドヤッ 淡「」ブチッ 京太郎「え、えーと……」ダラダラ 淡「お、お気遣いどうも♪なら早速聞いてみようかな?きょーたろってどんな音楽が好きか知ってる?」 咲「そんなこと?バラードとか優しい感じの曲を好んで聴いてるよ」 淡「残念でしたー。今はロックにはまってるんだよー」ドヤッ 咲「」ブチッ 京太郎「」ガクガク 咲「……私、京ちゃんと一緒にお風呂入ったことあるんだー」 淡「っ!ふ、ふーん。でも、どうせ小さい時の話でしょ?」 咲「そうだけど、淡ちゃんはないでしょ?」ニヤニヤ 淡「あるよ」 咲「!?」 咲「悔しいからって嘘はよくないと思うよ?」 淡「嘘じゃないよ?昨日入ったもん」 咲「き、昨日!?」 淡「うん。背中流してあげて、一緒にお風呂はいったもん」ドヤッ 京太郎「」 咲「ふ、ふーん!で、でも、淡ちゃんは京ちゃんと一緒に寝たことはないでしょ?」 咲「私はあるよー。同じ布団で肩を並べて寝たことあるんだから!」 淡「……」ジロッ 京太郎「ち、小さい時の話です!」 淡「ふーん。咲さんだっけ?天狗になってるところ悪いけど、私もあるよ」ドヤッ 咲「!?」 淡「昨日、訳あって一緒に寝たの。ね?」 咲「……」ジロッ 京太郎「か、母さんの悪戯でね!?他意はないぞ!?」 咲「え、えーと……」アセアセ 淡「うん?」ニヤニヤ 咲「わ、私は京ちゃんに抱きしめて貰ったことあるもん!」カオマッカ 淡「……」 咲「ど、どう?」 淡「わ、私も!」カァァ 咲「……」ゴクリ 淡「昨夜、きょーたろに抱いて(ハグ)貰ったもん!」カオマッカ 咲「」 京太郎「!?」 淡「き、きょーたろの首とかに、その……私のキスマークとかあるもん!」プルプル 咲「」チラッ 京太郎「え!?え!?ないでしょ!?」 咲「……ほんとだ」ボソッ 京太郎「え!?あんの!?」 淡「だ、だからきょーたろは私のなの!」 咲「……」テクテク 京太郎「!?さ、咲!?どこ行くんだ!?おーい!……いっちゃった」 淡「……」 京太郎「……」チラッ 淡「……////」サッ 京太郎「え、えーと、どゆこと?」 淡「……だ、だから昨日の夜に……その、きょーたろが抱きついてきて触ったりするから////」 京太郎「から?」 淡「だから!その気になっちゃったの!」 京太郎「」 淡「だからきょーたろが全部悪いの!」 京太郎「だから朝機嫌悪かったのか?」 淡「それは別!」 京太郎「別なの!?」 淡「色々頑張ったのに寝てるし!」 淡「もっと言うと寝てる私に何もしてくれなくてイライラしてたの!悪い!?」 京太郎「あ、いえ、悪くないです」 淡「はぁ…はぁ……」 京太郎「…………」 淡「……」 京太郎「……」 淡「……何か言ってよ////」 京太郎「…ごめん」 淡「……なにがごめんなの?」 京太郎「え、えーと……ヘタレで?」 淡「……ほんとだよ」 京太郎「否定してほしかった」 淡「事実だもん」 京太郎「……」 淡「きょーたろは乙女心がわかってないよー。女の子は好きな子になら少しくらい強引にされたいとか思ってるんだよ?」 京太郎「え、そうなの?」 淡「そうなの!……たぶん」 京太郎「……じゃあ遠慮なく」グイッ 淡「へ?わぷっ」 チュッ 京太郎「……」 淡「んっ、きょーらろぉ……ここ、そと……」 京太郎「ぷはっ……大丈夫、ここ人気ないから」チュッ 淡「いや、でも……んっ」 京太郎「……」グイッ 淡「……」ドサッ 京太郎「淡……」 淡「きょーたろ……」 京太郎「ただいまー」 淡「ただいま」ムスー 母「あら、おかえ……京太郎、顔に大きな紅葉マークあるけどどうかしたの?」キョトン 京太郎「……聞かないでくれ」シクシク 淡「ふんっ!」プイッ 京太郎(言えない……押し倒して胸触ったら顔面ビンタされたなんて……) 母「……あら。とりあえずご飯できてるから手洗ってきなさい」 京太郎「……はい」 ーーーーーー ーーーー ーー 母「それで、今日はどこに行く予定なの?」モグモグ 京太郎「……とりあえず、善光寺とか中心に回ってくる予定だよ」 母「そうなの?てっきり温泉とか行ってくるのかと思ったのに」 京太郎「温泉?」 母「野沢温泉とか昼神温泉とかあるじゃない」 京太郎「いやいや、時間的に無理だし、行けたとしても一緒に入れないから別行動になるだろ」 母「混浴ってなかった?」 京太郎「あってもはいらねぇよ!」 淡「ふーん……あっても入らないんだ?」 京太郎「え!?」 淡「別にいいけど」プイッ 母「……京太郎、ほんと何したの?」 京太郎「…………」 淡「ふんっ」プクー 京太郎「それじゃあ行ってきます」 淡「行ってきます」 母「いってらっしゃい。気をつけてね」 京太郎「……」テクテク 淡「……」テクテク 京太郎「……淡」 淡「……なに?」 京太郎「朝は……その、ごめん」 淡「……ほんとだよ」 京太郎「もう、あんな馬鹿なことしないから許してほしい」 淡「……条件がある」 京太郎「条件?」 淡「今日1日普通にデートしよ?」 京太郎「へ?」 淡「人前だからキスとかは禁止。あとエッチなこと考えるのも禁止」 京太郎「え?え?」 淡「これが守れるなら許してあげる」ニパー 京太郎「え、えっと……」 淡「どうかした?」 京太郎「普通の定義が分からないだけど……」 淡「……手を繋ぐとか以外は禁止?」 京太郎「!?」 淡「あ、でも、あーんくらいはいいかな?」 京太郎「ちょ、ちょ」 淡「なに?」 京太郎「マジで?」 淡「まじ」 京太郎「ハグとかナデナデもなし?」 淡「1日くらい我慢できるでしょ?」 京太郎「」 淡「これが守れるなら許してあげる♪」 京太郎「…………」 淡「……?」 京太郎「…………………………………………分かった」シクシク 淡「今の間が凄い気になるんだけど……」 淡「じゃあ、いこっか♪」 京太郎「お、おう」 善光寺。 淡「ここが善光寺かぁ」キョロキョロ 京太郎「淡は初めてだったか」 淡「うん。というより関東から出たことないよ」 京太郎「…………」 淡「どうしたの?」 京太郎「いや、なんでも。……写真撮ろうぜ」 淡「?」 京太郎「あ、すみません。写真撮っていただけませんか?」 客「いいですよ」 京太郎「ほら、淡、撮るぞー」 淡「え、あ、うん」 客「はい、ちーず」パシャッ 京太郎「ありがとうございます」 淡「ねぇ」 京太郎「うん?」 淡「ここって何が有名なの?」 京太郎「そうだな。たとえばーーー 淡「き、きょーたろ……食べすぎ」プルプル 京太郎「いいだろ?美味しいだか……うぷっ」 淡「戻したら駄目だよ?」 京太郎「だったらそんなにホイホイ買わないでいただきたい」 淡「はーい」ケラケラ 京太郎「……これからどうする?もう時間的に行けるところあんまないけど」 淡「え?もうそんな時間?……あ、ほんとだ」 淡(なんかあっという間だったなぁ……) 京太郎「どこか行きたい所とかやりたいことあるか?」 淡「うーん……。あ、おみくじやりたい!」 京太郎「おみくじ?」 淡「うん」ニパー 京太郎「そんなんでいいのか?」 淡「いいの。沢山写真も撮ったし、美味しいものも沢山食べたからね」 京太郎「まぁ、淡がそれでいいなら」 ーーーー ーー 淡「きょーたろ!おみくじとった?」 京太郎「あぁ、とったぞ」 淡「じゃあ、同時に開けるよ?いい?」 京太郎「ほーい」 淡「じゃあいくよ?せーの」ピラッ 京太郎・淡「…………」 淡「凶……」 京太郎「末吉……」 淡「……冗談で相手を傷つける可能性があります。優しく接してあげましょう……」 京太郎「行動が裏目にでる……」 京太郎・淡「……………」 淡「き、きょーたろ!」ダキッ 京太郎「っ!?」 淡「え、えっと……ご、ご褒美!今日1日手も繋いでないから我慢できたご褒美!特別、腕に抱きついてあげる」アセアセ 京太郎「そ、そっか」 京太郎(今朝、胸は触ったけどな……) 淡「……きょーたろ」ジト 京太郎「なんでもありません」キリッ 淡「もう、まだエッチなことは考えたら駄目なんだよ?分かってる?」 京太郎「も、もちろん」 京太郎(腕胸押し付けておいてそれは酷い……)シクシク そのころ。 母「はい、須賀です。あ、主人がお世話に……え?今からですか?あ、はい。分かりました。すぐに向かいます」ガチャ 母「……夜は二人でなんとかして貰うしかないか……」 母「……メールしなくちゃ。あと、京太郎へと」コトッ コンドーム「お留守番?」 『二人きりの夜』 京太郎「…………」テクテク 淡「…………」テクテク 京太郎「……え?」 淡「?どうかしたの?」テクテク 京太郎「あ、いや、今夜母さんが急に出かける事になったから二人らしいんだ」 淡「へー、そうなん……だ?」 淡「…………」 京太郎「…………」ソワソワ 京太郎(今夜はせっかくだし、俺が飯作るか。普段は淡にばっかり作って貰ってるしたまにはいいよな) 京太郎(それに、おみくじの件もあるし……) 淡(きょーたろがすっごいソワソワしてる……。やっぱりしたいのかな?……男の子だししたいよね……) 淡(今朝は思わずひっぱたいちゃったけど、わ、私だってきょ、きょ、興味はあるし、その、してもいいんだけど……) 淡(やっぱり怖いなぁ……) 京太郎「淡?」 淡「は、はい!?」 京太郎「家、ついたぞ?」 淡「へ?あ、ほんとだ……」 リビング。 京太郎「」 淡「」 コンドーム「やぁ!」 京太郎「かあさん…」ガックリ 京太郎(今日はエロいこと禁止なんだから煽るなよ……) 淡「////」 京太郎「……と、とりあえず、飯作るか。淡、何か食べたいものあるか?」 淡「た、たべる!?」 京太郎「お、おう。なにか食べたいものないか?今夜は俺が作るからさ」 淡「あ、え?ご飯の話?」 京太郎「それ以外に食べるものあるか?」 淡「…………////」カァァ 京太郎「?」 淡「そ……そばがいいな!長野だし!」 京太郎「そば?昨日食べたのにいいのか?」 淡「き、昨日はお母さんのでしょ?きょーたろのが食べたいの!」 京太郎「そ、そっか」 淡(ど、どうしよう……さっきから変なことばっかり考えちゃってる……////) 淡(自分で禁止しておいて自分だけするなんてずるいよね……が、我慢しなきゃ) 京太郎「じゃあ、できるまでテレビでも見ててくれ」 淡「あ、うん」 淡(って言ったけど……) 淡(面白いのない……) 淡「むぅ……」チラッ 京太郎「♪」 淡(きょーたろって本当に家庭的だなぁー。一人暮らししてるからかもしれないけど) 淡(も、もし、きょーたろと結婚したらこんな感じなのかな?) 淡(毎日きょーたろのご飯食べて、休みの日はきょーたろにどこかに連れて行ってもらって……あれ?) 淡(私、してもらってるだけじゃん……) 淡(てか、よくよく考えたら料理とか掃除とかって女の子が率先してやる仕事じゃ?それをとられたら……) 淡(……私、いらない子!?)ガーン 淡(こ、これはまずいんじゃ?) テレビ「……ですよ!やっぱり、女の子には料理とかしてもらいたいですね」 淡「…………」ジー テレビ「干物女は……流石に……ね?」 淡「っ!」 淡「き、きょーたろ!」 京太郎「うん?どうかしたか?」 淡「な、なにか手伝うことない!?」 京太郎「へ?」 淡「私だけゆっくりできないし。なにか手伝うよ!」 京太郎「…………」スッ 淡「……なんで私のおでこに手を当てるの?」 京太郎「いや、熱でもあるのかなって思ってな」 淡「そんなに珍しい!?」ガーン 京太郎「…………珍しくないぞ?」 淡「否定するならせめて間をあけずに言ってよ……」シクシク 淡「と、とりあえず、なにか手伝えることない?」 京太郎「そうだなぁ……そば、茹でてみるか?」 淡「茹でるだけ?」 京太郎「簡単だろ?その間に天ぷらとか作っとくからさ」 淡「簡単だけど……それだけ?」 京太郎「……本当にどうした?」 淡「……きょーたろに任せっきりっていうのがやなの」 京太郎「?」 淡「わ、私女の子なんだよ?男の子に料理とか掃除とかで負けたくないし!それが自分の彼氏ならなおさら!」 京太郎「あー……じゃあ、天ぷら作ってくれるか?その間にそばやっとくからさ」 淡「っ!う、うん!」 京太郎(かわいい) ーーーーーー ーーーー ーー 京淡「ごちそうさま」 淡「き、きょーたろ、天ぷらどうだった?」 京太郎「てんぷら?美味しかったぞ」 淡「やっぱり?自分でいうのはあれだけど、自信作だったんだー」 京太郎「また作ってくれよ?」ナデナデ 淡「んっ……きょーたろが食べたいって言ったらいつでも作ってあげる♪」ニコッ 京太郎「っ……そ、そろそろ風呂わかすか!」アセアセ 淡「もうそんな時間?あ、もうこんな時間かぁーー」 京太郎「お風呂わいたら先に入っていいぞ?」 淡「ありがと。でも京太郎も疲れてでしょ?だから今日は先に入って」 京太郎「いやいや!淡はお客さんだからさ!それに昨日は俺が先だったし……あっ」 淡「……あ、あはは、じ、じゃあ、今日は先に入ろうかな?」アセアセ 京太郎「お、おう!」アセアセ お風呂にて。 淡「……」ソワソワ 淡「……」チラッ 淡「……きょーたろ……こないのかな?」 淡(あ、そういえば今日は1日エッチなこと禁止にしてたんだ……) 淡(失敗だったなぁ……) 淡「男ならそのくらいしてよ……」プクー リビングにて。 京太郎「…………」 京太郎「これって……突撃するべき?」 京太郎「……いや、今日はエロいこと全て禁止だし駄目だよな!」 京太郎(でも、少しくらい強引な方がいいのか?淡も言ってたし!いやでも万が一突撃して嫌われたりしたらーー) 京太郎「ああああ!!!」 噛み合っているようで噛み合わない2人。 ーーーーーー ーーーー ーー 淡「きょーたろ、あがったよ」プクー 京太郎「?ど、どうかしたのか?」アセアセ 淡「別に?とりあえず、きょーたろも早く入ったら?」 京太郎「お、おう。行ってくる!」タタタッ 淡(本当に来なかったし……。きょーたろのバカ……) 淡「…………」チラッ 淡「……11時かぁ。もう寝ようかな」 淡「……あれ?」 淡(どこで寝ればいいんだろ?) 淡(昨日はきょーたろの部屋だったけど、今日もそこでいいのかな?) 淡(きょーたろの部屋で寝るってことは、きょーたろと同じ部屋ってことかぁ……) 淡「うーん……。よし、きょーたろの部屋でねよっと」 京太郎の部屋 淡「おじゃましまーす……ってあれ?」 淡「……敷き布団どこだろ?」 淡「押入かな?」ガラガラ……ポロッ 淡「うん?なんだろ?」 淡「……っ!」 淡「こ、これって!////」カァァ 淡(え、エロ本だよね?で、でも何で押し入れに?普通ベッドの下じゃないの?)アセアセ 淡(と、とりあえず、戻しておかなきゃ) 淡「……」 淡「少しだけ…」ペラッ 淡「っ!…………も、もう少しだけ」ペラッ 淡「……」ペラッ 淡「……」ペラペラッ 淡「……胸の大きな子ばっかり……」 淡「……きょーたろって胸大きい子が好きなのかな?」 淡「で、でも、私はそんなに……」ペタペタ 淡「……」 数分後 京太郎「なんで俺正座させられてるの?」 淡「いいから、質問に答える!」 淡「きょーたろはおっぱいが大きい子が好きなの?」 京太郎「え?え?何の話?」 淡「これ」ペラッ 京太郎「!?」 京太郎(あいぼおぉおおおおおお!!) 京太郎(ど、どうしてあれを!?) 京太郎「そ、それは?」アセアセ 淡「押し入れでつけたの。それで?」 京太郎「それでとは?」アセアセ 淡「だから、胸の大きな子が好きなの?」 京太郎「……淡、よく聞いてくれ」 京太郎「俺は巨乳好きだ」 淡「…………」 京太郎「……まて、続きがあるからそんなに引かないでくれ……」 淡「……つづけて」 京太郎「お、おう。でな、これは俺の持論だけど、巨乳っていうのは富士山みたいなものなんだ」 淡「………………」 京太郎「……富士山って眺めてるぶんには綺麗だよな?それな一回くらい行ってみたいって思うだろ?」 淡「……まぁ」 京太郎「でも、住んでみたいとは思わないだろ?」 淡「そりゃあね……不便だし」 京太郎「だろ?巨乳もそれと一緒なんだ」 淡「?」 京太郎「巨乳は眺めてるぶんにはいいし、一度くらい触ったり揉んだりしてみたいけど、巨乳の子と付き合いたくないってこと」 淡「………………………………」 京太郎「………」 淡「……じゃあ、あれだ。私の胸じゃあ、そういう欲求を解消できないってことだね」 京太郎「っ!それは違う!」 淡「!?」 京太郎「俺は淡が好きなんだ!」 淡「っ////」 京太郎「俺は淡の胸を見たいとも思うし、触ったり揉んだり舐めたりしたい!淡がいいんだ!」 淡「え、あ、ちょ……あぅ////」 京太郎「変なこと言ってる自覚あるけど、これが俺の本音だ」 淡「う、うん。その……ありがとう////」 京太郎「おう」 淡「…………」 京太郎「…………」 淡「ねぇ」 京太郎「うん?」 淡「その、昼間のことなんだけど……叩いたりしてごめんね」 京太郎「昼間?……あぁ、いや、あれは俺が悪かったし」 淡「本当はね、嬉しかったんだぁ。でも外っていうのに抵抗あって……」 京太郎「…………」 淡「だから、その……きょーたろぉ」チラッ 京太郎「えっと……いいのか?」 淡「……」コクリ 京太郎「俺、初めてだから上手くないからな?」 淡「初めてじゃなかったら逆に嫌だよ」 京太郎「あ、でも今日はエロいこと禁止だけどいいのか?」 淡「……もう、0時回ってる」 京太郎「淡……」チュッ 淡「んっ」 『帰宅』 電車。 淡「……」ボー 京太郎「淡?どうかしたか?」 淡「え?いや、別に」 京太郎「……っ!も、もしかして体調悪いのか!?」アセアセ 淡「え!?あ、いや!違うよ?」アセアセ 京太郎「ほ、ほんとか?」 淡「う、うん。まだ、ずきずきするっていうか……その違和感あるけど……////」 京太郎「そ、そうか。でも、だったらどうして?」 淡「うん?あぁ、それはね。なんかあっという間だったなーって思って」 京太郎「そうだな」 淡「初日から一緒にお風呂入ったり、一緒に寝たりーー」 京太郎「ぜんぶ、母さんのせいだけどな」 淡「あ、そういえば、初日のそばも美味しかったなぁ」 京太郎「また、一緒にいこうぜ?そうすれば食べられるし」 淡「うん♪」 京太郎「2日目の観光はどうだった?」 淡「あぁ、外だっていうのにいきなり押し倒したこと?」ニヤニヤ 京太郎「……あれは本当にすみませんでした」orz 淡「別にいいよ。嫌だったわけじゃないし」 京太郎「それに昨日しちゃったしな」 淡「っ!ば、ばか!」カァァ 京太郎「ごめんごめん」 淡「もう……」 京太郎「……」 淡「……きょーたろ?」 京太郎「うん?」 淡「昨日は、その……ありがとうね」カァァ 京太郎「いやいや、こちらこそ?ありがとう。その、よかったぞ?」 淡「そ、そう?自分だとよく分からなくて」 京太郎「大丈夫だって。俺が保証する。むしろ、俺が上手くできてたか?」 淡「大丈夫だと思うよ?」 京太郎「思う?」 淡「あ、だからね、初めてだから比較する情報が本……じゃなくて!聞いた話だけだから!」 京太郎「なるほど」 淡「……初めて同士だし、その辺は曖昧でいいんじゃない?」 京太郎「それもそうだな」 淡「あ、そういえば、避妊具って消費期限あったよね?保健体育でそんなこと習った」 京太郎「そうだったか?」 淡「習ったでしょ……あと保存方法とか」 京太郎「ああ!あの財布に入れると上がるのは金運じゃなくて、妊娠率だぞってやつか」 淡「そうそう。その昨日のやつ大丈夫だったのかな?」 京太郎「…………」 淡「…………」 その頃。 母「そういえば、これ、消費期限いつだったかしら」 コンドーム「だいぶ前だよ?」 母「あら……」 完。 『二人でロッカーに入ってた』 更衣室。 淡「きょ、きょーたろ!?」 京太郎「あ、淡!?」 淡「な、なんできょーたろがここに!?」 京太郎「そ、そのだな!これには訳が!」 淡「っ!きょーたろ!」ガッ 京太郎「え?」 バタン。 女生徒「あぁ、なんでマラソンなんて体育であるんだろー」 女生徒「だよねー。もう汗びっしょり」 ロッカー内。 京太郎「…………」 淡「…………」 京太郎「え、えっと……淡さん?」 淡「……きょーたろ、なんで女子更衣室にいるの?」ジトッ 京太郎「え、えっとだな…」 淡「……覗き?」 京太郎「ち、違っふが」モゴモゴ 淡「ば、バカ。今大声出したら見つかっちゃうでしょ」 京太郎「ご、ごめん……」 淡「で?」 京太郎「あ、あぁ、その……男子同士で賭けてたんだ」 淡「なにを?」 京太郎「罰ゲーム」 淡「……それで?」 京太郎「……頼むからそんな可哀想な人を見るような顔をしないでくれ……」 淡「それで?罰ゲームと更衣室に何の関係があるの?」 京太郎「その、罰ゲーム内容がだな……ゴキの玩具を着替えの中に入れるっていうやつで……」 淡「…………」ボーゼン 京太郎「……他の女の子にやったらアウトだけどさ……淡ならなんとかなるかなって……」 淡「………」 京太郎「…………すみませんでした」 淡「きょーたろの馬鹿さ加減には呆れてものが言えないよ」 京太郎「返す言葉もございません……」 淡「……それで?罰ゲームは実行できたの?」 京太郎「え?あ、あぁ」 淡「ってことは……。あとは女子にバレないようここを出れば全て丸く収まるってことだよね?」 京太郎「え?まぁ、そういうことになる……のかな?」 淡「はぁ……。きょーたろ、次はないからね?」 京太郎「ゆ、許してくれるのか?」 淡「許すわけないじゃん。あとでちゃんと埋め合わせしてもらうから」 京太郎「は、はい……」 淡「きょーたろのバカ」 京太郎「すみませんでした」 淡「…………」 京太郎「…………」 淡「……でも安心した」 京太郎「え?」 淡「きょーたろが覗き目的で来たわけじゃなくて」 京太郎「あ、当たり前だろ。それじゃただの変態だ」 淡「でも私の着替えを漁ったんでしょ?」 京太郎「…………」 淡「変態じゃん」 京太郎「……すみませんでした」 淡「まったく……きょーたろのせいで着替えるの遅れちゃうよ」ジトッ 京太郎「ごめん」 淡「ホントだよ……今日はすっごい汗かいた……か…ら……」 京太郎「うん?どうかしたか?」 淡「……きょーたろ、少し離れて」 京太郎「え?」 淡「……お願い」 京太郎「お、おう……って、ロッカーの中だから無理だ」 淡「え……」アセアセ 淡「……」クンクン 淡(く、臭くないかな?) 京太郎「淡?どうかしたか?」 淡「っ!な、なんでない」 京太郎「そうか?なんかソワソワしてるけど」 淡「だ、大丈夫」 京太郎「?」 京太郎(……あ、そういうことか)ピコーン! 京太郎「……淡」ギュッ 淡「!?」 京太郎「素直じゃないなぁ」ナデナデ 淡「な、な、な!」カァァ 淡「何してるのよ!離れてっば!」ジタバタ 京太郎「え?こうして欲しかったんじゃないのか?」 淡「な!?ち、違うわよ!汗沢山かいてるから離れてほしかったの!」 京太郎「なんだ……。でも、俺は気にしないぞ?」 淡「私が気にするんだってば!」 京太郎「それにいい匂いだぞ?」クンクン 淡「!?」 淡「ちょ、や!駄目だって!」ジタバタ 京太郎「……」ギュッ 淡「ちょ、きょーたろ……お願いだから」ウルウル 京太郎「……かわいいなぁ」ギュッ 淡「え、あ、ちょ……あぅ」 ーーーー ーー 淡「きょーたろのばかあぁ!!!!」 京太郎「ご、ごめんって!ついな? 」 淡「ついな?じゃないよ!駄目だって言ったのに!」ナミダメ 京太郎「いや、だってさ……」 淡「……なに?」グスッ 京太郎「……涙目の淡、凄く可愛いから」 淡「……」 京太郎「淡?」 淡「そ、そういうことなら……その、今日は許してあげる」プイッ 京太郎(かわいい) モブA(あわいい!) おわり! 『二人で買い物してた』 京太郎「なぁ、今日はどこいくんだ?」 淡「いいからきょーたろは黙ってついて来て」ニパー 京太郎「お、おう」 ーーーーーー ーーーー ーー 淡「ついたよー」 京太郎「え……ここ?」 淡「うん♪」 京太郎「」 淡「……やっぱり驚く?」 京太郎「驚くのもあるけど、それ以上に困惑してる……」 淡「だ、だよね……」 ランジェリーショップ。 京太郎「まさかと思うけど……ここで買い物を?」 淡「……うん」 京太郎「俺も一緒に?」 淡「……うん」 京太郎「」 淡「やっぱり……だめ?」 京太郎「……理由によってはなんとか……」 淡「え、えっと……これ」 京太郎「これは……女性誌?」 『男性から下着をプレゼントされているカップルの結婚率90%以上!』 京太郎「…………」 淡「……」チラッ 京太郎「えっと、これが理由か?」 淡「う、うん……////」カオマッカ 京太郎「うーん……」 京太郎(こういうのって当てにならないって淡知ってるのか?) 京太郎(……流石に分かってるよな。でも、それならなんで……) 淡「その……やっぱり付き合ってるならけ、けけけ結婚のことも考えたいじゃん?」アセアセ 京太郎「…………」 京太郎(……可愛いからいっか) 淡「その、む、無理なら無理っていってくれれば!」アセアセ 京太郎「この雑誌通りなら下着をプレゼントすれば結婚する確率があがるんだろ?なら上げとこうぜ」 淡「え?い、いいの?」 京太郎「俺も確率あげておきたいからな」 淡「っ!」パァー 店内。 京太郎(まずい!これ、思った以上に恥ずかしい!) 京太郎(他のお客様から店員までこっちみてる……) 京太郎(は、早く終わらせよう。淡のためにも俺のためにも!) 京太郎「そ、それで淡はどんなのがいいんだ?」 淡「え?」 京太郎「えって……、淡にプレゼントするなら好み聞いておかないと」 淡「男性が下着をプレゼントするときって男性が彼女にはいてもらいたい下着を送るんじゃないの?」 京太郎「え?」 淡「…………」ジー 京太郎「…………」アセダラダラ 淡「………きょーたろぉ」 京太郎「……わかった。選ぶよ」 淡「やった♪」 京太郎「……それで、淡」 淡「うん?」 京太郎「その……サイズを教えて貰えるか?」 淡「えっ……サイズって……胸の?」 京太郎「お、おう」 淡「あー、え、えっと……」カァァ 淡「……」キョロキョロ 淡「耳貸して」 京太郎「おう」チュウゴシ 淡「ーーーーだよ」 京太郎「え?そんなにある?」 淡「どういう意味?」ジトッ 京太郎「……深い意味はありません」 ーーーーーー ーーーー ーー 京太郎「これとかは?」 淡「……これ、なんか面積っていうか……隠せてる部分少なくない?////」 京太郎「まぁな……」 淡「きょーたろってこういう……あだると?な下着が好きなの?」 京太郎「……黙秘権を行使させていただきます」 淡「…………」 淡(今度からこういうのも用意しておこうかな……) 淡「じゃあこれにしようかな」 京太郎「っ!そ、そっか!じゃあレジ行こう!全力で!」 淡(顔真っ赤にしちゃって……かわいいなぁ)キャーキャー モブ「あれ、あの2人……須賀くんと大星さん?」 おわり 『手を繋いで淡家訪問してた』 京太郎「…………」 淡「きょーたろ?もっとリラックスして平気だよ?」 京太郎「そ、そうはいうけどさ……淡の両親いるんだろろ?」 淡「まぁ……私実家だし」 京太郎「だよなぁー……」 淡「…………」 淡「……えい」ギュッ 京太郎「え?」 淡「手、繋いであげるから元気だして。ね?」 京太郎「……淡」 淡「ね?」 京太郎「……」ナデナデ 淡「んっ……元気でた?」 京太郎「あぁ、不安なのは変わらないけどな」ナデナデ 淡「よかった♪」 京太郎「……ところで、淡の両親はどんな感じなんだ?」 淡「うん?うーん……普通、かな?」 京太郎「まったく参考にならないな」ニガワライ 淡「そんなこと言われたってぇ。ま……お母さんはおっとりしてるかな?」 京太郎「淡の親なのにか?」 淡「それ、どういう意味?私がおっとりしてないってこと?」プクー 京太郎「おっとりはしてないだろ?どちらかっていうとリスみたいに走り回ってるタイプだな」 淡「ええー。私、自分のこと結構ま…お母さん似だと思ってるのにー」 京太郎「……無理にお母さんって呼ばなくていいぞ?」 淡「……なんのこと?////」プイッ 京太郎「……淡のパパはどんな人なんだ?」 淡「えっと、パパは……って……////」カァァ 京太郎「…………」ニヤニヤ 淡「……そんな意地悪するきょーたろにはもう教えてあげない!」プイッ 京太郎「ごめんごめん」ナデナデ 淡「ふーんだ」ツーン 京太郎「淡」ナデナデ 淡「……」プイッ 京太郎「……淡」 (耳元で) 淡「っ……な、なに?」チラッ 京太郎「ごめん」 (耳元で) 淡「んっ……きょーたろ、耳元で言うのやめ、て」ビクッ 京太郎「………淡、かわいいぞ」 (もちろん耳元で) 淡「っ!……だ、だからぁ、み、耳元はーー」 京太郎「ふぅー」 淡「うにゃ!?」ビクッ 淡「にゃ、にゃにするの!?」 京太郎「いやー、感じてる淡が可愛くてつい」 淡「ついじゃないよー!」 京太郎「こうやって淡と戯れてると落ち着くんだよ」ナデナデ 淡「そんなことされたら私が落ち着かなくなるでしょー!」フガー 京太郎「ごめんごめん。それにしても淡は首に耳にと弱点多いな」 淡「そ、そんなこと……ないもん」 淡「少しビクッてしただけだもん……」 京太郎(かわいい) 淡「……あ、ついた」 京太郎「え?」 淡「ここ、私の家」 京太郎「お、おう」アセダラダラ 淡「……さっき、私と戯れておちついたんじゃないの?」ジトッ 京太郎「そうだけどさ……」 淡「もう……きょーたろ」 京太郎「うん?」 淡「しゃがんで」 京太郎「?お、おう」 淡「……大丈夫だよ」 (耳元で) 京太郎「っ!」 淡「相手の両親に挨拶するんだから不安なのは分かるよ」 淡「でも、大丈夫。きょーたろだもん」 淡「私が選んだ彼氏だもん。パパもママも認めてくれるよ、きっと」 京太郎「淡……」 淡「だから、ね?」 京太郎「……だな」 淡「最後に元気の出るおまじない」 チュッ 京太郎「っ!」 淡「はい、元気でた?」 京太郎「……でた」 淡「うん。じゃあ、いこ?」 京太郎「おう!」 おわり! 『風邪で寝込んだ京太郎の看病してた』 京太郎「……これくらい大丈夫だっ……ゴホッ」 淡「全然大丈夫じゃないじゃん……。顔も赤いし」 京太郎「そんなことねーよ……」 淡「こういう時に強がりとかいらないから。ほら、寝て寝て」 京太郎「……ゴホゴホッ」 淡「きょーたろ、ちょっとおでこさわるよ?」ピト 京太郎「っ」 淡「うわー……すっごい熱い。熱はかった方がいいよこれ」 京太郎「……淡」 淡「うん?」 京太郎「……おでこ、もっかい触ってくれないか?」 淡「うん?いいけど…なんで?」 京太郎「淡の手、冷たくて気持ちいい」 淡「それなら濡れタオルとかの方がーー」 京太郎「淡の手がいいんだ」 淡「しょうがないなぁ。はい」ピト 京太郎「……サンキュー」 淡「きょーたろ、今日は私にいっぱい甘えていいからね?」 京太郎「……いいのか?」 淡「もちろん♪病人の特権だよ」 淡(いつもなら絶対に嫌がるのに) 淡(やっぱり病気の時って心細くなるのかな?) 京太郎「じゃあ……お言葉に甘えようかな」 淡「うん♪とりあえず、熱はかろっか」 京太郎「おう」 淡「その間にお粥とか作っておくね?」 ーーーーーー ーーーー ーー 淡「お粥できたよー」 京太郎「サンキュー……」 淡「熱どのくらいあった?」 京太郎「39度あった……」 淡「そんなに!?薬早くご飯食べて薬のんで寝なきゃ」アセアセ 京太郎「……お、大げさだって」 淡「そんな状態で言われても説得力ないよ。ほら、お粥だよ」 京太郎「……作ってもらって悪いんだけど、やっぱり食欲ない」 淡「駄目だよ?食べないと治らないんだから。ほら、食べさせてあげるから、ね?」 京太郎「……それなら、少しだけ」 淡「ふぅーふぅー、はい、あーん」 京太郎「あ、あーん……」モグモグ 淡「おいし?」 京太郎「うん……おいしい」 淡「よかった♪はい、もう一口」 京太郎「あーん……」 淡「もぉ、口元、汚れちゃってるよ?」フキフキ 京太郎「……サンキュー」 淡「…………」 淡(普段のきょーたろは凛々しくて格好いいけど……) 淡(病気のきょーたろはなんか可愛い♪) 淡「きょーたろ、はやくよくなってね?」ナデナデ 京太郎「あ、あぁ」 淡「治ったら一緒に遊ぼうね♪」 京太郎「おう。お粥ご馳走さま」 淡「お粗末さま」 ーーーー ーー 京太郎「……」zzz 淡「寝たかな?」 京太郎「……」zzz 淡「……寝顔もかわいい♪」ナデナデ 京太郎「ん……」 淡「きょーたろ、はやく良くなってね」 おわり 『京太郎の胸で泣いてた』 これは京太郎と淡が付き合う前の話である。 淡「だから!こうでしょ!?」 京太郎「ちがうって!こうだから! モブa「またやってるよ……」 モブb「相変わらず仲悪いよね」 数ヶ月後。 淡「それでさぁ、また須賀がーー」 モブa(さっきから須賀くんの話ばっかり……) モブb(これは絶対に気があるよね) モブa(……っ!いいこと思いついた) モブb(あ、なんか悪いこと思いついた顔だ) モブa「そういえば聞いた?須賀くん、モブ子に告られたらしいよ」 モブb「聞いた聞いた!どうなるんだろうね!」 淡「え……?」 モブa「二人とも意外に話し合うしもしかしたら付き合うかもね」 淡「え?え!?ちょ…」 モブb「うん?淡ちゃん、どうかした?」 淡「そ、その話ほんと!?」 モブa「え?しらない?」 モブa(嘘だから知らないよね) 淡「う、うん……初耳」 モブb「まぁモブ子のことだからあんまり言ってないのかもね。あ、でもさぁ、これで淡ちゃんも落ち着けるね」 モブa「あ、そうだね!」 淡「……え?」 モブa「だってさぁ、モブ子と須賀くんが付き合ったら須賀くんも淡ちゃんにちょっかいだしたりしなくなるでしょ?」 モブb「だよねー。良かったじゃん」 淡「う……うん。あぁーあのうるさいのが来なくなるって聞いて安心したよ」 モブa(わかりやすい) モブb(次は須賀くんだね) 淡(須賀、モブ子と付き合うんだぁ……) ーーーーーー ーーーー ーー 京太郎「え?」 モブa「だからーモブ男が淡ちゃんに告ったらしいよー」 京太郎「へ、へー……」 モブa「もしかしたら付き合うかもしれないね!あの2人、中学の時から仲いいみたいだし」 京太郎「……べつにいいんじゃないか?大星がそれでいいなら。俺には関係ないし」 モブa「そう?まぁそういうことだから!じゃあね!」 京太郎「…………」 京太郎(大星がモブ男とね……) ーーーー ーー 放課後の教室。 淡「…………」 淡(須賀がモブ子と付き合う……かぁ)ズキッ 淡「べ、別に私には関係ないもん」 淡「須賀が誰と付き合ったって私には関係ないもん。……関係ないもん」 ガラガラ 淡「え?」 京太郎「うん?」 淡「須賀……」 京太郎「……なにしてんだ?」 淡「……別に私の勝手でしょ?」 京太郎「っ!あ、あぁ、そうだな」 淡「……須賀こそなにしてんのよ」 京太郎「別に……暇つぶしだよ」 淡「モブ子ほったらかしで?」 京太郎「なんでモブ子がでてくるんだよ」 淡「なんでって、好きなんでしょ?ほったらかしでいいの?」 京太郎「は、はぁ!?モブ子とはそんな関係じゃないって」 淡「別に隠さなくたっていいよ。分かってるから」 京太郎「何言ってんだよ……。つか、それを言うなら大星だってモブ男はいいのかよ」 淡「……モブ男がなに?」 京太郎「何って、付き合うんだろ?」 淡「……なにそれ」 淡「誰から聞いたか知らないけどデマだから、それ」 京太郎「デマなのか?じゃあ付き合うって話はなんだよ」 淡「それこそ何の話?まぁ、仮に本当だとして、私が誰と付き合おうが須賀には関係ないじゃん」 京太郎「っ!」 淡「あんたはモブ子と付き合うでしょ?だったら私に構わないでよ!どっか行ってよ!」 京太郎「……なんだよ、その言い方」 淡「……なによ」 京太郎「……何イライラしてんだよ」 淡「してないもん……」 京太郎「してんだろ」 淡「……しつこいなぁ、してないってば……」 京太郎「してるじゃんか」 淡「してないって!」 京太郎「っ」 淡「あーもう!なんなのよさっきから!私のことは、放っておいてよ!!」ポロポロ 京太郎「……大星、なんで泣いてるんだよ……」 淡「……なんで?決まってじゃん!須賀のせいでしょ!」ポロポロ 京太郎「……え?」 淡「須賀が全部いけないの!す、須賀が!ヒッグ……す、すがが……」 淡「私聞いたもん!須賀がモブ子と付き合うって話!」 淡「それが嫌なの!須賀が誰かと付き合うって話聞いてからイライラするの!」 京太郎「…………」 淡「それだけじゃない!胸が締めつけられるみたいで苦しいのよ!」ポロポロ 淡「なんであんたのせいで私がこんな気分にならなきゃいけないのよ!」 京太郎「……大星」 淡「なんであんたなのよ……。毎日喧嘩ばかりしてるのに……」 淡「なんで?……なんでよ……」ポロポロ 京太郎「大星……」 淡「やめて!」 京太郎「っ!」ビクッ 淡「それ以上近づかないで……。私のこと好きじゃないくせに優しくなんかしないで!」 京太郎「……」スタスタ 淡「……」 京太郎「……」ガバッ 淡「……なにしてのよ」 京太郎「……抱き締めてる」 淡「……離して」 京太郎「……やだ」 淡「離してって!私のこと好きでもないのに抱きしめたりしないで!」 京太郎「……やだ」ギュッ 淡「はな…してよ…おねがい、だから……」 京太郎「……大星」 淡「……なに」 京太郎「好きだ」ギュッ 淡「……そんな慰めいらない」 京太郎「慰めなんかじゃない」 淡「嘘!あんたはモブ子が好きなんでしょ?分かってるだから!」 京太郎「さっきからモブ子モブ子って、あいつはそんなんじゃないっていってるだろ」 淡「仮にそうでも!私のこと好きなんて嘘だよ!何で好きなんて嘘つくのよ……最低だよ……」ポロポロ 京太郎「嘘なんかじゃない」 淡「嘘だよ……喧嘩しかしてないのに好きなわけないじゃん……」 京太郎「……大星は俺のこと嫌いか?」 淡「そんなわけないじゃん!!好きだから困ってるの!好きで好きでしょうがないから苦しいの!」 京太郎「……じゃあ、なんで喧嘩しかしてこなかった相手がそんなに好きなんだ?」 淡「っ!それは……」 京太郎「たしかに俺たちは喧嘩ばかりしてたかもしれない。でもな?俺は楽しかった」 淡「っ!」 京太郎「変かもしれないけどさ、大星と喧嘩してる時がすっごく楽しいんだ」 淡「……」 京太郎「だからかもな。喧嘩しかしてないけど、好きになったのは」 淡「……」 京太郎「もう一回言うぞ?大星、俺はお前が好きだ。これは嘘じゃない」 淡「……ほ、ほんとに?」 京太郎「あぁ。大好きだ、淡」 淡「……あり、がと」 京太郎「淡、返事してくれるか?」 淡「わ、私も……大、好きです……き、きょーたろのことが大好き」ダキッ ーーーーーー ーーーー ーー 京太郎「落ち着いたか?」ナデナデ 淡「う、うん////」 京太郎「まさか、こんな形で付き合うことになるとはな……」 淡「きょーたろがモブ子の告白をしっかり断っていたらこんな事にはならなかったよ……」ムスッ 京太郎「……俺、告られてないぞ?」 淡「……え?」 京太郎「だいたい、あいつが好きなのってモブ男だぞ?」 淡「え、えぇ!?」 京太郎「いったい何をどう聞き間違えたんだよ……」 淡「だって……モブaがそう言ってたんだもん」 京太郎「……モブaが?」 淡「うん」 京太郎「………」ポクポクポクポク 京太郎「なるほどね」チーン 淡「え、何がなるほどなの?」 京太郎「あぁ、いや、別に対したことじゃないさ」 淡「?」 翌日。 京太郎「淡、ちがうって!こうだろ?」 淡「もう!きょーたろは一々細かいよ!」 モブa「また喧嘩してる……」 モブb「懲りないね……」 終わり。 『淡がほっぺたムニムニされてた』 中庭 淡「きょーたろ♪」ダキッ 京太郎「っと……どうした?」 淡「なんとなくー」スリスリ 京太郎「淡は猫かなにかか?」ナデナデ 淡「人間だけど……きょーたろと一緒にいられるなら猫でもいいかな?」 京太郎「淡が猫なら、毎日あそんでやるのに」 淡「そうなの?なら今日から猫になろうかにゃ?」 京太郎「俺のペットだけどいいのか?」 淡「ペットって……なんかいけない関係みたいだね」スリスリ 京太郎「……だな。よし、今度首輪でもーー」 淡「きょーたろ?」ジトッ 京太郎「……ネックレスでも買ってやるよ」アセダラダラ 淡「そういう風にすぐ調子にのる所もすぐ謝るところもきょーたろの好きなのところだよ」ニパー 京太郎「サンキュー」ナデナデ 淡「んっ……」 京太郎「……」ナデナデ 淡「……ねぇ、きょーたろ」 京太郎「うん?」 淡「いっつも頭ナデナデしてよね?」 京太郎「まぁな。嫌だったか?」 淡「ううん。むしろ嬉しいんだけどさぁ」 京太郎「?」 淡「たまには他のところも……」 京太郎「……胸とかか?」 淡「……」ポカーン 淡「……っ!////」カァァ 淡「ち、違うよ!そういうことじゃなくて!」カオマッカ 京太郎「なんだ、嫌だったのか?」 淡「え?あ、いや、それは……今は駄目って言うか……今度きょーたろの家で………じゃなくて!」 淡「私、今日は猫なんだよ?」 京太郎「……あぁ!」 淡「分かってくれた?」 京太郎「これだろ?」ゴロゴロ 淡「うにゃ!?」ビクッ 京太郎「……どうした?」 淡「よ、予想以上にくすぐったい……」 淡「これはもうやめよう」キリッ 京太郎「ゴロゴロを嫌がる猫初めてみたわ」 淡「だ、だって……くすぐったいんだもん」プクー 京太郎「……」 淡「……?」 京太郎「ちょっと失礼」ムニムニ 淡「……どうしたの?」 京太郎「淡のほっぺたが柔らかそうだったからさ。触ってる」ムニムニ 淡「ふーん……どう?」 京太郎「柔らかくて……なんだろうな、楽しい」ムニムニ 淡「どうせなら両頬触ってほしいなぁ」 京太郎「こうか?」ムニムニ (芝の上に向かい合って座っています) 淡「そんな感じ」ニパー 京太郎「……」ムニムニ 淡「……♪」 京太郎「どうした?」 淡「うん?きょーたろの顔が近くにあるから♪」 京太郎「淡……」 淡「え、ちょ、ま……」 京太郎「……」 淡「……」 京太郎「……ふう」 淡「……きょーたろ」 京太郎「うん?」 淡「私の言いたいこと、わかる?」 京太郎「もちろん。もう一回だろ?」チュッ 淡「違うけど……きょーたろ大好き♪」チュッ モブ「……青春してんなぁー」 終わり 『他人が京太郎の悪口を言ったら、必要以上に否定する』 モブ「どっかにいい男いないかな?」 淡「……発情期?」 モブ「あんたじゃないんだから」 淡「私だって発情期はないよ!」 モブ「……冗談はさておき、私はねリサーチをしてきたのよ」 淡「り、りさーち?」 モブ「つまり、調べてきたってことよ」 淡「なるほど」 モブ「クラスの女子全員に聞きました!同級生のイケてる男子!」 淡「あれ?私聞かれてない……」 モブ「はい、拍手」 淡「……い、いえーい」パチパチ モブ「それで結果なのですが、私以外の女子が全員同じ男子を指名しました」 淡「え?全員?それはすごいね」 モブ「私以外!ね?でさ、誰だと思う?」 淡「意外な人?」 モブ「超意外!」 淡「うーん……モブ男とか?」 モブ「たしかにモブ男だったら超意外だね。でも違う」 淡「違うのかー。うーん、分かんない」 モブ「だよねー。驚かないでね?なんと須賀くんだったの!」 淡「全然意外じゃないよ!!」バンッ モブ「!?」ビクッ 淡「あ……。い、意外だね?」アセアセ モブ「お、おう……。でね?なんで須賀くんなのか聞いてみたのよ」 淡「うん」 モブ「これもアンケートをとってベスト3にしてみました」 淡「モブ……なんか楽しそうだね」 モブ「第3位!何気にイケメン!」 淡「普通にイケメン!!」バンッ モブ「!?」ビクッ 淡「あ……」 モブ「……私もこれには同意かな?」 淡「……私も」 モブ「気を取り直して、第2位!さり気ない気遣いができる!」 淡「……なるほどね」 モブ「私は、これは納得出来ないんだよね。須賀ってそんな気遣いできるような男?」 淡「できるよ!歩いて帰るとき、さり気なく道路側歩いてくれるし!重いものもってると半分持ってくれるし!」 モブ「…………」 淡「………って聞いたことある」 モブ「そ、そう……」 淡「……」 モブ「……じゃあ第1位いってみようか……」 淡「うん」 モブ「1位はなんと、優しいから!」 淡「わかる!」 モブ「……」 淡「私が知ってる限り、きょーたろほど気がきいて優しい人はいないね」 淡「あ、この間ね?電車乗ってたら混んできたの」 淡「そしたらきょーたろが私のこと隅っこに押すからどうしたのかな?って思ったらーーはっ!」 モブ「……いいよ?つづけて」 淡「……きょーたろがね?『男が多いから……』とか言うの!もう胸きゅんだよ!」キャーキャー 淡「痴漢対策なのかな?もうそんなことまで考えてくれるなんてきょーたろくらいだよ♪」 モブ「……だね」 終わり 『二人でツイスターゲームしてた』 部室。 淡「…………」 京太郎「…………」 照「これ、やろう」っツイスター 淡「あ、あのーテルー?」 照「なに?」 淡「なんでツイスターなの?」 照「くるってやりたいから」 京太郎「でもマズくないですか?ここ部室ですよ?」アセアセ 照「大丈夫、菫は会議でいない」 京太郎・淡(駄目だこれ……) 淡「あ、でも、くるってやりたいだけなら私たちがやらなくてもいいんだよね?」 照「だめ」 京太郎「なぜ!?」 照「このくるくるはツイスターで使うもの。つまり、ツイスター以外の使い方はいけない」 京太郎・淡(なにその理論) 照「それに、ひとりでくるくるやっても楽しくない」シュン 京太郎「やりましょう!」クワッ 淡「てい!」ドスッ 京太郎「ぐえ……」 ーーーーーー ーーーー ーー 照「右手、赤」 京太郎「とりあえず、早く終わらせよう」 淡「だね」 照「次、左手、青」 京太郎「てか、そもそも誰がツイスター持ってきたんだ?」 淡「たしか、亦野先輩……」 京太郎「あの人かー」 淡「今日の対局、東一で飛ばす……」 京太郎「……」 ーーーー ーー 京太郎「あ、淡?もう少し腰下げてくれないか?」 淡「えー……このままじゃ無理?」 京太郎「淡に覆い被さるようになら……」 淡「……無理かな?」 京太郎「……淡?」 淡「……」サッ 京太郎「」 照「次ー」 ーーーー ーー 淡「ちょ、きょーたろ、動かな……んっ」 京太郎「頼むから変な声出さないでくれ……」 京太郎(腕に胸が……) 淡「だ、だって、あんっ」 京太郎(煩悩退散煩悩退散煩悩退散) 照「これ、楽しい」クルッ ーーーー ーー (淡が簡易ブリッジ状態。その上に覆い被さるように京太郎) 京太郎「…………」アセアセ 淡「……////」 照「……」ワクワク 京太郎「淡、次のでなるべく楽な姿勢とれるようにするからな?」 淡「え、あ、うん////」 淡(きょーたろ……顔近い)カァァ 京太郎「あの、宮永先輩?次は?」 照「……」ジー 京太郎「えっと、なにか?」 照「キスするの?」 京太郎「はぁ!?」 照「それとも……押し倒す?」 京太郎「なんの話だ!」 照「だって、須賀くん、淡に覆い被さるようにしてるし。顔も近い。漫画と一緒」 京太郎「先輩のせいでしょ!?つか、誰だ、そんな漫画を宮永先輩に渡した輩は!」 モブ「……」( -^*)ok 京太郎(おまえか……) モブ「あ、足が滑っちゃった(棒)」 (京太郎の手を払う) 京太郎「あっ!」 淡「え?」 ドンガラガッシャーン 照「……」 モブ「……」 照「……////」 モブ「……////」 ガラガラ 菫「みんな、集まってるか?実はーー」 みんな「」Σ(゚□゚;) 終わり
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355 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 22 27 33.95 ID 4UnPebNco [8/19] 【翌日 アクセル1】 京太郎「とまぁ、そういうことがありまして」 社長「ふむ、いやはやここまで成長したことも驚きだが……精神面も強くなったようだね」 京太郎「そうですか?」 社長「それで、大星君はもう大丈夫なのかい?」 京太郎「ええ。まだ重たいものは無理ですけど、軽い物なら俺がいなくても食べられるようです」 社長「素晴らしい、君にはますます驚かされる」フフフ 京太郎「褒めすぎですよ社長」 社長「演技力、歌唱力、雀力も並のアイドルでは太刀打ちできないレベルだ」 京太郎「いやー、先生がいいので」アハハ 社長「それにその容姿、もはや国内でも10の指に入るだろう!」 京太郎「ま、マジっすか!?」 社長「マージマジマジーロ」 京太郎「マージジルママジジンガ!?」 社長「とにかく、ここが勝負時だよ君ィ!!」 京太郎「は、はいっ!!」ビシッ コンコンッ ガチャッ 竜華「あけおめー! 今年もテッペン目指すでー!」 社長「おお、竜華ちゃん! あけおめー!」 久「私もいるわよ、社長」 社長「竹井くんも良く来たね」フフフ 久「ま、事務員だしねー」 京太郎「二人共、今日もよろしくお願いします」 竜華「よっしゃ! 花田さんの分もやるでー!」メラメラ 久「サポートは任せなさい」フフ 京太郎「はいっ!」 360 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 22 40 28.26 ID 4UnPebNco [9/19] 京太郎「とは言っても、今はどんな仕事があるんですか?」 久「もう、ありったけ来てるわよ」 竜華「テレビに、雑誌に、舞台に、歌手に」バラバラバラッ 京太郎「」 竜華「流石にこれ全部は無理やし、うちが何個か見繕うで」シャシャッ 京太郎「そうですか……ん?」ピラッ 久「どうかした?」 京太郎「いえ、これって確か和の……」 竜華「ああ、ナンジャの出演オファー」 京太郎「これって俺も声優としてってことですよね?」 どうして俺宛に声優の仕事が? 社長「それはね、ナンジャの監督さんがいいともを見てくれたらしくてね」 京太郎「?」 社長「君と小清水君の掛け合いを見て、ティン!と来たらしい」フフフ 京太郎「監督直々の指名なんですか!?」 社長「アイドルの君の仕事としては少々外れるが、どうだい?」 京太郎「はい! やってみたいです!」 和と共演できるなんて、まるで夢みたいだぜ! とは言っても俺もはどうせモブなんだろうけど…… 竜華「じゃあひとつはこれで決まりやな」カキカキ 久「スケジュール的にはドラマの撮影もあるし、後一つくらいは掛け持ちできそうね」 京太郎「頑張ります!」メラメラ 竜華「取り敢えず、うち的にはこれらがいいと思うんやけど」スッ 特撮 主人公 バラエティ番組出演 グラビア 撮影 久「へぇ、でもどうして?」 竜華「まず特撮やけど、京太郎君の人気はまだソルサキ効果しかないやん?」 京太郎「そうですね」 竜華「だから若い女子高生なんかには好かれとるけど、まだまだ家庭向きには程遠い!」ビシッ! 久「なるほどね、特撮なら若い子供からお母さん。さらにはマニアのおっさんも引き込めるわね」 竜華「次にバラエティやけど、これも同じでお茶の間受けを目指す為やね」 京太郎「ふんふむ」カキカキ 竜華「それでグラビアやけど、これは今の容姿を最大限に活かす仕事」 久「ま、当然ね」 京太郎「分かりました! どれも大事そうな仕事ですね」 竜華「この中から決めてもらおうと思うんだけど、どうかな?」 京太郎「いいと思います!」 久「異論は無いわ」フフ 361 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 22 46 02.64 ID 4UnPebNco [10/19] 竜華「さぁ、どれがええの?」 京太郎「うーん……」 広いファン層を獲得できる特撮か 自分の新たな面をアピールできるバラエティか それとも容姿を活かすグラビアか 京太郎「どれにしようかな?」 選択安価↓3 1 特撮 2 バラエティ 3 グラビア 371 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 22 53 02.71 ID 4UnPebNco [11/19] 京太郎「特撮、やってみたいです!」 竜華「へぇ、理由を聞いてもいい?」 京太郎「昔から憧れてたんです、ヒーロー!」メラメア 久「あら、やっぱり男の子ね」クスクス 京太郎「色々と憧れてたんですよねー、アクションとか」 竜華「ふふふ、しかもただ出演するだけやないよ?」 京太郎「え?」 竜華「何役やと思う?」 京太郎「えーっと、敵の怪人ですか? それとも味方の一人とか?」 竜華「残念!!」 京太郎「……じゃあ?」 ... -―━━..、―- .. / \ \ / { \ \ / ∧ \ \ . / | \ 、 \〉 l | . // l l | \ {≧=┤ 从{ . __ | | l ト、从 y'´_)心}〉 / .. \\ 八{ l |∧y'心 V炒 l/ /⌒ . __ \\__ r┐\ハ八ハ`Vリ . . / /_/ . \\ /´} ∨//し' /. ∧ . ' ___ / / / . _____ 、  ̄ ', 〈 1i { / .、 Vノ / / イ . `_ー‐ァ ∨∧ \ } / 介 .. _... ´ /」__| . ゝ-‐ァ _ ∨∧ )ノ / /≠ニ二フ~ ̄Ⅴl | || . / ', ∨ } ' / / /∠二ニ=- l l | || .. ' ∨ { / /{ /∠~\ l | || \ ', ‘, _」' / ̄|从/\ \ /ノl | || \ \ ', ∨/ / ∨∧ /´ l .| || \ \ /∧ ‘, / /'∨∧/ l .|_|| {\ \ \ ..... --//∧ ‘、/ ,/⌒ヽ∨/ | 从 { \ \ \ ... {///∧ / / ̄/~~\ _ _ \ \ ̄`丶 \.  ̄| ̄‘, / / / } _/\ \ \ \. | ^`ー=彡 / ー┬ 、 \ \ \. |__ . -‐ / / \ \ \ } 〉 ノ / { \ \ \ \// { / { \ }\ }\ \ / { __〉 | \ | \}\ 〉 / }  ̄\ | } | } / /___ } \ ノ | / / /__/  ̄ ‐- { 、 \ | / /匚_/__ . -- . _ ○| \___∧ j/ ∨ ` . .___」 \○ ∧ /  ̄ .{ / \ 竜華「主人公や!」デデーン 京太郎「」 久「」 竜華「しかも、なんとあの――!!」 多数決安価↓2以降で最初に3票 ゾロ目はなし 1 仮面ライダーシリーズ! 2 戦隊シリーズ! 3 ウルトラマンシリーズ! 4 オリジナルヒーロー! 413 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 23 25 01.99 ID 4UnPebNco [16/19] 竜華「仮面ライダーシリーズ!!」デデーン 京太郎「!?」 久「マジ!?」 社長「マジキングだよ」 竜華「主役ライダーやで! しかも最年少!」 京太郎「う、うぉぉぉぉぉ!?」ガタガタガタ 久「すっごいじゃない!!」 京太郎「ど、どどどどんなライダーなんですか!?」ワクワク 竜華「えーっと、企画書によると」 京太郎「……」ドキドキ 竜華「平成仮面ライダーシリーズの5作目である本作は「ライダーシステム」と総称されるシステムを用い、トランプをモチーフとする「ラウズカード」に封印されたアンデッドの能力を引き出すことによって、仮面ライダーへの変身と特殊技の発動を行う」ペラペラ 久「へぇ、なんだか凄そうね」 京太郎「ベルト外付け系か」フムフム 竜華「ちなみにこれがビジュアル」スッ 京太郎「!!」 ,小 | , | {!,ィ<¨`ヽ..._ , ! K}___ >イ ` ... , | 、_j、\ '., , i! 〉〈〉、 | .. , i! ヘ V \ ハ. , ! i!ニ、\v'クヽ. ', l i i! ヽヽ.〉V//\ | ⅵ i! 〉 ,'/,..丶==! ! Y .Ⅵ、__//イ ヽ. ト= 、. 八 vo〕! ノ .ノ、 ミ}ハ ヽ. }!-イ\、 イヘ rイ / ∧ ,ィ=``ソ‐ヽイ `¨ ̄ミゝ、_イ7/ /,イ ',._. /(__,イ| | ゝ-ヘ==彡'/ ./ク∠イ /ス. / !//.ノ_j ヽニヒニ=≠-ァ/ ,. ≠ >._ ! _/_j、 ト. |レ ,.. ' ,.. '¨ ====ニ` 丶. ∨| i! ! ヽ. ノゝ= ' , ' / \ ` 丶丶. ; ', i! ゝ__ >─イ , /==イァ 丶、 }ヽ}ヽ. ! ',___j!======≠ 7`ミ丶.丶/ ; / | 丶、i_リ! } | | lr' ¨ `丶.=─ヽ / / ! _,... ..-==-ァ\ /7 ! | i! 、 丶 V / ゝ=¨ ̄ ,. , イ ..= 〉/ ∨ j___! ',, | ───< ' / ..\ Ⅵ ,ヘ. . !|─────  ̄ <彡' .〉、 l\| \ ||ゝ__ -< |ヽj,.イ/ゝ_ノ/ / ∧ \ .≠ 〉 -========,=== ´ / O / / | ヽ. \ /─ /≧、_ ≠´| /ゝ_ o / /l ', \ ヽ____/ /==、 / |/7 ノ ゝ=='^ヽ. イ i! ,〉 /ゝ\___j // / // ̄ヽ !、/¨ `} 、 !レ' / _ソ__丶..__/__/ゝ、__// 〈_/< / /ゝ==\_/ ,. ' |ヘ丶\ ! i ` ̄ ̄¨¨ / / , ' j!、jr、\、\ i ! / /ゝ===' /トⅥ/ヽヽ彡、__ ,ヘ} __ /、____ / \ 、 V|=イ \ //ヘ! rf´`、 ── 京太郎「かっけぇ!!! Gペンみたいだけど!!」キラキラ 久「へぇ、虫っぽくないのね」 竜華「せやなぁ。前作のファイズも虫っぽくなかったし」 京太郎「Foooooooo!!!」イェェェイ!! 416 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 23 41 35.73 ID 4UnPebNco [17/19] 京太郎「放送は四月からですか?」 竜華「せや。番宣が始まるのが三月やから、収録は二月からやね」 京太郎「よっしゃぁぁぁ!! 燃えてきたぁぁぁ!」 久「男の子ねぇ」クスクス 社長「次ライダーの制作発表自体は今月だから、色々と用意しておかないと」 京太郎「俺、頑張ります!!」 久「もうOKの連絡入れちゃうけど、いいのよね?」ピポパ 竜華「勿論!」フフフ 京太郎「ウェーイ!!」 プルルルル 久「もしもし、お世話になっておりますアクセル1の竹井と申します」 京太郎「……」ドキドキ 久「はい。ええ、そうです。はい、はい、ありがとうございます」 竜華「……」 久「では、本日より、はい。では……」 ガチャッ 社長「どうだったかい?」 久「うん、バッチリ。今夜サイトで発表するから、こっちも発表していいって」 京太郎「ヒサァズァン! アィガドォゴズァイマス!」 竜華「これで来年の仕事は安泰やなぁ」ホノボノー 京太郎「……よし!」 去年はドラマでファンの期待を何回か裏切っちまったからな 今回はファンだけじゃなく、子供たちの夢や希望をも守らないといけない 絶対に、失敗させるわけにはいかないんだ 社長「心に剣、輝く勇気!」 久「確かに閉じ込めて!!」 竜華「奇跡!!」 京太郎「切り札は自分だけ!!」 ダダダッ! 京太郎「!?」 ザッ ひのちゃま「たった1人きりのキミの存在が」 だいちゅう「いつか世界のすべてをかえるだろう」 のんたん「ここにあるものは希望? 絶望?」 てらしー「Round Zero 始まってる」 京太郎「……」ググッ アクセル1一同「目指せ! トップアイドル!!」デデーン 417 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/12/31(火) 23 53 01.87 ID 4UnPebNco [18/19] 【次回予告】 透華「さぁ、これが須賀京太郎ですわ!」 衣「お前が……」 京太郎「……」 忘れ去られた記憶 睦月「え? 私が仮面ライダーに!?」 一「女性ライダー?」 唐突に告げられる衝撃の言葉―― 咲「お義母さん♪」 須賀母「あら、嬉しいわぁ」フフ 富士山並みに罪げられた外堀!! 照「コレクッテモイイカナ?」 果たして京太郎の迎える結末とは――!? 京太郎「……ヘシン!!」サランラップ! 【次回 なんだかんだ叫んだって】 お楽しみに!! 580 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 22 12 34.31 ID ss7GPD9go [15/24] 【街角】 京太郎「さて、歩いて事務所まで行くかなぁ」テクテク ザワザワ オイオイ、ナンダアノイケメン オモシロソーネ! ダンチョウメイレイヨ! ツカマエナサイ! フェェ、アンナカオミライデモミタコトアリマセーン ジンルイノシンカノハンチュウヲコエヨウトシテイル ジョウホウトウゴウシネンタイモキョウミヲイダイテイル ンフッ、コマッタモノデス 京太郎(容姿S)「なんだか騒がしいな……」キラキラーン 周囲の人「んはぁっ……♪」ポーッ 京太郎「???」 【アクセル1】 ガチャッ 京太郎「おはようございます!」 社長「やぁ! おはよう」 竜華「おはよう、京太郎君。久しぶり!」 京太郎「はい。会えなくて寂しかったです」エヘヘ ズキューン 竜華「んふっ♪ ちょ、その顔でそういうこと言うの……反則や//」ドキドキ 京太郎「??」キョトン 竜華「と、とにかく! 仕事の話!」アセアセ スタスタ 久「忙しないわねぇ」つ茶 コトッ 京太郎「あ、久さん。お久しぶりです(久だけに)」 久「ええ。これからも頑張りましょ」ニコッ 竜華「美味しいなぁ」ズズー 京太郎「それより、今日の仕事はなんですか?」 竜華「あぁ、そうそう。それやけど……」 ダダダダッ 京太郎「?」 久「足音?」 竜華「この音は……?」 ダダダダダダダダダダダダダッ!!! ガチャンッ!! 一同「!?」 582 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 22 17 04.82 ID ss7GPD9go [16/24] 煌「京太郎くぅぅぅぅん!!」デデーン 京太郎「き、煌さぁぁぁぁん!!」 ,、_. r┴┴- 、. |__ || //ヽ. | `ヽ/. | ノ. ヤ く ヤ {_. ヤ { -‐ニ二二ニz、 -‐  ̄ ̄. ヤ ヘ / / ___/ ` ヤ ∨ ム-‐  ̄/ \ ヤ / ', ./ / / / _. -/ ヽ. ヽ | ヽ / / ./ / ./、 / ./ / /. |. `ーァ /,.イ / ,ヘ/ / ./ ./ .| ’ ’ 入 マ ̄| /ィ=≠z、|/.ヘ /| / / .|. | r‐ト、 ∨ /ヽ 、 \| /7ん)心ヾ′ /|ム-‐‐ / |. 不、 \. ∨ \ー---r` 弋;;;ーツ | i | |/.| ./ j/ /.|ヽヽ ` マ | /` Y 、、、 `¨´ ヽ,==z| / / / | | ’. ヽl/ | ん_)心ヾく/ ./ / .! / .i |!. 八 , 、 ′ 弋;;;__ツ ノケ ,イ/ / j/ ! アイムバーック!! 厂丁 / { ` 、 、、、 _ チ/ヾ< ___/ | | / \. ヽ __ ノ 入`ー-ム≧=- / | ̄ ̄| | i 、__ _ イァ‐\ / | | |_o_ -≧ / ̄ / く`ー /\ ヽ. _| ヽ ト、} 廴__厶. o / ` ーァ… く____ . . .` 、. .∧八 ヘ.| . .`<__イヽ / / }ト,-、 ヽ . . . . . . . .` / マヤヽ、 }ノ、 . . . . ./ / /_/ノ ー- __ _ ィ―‐ ュ_ . . . . . . . . . . . . > _マィく_`>< . . . .>‐' / _ -  ̄/ /  ̄ ̄ /二__ /ミ)< . . . . . . . . . . . . .\\// . . . . . . 人 _{_≦_ ̄_/ /______ --― { ― /ぅソ < . . . . . . . . ,、` ー-<__ マ _ イ、ヽシ  ̄ ̄` ー―-- ____ -< マ二 {¨´ / フi「 ー―一 フ¨´ {_`ヘ ≧=≦ヽ ヽ /\_ノ ` ー `‐-┘ マ{ | / ` ヽOヽ ヽ_ .<\ イ ` ´| / マOベ_ -へつィ´|」 | , `´ /二`λ .{、 八 , /二ニィチ‐} リ ` ー, /二ニ/ {==} / /ヽニニ/ ヽ-- ′ i . ノ /. 八 / イ"´ ` _ /イ 煌「あ、あぁ……」ブルブルブル 京太郎「き、きら、煌さん……」ガタガタガタ 煌「もう我慢出来ない!!」ダダダダッ ガシッ 煌「!?」ジタバタ 美穂子「はい、そこまでです」ニッコリ ジャーンジャーン! 京太郎「美穂子さん!」 煌「離してください……」ポロポロッ 美穂子「そうしたいのは山々なんですけど」チラッ 久「離しちゃダメよ美穂子」ガッシリ 竜華「せや。脱すばら、脱京太郎や!」ムニュンムニュン 京太郎「あぁ、いい香りが、感触が……//」ポワーン 煌「うわぁぁぁぁん!」ビエーン 585 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 22 25 48.54 ID ss7GPD9go [17/24] 煌「先っちょだけ、先っちょだけでもいいんです」シクシク 竜華「うーん、じゃあ先っちょだけやからね」 煌「あ、ありがとうございます!」オソルオソル サワッ 須賀ホーン「」ビクンッ 煌「あ、あぁっ……京太郎君のこんなに」ドキドキ サスリスリ コスコスコス 京太郎「き、煌さんっ……」ビクンッ 煌「……スンスン、んはぁっ♪」ポワーン 京太郎「く、くすぐったい、ですよっ……!」ギリッ 煌「ん~♪」サワサワ ※ホーンは角です ただの 角 です 久「はい、そこまで」 煌「ふぅ、なんとか禁断症状が収まりました」 美穂子「(まるで麻薬みたいね)」オドロキ 竜華「用法、用量を正しく守らんと」フンス 京太郎「」 ガチャッ 透華「あけおめ! ですわ!!」デデーン 竜華「でもこれええなぁ」サワサワ 久「癖になるのよねぇ」サワサワ 煌「もっともっと!」サワサワ 美穂子「す、少しだけ、なら……」ドキドキ 京太郎「」 透華「え? なんですのこれ……?」ビクッ 社長「やぁ、良く来たね」HAHAHA 京太郎(容姿S)「んっ、はぁっ、くっ、ぁぁっ!?」ゾワゾワ 透華「……」ゴクッ 社長「ほぅ?」ニヤニヤ 透華「い、今のは違いますわ! そ、そそそその!?」アセアセ 社長「うーむ、やはり容姿は重要だねー」ニマニマ 透華「うぅっ……違いますのに」ズーン 結論 京ちゃんは麻薬(特定危険物) 588 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 22 45 59.22 ID ss7GPD9go [18/24] ~~なんやかんやで~~ 竜華「ふぅっ……」ツヤツヤ 久「このオチも飽きてきたわね」ツヤツヤ 美穂子「……//」モジモジ 透華「結局流されてしまいましたわ……」ズーン 煌「これで百年は戦えるかな?」フフフ 照「やっぱり京ちゃんのホーンは最高」ドヤァァ キャッキャウフフフ 京太郎「」 社長「ほれ、ライフボトル」サッ 京太郎「はっ!?」ガバッ 社長「やっと目覚めたかね」 京太郎「ええ、なんとか」フゥー 久「ごめんね、ちょっとおふざけが過ぎたわ」テヘペロ 京太郎「いえ。それよりも……今日の仕事はなんですか?」ゲンナリ 竜華「あぁ、そうそう。それは……」 煌「ライダーの制作発表ですね」サッ つスケジュール帳 京太郎「え? 記者会見ですか!?」 竜華「ううん、そうじゃなくて公式サイトに載せる写真や動画の撮影やね」 京太郎「へぇ、そんなのがあるんですね!」パァァ! 照「京ちゃん輝いてる(照だけに)」パチパチ 竜華「他の共演者も集まるみたいやし、仲良くできるとええね」ニッコリ 京太郎「はい! 頑張ります!」メラメラ 透華「あ、そういえば」ポンッ 京太郎「?」 透華「今回、うちのスポンサーの関係で、龍門渕から一人出演している人がいますの」 久「へぇ、そうなの?」 透華「監督にどうしてもと言われて……本人は乗り気のようですわね」ハァ 竜華「なんか不服なん?」 透華「いえ、どうせなら私が出たかったというのに……!!」ギリギリ __ /| , -、____/,、 \ r‐' ̄_/ / |\\|//| | ̄ r‐' | |ミミァ‐''''"| | \ | | / | | | / / 〈 _,`ィヽ、 | | / /`ー、Y", -‐'iヽ | \ | キィ~ / ,イ !、ii〕'!、`┸" ノ 〉 i ) \. ( | r‐' ,二、" / //、 \___ \ 、!(三ニ´ー~)( \ ___  ̄`ー--、_ \ ゞ、"゛  ̄ _, ゙、 h_/ ̄_, -‐ヽ `ー-、`ー-、 ) r≧ーtく /\ ) / ト、 `ー-、 `ヾ 、_ \ 一同「……」サメタメ 589 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 22 56 58.12 ID ss7GPD9go [19/24] 透華「きぃぃ! どうして私が出られませんの!!」イライラ 京太郎「と、とにかく、その撮影の用意をすればいいんですね」 竜華「えっと、撮影班が今日は今放送してる555の収録やってるから……」 久「直接スタジオにいけばいいみたいね」 京太郎「うわっ! 555の収録観れるんですか!?」キラキラ 煌「メイクの松実さんを呼ばないと」ピポパ 京太郎「楽しみだなぁ」 仮面ライダー、そのシリーズに俺の名前が連なるなんて 京太郎「へへっ、頑張らねぇと!」 ~~そんなこんなで~~ 【仮面ライダー555 撮影現場】 オーイ、カメラヨウイシロー ハーイ 京太郎「おぉ、すげぇ!」キラキラ 竜華「へぇ、結構人おるね」キョロキョロ 煌「怪人の着ぐるみとかたくさんありますね」サワサワ 透華「勝手に触ると怒られますわよ」 宥「あ、でも特殊メイクには興味あるかなぁ」←現地合流 サワサワ ?「こらっ!!」 一同「!?」ビクッ / /./ / ヽ \ \ヘ.ヽ ヽ / /...l / ヽ Y....ヽ ', / ,.... |/ / l }ヽ /ハl......l ', , | l.......', ̄`ヽ./ /| /'"ハ__ハ|.....| ハ |', |.........、 二、 .; / /モリ 〉} . . l ノ.ノ 、',',. . . . .\イモリ`./ `"´ノ ノノ ',',ヽ ヽ `" 、 彡〇 丶\〇ミ. - ' / ノ ヽヽ ィ ..- ´イ` イ`\ __,>/ / ハ ノイ `ヽ / / ∠∨ ヘ .|ノ r'`.....-、 ` , /イノ ∨ `"Y / .Y. ', , ィY // /\ | ∨{ , .、 /{ ヘ /イ ̄ ̄  ̄``>、 人', , 、 , ィ . ∨ >.l _∧_ ヽ.....〉/ !. . 丶 , イ . .., ィ`' ゝ''"´  ̄``ヽ、 ∨.∨ .|. . . .ヽ / / ヽヽ、 \ ノ ヽィ',. . l , ' , .' | ヽ、` ‐‐-- / Y. ', | . } ___ , ' , . ' ´ ヽ、`ヽ、_ { ノ ヽ` ./ ゝ-、 ̄ . ̄´ , '´ ',ミヽ、_ ` { ヘ \ __ノ ,ィ .__ .ィ ∨ \ >、./,,>- ノ ヽ ... \__ >、l丿 / /.| .r、ヽ_ ヽ! 、 ̄ ̄.ヽヽ. |丿 l .l ゝ-' ハ, ヽ,, ヽ ヽ) / }ヽ ゝY Y /`ヽ、___/\___.l__,, イ´ ̄'、 / / /l\ | 、 ヘ / / / /.| ヽ | ヽ ヽ ` 、_;;/ / / | \ | ヘ/ / ``ヽ==、/__|__.\ | __>'" スマートレディ「可愛い可愛い、オルフェノクの着ぐるみに触っちゃダメですよ~、うぇーん♪」シクシク 京太郎「す、す、スマートレディだぁぁぁぁぁぁ!?」ガクガクガクガク 590 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 23 05 05.38 ID ss7GPD9go [20/24] 京太郎「あ、ああああのあの! サインを!」ササッ スタンバイオネガイシマース スマートレディ「あ、ごめんねボウヤ。また今度ね~♪」スタスタ 京太郎「あ、あぁぁ!! そんな……あの素敵な衣装をもっとじっくり……」ガックリ 竜華「……ふーん? ああいうのが好きなん?」ジロリ 京太郎「え?」 煌「……」 宥「……えっち」ムスッ 透華「……」ゴゴゴゴ 京太郎「あ、え? いや、その!」アタフタ ザッ ?「お、なんか賑やかだね」ニコニコ 京太郎「え?」クルッ 女性陣「」ドッキィーン ?「君が次なんだっけ? 頑張れよ」ポンッ 京太郎「あ、あぁ……ひゃ、ひゃい!」ガチガチ ?「ははっ、緊張しなくていいって」ポンポン 京太郎「は、はいっ!」 ハンダサーン ジュンビオナシャース! ?「それじゃ、またな」スタスタ 京太郎「あ、ありがとうございました!」ペコッ 竜華「流石に、生で見るとかっこええなぁ……」 煌「単純な容姿なら京太郎君の方が上なんですけど、オーラが違いますね」 宥「あったかい」ホカホカ 透華「これが一年間戦い抜いてきた男のオーラ、ですわね」ゴクリ 京太郎「……俺も、あんな風に!」ギリッ 今はまだ無理でも、いつかきっと……! ホンバンゴビョウマエー たっくん「(あの子は、面白くなりそうだなぁ)」クスクス 592 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 23 22 13.20 ID ss7GPD9go [21/24] スタンデンバーイ コンプリート 京太郎「すげぇなぁ……」マジマジ はんださんだけじゃない、他の人も含めてオーラが違う 勿論、ソルサキの共演者の人も凄いオーラを持っていた だけど、それとはまた違った独特の空気 とてもじゃないが、今の俺にこんなオーラを出せそうにねぇ…… シュウロクオワリデース オツカレサマデース 京太郎「お、もう終わりか」 竜華「次はうちらの番や!」 宥「メイクしなきゃ」パフパフ 京太郎「はい、お願いします!」 ザワザワ 透華「どうやら他のキャストも集まって来ましたわ」 京太郎「共演者……!」 ガチャッ 一「あー!!! 透華!」 透華「いきなりご挨拶ですわね」 一「そ、それに、す、す、須賀きゅんっ!」ガリッ 竜華「(噛んだ)」 煌「(噛みましたね)」 京太郎「国広さん、お久しぶりです」ニッコリ 一「う、うん……うわぁ、嬉しいな。須賀君と共演出来るなんて」エヘヘ 京太郎「え? それじゃあもしかして……」 一「うん! ボクが仮面ライダーカリス役だよ!」エヘヘ 京太郎「女性ライダーじゃないですか!?」オドロキ 一「あれ? もしかして知らない?」 京太郎「え?」 一「今回、須賀君以外に二人ライダーがいるんだけど……」 京太郎「二人……国広さんと」 一「あと一人は……」 ガチャッ いちご「須賀君!」パァァァ タタッ 京太郎「いちごさん! お久しぶりです!」 いちご「うん、久しぶり……」 京太郎「次のソルサキの収録、楽しみですよ」 いちご「わし……私も!」モジモジ 594 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 23 31 23.08 ID ss7GPD9go [22/24] 京太郎「あれ、でもどうしていちごさんが?」 いちご「?」 一「あーそれそれ、それだよ」 京太郎「え?」 一「もう一人が佐々野さんなんだ」 京太郎「!?」 もう一人って、なんのことだ? さっきの話の前後から考えると…… いちご「うん、仮面ライダーギャレン役」ニッコリ 京太郎「なん……だと?」 透華「女性ライダーのバーゲンセールですわね」 竜華「それってどうなん?」 煌「異例中の異例ですね」バッサリ 透華「荒れること必死ですわね」ヤレヤレ 京太郎「まさかの女性ライダー×2とは……」 一「あと、聞いた話だともうひとり追加ライダーがいるみたいだけど――」 いちご「それも女の子なんだって」 京太郎「」 竜華「ハーレムやん」イライラ 煌「もう降りましょうか」ムカムカ 透華「スポンサーやめますわ」ビキビキ 一「大人げないよ透華」ハァ 京太郎「そんな、叩かれる、俺だけ浮いてるよ……」ガタガタガタ 宥「むしろ京太郎君は大丈夫だと思うよ?」 一「そうだよねー、そもそもボクに至っては新人だし」 いちご「……」 竜華「最年少ライダーに、驚異の女性ライダー三人。これは冒険作やなぁ」 京太郎「もはや爆死レベルですよ!!」 透華「爆死でも目立ってなんぼ! 目立ってなんぼですわ!!」メラメラ 599 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 23 39 30.59 ID ss7GPD9go [23/24] 京太郎「一気に不安になってきた……」ズーン 竜華「今更何言うとるん?」 京太郎「いやでも……」 ガチャッ 一同「!?」 咏「お、いたいたー」 えり「ちょっと、勝手に入って大丈夫なんですか?」スタスタ 京太郎「三尋木プロ! それに針生アナ!」 咏「まーたまたお前が主人公とはねー、おっどいた」ペチペチ 京太郎「ど、どうして三尋木プロが? ま、まさか!?」 咏「共演よろしくねぃ♪」ニヤァ 京太郎「お、おぉぉぉ!! ちょー嬉しいっす!!」ワーイ 咏「うぇっ……//」カァァ . . -‐……‐-. . . . ´ ` . . / ヽ . ' ./ / l ト ヽ / / l l ハ ヽ . .l ′ .′ ハ |ト、 斗--ミ , . l ..........i i .斗-ミ l| }ハ | l ' l l | .. . |' | ハ } 八ヾ乂 」 }i . l. . . . . l | . . |l |⌒ヾ 〉ィ斧卞ヽ }i l. . . . . | |ノ |l卞ミx ` ̄ ぅ込ソ /i }i l. . . . |. 从 〈 | 込リ `”’ ' | リ . l. . |. i ハ |lV {”’ //// | / l . .i.八 |{ ` |l |// ′ _У . l . . . .\ |{ { 圦 l | r 、 / ノ i . . .\ 乂 | | 「`| ノ ./ _彡 ′ \. . 人 弋 |> / >_'"-=ァ / ヽ / . . . \ \ ≧=く > '"〃 ̄´ / / ト、 / . .〃 Y =-r=ミ/{{_/' (@) / / ̄ `ヽ |  ̄` /__彡イ /| f7 /@)У ./ / (@) ヘ. {/ / /\ / j / (@) / 八 / 厂{f7/ \ // 八 ∧ { (@)/ (@) i /) レ/ (@) \ (@) / }| ヾ / .|. / @) {{ \ / {l \ (@) .| 京太郎「えへへ。三尋木プロがいると安心するんで」ニコニコ 咏「ば、ばばばばっかじゃねー!?」ドキドキドキ えり「(なるほど、これは面白い)」ニヤリ 他一同「……」イライライライラ 603 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/05(日) 23 53 22.08 ID ss7GPD9go [24/24] 京太郎「へぇ、三尋木プロはまた子供役なんですね」クスクス 咏「全く、どうしてこの私の魅力が分からないのかねぃ」ヤレヤレ 京太郎「でも、俺は三尋木プロのこういう役好きですよ」ニッコリ 咏「ふ、ふんっ。おだてても何も出ないっての」パタパタパタ 京太郎「本気ですってば」アハハ 咏「……お小遣いあげる」つ10000 京太郎「え?」 咏「……」グイグイ 京太郎「あ、ありがとうございます」ペコリ 咏「うん、頑張ってるみたいだし……これからも、ちゃんとやればいいんじゃね?」プイッ 京太郎「はいっ!」ニカッ えり「三尋木プロ」 咏「っ!?」ビクッ えり「……」ニヤニヤ 咏「くっ」ギリッ えり「<●><●>」ニヤニヤニヤ 咏「し、仕返しのつもりかねぃ? しらんけど」ブルブル えり「わっかんねー」ニヤニヤ 咏「ぐぬぬ」 京太郎「やっぱり三尋木プロがいると癒されるなぁ」ホンワカー 竜華(般若)「……」 煌(阿修羅)「……」 透華(青い鳥)「……」 宥(大天使)「もう、知らない!」プイッ 京太郎「ふえぇぇ……」ビクビク ガチャッ 透華「誰ですの!?」クワッ 竜華「今度は誰やぁぁぁ!?」ギロリ 煌「クリーク! クリーク!」ゴゴゴッ ?「ひっ!? ちょ、ちょっといきなりなんなの!?」ビクッ 宥「あっ!」 京太郎「あれ、アナタは確か……」 ?「あ、いたいた宥姉。玄から聞いてたけど、本当にメイクやってたんだ」 613 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 00 05 18.86 ID fptHWN7Oo [1/8] 京太郎「(確か阿知賀の新子だっけか……)」 憧「もう、最近顔見せないと思ったら」フゥ 宥「憧ちゃん! どうしてここに!?」 憧「ああ、それは……」モジモジ 宥「?」 憧「その、宥姉に会いに東京に来たらその、スカウトされちゃって……//」カァァァ / 〃 |! | | ′ 〃 ,' | | |V | | | ′ | Y'イ ′! !, w! V |l | | }; ! l '| | | j { ! {ノ^~ |∨ |^> 、 _| V!, | | |; ! |j l | | --|l--‐ヘ7 V 八 乂! \ !`ー─+ |ミ′ ′ |i' ! | V、 |V /⌒l \ ヘ /⌒li Y | ″ |l V | ゞ入 | {! }! `ー'' {i }l | 〃 ´ ∨ レ |! |! 、 r !l |! 、j j/ | コ! ! j' }==( |! j' )コ / 7 | ゝ 、 乂ノ ノ ゝ 乂,ノ イ ' 〃 | |  ̄ ̄ ー─ ´ ' / イ | | """"" """" ′ / /{ | ヘ /⌒ー'⌒ー' ⌒ヽ ′ / / ′ | v\, { __ _ ) ,ノ / / { ∧ >- ー '  ̄´ `二´-─</ / / | ∨ ∧  ̄`´ / ノ / | 〉 ∧ ´ ̄ / // /| 乂 / ∨ ∧ ノ イ / / `ヽ \ 宥「!?」 京太郎「それじゃあ、新子が……?」 竜華「……!!」 _/ / \ . ´_],,] / ヽ. / // / | | / .. / / / | | \| | \/ . / │ . / / | | | |_ / メ / /. /| | | .' / | | | /⌒| {⌒刃ト/ / / 七 | |. ' | | | |{{ `| | ヒン 厶イ刄|/│/ ′ | | / ;゙| i ゝ | | 、、 ヒン'イ. |乂/ | | | . /│ i 介i| |. __ ' /7i| |ハ ∨ | {/ / / ∧. 〈\i| |\_‘ー´ ィ77(|. ハ } │ | .∨ ∠二二 ∨j| | ∧ ̄Ⅵニニ7 /丿| │ | ∨レ―\∧ Ⅵ 人,_ ∨ 〈 {厶_ } │ ∧ ゙.| \\ \i iマ⌒|\∧/}} }Ⅳ /. / ∧ \ ヽ } i \|i i∧ {{ ∨ / /| \i |\} \}人 ニニ|ン゚ノ| 〉 憧「ヒロインのアコ役よ……よろしく」 宥「」 京太郎「ま、マジか……」 煌「平均年齢低すぎでしょう……」 透華「蒼い~鳥~♪」 一「本当にどうなってんの?」 いちご「さぁ……?」 618 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 00 17 30.76 ID fptHWN7Oo [2/8] 宥「えええ!? そ、それじゃあ憧ちゃんもアイドルに!?」 憧「ち、違うってば! これだけだから……うん。これだけ!」アセアセ 宥「そ、そうなの?」 憧「本当だって」メソラシ 宥「よかったぁ……」ホッ 憧「……」 京太郎「あの、新子……でいいか」 憧「……何?」 京太郎「一応初めまして、だよな」 憧「そうね。でも私は前から知ってた」ジロリ 京太郎「へ?」 憧「単刀直入に言うけど……」ズビシッ 宥「憧ちゃん?」 憧「私は須賀京太郎、貴方を見極めに来たから」 京太郎「!?」 憧「……覚えておいて」プイッ どういう意味だ? 見極めるって……何を? 憧「……」 ~~~回想~~ 穏乃「東京に行く!? だったら須賀京太郎の偵察してきて!」 憧「えー?」 灼「ヴァン・ヘイレン」 穏乃「だってさ、和の好きな人なんだよ?」 憧「そりゃそうだけど、会えるか分からないし」ウーン 灼「オジー・オズボーン」 穏乃「ほら、灼さんもこう言ってるよ!」 憧「うっ、確かに灼さんに言われたら……」 灼「ドリームシアター」ドヤァァ 憧「分かったわよ、見てくればいいんでしょ見てくれば」ハァ まぁ、私も個人的に興味あるし…… あくまでついでよ、ついで ~~~~~~~ 憧「……」 京太郎「??」 624 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 00 32 53.47 ID fptHWN7Oo [3/8] 竜華「なんやあの子、急に敵意むき出しで」 煌「松実さんの知り合いでなければ……」シャキン 宥「……」ボーッ 透華「どうかしましたの?」 宥「あ、うん。珍しいなーって」 竜華「珍しい?」 宥「憧ちゃんが初対面の人にあんな態度とるなんて……」 煌「そうなんですか?」 宥「うん。ちょっと違和感あるかなぁ」 咏「若いねぃ」ヤレヤレ えり「私達は少し場違いですね」フゥ 一「仲良くやろうよ」 いちご「うん、喧嘩なんて考慮しとらんよ」 憧「……」 ガチャッ ソロソロジュンビオネガイシマース サツエイハジメマース 煌「では行きましょうか」 京太郎「はい!」 宥「頑張ってね」 竜華「袖から応援してるで」 京太郎(容姿S)「頑張ります!」キラキラ 煌「ぐふっ!?」ブシャッ 憧「っ!?」ドキッ 一「やっぱかっこいいねー、須賀君」エヘヘ いちご「うん」コクコク えり「……//」ボーッ 咏「?」 えり「はっ!?」 竜華「早速、共演者に怪しい影が……」ワナワナ 透華「無理もありませんわね、あの顔だと」ハァ 宥「えっへん」フンス 628 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 00 53 26.39 ID fptHWN7Oo [4/8] 【実際に公式サイトにあがった動画】 A New Hero. A New Legend 目覚めろ、その魂 戦わなければ生き残れない! 疾走する本能 数多くの戦いを繰り広げたライダー達 時代は、次のステージへ <<仮面ライダー剣>> 今、その力が全開する この男たちの手によって――!! 京太郎「仮面ライダーブレイド、剣崎カズマ役の須賀京太郎です」ペコリ 一「仮面ライダーカリス、相川ハジメ役の国広一です」ピョインッ いちご「仮面ライダーギャレン、橘イチゴ役の佐々野いちごです」 憧「広瀬アコ役、新子憧です」 咏「栗原ウタ役、三尋木咏だねぃ」パタパタ えり「白井エリ役の針生えりです」ペコリ 京太郎「仮面ライダー剣。この春スタートします!」 一「突如現れたアンデッドと呼ばれる不死の生命体――」 いちご「アンデッドを封印する為に戦うライダーを待ち受ける宿命とは?」 憧「詳しい情報は、どんどん公式サイトに追加されますのでお楽しみに!」 咏「プレゼントもあるから、どしどし応募するんだねぃ」ニヤリ 京太郎「応募に必要なキーワードは、こちら」 デンッ 一同「運命の切り札をつかみ取れ!」 京太郎「皆さんの応募、待ってます!」 / l l l l l l l _____ l l レ'l \__}‐ ― 、 / l l l____/ \ / l /`ヽ 丶 lヘ l { } ', l } l \ ヽ ', l / ll\ \ /\ l l___/ l \/ / ヽ |. ',__ヽll {__/-‐――', | l ヽl___/ / l /二`ヽ ', ',O { /l /ヽ } l_ ヽ }≡\___/ ヘ / l / / l / ̄`ヽ- ィ--ヽ// ̄,'l // |} / ( ) | \\ニ ニ // イ // /`ヽ l l l/ ヽ 二二 /// / / ̄ ̄`ヽ |___/| l | |/___/ / /  ̄ ̄ \ l ', ', \ レ ´ / / / ̄ ̄ ̄\ レ ̄ ヽ ヽ_ >―― '__ / / / l l/  ̄ ̄ ̄ \ / / l l l/ ̄ ̄ ̄ ̄\__/\/ / l________ ', | ≡ / l l} ___| l ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ To Be Continued…… 633 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 01 03 28.32 ID fptHWN7Oo [5/8] 632 追加ライダーだから最初はおらんのよ 【アクセル1】 パソコン「」ウィーン 社長「ほぅ、中々いい面構えだね」ハッハッハ 久「ダウンロードしちゃおうかしら」ニヤリ 京太郎「うぅ、なんか恥ずかしいですね」カオマッカ 竜華「男前すぎるんとちゃう?」 煌「問題は男女比率ですね」ウーン 透華「まぁ、この予告でどうなるか見ものですわね」フフフ 社長「あ、そういえば京太郎君」 京太郎「はい」 社長「ナンジャの出演の件なんだが……」 京太郎「あ、台本ならもらいましたよ。このサブAをやればいいんですよね!」 社長「……」トオイメ 京太郎「え?」 竜華「どうかしたんおじさん?」 社長「それが、ヒロインの相手役をしていたサイーガさんが体調不良を起こしてね」 京太郎「え!? だ、大丈夫なんですか!?」 煌「あのサイーガさんが……」ワナワナ 久「私、結構ファンなのよねー」シミジミ 社長「それでだね、その君に……」 京太郎「??」 社長「その代役をやってもらうことになったんだ!」デデーン 京太郎「」 竜華「!?」 ガラガラッ / )---、 〈 イ_{┌‐‐ └'‐ク } \ { |┐ λ / ∧ 〈-=彡' ∧ ∧__彡' 〉 { { ∨ ∧ | / リ __ | ,/ /{ ---- 〈 \ | / / { ´ /\-、\ | ,/ l| -/ \ 〈 /\Χ__ | / | {/ / / \\ ヽ\/ ∧ ∨ .} /| {. ///| | | lト、 l l イ ∧ ∨ } l| / | l | |l l | | l| 八从li | ∧ ∨ / | l | |l l\l\八从芹苅 i | ̄|l i/ ll / 八l | |l |芹苅 乂ツ 'l | l l||_// l| /. / \八从乂ツ . . l | レ´// } ,/ 話は聞かせて貰いました!. ⌒/ / / ∧ . . '__, ∧l| | ./{ } / / / / / 个ト . イ| || l/ } /. / / / / l|| | 〕i千 / . | ||/ / ∧ / / / / ||_|//-,/. . | || / / \. / / / / /_|/ ./ / . . .八 ∨ / // \ / / / / // . . . ./ / . / ∧ ∨ / / 〉. 644 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 01 14 38.47 ID fptHWN7Oo [6/8] 京太郎「和!?」 和「今サイーガさんの病院から帰ってきました」 社長「彼女は大丈夫だったかね?」 和「はい。少しの間休養すれば元に戻ると」 社長「それはよかった」ホッ ひのちゃま「サイーガさんはこの業界に必要不可欠だからなぁ」 てらしー「ああ、そうだ」 和「須賀君によろしくと、仰ってましたよ」 京太郎「い、いやでも! サイーガさんの代役なんてそんな……!」オソレオオイ 社長「大丈夫。脚本をいじればどうとでもなる」 竜華「声変わりしたとかでええんじゃない?」 煌「もしくは京太郎君の女声……」ハァハァ 透華「なんにせよ、折角のチャンスを不意にする意味はありませんわね」 京太郎「そ、そりゃそうですけど……でも!」 ただでさえライダーでていっぱいだってのに…… 本当に俺が主要キャストなんてやっていいのか? それに、和の相手役だなんて…… 和「……須賀君」ジッ 京太郎「和……」 _ -───- _ . 、 / \ __ ___j/ __ Y´ ノ ヽ | / . ! . . . . . . { ヾ.イ 〈 ! / / /. / / . | | ; | . . ヽ };} | l / / / . / / /| | | ト、 | | }´ |ト__ / { / /. ; . / / { | | !、 | | j、 | l ィ´ヾ ヽ、 l_ l イ | | ト{、 ハ| | | ヽ | }厶イ、 |丁/ } 〉、 / | ハ | | l | `ト、}lヽ '、 ト、斗匕/ l | ||| l r‐く|ヽ/{´ ヽl |_l | | |rテ干示ト'\lヽl´ rf苡圷¨} |/-|  ̄ | l | レ \ト、 \ヽ 弋 ツ . . ゞ夕 ノ/ ´| | | | イl| |\}l`. xwx . , . xwx . _ノ; | | | / j|! ハ // | | l | / .イ j|l介 、 /´ ! ! l | / /| ||l|{ 、 ´ ` イ_ | l l 八 / / l| |l||| __」 ̄ {、 ヽ、 | | ! ∧ / // l| ||厶斗‐ ´ r‐! / ` | ト、 ハ l / /| | /-、 ァ´ 八 . } 、\ ヘ | 〃 ∧! ト、 l ̄ ̄ 7 / . j ヽ } ヘ l// }/'| 八 \ | / ,.-‐ ´ // . / /´∨ ヘ // ∨ / ハ . .\ \ l /-‐ ´ _,.. .  ̄// . ∨〃 }ヾ ヘ {イ / / / l ヽ . . }>- !./-‐< . . . . . . . . イ/ ∨イ Vヽ 、 }{ |ハ }ァ'./ { `ー-ゝ、レ_∠≠=- ´ / . / l| ト l | l ハ| | ∨} j |l| {_j} / / イ Y ヾjl; | |Ⅳ}/ }| / / イ 八l / / Y // l |/ Y | l / 和「私と……恋愛、してくれませんか?」カァァァ 京太郎「」バキューン 竜華「アカァーン!」ワナワナ 煌「流れ弾が……ぐふっ」ハナジダラダラ 653 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 01 27 12.57 ID fptHWN7Oo [7/8] 京太郎「あ、あぁ……やる。やってやるさ」ドキドキ 竜華「」 和「須賀君……//」モジモジ 京太郎「俺、声優とか初めてだけど……和のためにも頑張るよ」キリッ 和「はいっ……!」ポロポロッ 久「やってらんないわねー」 透華「のどっち、恐ろしい子……ですわ!」ガビーン 竜華「……」メラメラ 煌「私的には色々と美味しいかな? あれ、NTRに目覚めそう……」ハァハァ 社長「どうやら決まったようだね」フフフ 京太郎「はい。社長、俺やります!!」 社長「よく言った! それでこそ男だよ君ィ!」 和「フフフ」ニコニコ こうして、須賀京太郎の新年明けての仕事が公開されることになる 仮面ライダー主演 昨日のナンジャ ヒロインの相手役(代役) 言わずもがな主役とは期待が一番集まる役だ もっとも、既に京太郎は経験しているのでさほど難しくはないだろう だが、代役は違う どんなに頑張っても、絶対に前の人と比べられる それが超一流ならなおさらだ 果たして京太郎は、期待や重圧を乗り越えることができるのか? そして―― 竜華「……うちも、やったる!」 燃え盛る嫉妬の炎の行き着く先は!? 【完全】「須賀京太郎を応援する雀士達」Part150【復活】 京太郎のファンの想いとは!? 京太郎「目指せ! トップアイドル!!」 【次回】 2ch反応 バーンナッコォ編 ソルサキ 復活祭 竜華の浮気? 以上の三本でお送りいたします 689 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 22 42 47.31 ID kwlWQ36Yo [2/9] 【完全】「須賀京太郎を応援する雀士達」Part150【復活】 121 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 しかし驚いたな まさか10分で前スレが埋まるとは 122 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 新年明けてすぐの仕事が仮面ライダーなんて…… 123 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 なーんか知ってる顔がいたんだが どういうことだよ、マジで 124 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa 特撮ヲタとしては許せない 何このラノベライダー…… でも観ちゃう、悔しい……ビクンビクン 125 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 ふざけないで!!!!! ライダーに女なんか必要ないんですよ!!! うあああああああああ!!!! 126 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT マイダーリン京太郎に手を出す女はみんなぶっころだし!! 許さないんだし!! 127 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MIharunn0 まさかこんなことになるなんて驚いたなぁ 128 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo ブレイドは普通に面白そうですね 129 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo ハーレムっぽいのが気になるけど、京太郎君がまたかっこよくなってて嬉しい 130 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA どういうことだ池田ァァァァ!!! 京太郎君が、か、かっこよくて、嬉しいダルォォォ!? 131 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 落ち着け、ここは普通に喜ぶことじゃないのか? 132 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR バイト増やさないとなー グッズ集めに忙しくなりそうだぞーワハハ 133 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO それにしてもどんどんかっこよくなるっすねコイツ 整形疑うレベルっすよ 134 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten …… 135 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 頑張れ!! みんな応援してるから!! 136 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 お姉ちゃんだけじゃなく憧ちゃんまで ずるいのです、みんなして京太郎君を…… 137 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo うーん……この 138 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 京ちゃんかっこよすぎ濡れるッ!! 139 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress しかしいい顔立ちになった 芸能関係はこれで安泰だろう 694 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 22 54 08.19 ID kwlWQ36Yo [3/9] 140 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister やっぱりお兄ちゃんはみんなのヒーロー!! 141 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TKM/slot0 カードシステムのライダー…… 戦闘にバリエーションが増えるかな? 142 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FIscherpo 特撮とか興味無いんだけど、一応見てあげよう 143 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OjyouDes0 あの子が余計なことをしていなければいいが…… 144 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 日本の特撮とっても面白いデス! アチョー! ヘンシン! 真似したくなりマスね! 145 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Sakartvelo 子供向けのくせに色々凝ってるんだよねー 146 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID U15Silver ソルサキで醜態を晒しておきながらライダーとは…… 少しは成長してればいいけど 147 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE キタァァァァァ!!! っしゃおらぁぁぁ!! スーパー京太郎タイム来るで!! 148 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 頼むから死んで、いやマジでホンマやめてぇな…… 149 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UeSIge789 楽しみで爆発しそう 150 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR これが! これが須賀京太郎や!! あかん……カッコよすぎて力抜けてまう…… 151 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID mAsenoyoo 少し見ない間に凄く男前になってるのよー 152 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe 才能が開花してきとるね~ 直に感触を確かめたいで~ホンマ 153 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii ほぼイキかけました 154 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU くぅ~っ!! ますます差を付けられとるやんけ!! 155 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 京太郎君大好きや……♪ あんなん反則やって、もうっ 156 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade 堕ちたな(確信) 157 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG うちがもう少し若かったら考えるんやけどなぁ 696 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 23 06 35.59 ID kwlWQ36Yo [4/9] 158 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar ヒーロー…… 以前よりもさらに素敵です、京太郎さん 159 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI 早くモノにしたいわね、ふふふ 160 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hattyann0 やりますねー ライダーの座は勲章ものですよー 161 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TomoeCawa 挿入歌とか歌うのかな 楽しみ 162 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma 黒糖よりも好き 好き 163 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Mayoiga46 早起きダルい…… 諦めよう 164 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame スタンデンバイ! ヘンシン! コンプリート!! スガラダイダー! ヤッター! 165 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 ねぇ、超電磁砲って知ってる? 166 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MonoclEpo 京太郎君かっこよくなりすぎじゃない? 関係ないけど今日は妙に落雷が多いわね 167 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょーかっこいいんだよー!!! 楽しみすぎて嬉しくて、感動して、えと、えと! とにかくすごいんだよー!! 168 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Tosisanpo この歳で仮面ライダーを見るなんて恥ずかしいけど 気になるもんだねぇ、彼って 169 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend 京太郎君も気になるが、教え子の頑張りも気になるね 170 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA 仮面ライダーに選ばれたことで幼い子供や母親なんかもファン層に入りそう 今までは若い女性にしか人気が無かったから、これは大きいと思う 後はどれだけ自分の演技でファンを引き込めるか これに成功すればオダギリさんのようになれるかもしれない 171 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer まーたまた咏ちゃんと一緒だねぃ こりゃもうまいっちゃうんじゃね? しらんけど 172 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba 確かに顔立ちは一流ですね しかし、まだまだそれだけではトップアイドルとは言えません 173 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 今までの泥臭い演技も好きなんだけど 容姿以上に成長してたら嬉しいねぇ 702 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 23 17 41.55 ID kwlWQ36Yo [5/9] 174 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 仮面ライダーね、うん分かった 咏ちゃんだって出られるんだから私だって…… 待っててね京太郎君♪ 175 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 慢心したらダメダメだぞっ☆ 176 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO えぇー!? アナウンサーが出ちゃうとかいいの!? 177 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NeeDLEeri 針生アナも出たくて出たわけじゃないそうですよ…… なんでも三尋木プロに無理やりだとか ほんと無理やりだとか(憤怒) 178 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID AiteNAran まーたにわかが増えるのね こんなライダーどう見ても地雷でしょ 179 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO やったぁ! 仮面ライダー大好きです!! 180 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MuroMuroo 自慢の先輩を持てて鼻が高いですよホント 181 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 またわたちゃちゃのんと共演しとるんじゃが、これはもう出来てるんじゃ…… 182 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KitaROu0 意味がよくわからないのですけど…… 183 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uSIsAnMoo 惚れちゃうよもー!!! あんな顔で微笑まれたら……もー♥ 184 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID siriAgarI おかしい、京君があんなにかっこい筈がががががががっ 185 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hakui+104 まーた成長してますよーぉ 嬉しいなぁ♪ 186 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa ご主人様大好き!! 世界一大好き!! 大好き!! もっともっと大好きになりたいっ!! 710 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 23 26 23.51 ID kwlWQ36Yo [6/9] 187 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 ようやっとるのぉ、嬉しい限りじゃ 188 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 当然じゃない 須賀京太郎は世界一のアイドルなんだから 189 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ 犬の分際で……本当に、凄いじょ これからもお前の夢に向かって頑張って欲しいじぇ! 190 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU こんなにも大切な人が存在すること―― これ以上嬉しいことはありません 191 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 京ちゃんが頑張ってるだけで、胸が熱くなる 勇気を貰える 頑張って――!! 192 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi しかし須賀君はやっぱりかっこいいよねー 193 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe これからもずっとおそばにおつかえします 194 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO おいおい、これマジっすか…… ttp //nanjya,yapparikyounodogananba-1.com ※ナンジャの公式サイト 195 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo え? サイーガさんが病気!? 196 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress そんな馬鹿な!? こんなにピンピンしてるのに!! 197 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister そこじゃないでしょ、よく見てみなよー 198 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi うそ!? 代役が須賀京太郎!? 199 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT にゃっ!? 200 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 ほああああああああああああああああああああ!?!?!?!? 713 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 23 37 56.97 ID kwlWQ36Yo [7/9] 201 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade 【速報】またまた原村和【飯ウマ】 202 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend これまた随分と急ね 203 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO また先輩達が共演ですー!! 204 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 おかしい……なんでわたちゃちゃのんじゃないじゃ 205 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa またノドカ!! サキじゃなきゃヤダヤダ! 206 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer 狙ってるねぃ、これ 207 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 は? はぁ? 208 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma ボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリボリ 209 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ゴルァァァァ!! 原村和ァァァァァ!!! ええ加減にせぇや!!! 210 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR いてまうで、ほんまいてまうで……!! 211 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 マジでキモイわホンマに あんなヘナ声を朝から聞き取うないで 212 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 原村はともかく、これは嬉しいで……!! 213 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 かっこいいから許したる♥♥♥ 214 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 頑張れ和ー!! ここで堕としちゃえ!! 215 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハ ワハハハハハッハハハハハッハハハハハハッハハ 216 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 いかん、発作が起きていなければいいが…… 217 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 怖いよぉ…… 218 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA 少女向けアニメか…… この歳で見ても平気か池田ァァァァァ!? 219 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 男と絡ませなさいよ!! 何よ!? キモヲタのニーズなんていらないでしょ!!! 220 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes また仕事をサボっていましたね、少しお仕置きしましょうか 221 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi うわぁ、スーパー須賀タイムじゃん! 719 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 23 49 32.03 ID kwlWQ36Yo [8/9] 222 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 これで子供に大人気だろうなぁ 223 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN こどもじゃないころもだ!! 224 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa うわぁ、ナンジャスレの盛り上がりがひどい…… 225 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE あの野郎!! 幼女向けアニメなんかに出やがって!! 全ての幼女はオレノボドダァァァァァァ!!! 226 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP ↑ 失せなさい、汚らわしい 227 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT 原村和なんて怖くないんだし! 私の方が可愛いし、胸も大きいんだし!! 228 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo 純粋に楽しみです 229 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 ま、ちゃんと仕事をこなせれば文句はないけど 230 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Bow+Lingo 普通に見たいかな ハルちゃんと一緒に見ようっと 231 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru (どうせ京ちゃんは私と結婚するのに、このスレ民は頭おかしい……) 232 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister ノドカはお姉ちゃんにしたくないかなぁ 234 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UmbRellap お二人共、頑張って欲しいですね 235 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE あぁ、京太郎君、負けるんやないで…… そいつは魔女や、悪い魔女なんや 236 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 和ちゃん……抜けがけばっかりひどいよ…… 237 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur 須賀京太郎の勇姿! とくとその目に収めるんやな!! 238 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょー期待だよー! 239 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer さて、ちょっとディレクターにお話するかねぃ 【アクセル1】 煌「ふむ……」カタカタ 京太郎「あれ、煌さん何やってるんですか?」 煌「いえ、ちょっと調べごとを」 京太郎「へぇ……」 煌「京太郎君」 京太郎「はい?」 煌「これからが大事ですからねっ!」ビシッ 京太郎「はいっ! 勿論です!」ニカッ カンッ! 724 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/06(月) 23 58 48.05 ID kwlWQ36Yo [9/9] 【ソルサキ 収録現場】 オツカレサマデース キョウモガンバリマショー ウッウー! あまとう「ふぁぁ……」 ルル「夜ふかしでもしたのか?」 あまとう「ばーか、昨日も遅くまで収録だよ」 ルル「流石に人気者だな」 あまとう「抜かせよ。お前ほどじゃねぇ」 ルル「ははっ、オレはただの役者だからな」 あまとう「……妹さん、もういいのか?」 ルル「いや、だが大丈夫。オレは演技の道で頂点を取って……いずれは」ググッ ガチャッ 咏「おっはよーさん」フリフリ あまとう「ゲッ、やな奴が来やがった」 咏「傷つくねー、童貞の癖に強がっちゃってさー」 ルルあま「「童貞は関係ないだろ!!」クワッ 咏「あ、ごめん」ビクッ ライトニングさん「なんだ騒々しい」ツカツカ いちご「喧嘩?」 ルル「いえ、ちょっとふざけてただけですよ」ニッコリ ライトニングさん「そうか……」 一同「……」 ライトニングさん「……」 一同「(どうしてこの人が来ると空気悪くなるんだろう)」ズーン ライトニングさん「(アパートの炬燵切ったかな……?)」ウーン 726 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 00 15 21.44 ID nYJgAx2bo [1/9] あまとう「それにしても、最近アイツを見ないな」 ルル「アイツ? ああ、須賀君のことか」 咏「この前あったばかりだけどねぃ」 いちご「……」コクコク あまとう「話によれば年末の特番を全部蹴ったそうじゃねぇか」 ルル「らしいな」 あまとう「気に入らねぇ、調子に乗ってるのか?」 ライトニングさん「(今日の夜は何にしよう……松屋でいいかな)」 咏「さて、どうだか」ニヤリ あまとう「知ってんのか?」 咏「会ってみれば分かるよ」ククク タタタタッ あまとう「!?」 京太郎(容姿S)「すいませーん! 遅れましたー!」キラキラキラ ルル「これは!?」 ライトニングさん「(いやすき家にしよう、そうしよう)」コクッ 京太郎「ふぅ、お久しぶりです!」ニコッ / / | ハ | | i 、 ヽ \ \_. i / | | | | | |、 i ゙、 、 \_ _> | i | i | | | | ハ ハ _i!_ i \ ヽ` ̄ ̄ | | |+--|、_|! | | i! ,/.ィ'|"i´ ハ | i ヾ 、 ヽ | | |.|ヽ |、_|王!ー |./i .;"´/=、!/ | ! | \ 、i 人. !. r| i.|、!,,ィ'" ._iミi! |/ /彳 r !ヽ,| ,イ | 、_ \ `Y´. | |^!. N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ ! | i、i、 ゙、 ` ̄ ̄ メ( /^|イ `、| ノi \ヾi .、、 i! i ノリ ` | ヽ__i |イ|/ ヽ i、 i ____...., |/ ヽ!、 i\ `ー-- ―'´ /、! i !i 、 \  ̄´ /!/ 人 |ハ,i、! 、 \ / ./.| `Y´ ト、! ゙、 `ー---'′ /|V いちご「っ!」キュンッ あまとう「ぐっ!?」キュンッ 京太郎「あれ、どうかしました?」キョトン 734 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 00 29 11.51 ID nYJgAx2bo [2/9] あまとう「(こいつ、いつの間にこんなに……!?)」ドキドキ 京太郎「どうかしました羅刹さん?」ニコッ ` 丶、、 ヾヽ _ 〕 〉 ,.. -  ̄ .;.\ レ , イ´ . . . . . . . . . . . . . . . . . \ ./ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ / . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ / ./ . ./ . . . . . . . . . . . . . . . i. . . . . . . . i . ゝ / . i . . .i . . . . . . . . . . . . . . / . . .| . . . . . . . .ヘL //| . . i . . . ./ノ // . . . .イ . /| . | . . . . | . . \ | ´ ノ . . | . ./メ / . . . //ノ |/| . . . . | .i` . . .\ ノ .,| . .|/、__ v . /メー-/-| . . . . | .| . . .\-`- -´,,ノ| . . !|  ̄// ヾ、__ i . . . ./ .、ゞ . . .ヘ プイッ -=- !ゞ . |// 、  ̄ / . . .人 | ` | < / 人 _ //// /ソ| ./ノ .`!-、ヽ ///// ヽ `丶 ノ/^///ヘ //////// ヘ_ ,. ‐' ト///// ∧ _,/ミ/////////`´ヾ ,-´/////////|_ //////ミ三三三三o | | o三三三彡////ヘ |/////////////\ ∥ | | ∥//////////////i |////////|/////人∥ | | ∥////////|/////ハ i/////ヽ//|///////∥ | | ∥////////|///// | /////////|///////∥ |===| .∥////////|////// | |/////////||///////∂ | | ∂///////ノ////// | |/////////、//////// | | ////////////////ヘ ,i///// r--ヽ、/////// |彡 | /////////////////| ノ/////ι二 `,/////////| |/////////// //////| }//////_ ,二=ヾ/////, ィ-i_ ノ//////////////////| ゝ////ゝ´--..、ヘ丶彡´/////从ヘ ̄丶、///////////| r´//////////〉ャ'´/////////////ハ \ //彡 ////| あまとう「冬馬だっての、何度言わせる気だ……//」モジッ 京太郎「??」 ルル「驚いたな、まるで別人みたいだよ」 京太郎「そうですか? ありがとうございます!」 咏「だけどドラマとしてはどうなのかねぃ」ペチペチ ルル「確かに急成長しすぎで、前話との差が出てしまうかもしれない」 コツコツ 監督「待って、どうぞ」スッ 京太郎「監督!?」 監督「須賀君、やりますねぇ! 成長してくれて嬉しいよ」ニッコリ 京太郎「ありがとうございます」 あまとう「それよりも、コイツをどうするんだ?」 監督「やっぱり僕は王道を行く……成長系とか」 京太郎「?」 咏「つまり、覚醒イベントでも起こすってことじゃね? 知らんけど」 監督「察しが良すぎんよ~」 京太郎「つまり、どういうことだってばよ?」 ライトニングさん「(あ、TSUTAYAでビデオ返さないと……)」 ルル「つまり、ドラマで成長するシーンを入れるんだよ」 咏「そこで役者もかっこよくなれば効果倍増じゃね? しらんけど」 京太郎「な、なるほど!」 736 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 00 39 19.99 ID nYJgAx2bo [3/9] 監督「成長どう? 伸びた?」 京太郎「分かりました! 頑張ります!」 監督「いいねぇ、やる気溜まってんなぁ!」 ライトニングさん「(TSUTAYAに寄るなら吉野家にしないと……)」 あまとう「おい、須賀!」 京太郎「は、はい!?」 あまとう「成長したのは、お前だけじゃねぇ……!」 京太郎「!!」 あまとう「俺は仕事の合間にトランペットを練習して、今じゃ相当の腕だぜ?」 京太郎「凄いですね!」 ルル「さっき聞かせて貰ったが、確かに一流の腕だったな」 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ . . . . . . . . -ー>ー i . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . ..i . . . . i . . . . . . .i . . . . . . . . . .ヾ .| i . . . .i . . . . . / . ./| . . . . . ,'ヾ . . ..| . . . . . . . . . . . . .ヽ . . . 入 ,ハ . .| . . . . .i . . ,' | . . . . ,' i . . .|i . . . . . . . . .\ . . ヽ . ._ . .\_ _/_ | . . .,'| . . . ./| ./ | . . . ソ i . . | | . . . . . . . . . . .`丶ヘ . . T-=ー ,i .i . . .i . ∨ | ,' | . . ./ i . !_.|A . . . . ソ . .∧ . .| .` . . ヽ _..- | .| . . .i . ./≧=,,,_.| . ./ _>=_V≦ | . . . ノ . . i . ヽ .| . . . . . .\ ! ト . . .| . | イ弋ッ`! / ´ ゞ_'ィ>| . . . . . .人 . . . .| . . . 、_ . . \ 'llゝ . .| .|ヽ ノ | ソ . . / 丶 . .ハ .,_ .へ_  ̄ ヽヘ . | .|;;;! 'i . . / /;;\ ヾ、` -=- ヽ .| |;;;;} ヽ ,iソ イ- ;;;;;;;;;;;;`;;ヽ 乂| |;;-ゝ _ , / |;;;;;;;;;;;;;iゞ、;;;;\_ -=-"´リ / ,へ  ̄ , ' i;;;;;;;;;;i゙ ;;ヘ ` ー´ /;;;ヘ < i;;;;;;;;;;ゝ\ヘ - ´ /;;;冫- ´ /ソ!/\ヾ、 ` _ , イ/ | 丶 ヘ=- 、 _ - =≡三 / / i ヽ三≡=- _ /三三三三三三三=/ /。 。| i三三三三三三≡== /三三三三三三三=/ ヘ ゚ 。 。゚ ,イ i三三三三三三三三ゝ /三三三三三三三=/ |\ ゚ o ゚ ノ| |三三三三三三三三=| あまとう「格の違いって奴を、思い知らせてやるよ」 京太郎「……」 あまとう「へっ、ビビって声も出ないか?」 京太郎「冬馬さん」 あまとう「だから冬馬だって言って……」 ルル「あってるよ」 あまとう「72ィ!?」ビクッ 京太郎「俺だって、これまで遊んでいたわけじゃありませんから」キッ あまとう「っ!?」ドキッ 京太郎「今日の演奏……楽しみにしておいてください」スタスタ 咏「……言うじゃん」 いちご「凄く楽しみ……」 あまとう「……」ギュッ 監督「それじゃあ収録イキますよ~イクイク!」 738 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 00 51 26.23 ID nYJgAx2bo [4/9] 【撮影スタジオ】 京太郎「……」 監督「それじゃあシーン72の指揮シーン!」 あまとう「……」 京太郎「……」スッ ルル「(さて、どうなるか……)」 他モブ「……」 監督「よぉーい、ンァー!!」 京太郎「……」スッ ~~~♪ あまとう「(俺の力を見せてやる!!)」プアァァ!! ルル「(おっと、流石に上手いが……)」チラッ モブ女「(凄い、なんて迫力!?)」ビクッ ホルン子「(ダメ、こんな音出されちゃ……)」ガクガク モブ男「(本当に暴君のようだ……)」 あまとう「(これが俺の力だ!!)」ニヤリ 京太郎「……」スッ / ⌒\/\ \ 二ニ=‐. / . ⌒\厂\ \ > / / l | | { {\ \ \ \ / l l l | |{ || \ \ \ \⌒ ※京ちゃん { !l l l l l{ |l \ {\ \ \ }/八l l l l l\ || /}\{ \{ \ \ \厂\. |∧/\ニ=-\{_,斗┬ー┬ミ\{ \{. \\ \ マヘ代丁[i八{ 〃 弋゚ン_, | \{\ \厂⌒ ∨∧`ニ┤  ̄ | }ノ 人 { /⌒>―…=‐-~r~ 三ニ=‐-. ∨ ハ | | |{イ人 \{/ / / / / \ ∨ ヽ└ │i| il人 ∨ / { { / -‐…‐- ,_ }ハ {\ ーt‐ュ ,,'´}ハ{レ'ヽ \/ { { ,,'´ ヽ j ` 、_,r≦ \/\ \/{ \ ,,'´ / ア\ く \, \/ 八 \ \ / / ___ /\ \{\\/ \ / / >…‥‐-  ̄三ニ=‐-三三___、_ >'′ _, '’ |乂二ニ=‐-〈二 ,,___, 三ニ=‐- ー< ,, |. . . .  ̄ニ=‐-ァ `丶、 ノ _ , -‐=ニ|{ |. . . . . . . . .{⌒`丶、 __ _ ⌒\ ノ_,厂. . . . . . . . .j{ |. . . . . . ._._]_ _ _ _ _,,>'′ `丶、 ___ ,,,'´. . . . . . . . . . . . . . .j{ |. . . . . ( 厂. . . ∨∧. . . . . . . . . . . . . . . .j{ |. . . . . . .`Τニ=‐=ニ三ニ=‐-. ;__/. . . . . . ∨∧. . . . . . . . . . . . . . . j{ |. . . . . . . . } . . . . . . '/,. . . . . . ]i. . . . . . . . . ノ∨∧. . . . . . . . . . . . . . ..j{ | . . . . . . . {. . . . . '/,. . . . . . ]i/. . . . . . . . . ∨∧. . . . . . . . . . . . . . .j{ 共演者「!?!?」ザワッ あまとう「(なんだ、もっと抑えろってのか?)」プァー ルル「(音のバランスがよくなった……しかし、これは!?)」チラッ 京太郎「……」サッサッ モブ男「(ここはこう吹くのか?)」プァー ルル「!!」 739 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 00 58 05.08 ID nYJgAx2bo [5/9] 京太郎「……」サッサッ いちご「!!」ピュルィー ルル「(以前までとは明らかに違う、曲の雰囲気、流れ、全てを操る指揮へとなっている!)」ゴクッ 京太郎「(今まではただテンポを刻むだけの人形だった。でも、今は違う!)」 明華さんとの練習で手に入れた力がある 京太郎「(だから――!!)」サッ 一同「!?!」 // __// `''-..、`'ー ,,, /ゝ'、/‐)...\ .\..゙'ー..、 ゙゙'ー、、 __―_____ ̄ ̄ / ノ ヽ' ノ. \ \......`'ー、、 .`'ー ,,,  ̄___ ̄―===━..... /´ ヽ. .\ ク `''-、、歌`''ー、、 ___―===―_ / ヽ,ト \ ラ `''-..、う `''ー、、  ̄ ̄―‐―― ___ ̄../ \ラ .\ 激 `''-..、よ `''- ,,, ___.゙―――― == / \ン. \. し `''-、、う `''-..,、. / ヽ / ヽ/ \ペ. \ く `''-..、に .`''ー..,、 | u. | _/ / ヽ.ッ \. `''-..、 .`''-、,、 |\ / | /ヽ三 / ヽ, ト \ `''-、、 `'''-..,、 |(●) (●) .! __/ / 三 ノ ヽ.弱 .\ ゙''-、、 `'''-..,、 | (__人__) ノ、/ / / ヽ. く \ `''‐、、 `''ー、、 `⌒´/ / ( / / \ \/ 〉 |/ / / ヽ \ \∧ / |.. \ヽ l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l // ヽ .\ / `ー\ ! \ / \ .\.! ヽ `ヽ、 | 二 伝わってくれ……! 二. \ .\.| ∨ ゝ `ー-、`ー-.、. // \ \ .\ノ | lヽl )) \..// l|l|l|l|l|l|l|l|l|l|l ヽ\ ヽ \ ! l ``r、 l | ヽ ヽ ` | | _ハ`ヽ| |∧ \ /´l/`ヽ .丿/ / / ∨ \! \ \. /\ / { l ∨ V / \ノ/ヽ ― l ヾ、 | ,イ / \ 共演者達「……」 ~~~~~~~~~ 監督「カァーット!」 オツカレサマデース 京太郎「……ふぅ」 監督「すごいじゃないか須賀君!」 京太郎「え?」 ルル「驚いたよ、いつの間に指揮を覚えたんだ?」 京太郎「いや、それは……」 あまとう「……」ツカツカ 京太郎「あっ」 あまとう「須賀、今日は俺の負けだ」 京太郎え?」 あまとう「だがな、次は俺が勝つ。それだけは覚えとけ」スタスタ 京太郎「あ、ちょっと!!」 742 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 01 13 45.56 ID nYJgAx2bo [6/9] 741 (神海信者として)当たりまえだよなぁ 京太郎「なんだったんだ……?」 監督「彼なりに思うことがあるんだろう」 京太郎「そういうもんですか?」 ルル「認めてるんだよ、だからこそ悔しいんだ」 京太郎「……」 監督「さて、今日の収録はもう終わりだ。家に帰ってゆっくり休むといい」 京太郎「はい!」 監督「最終回も近いからね、このまま一気に駆け抜けよう」 京太郎「最終回……」 思えば、これが俺にとって初めての大きな仕事だったな 色々と失敗した部分も多かったけど……思い入れも大きい ルル「次はライダーなんだって? これをバネにして頑張ってくれよ」 京太郎「勿論です」 まだまだこれからだ 俺の目標は、夢は――トップアイドルになることなんだから 京太郎「よーし、頑張るぞ!!」 監督「(本当にいいモノが撮影できた)」ホクホク ~~~ そしてそれから一週間後、この収録分が放送されることとなる この放送を見た、全ての視聴者が感じたことはただ一つ 須賀京太郎 この男は只者ではない いずれ、きっと―― ~~~~~ 【アクセル1】 京太郎「ただいま戻りましたー!」 竜華「おかえり」サッサッ 京太郎「あれ、竜華さん?」 竜華「ん?」 京太郎「そんなにおめかししてどこに行くんですか?」 竜華「そ、それは……//」モジッ 京太郎「?」 竜華「と、とにかく京太郎君には関係あらへん!」タタッ ガチャッ 竜華「それじゃあ、また今度!」 バタンッ 京太郎「……」ポツーン 743 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/07(火) 01 20 52.55 ID nYJgAx2bo [7/9] 京太郎「どうしたんだろう竜華さん……」テクテク 久「あら、京太郎君」 京太郎「あ、久さん」 久「どうかしたの?」 京太郎「いや、竜華さんがさっき……」 久「ああ、アレね」 京太郎「知ってるんですか?」 久「実は――」スタスタ ブライント「」シャッ 京太郎「ん?」チラッ 事務所前 アカバネP「~~~」ニコニコ 竜華「っ!? ~~//」ブンブンッ アカバネP「~~~」スッ 車「」ガチャッ アカバネP「~~~?」ニッコリ 竜華「……//」コクッ バタンッ 車「」ブロロロロロッ 【事務所】 久「ほら、あの765のPさんと出かけるって……」 京太郎「」ガタガタガタガタガタ 久「それで京太郎君に伝言を――」 京太郎「っ!!」ダダダダッ! 久「え!? ちょっと!?」 京太郎「うぉぉぉぉぉ!!」ダダダッ ガチャッ バタンッ! 久「……あっ(察し)」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5690.html
4 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/24(土) 13 04 05.76 ID Qa23EiLRo [3/4] 【須賀京太郎】 <アイドルランク> アイドル候補生 <容姿> B(51) <雀力> G(6) <歌唱力> F(10) <演技力> E(23) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) <アイドル経歴> 無し |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |llllll歌唱力|llllllllll演技力|lllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 弘世菫 117 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/24(土) 23 55 42.31 ID 498zWFIQo [3/3] 一旦締切ります。 リクエスト全員は出せないけど、いずれ機会があったら出す予定ですのでお許しを 【恋人】恋に恋する雀士の総合スレpart810【欲しい】 231 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku/ 出会いが欲しいよー 232 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uSIsAnMoo なんで出会いが無いのかなぁ! もー! 233 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi 出会いは自分で見つけるものって、ジッチャンが言ってた 234 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa 篭ってるからみつけようが無い 235 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 出ればいいじゃん 236 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE なっさけないでアンタら、いい歳して何辛気臭い話しとんねん うちが恋愛のイロハを教えたる! 237 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ↑ 出たでぇぇぇ!? 自称恋愛の達人!! 238 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame ライアー! ライアー! 236ライアー! 239 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ああ……いつものあの荒らしね 240 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NeeDLEeri 荒らしというより、勘違いしてるだけの可哀想なだけの子じゃ…… 241 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe きょうもごきょうじゅおねがいします 242 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 こいつの話を鵜呑みにしない方がいい 地獄を見るぞ 243 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO この間ウチの先輩がwwww240の言ってたことやってたッスwwww 偶然って怖いっすよね…… 244 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE 242 それはアンタが喪女だからや ウチと一緒にしてもろたら困る! 245 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ↑一緒wwwしてwwwwもろwwwたらwwww困るwwwww 246 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 うるさい244!! 247 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 こっちは真剣なんだよ!? 邪魔しないでよ!! 248 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO ↑アラフォー乙 249 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑アラサーだよ!!! 250 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend ↑自爆してるんですがそれは…… 121 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 00 15 33.78 ID k6MJ8DL9o [1/6] ~~~訂正部分~~~ 239 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochi ああ……いつものあの荒らしね 243 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO この間ウチの先輩がwwww236の言ってたことやってたッスwwww 偶然って怖いっすよね…… ~~~~~~~~~~~ 251 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA でも恋愛って難しいよね、こっちが好みでも相手がそうだとは限らないし 大事なのは一緒に長い時間を過ごして、お互いのことをよく知っていくことだと思う そうやって少しずつ相手の嫌な部分も受け止められるようになるのがいいよ そうすれば長く相手のことを好きでいられるし、何より我慢しなくて済むから 相手のいい部分ばかり見ようとしても、きっといつか嫌な部分で幻滅するものだし 252 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO ↑いつも感動してます! きっと恋愛経験豊富なんですね! 253 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID AiteNAran 252 これだからにわかは…… 254 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 251はどう見てもスイーツ脳やで 255 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HotpLeAse ぎゅっと抱きしめてくれる人がいいなぁ 256 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 ↑ぎゅっとおもちを揉んでくれる人?(難聴) 257 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi ↑うわ……最低 258 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE お持ちなんて飾りです。偉い人にはそれが分からんのですよ 幼女ペロペロ 259 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO ひっ!? 260 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU 258 キモッ!? ホンマキモイわ!! 261 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP 258はキモいですけど、胸がいらないというのは同意ですわ 262 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KitaROu0 ↑ 素敵です 263 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UmbRellap 割とどうでもいいですね 264 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Storoberr 胸とかそこそこあればええじゃろ 265 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑ あぁ? ぶち殺すよ? 266 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 うるさい264!! 267 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT 胸とか腐る程あるしぃ~? 肩凝って本当に辛いんだし~~~? あーはーんだし? 268 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA ↑ なんでもいいから一発殴らせろ 269 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN ……くだらんな 270 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハー! なき者の苦しみをしるべきだなー 127 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 00 29 05.25 ID k6MJ8DL9o [2/6] 271 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO でもまぁ、肩凝るってのは同意っすね 272 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 そうなのか、凝るものなのか 273 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten 凝るんですね…… 274 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 で、でもでも! 本当に辛いんだよ? こんなものいらないよ! 275 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP ↑じゃあ寄越しやがれですわぁぁぁぁ!!! 276 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe おもちってなんですか? 277 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 24.22 ID NekiYadEE うちの妹は胸が風船みたいで、ホンマ可哀想やわwwwww 時代は細身の方が受けるんや! 278 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 24.22 ID ATGsisteR うちの姉は胸がまな板みたいで、ホンマ可哀想やわwwwww 時代はグラマーの方が受けるんや! 279 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe 277 278 !? 280 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku/ 奇跡だよー! 281 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar 神様を呼びますね 282 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii なんや胸胸胸って!! ふとももがあればええんや!! 膝枕があれば、飯が無くても生きていけるで! 283 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur うわぁ……そんなこと思う人いるんやな もう、知り合いの子にはさせたらん 284 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii ↑ こんなスレ見とる奴の膝枕とかwww 285 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress 膝枕……してあげたい人がいるんだが、喜んでくれないだろうか? 286 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru ↑ 私もしてあげようと思ってる。頑張って 287 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 /  ̄  ̄ \ / _ノ ヽ、_ \/ o゚|⌒| |⌒|゚o \ / / / | _|_ ― // ̄7l l _|_| | (__人__). | | _/| _/| / | | ― / \/ | ―――\ | `|⌒|´ | / | | / | 丿 _/ / 丿/ ̄ |川!| ̄|川i| ̄\ 140 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 00 45 56.26 ID k6MJ8DL9o [3/6] 288 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi そろそろ本題に戻ろうよー;; 289 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo 結局いつも通り、荒らしの流れに乗るパターン 290 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes ではこうしましょう 異性にまず求めるモノをレスしていくというのは? 291 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ ・金髪 ・長身 ・優しい ・忠実 ・犬 きょうたろろきょうたろきょうたろうたろたろたろたろ 292 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 私をちゃんと見てくれる人 293 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE 幼女 294 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 声っすかね 痺れるような歌声とか 295 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハー ジャ○ヲタとしてはやっぱり顔だなー 296 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 身の潔白さ 後は信念のようなものか 297 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten 麻雀強い人って素敵だと思う 298 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 3tUzuTu0 優しくて笑顔が似合う人、かなぁ 299 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi 面白い人! 300 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID anTenAcuP エンターテイナー 301 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN 容姿、雀力、歌唱力、演技! 全て揃わぬ者に興味は無い 302 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa 歌唱力かな 303 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 私は責任感、でしょうか 304 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT とにかく顔だし! 私と釣り合うには相当なレベルが必要だし! 305 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Waka/LoVe きさくなひとがいいです 306 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo 内面を見てくれる人かな 見た目に自信無いし 307 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA 私を女の子扱いしてくれるような……いや、そんな奴いないか 308 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 元気な人でしょ、やっぱ 309 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 演技力ある人とかいいなぁ、楽しそう! 310 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おもちのよさについて語れる人 311 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HotpLeAse あったかーい人がいいなぁ 148 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 01 03 25.62 ID k6MJ8DL9o [4/6] 312 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 35.89 ID NekiYadEE 顔や顔! 妹に見せつけたるんや! 313 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 35.89 ID ATGsisteR 顔や顔! 姉に見せつけたるんや! 314 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe 努力してる子がええね~ 抱きしめたくなるんよ~ 315 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku/ 話していて面白い人がいいよー! あと、カッコイイともっと嬉しいよー! あとあと、歌が上手いともう最高だよー! 316 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame マージャンツヨイ! ワカメヲクリムゾン! ヤッター! 317 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 容姿がシャキっとしている人 318 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KitaROu0 何があっても諦めない人がいいですね 319 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uSIsAnMoo 麻雀が強い人がカッコイイかもー 320 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar 優しくて頼りになる……麻雀が強い人ですね 321 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI 麻雀が強い人 せめてプロレベルは無いと姫様の相手は務まらないもの 322 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii 容姿と雀力は絶対条件やなー 323 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur 誰かの為に、本当の努力が出来る人や 324 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU 顔がカッコイイのがええなー 325 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress 本当の優しさを知っている人だな 326 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 京ちゃん 159 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 01 20 27.58 ID k6MJ8DL9o [5/6] 327 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend 母性本能をくすぐるような……いや、やっぱり顔で 328 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA さっきも言ったけど、いい部分に関しては特に欲しいものはないかな 個人的に好みなのは何度失敗しても、前に進み続けようとする強い意志を持った人なんだけど 失敗したその人の頭を撫でながら、次は頑張ろうねって言いたい それで赤くなったその人を優しく抱きしめてあげるの 329 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer ぶっちゃけ歌だねぃ 枕元で好きな曲をリクエスト……たっまんねー! 330 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba ハンサム! 顔がよくて麻雀が強い人ですねー 331 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 ドラマとかで演技上手い人を見ると胸が熱くなるな 332 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 顔 334 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 若さ 335 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hukuyo5kO 一緒に盛り上がってくれるような人がいいね! 336 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NeeDLEeri 真面目な人……顔がいいと更にいいです 337 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UmbRellap 歌が上手い人がいいですね 338 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID AiteNAran にわかじゃない雀士 339 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO 頼りになる先輩がいいですっ! 340 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Storoberr アイドルみたいな奴がええのう 341 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa ごしゅじんさま 【千里山 パソコン室】 竜華「ふむふむ……最近の傾向はこんな感じなんやな」カタカタ 怜「おーい竜華ー!」ブンブン 竜華「怜?どないしたん?」 怜「えへへ、またいつものお願いしてもええ?」 竜華「……あー、それなんやがな怜」 怜「???」 竜華「しばらく休業することにしたんや」 怜「」 竜華「悪いけどそういう事やから。ほなうち、仕事行ってくる」スタスタ ガラガラガラッ ピシャッ 怜「」ミイラーン カンッ!! 231 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 21 11 11.22 ID sgYv2DCNo [5/22] ――照と咲が再開してから一時間後 【京太郎の家から100M離れたファミレス ワグ○リア】 咲「……」 照「……」 店員「ご注文お決まりになりましたら、ベルでお呼びくださいー」 照「いつものを」キリッ 店員「あーい、かしこまりましたー」 ワイワイ ガヤガヤ 照「……」 咲「……」 照「何か言わないの?」 咲「……何を言って欲しいの?」プルプル 照「言わなきゃ分かるわけないでしょ」 咲「っ!!」バンッ ビキッ 咲「はわっ!?」ズッキィィィン 照「??」 咲「い、痛いよぉ……」ウルウル 照「バカだね。常に麻雀牌を握ってればいいのに」キラッ /`ヽ . - ─ ─- . /`ヽ . - ───<_人 _ .┼ ./ /´ __.rr.─‐┐ノ ´Y´ . _ 人 _ \し ' r<´ |ll | /. .`Y´. ヽ } └ .─ ┴‐─ ┴,. // / ! _人_、 .斗 ‐‐─ァ── < ./ / / / / . / i .`Y´ > ´  ̄ フ./ / .// ./_ /_ / _ /. / / ! ∧___..斗< / /i { / / / /`ヽ. ./ / i .! / ∧. / /´ ! . 从 芹竿ミx. | ./ / `メ .! / / .∧ / /!/ | |人{弋 _メckj / / /. ム リ / / / .∧. / /人.N | ⌒ ー '' 「笊ckくj / / ./ / .∧ / // ヽ! .| """" 辷..ソXl| / / / .∧. / //__人_ j | , """ノリルイ⌒ `ヽ/ .∧ / // .`Y´.| ト、 、_ /. i . | `マ}ー/ // _人_ .j . | .|\ ー ' . イ. 人_ | i∨`Ⅴ「ー`Y´─.! | .|. \ . イ .! .`Y´. ! ___ 人 ___ \ \ ! l .|  ̄「 i j . | l . l `Y´ \ \ 从 .j .| |N\ l ! .リ . .リ l ト、\ 人 l .| } jト、 \j リ / / | .\ \ ヽ j\ _ _j ハハ ` <' ./ | \\ \ \ ⌒ } i `<}ト、 | \\ \ \ .N // ト、 咲「……今度からはそうする」 店員「お待たせしましたー」 ドンッ ジャンボパフェ「」ゴゴゴゴゴゴッ 照「美味しそう」 咲「こんなの食べきれないよ……」 照「やろうと(完食)思えば」オウジャノフウカク 242 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 21 20 02.88 ID sgYv2DCNo [6/22] 照「それで咲……どこまで知ってるの?」 咲「え?」 照「京ちゃんが東京にまで来た理由」 咲「……夢があるんだって」 照「夢?」 咲「それを叶える為に……出て行ったって京ちゃんのおばさんが言ってた」 照「!!!」ガタッ 咲「お姉ちゃん……?」 照「(やっぱり……私との結婚の為!?)」ズッギャァァアン! ※違います 咲「やっぱり、心当たりあるの?」 照「(そこまで私のことを……!!)」カァッ ※違います 咲「……?」 照「(どうしよう……咲に本当の事を言ったら邪魔されちゃう)」ウーン 咲「隠さないで教えてよ……」ウツムキ 照「(しょうがないから、適当な理由でごまかそう)」ウンウン 咲「……」 照「咲、京ちゃんは……」 咲「……」ゴクリ -─===‐-ミ ´. . . . . . . . . . . . 、/. . . . . . . . . . . . . . . \. . . . . . . . . . . . ト、 . . . . `、. . . . . . . . .|. . . . | \. . . . ',. . . . . . . |. . . . | \|. . .. . |. . | |. ‐/、|. . l . | -‐. |、. . .. . |. . | |. / |. . 八ノ ハ . | . .. 八. |┬─┬}/ ┬‐┬‐ . . |`ヽ}. /⌒ヽ} | | 三 | | .'. . |. { '└─┘  ̄ └‐┘ l. . |人_ u j. . |i. . . .> )‐┤ イ.l 'i. . . i . _;〕ト _/| h ≦. . .| 八/ト、. . |/⌒ 、_| | | | ト、`〉、|/| \{ .,_ \| |/ ハ / ヽ > | ノ / ∧ 照「アイドルになる為に、ううん……清澄のみんなの為に東京に来たんだよ」 咲「え?」 ※ 大 正 解!!!! 258 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 21 33 58.00 ID sgYv2DCNo [7/22] 咲「どういう、こと……? アイドル?」 照「優しい京ちゃんの事だからこれまでずっと、ダメダメな咲の面倒を見てくれてたんでしょ?」 咲「……うん」 照「京ちゃんにとって咲は【妹】みたいなもので、ずっと守ってあげようって、あくまで【妹】として思ってた筈なの」 咲「……そうかも、しれない」 照「なのに咲は【女】として見てもらおうと、京ちゃんと対等な態度ばかりとってきた」 咲「うん、だって恥ずかしかったから」 照「それくらいならまだいいよ。京ちゃん自身も気にしてないだろうから(咲の誘惑なんて)」 咲「じゃあ、何がいけないの?」 照「咲……」 咲「……」 照「京ちゃんが今、麻雀を打てないの知ってる?(照だけに)」 咲「え……?」 照「役も覚えてない上に……この間は対面からチーしようとしてた」 咲「え? え?」 照「昔はあんなに強かったのに、京ちゃん死んじゃったね」 咲「あ、ありえないよ……そんなの」 照「誰が殺したか、知ってる?(照だけに!)」 咲「だ、だって、でも……だけど!」 照「清澄が殺したんだ」 咲「!!」 照「昔のこと……覚えてる?(照だけに!!!)」 ~~~回想~~~~ 【十年近く前 正月 宮永家】 咲「ふぇぇぇん!」 宮永父「あーもう、泣くな咲」 照「やった、これで今年も乗り切れる」ホクホク 宮永母「あーあ、今年はあんまりふんだくれなかったなぁ」 咲「お年玉返してよぉ……」エグエグ 照「やだね。悔しかったら実力で取り返せば?フフン 咲「うぅ……」グスグス ピンポーン 宮永母「? はーい!」 ガチャッ 京太郎「あけましておめでとうーっす!」 ペコリ 272 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 21 41 40.06 ID sgYv2DCNo [8/22] 咲「京ちゃぁぁん」メソメソ 京太郎「おまえ正月から泣いてんのかよ……」ドンビキ 照「泣き虫咲ー!」 京太郎「照ちゃんも泣き虫だろー?」 照「な、泣き虫じゃないもん……」ジワッ 京太郎「やーい泣き虫ー!」 宮永父「こらこら、やめなさい」 宮永母「お年玉上げるから大人しく引き下がるのよ」スッ100 京太郎「やっす!? せめて1000円は頂戴よお姉さんー!」 宮永母「あら上手ね」つ10000円 宮永父「おいおい……」 咲「うぇぇ京ちゃん……」カクカクシカジカ 京太郎「え!? 麻雀やったら金が増えるの!?」 宮永母「!!(カモの予感!)」 宮永父「あー、知らんぞ」 照「???」 その時の私は京ちゃんのことは普通の友達くらいにしか思っていなかった。 むしろ、意地悪する分……少し嫌いだったかもしれない。 宮永母「麻雀、やってみる?」 京太郎「え? 今日は麻雀やってもいいのか!?」 宮永母「ええ。おかわりもあるわよ!」 京太郎「うまうま」 宮永父「やめろぉぉぉぉ!!」 【なんやんかんやで雀卓】 京太郎「よーし、稼いでやるぜー!」 咲「ねぇ、京ちゃん……麻雀打ったことあるの?」 京太郎「ん? ねーけど?」キョトン 咲「」 宮永母「(ダメだ……まだ笑うな、しかし)」プルプル 宮永父「モウヤメルンダッ!」 照「早くやろうよー」バンバン 284 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 21 48 38.44 ID sgYv2DCNo [9/22] 京太郎「んー」 咲「ね、ねぇ京ちゃん。やっぱり私が……」 京太郎「いいから引っ込んでろよー」 この時、京太郎は卓につく5分前に咲から麻雀のルールを簡単に説明されただけで、 役などいっさい知らない。ど素人以前の状態だったという ... 宮永父「(しょうがない。ここは俺が巻き上げて京太郎君に返してやるか)」 宮永母「(まぁ、軽く相手して、大人の厳しさを教えてあげないとね)」 照「(なんでもいいから早く打ちたい)」 京太郎「よーし、じゃあ行くぞー!」カチャカチャ 配牌「」ズラッ 咲「え?」 宮永父「よし、じゃあまずは京太郎君から……」 京太郎「えーっと、これがまずみっつずつ揃って。これが数字順に並んでるから」カチャカチャ 宮永母「ふふ、ゆっくりで――」 京太郎「ツモ!」 宮永夫妻「「は?」」 照「え?」 京太郎「あ、でもツモってねぇのにツモってできるのか咲?」 咲「」 京太郎「????」 【天和】 299 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 21 59 04.41 ID sgYv2DCNo [10/22] 宮永母「な、なんですって?」ガタガタガタ 京太郎「いやだから、ツモってないのにツモできんの?」 宮永父「ちょ、ちょっと見せるんだ!」 配牌「」ピンフ 京太郎「平和、ツモでえーっと?」ヒーフーミー 宮永母「あ、あはは……あるのよねービギナーズラック」ヒクヒク 宮永父「次だ次」アハハハ ジャラジャラジャラジャラ 京太郎「うおー?! 滅茶苦茶点数もらえたぞ咲!! サービスか!?」 咲「う、うん。そうかもね」 照「……」 ジャラジャラジャラ 京太郎「ほいっと」 配牌「」イーシャンテン 京太郎「あー、流石に一発は無理かー! リーチ」スッ カランッ 宮永母「こ、これは……」ヒクヒク ウーシャンテン 宮永父「」ウーシャンテン 照「……」ウーシャンテン 京太郎「あ、ツモ!!」 宮永家「」 京太郎「……白、中、発で、東……四翻ついて、リーチしたから満貫か!?」キラキラ 【終了】 316 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 22 08 46.59 ID sgYv2DCNo [11/22] 宮永母「こ、この子……(どうして気づかなかったのかしら?)」 京太郎「???」 宮永母「(牌に愛されているというレベルじゃない……!!)」ゾッ 京太郎「なー? これ満貫じゃないのー?」 宮永父「君の勝ちだよ、京太郎君。ほら」つお年玉 京太郎「うぉ! こんなにくれるの?」 宮永父「君がそんなに強いとは思わなかったからね」アハハ 京太郎「うおー! やったぜー!」ガッツポ 咲「京ちゃん……すごい」パチパチ 照「……」ギリッ 京太郎「あ、そうだ咲」 咲「え?」 京太郎「はい、やるよ」ポン つお年玉 咲「え?」 照「!!!」 京太郎「照ちゃんにも、ほら」つお年玉 照「ど、どうして……?」 京太郎「だって俺だけ金持ってても、みんなでお菓子買えないじゃんかよ」 咲・照「!!」 京太郎「だから、今からお菓子買いに行こうぜ!」ニッ 咲・照「……」ドキッ 京太郎「それにしても麻雀ってつまらないよなー、簡単じゃん」 咲「……私が、もっと強ければ」ギュッ 京太郎「ん? 強くなりたいのか?」 咲「うん……みんなをプラマイゼロに出来るくらい、強く……」 京太郎「じゃあ、おまじない」ギュッ 咲「うぇっ!?」 京太郎「咲が麻雀を強くなれるように、な」ニギニギ 咲「……暖かい」 照「わ、私も!!」 京太郎「ん?」 照「……私も、強くなりたい……//」ドキドキドキ 初めての感情だった。 咲の手を握る京ちゃんを見て……胸がざわついた さっきまで怒っていたはずの京ちゃんがかっこよくみえて…… 気がつけば、好きになっていた―― 京太郎「いいぜ? 照ちゃんにもおまじないだ」ポンッ 333 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 22 17 10.06 ID sgYv2DCNo [12/22] 照「あぅ……//」カァッ 京太郎「強くなれー、強くなれー!」ミョンミョン 咲「……むぅ」ムスッ 宮永母「ねぇ京太郎君……君、プロになる気は無いの?」 京太郎「え?」 宮永母「私が指導すれば君は日本……ううん! 世界一の雀士になれるわ!」 京太郎「……興味ねぇっす」 宮永母「!?!?」 京太郎「俺がなりたいのはヒーローなんだぜ!」ニッ 宮永母「なっ!? そんなことでこの才能を――!」 宮永父「やめないか」ガシッ 宮永母「!?」 宮永父「子供に大人の感情を押し付けてどうする?」 宮永母「だけど!? これほどの才能を――!!」 ガチャッ 京太郎「んじゃ、失礼しましたー!」タタタッ 照「待ってよー!」 咲「京ちゃーん!!」 【街中】 ???「折角の旅行なのに……みんなとはぐれてしまいました……」オロオロ ダダダー!! ???「!!」 京太郎「ん! おまえ迷子だろ!」ズビシッ! ???「ふぇ!?」ドキッ 京太郎「俺の幼馴染と同じ匂いがするんだよ」ポンポン ???「あ、あのー?」ナデラレェッ 京太郎「よしよし。なんとなるって、おまじないだ」ニッ ???「え……?」 京太郎「じゃあなー!」ドヒュゥゥゥン! ???「???」 ヒメサマー! ドコデスカー! ???「あ……本当になんとかなりました」 345 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 22 24 20.06 ID sgYv2DCNo [13/22] 【レストラン前】 ?「エビフライ! エビフライが食べたい!」ピョンピョン 父親「はいはい、後でね」 母親「もう少し我慢してね」 ?「……うーっ」ウルウル ダダダッ! 京太郎「おーっと! お前今、わがまま言ってるだろ!」キキーッ ?「!?」 京太郎「俺の幼馴染のお姉さんにそっくりなんだよ」ナデナデ ?「???」ナデラレェッ! 京太郎「なんとかなるおまじないだ。んじゃ、頑張れよ!タタタッ ?「あっ……!」 父親「待たせたね。ほら、入ろうか」 母親「行きましょう」クスクス ?「……うんっ!」パァッ 【駄菓子屋前】 京太郎「ふーっ、やっと着いた」アセアセ おばあちゃん「あらいらっしゃい」 京太郎「おい、咲、照ちゃん! 早くお菓子を……」クルッ シーン 京太郎「あっ……」 【道中】 咲「京ちゃぁぁぁぁん!!」ビエーン! 照「うわぁぁぁぁん!!」ビェーン! 353 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 22 32 15.07 ID sgYv2DCNo [14/22] 336 今はただの顔だけ凡人やで 京太郎「仕方ねぇなあいつら、迷子になりやがって」ハァ おばあちゃん「そうだ京太郎ちゃん。今日はおばあちゃんの親戚の子が来ていてねぇ」 京太郎「親戚の子?」 おばあちゃん「少し相手してあげてくれない?」 京太郎「おー! いいぜ!」 おばあちゃん「ほら、おいで」テマネキ ?「……」ヒョコッ おばあちゃん「もっとこっちに来なさい」オイデオイデ ?「……」コクリ トコトコトコッ 京太郎「ん? お前……俺に似てるな」 ?「っ!」ビクッ おばあちゃん「あら本当。兄妹みたいだねぇ」クスクス 京太郎「よし、今日からお前は俺の妹だ」ポンッ ?「……」 京太郎「よろしくなっ!」ナデナデ ?「……うん」ナデラレェッ! ヨーシソンジャアソブゾー! ワーイ! カメレオンゴッコシッテルカ?! カメレオン? コウヤッテキャンディーヲ…… ~~~~~~ 照「……結局あの日以来、京ちゃんは私と打つことは無かったね」 咲「思い出した……。どうしてこんな大事なこと、忘れていたのかな?」ブルブル 照「きっと……京ちゃん本人も覚えていないと思う」 だけど、私は違う。 何年経っても、何十年経っても忘れない。 だって―― 照「私が、京ちゃんを好きになった日のことだから」 363 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 22 40 38.48 ID sgYv2DCNo [15/22] 350 SSS京ちゃんの全貌が明らかになってきましたね…… 咲「……」ワナワナ 照「麻雀が打てなくなった理由は分からないけど、原因はどこにあるのかは分かる」 咲「それが、私達……?」 照「さぁ、どうだろ。だけど私には関係無い」 咲「え?」 照「京ちゃんがそこにいる。それだけで私は満足だから」 咲「……」 照「だけど、京ちゃんはそう思わなかったみたいだね」 咲「!!」 照「京ちゃんがなんて噂されてたか知ってる?(照だけに!!!)」フフン 咲「え……?」 照「……清澄の雑用」ボソッ 咲「それは違うよ!!!」ダンッ! シィーン 照「随分必死に否定するんだ……」 咲「あっ」 照「心当たりあるんだね、やっぱり」 咲「……」ギュッ 照「今まで妹のように可愛がっていた相手に、置いていかれる気持ちって……どれほど苦しかったのかな?」 咲「……!」 照「ねぇ、咲。咲は点数はプラマイゼロに出来ても」 咲「やめて……」 照「二人の関係を、ちゃんとプラマイゼロに出来ていたの?」 咲「やめて!!」 照「与えて貰うだけ貰って……京ちゃんに何をしてあげたの?」 咲「……」ガクッ 照「……それは残酷だよ、咲」 377 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 22 51 20.14 ID sgYv2DCNo [16/22] 照「京ちゃんを置いて……東京に出た(京ちゃんへのストーカー容疑にて強制連行)私が言えることじゃないけどね」トオイメ 私の場合――貰ったモノを返そうと必至だったのかもしれない…… 咲「……私、京ちゃんに嫌われちゃったの?」ブルブル 照「さぁ、どうだろう。だけど一つだけ言えることがあるよ」 咲「え?」 照「京ちゃんは京ちゃん」 咲「!!」ガタッ 照「……今、京ちゃんは頑張ってる(照だけに)」 咲「京ちゃんが……?」 照「私達に追いつこうと必死にもがいて戦ってるの(照だけに)」 咲「……」 照「だから、待ってあげれば? きっと……そのうち京ちゃんは追いついてくるから」 咲「……お姉ちゃんは今、そのお手伝いをしてるの?」 照「自慢じゃないけど、結構いい仕事してる(照だけに)」ウフフフ 咲「そう、なんだ……」 照「まぁ、なんでアイドルかは知らないけど」トオイメ 咲「知らないんだ……そこ」 照「……」 咲「……」 ジャンボパフェ「いい加減食えよ」 照「京ちゃんに、会いたい?」 咲「……会いたいよ。会いたい、けど」 照「今咲に会ったら、きっと京ちゃんの決意は揺らいじゃうよ? それでもいいの?」 咲「……そうだよね。私、また京ちゃんの邪魔をしちゃうところだったんだ」ギュッ 照「(や、やった! これで京ちゃんは……)」ホクホクッ 咲「でも私! ちゃんと謝りたい!!」 照「(あるぇー?)」 391 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 22 59 26.72 ID sgYv2DCNo [17/22] 咲「だから私……京ちゃんが帰ってくるまで待ってる!」 照「いや、だからね咲! 今会っても」アセアセ 咲「……」キリッ 照「……分かった。好きにすればいいよ」ハァ 咲「ありがとう、お姉ちゃん!」 照「……(どうしてこうなったんだろう)」ウーン ヒョイパクッ! ジャンボパフェ「」スッカラカーン 照「ふぅ、美味しかった」フキフキ 咲「は、速い!!」ガビーン! ~~~~~ 【一方その頃 アクセル1】 竜華「ほな、今日も気合入れていくで!」 京太郎「はい!」 社長「頑張ってくれよ!」 煌「目指せトップアイドル!」 京太郎「ゴマエー↑↑↑ ゴマエェェェ↑↓」 一同「「「うっ!?」」」ガクッ 京太郎「あっ……」 選択安価 ↓3 まずはアルファベットだけ選んでください A営業に行く(実力により成功率上昇) レコード会社 ドラマオーディション 麻雀イベントに参加 B仕事する(仕事を成功させれば営業が増えます) 雑誌モデルの仕事 Cレッスン 各種パラメーターを上昇させます 409 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 23 07 33.13 ID sgYv2DCNo [18/22] 竜華「はぁ、はぁ……京太郎君はしばらく歌うの禁止やな」ゼーゼー 煌「実にすばらくないです」 京太郎「そ、そんな!」ガビーン! 社長「大丈夫かひのちゃま!」 ひのちゃま「」ブクブクブク 竜華「そんで、今日の予定やけどな」 京太郎「容姿のレッスンですか? それとも演技ですか?」イジケ 竜華「仕事や」 京太郎「ほーらね! またですよ! どーせ俺なんて……」 /⌒ _>、/⌒ Y¨¨¨ 、 /´> ´ , } \ , ´ / 、 ヽ / / ' | | ∨ . ー‐イ' / / | | l } | | | . / ' ' / |{ | / /| } l | | // / { |-+-|、 | ,-}/-}/- / } { / ,..イ , 从,ィ=从{ l / ィ=tミ}イ/ /_ 从  ̄´ |∧ { Vリ ∨' Vり /' /- } / } / 从ム , ム,イ-、/l , . r ' /|/ 八 __ _ / / ん……? 、 イ Ⅵ \___ イ |ヽ 「 、 | r <///| |/}_」 |//(_)//|_ , <///〈 ,」////イ////> 、 r--- <////////∧ /////////////////> 、_ //////////////〈/ }---{///////////////////////ハ {//|////////////Ⅵ |////////////////////////} |//|//////////////| /////////////////////////l| |//|//////////////{__/////=====///イ///////| 竜華「仕事やで!」ニッコリ 煌「すばらっ!!」 社長「おめでとう!」 京太郎「し、仕事ぉぉぉぉ!?」 果たして、京太郎が挑戦する初仕事とは――!? SUGA―― NO107/おわり 京太郎「いやいや、終わらせないでください!」 竜華「落ち着くんや!」チョップ! 418 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 23 17 03.99 ID sgYv2DCNo [19/22] 【撮影スタジオ】 イケメンI「……」テクテク イケメンN「……」テクテク イケメンU「……」テクテク イケメンI「……」テクテク イケメンT「……」テクテク イケメンA「……」テクテク イケメンK「……」テクテク イケメンU「(ん、今二回……)」テクテク イケメンM「……」テクテク イケメンI「(なんで俺だけ三回……?)」テクテク 京太郎「はぇー」 竜華「おー、えらいイケメンがおるな」 煌「流石と言ったところでしょうか」フンフム 担当「あら、アクセル1の方かしら?」 竜華「そや。期待の新人連れてきたで!」 担当「へぇ、そうなのぉ……」チラッ! 京太郎「ど、どうも」ペコリ イケメェーン! 担当「やだ……かっこいいじゃない」ポッ 京太郎「え?」 担当「いやん、何これ。ジャ○ーズにもそうそういないわよこのレベル!」 京太郎「ど、どうも」 担当「いいわ。本当なら端役の予定だったけど……」クネクネ コンマ安価↓3 00~49 特集一ページ 50~99 表紙 成功判定↓4 ゾロ目で大成功! 00~39 普通 40~89 成功! 90~99 大反響!! 451 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 23 28 05.07 ID sgYv2DCNo [20/22] 担当「貴方の特集を一ページ組んじゃうわぁ!」 京太郎「へ?」 竜華「ホンマ!?」 担当「ええ、こんなに可愛い子初めてだものぉ」ペロリ 京太郎「」ヒィィィ! 担当「本当に将来が楽しみだわぁ」 サワッ 京太郎「ひぇぇぇ!?」ゾクゾク 煌「業界にそっちの人が多いというのは本当だったんですねー」ドンビキ 竜華「ほんなら、なんであんなに筋肉隆々にするんやろうなぁ」フシギ 担当「それじゃあ、早速ヤりましょうか?」ウフフフ ジョリジョリ 京太郎「ほわぁぁぁぁぁ!?」 竜華「メイクは任せとき!」チャッ 煌「プロにお任せしなくていいんですか?」 竜華「京太郎君の魅力を引き出せるんはうちだけや!」ドヤッ 煌「(ちゃんと専属メイクさんも募集しておかないとダメですね)」ウーン こうして、撮影会が始まった―― 担当「いいわよぉ、もっと笑って!」 京太郎「こ、こうですか?」ギギギッ 担当「あぁ~ん、ダメダメェッ! もっとナチュラルにぃ!」 京太郎「こう、かな?」グギギギギ 担当「ちぃがぁうわ~ん」 京太郎「(む、難しい……!)」ガビーン パシャパシャッ 竜華「難航しとるなぁ」 煌「表情の練習もしませんと」 竜華「せやな」 担当「そうそう、その感じよぉ~」ウィンクッ 京太郎「(ひぃぃぃぃ!)」 こうして、収録は終了した! ※発売は後日になります! ※雑誌担当の人に気に入られました! 467 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 23 39 34.96 ID sgYv2DCNo [21/22] 【帰路】 京太郎「ふーっ、なんとか終わりましたねー」ツカレタ 煌「立派でしたよ?」クスクス 京太郎「そうですか? なんだか実感が無くて……」 煌「来週発売だそうですし、それを見たら変わりますよ」 京太郎「うわぁぁ! 緊張する!」 だけどこれでようやく……アイドルとしての一歩を踏み出したんだ! 京太郎「よし! これからも頑張るぞ!!」ニッ 煌「もうすぐ着きま――あれ?」 京太郎「ん? どうしたんですか?」 煌「家の前に人影が……」 京太郎「ん? アレは……」 タタタタッ!! 咲「京ちゃぁぁぁぁん!!」ダダダッ! 京太郎「げぇっ、咲ぃっ!?」 咲「会いたかっ――」 石「」フムナヨ? 咲「あっ」 フミィッ! ズルッ! 咲「」ゴッチィィィィン! 京太郎「ば、バカ! あれだけ走るなって言っただろ!!」ダダッ ギュッ 咲「あぅ、頭が……」ズキズキ 京太郎「たくっ。ほら……」ナデナデ 咲「……あはっ、本物の京ちゃんだぁ」ギュゥゥゥ ミョンミョンミョン 宮永ホーン「」シャッキィィィン!! ∨ / / ; ≠/77─.- /! | ! ‐ト l、! | ', | ', ∨ / イ´ / // / ! | l l !l ` ト、 ! | \ ', l l / /' ,'⌒ / / / イ` ! | ∧| \ | l ! l ト、 j / / / /. ,' l / リ レ lヘ | l ト| ヽ | ! ! V |_ 三!∠、 / /--_./- ヽ ', ! , ! ヽ \ | l | /{ ;、 /ト レ' イ 三 ト、 ヽ ! / l  ̄ ト、 ', l ヽ 廴Y二!ニヽ . .... 廴Y ノ イ` ゞ/ y ノ / !. ∧ ', !  ̄ ̄ {イ / ' { | \ ///// ' /////⊂ レ イ i 、 | ! ト、 ,' / / \ ', | | ', li ヽ `ー -- ノ { \ ', | l li '., ノフ ヽ ', ', | li ト <{ / 丶 | /∧ li ヽ > イ ` ', // ', li \ ` - ´ ,' ',. // ∨ li \ {.、 グサッ! 京太郎「なんか刺さったぁぁぁ!?」ドピュゥゥ 照「デジャブ……」ウーン 483 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/25(日) 23 49 49.44 ID sgYv2DCNo [22/22] 469 なでなでしてた手に刺さったんやで 【京太郎のアパート】 京太郎「なるほどな……それでわざわざ」 咲「ごめんね京ちゃん。いきなり来て……」 京太郎「いや、俺の方も黙って出て来たようなもんだしな」 咲「……ねぇ、京ちゃん」 京太郎「ん?」 咲「麻雀打てないって、本当?」ブルブル 京太郎「うっ!?」ドキッ 咲「本当なんだ……。私達のせいだよね?」 京太郎「バーロー、んなわけねぇだろうが!」チョップ ペチンッ! 咲「きゃっ!」 京太郎「俺は俺の好きにやって、俺が勝手に弱くなったんだ。お前らのせいじゃねぇ」 咲「でも!」 京太郎「あーもう! いい加減にしろ!」コチョコチョ 咲「ひゃあっ!?」 京太郎「辛気臭い顔ばっかしやがって! この! この!」 咲「あひっ、や、やめっ……! あひひ!」 京太郎「ほら、笑え! 笑うんだ咲!!」 咲「……」 _____,ノi / . . < / . . 、 ヽ ヽ _ ゙、 ヾ、 / . . 、__゙、 i!゙ 'ハ ゙、 、-ヽ i. .. i ;イi |リiノ ソ;--、! ヽ あーうー |.. .i i イ ;ハ;ン . ヽ i、| i . .| i ゙、ヾ/ _ } | ノ .;i |\゙、 (´ ノ / ー'リ ゙、 {'ヾ U / /ノヽiヾー-‐'ヽ -‐'゙、__,....--rrァ ヾヾi´`ヽ 、 . . . . . |.| ハヽ /ヽ_,.- _,. 、 . .//i 、| \ / . . . . . . ` . ヽ/ /-‐\ \ /;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;,;`ー-、ソ/ ヽ \ i'""-------――' ´/o)、 ゙、 \ 京太郎「気絶したフリしやがって!」コチョコチョ! 咲「」ビクンビクンッ! 京太郎「あれ? 咲? 咲ー? 咲ぃぃぃぃ!!」 照「……」バリボリバリボリバリバリボリ 煌「こんな時間に食べ過ぎると太りますよ宮永さん」 492 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 00 00 50.02 ID noapBdbro [1/10] 京太郎「正直すまんかった」 咲「うん……いいよ」←煌さんの服に着替えた 照「これはひどい」 煌「大丈夫、綺麗にしておきましたので」ニコッ 咲「あぅっ……//」カァッ 京太郎「そ、それで本題なんだけどよ!」アセアセ 咲「う、うん! それが重要だよね!」アセアセ 照「いや、でも咲はおも……!」 煌「はい。少し静かにしましょう」つポッキー 照「んー」ポキポキポキ 京太郎「転校した理由、だったな」 咲「……うん。本当の事を教えて欲しい。京ちゃんの口から」 本当のこと…… そうだよな、しっかり話さなきゃいけないよな 京太郎「最初は……確かに悔しかったよ。お前に、みんなに置いていかれた気がしたんだ」 咲「そんなことない。みんな……京ちゃんがいないとなにも出来ないんだよ?」 京太郎「そうだとしたら嬉しいけど、でも……やっぱりそれも間違ってる」 咲「え?」 京太郎「今まではみんなを支えていられるだけで幸せだった。俺自身、それでいいと思ってた」 咲「京ちゃん……」 京太郎「だけど、お前達が全国優勝して……気づいた」 本当はアイツらに言われて、だけど…… 京太郎「俺はみんなに憧れていたんだ」 咲「え?」 京太郎「全国で戦うみんなの、綺麗な姿に……!」 照「そんなことない……//」テレテレ 煌「……//」テレテレ 499 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 00 09 25.88 ID noapBdbro [2/10] 咲「本当……に?」 京太郎「ああ。そんで、思っちまった」 咲「思った?」 京太郎「俺もこうなりたい……! 咲達と同じ舞台に立ってみたいってな」 咲「京ちゃん……」 京太郎「だけどほら知ってのとおり、麻雀は壊滅的に弱いだろ俺?」アハハ 咲「それは!!」 京太郎「だけど、ある人に言われたんだ。お前は面だけはいいってな」 / / /| | | ヽ \. / / / / / | |. | | | | ', ヽ ∧ / / /./ / | | | | _|L.--|.,,,_ | | l ', / / | ト|_,r|''´|` | | |\ | `ト| | | | / | | ィ| |─ト |ヽ | / ̄V| | | | | | / | レ´| \|_\| ト、. | 彡三=、 | ./ / / ! /彡イ | ト| 彡 ─ヾ \| \ /,'⌒ヽ \/ / / |、. | ヽ ゝ///;'⌒',ヽ | ! ! | ||イレ' | ハ!. | ト、 || | '; ! | ヾ、;;;;;;;ノ |/ ハ / |. | ハ, \ ヾ.;;;;;...' , ハ / /. | /ヘ ヽ..ハ ハ// / / \トハ ー_,ア ノ'´// |ゝ、 //イ/ |人> ._ < | / / \|\| ー< |´ | |> 、 /| / \ 咲「え? 誰……? そんなこと言ったの?」ゴッ . ´ ` 、 . , , ,. / ′. / , / ′. ∧ .i. | i| . | 、 i /_\ | .| | i| . | | ハ l |i | ./ ,イ '| .| _|_ il ト、 . | }/_, ∨ |i | / /' | l| .|_l |__ x、八. | \} '",,_ i´) |i | .// | 八 | 乂_弋ツ>\ |<弋ツ.ノ . ∧ リ. | ′ | \| ハ  ̄ \{  ̄´ / ∨ | |l λ , ハ | i| 込、 __ __,. ,イ ! 、 | __| |__,. ー‐ ´ ./| | ハ |-‐= ' | .l| | . /> . イ.>| | / ‐ | |l 八 |. ′ / | /| /_ '} 八 / \ | |-- 、 --/ . | / | / \| ト-========イ }' .ノ' 照「私も聞きたい」ゴゴゴゴッ 煌「同じく」ムカムカ 京太郎「いや、それはいいだろ。それよりも、それで気づいたんだ」 煌「気づいた?」 京太郎「ああ。容姿を売りにすれば咲達と同じステージに並ぶことができるんじゃないかって」 咲「そんなのおかしいよ! 私はいつだって京ちゃんの横に……!」 照「……咲!」 咲「っ……!」ウツムキ 518 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 00 19 48.31 ID noapBdbro [3/10] 512 ヤンデレとストーカーやで? ポンコツだけど 煌さんの反応くらいが普通かもね 京太郎「だから……俺、何も考えずに東京に飛び出したんだ」 咲「え?」 京太郎「帰り賃も持たないでジャ○ーズ事務所に乗り込んで、アイドルになれませんか?ってな」 照「即採用、待ったなし!」 咲「メジャーデュー決定! オリコンチャート一位!」 煌「……」 京太郎「結果は散々、蹴りだされたよ」ハハハ 咲・照「「ちょっとジャ○ーさんと麻雀打ってくる……」」 京太郎「いいから聞けっての!! あとジャ○ーさんとは会ってねぇよ!」 煌「そもそも、事務所までたどり着けないと思いますけど」 京太郎「こほん。それで帰り賃も無くて困っていたとき……竜華さんに出会ってな」 咲「竜華さん?」 照「京ちゃんのプロデューサーだよ」 京太郎「その人が俺をスカウトしてくれたお陰で、今俺はなんとかアイドルを目指すことができるんだ」 咲「……そうだったんだ」 照「(京ちゃん、私との関係を隠したいからってこんなに上手い設定を考えてたんだ……)」テレテレ 京太郎「だから、俺がこうしてアイドル目指すことになったのは……奇跡みたいなもんなんだ」 咲「……」 京太郎「……頼む咲。俺みたいな凡人が……こんなチャンスを手にできるのは、これが最後かもしれないんだ」 照「京ちゃん……」 京太郎「頼む!! 俺のアイドルへの道を応援してくれ!!」バッ 咲「……」 531 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/26(月) 00 30 32.80 ID noapBdbro [4/10] 咲「ずるいよ……」ボソッ 京太郎「え?」 咲「そんな言い方されたら、反対、できないよぉ……」ブルブル 京太郎「咲……」 咲「でも、それが京ちゃんだもんね。私の……大好きな」ゴニョゴニョ 京太郎「……ありがとう」 咲「うん! だけど、一つだけ約束して」 京太郎「え?」 咲「もう、勝手にいなくならないで……」ウルウル 京太郎「……」 咲「イヤだよ、もう……大事な人がいなくなるのは」グスッ 照「咲……」 京太郎「……ああ、そうだな。ごめん、もうこんなことはしねぇよ」ポンポン 咲「約束、だからね?」ゴシゴシ 京太郎「おう、約束だ。だから安心しろ、な?」ユビキリッ 咲「うん!」 ポゥ…… 京太郎「ん? なんだ、この感じ?」 咲「なんか……胸が暖かい」 照「……?(京ちゃんの空気が変わった?)」 煌「???」 京太郎「今のは……?」 グーギュルルルルル 京太郎「?」チラッ 煌「お腹の音?」チラッ 照「違う。私じゃない」チラッ 京太郎「じゃあ……」チラッ _........----......._ ,. ´ ` 、 / 、 ' , 、 ヽ / / / | | ∧ .' ' / / , イ | } | | ∧ , | / /l / / } , .イ / } } ! . | | / { _/_}ム/ / /、_| _/ / / | . { / | ィ´}//イ /} / / }/`ヽ イ ' 〉, , { | ,ィ斧汽 /´ ィ斧汽、} / |\ | {八 { \ {とヒこソ ヒこソっ イ | \} | 乂ム . . . . . . .、 . . . ムイl / 从{∧ _ _ 人 ∧{ |/ > ../^} /⌒l、` .イ } ./ リ ___/-'-'-- 、/〉「-、/ ' ,.. < {======ミ`ヽ|〉 ` ...._ /⌒\\ /`ヽ ∨, { >-、 {==、 { \/ 〈7 ー、{ ̄| //,ィ^. , \Ⅵ / | , /イ . ./ ∧ { `| 、 |_/= ´イ . . ,イ / } | Ⅳ \ | ̄´ . . . /= }イ | | / } /-r ´ | ∧ , | /__」 , | 咲「あぅぅ……//」
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316 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/29(火) 21 23 29.27 ID 6BPrq1iro [2/8] 【絶対に】須賀京太郎を応援する雀士達part100【許さない】 721 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SawAmuRaa 炎上不可避 722 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIndaIchi もう散々荒らし尽くされた後だけどね…… 723 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE もう100スレ目か、たまげたなぁ…… 724 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT おらぁぁぁ!!! あのピンクは絶対に許さないんだしぃぃぃ!! 725 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MIharunn0 あー、お茶の間でアレはまずいと思う 726 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID StarCardo 完全にカップルでした、ありがとうございます 727 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 応援してあげたいが、アイドルとしてはな…… 728 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OpPekEten 京太郎君の方は完全に仲間としてしか見てなかった気が 729 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID yuuki+Aoi 絶対に応援するっ!! 頑張れば叶うんだ! 730 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID 2AkocHan2 あの子が色ボケするなんてねぇ…… 731 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 あのおもちを独り占めはずるいのです 京太郎君を独り占めも、ずるいのです 732 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TKM/slot0 お茶ウマwwwwwww 733 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ramenUma0 日本のバラエティ、とても面白いデス 734 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Megeruwa0 このまま堕ちたらええんや 735 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU モテるんやなぁ、京太郎君 前に二人で仲良くデートしとったし 736 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 ↑ は? 737 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ↑↑ 笑われへん そればっかりは笑い事やないで? 738 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NO/Wakame キョウタロー! ノドッチ! ラブラブ!! 739 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uSIsAnMoo どうしてこうなっちゃうのかな、もー…… 740 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 充電……できない 741 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 微妙なとこっすねぇ 見た感じだと片想いレベルっすか? 742 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JyunNIKI0 意外とやるなぁ、アイツ 319 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/29(火) 21 41 55.94 ID 6BPrq1iro [3/8] 746 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 大丈夫、京ちゃんはみんなのモノだから(最終的には私と結婚するんだけどね) 747 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID UmbRellap 随分とまぁ……大胆な 748 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ソルサキ見逃したのが本当に辛くてなぁ…… そんでようやく京太郎君を見れると思ったのに 749 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DaIkoyaDe 仲がええんやね~ 750 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NIjyou123 引退! 引退!! 引退でええって! な? 751 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KokutoUma ポリポリポリポリポリポリ 752 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 ちょーよかったよー!! 胸がキュンキュンしっぱなしだよー!!! 753 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID uTaChamBer これでハッキリしたねぃ 須賀京太郎はバカ(確信) 754 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID osero/ka2 別にいいんじゃないか? 若い内の恋愛は貴重だしな 755 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 若さ以外では勝ってる、若さ以外では勝ってる…… 756 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Lu/OosIba ノーウェイ 呆れてものも言えませんね 757 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KuchiBetA 京太郎君の行動は仲間を想ってのことだったんだろうけど、裏目に出たね でも、そこが京太郎君のかわいいところじゃないのかな? こういう苦い経験を繰り返して、いずれ大人になるんだよ やがて大きく成長して、この日の事を笑い話にしてくれればそれでいいかも 758 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 こんなの絶対おかしいよ 759 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO 先輩二人が同じ事務所で、恋人同士…… えへへ、嬉しいです 760 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID RedLeGend あぁ……歳はとりたくないなぁ 326 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/29(火) 22 08 43.23 ID 6BPrq1iro [4/8] 761 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HimeSAmar どうして、こんな…… 762 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID BIGoMochI 早く捕縛しないといけないわね 763 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 あの、ここまで佐々野いちごの話題が出ないのはおかしいと思うんじゃが 764 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID JSAsumiYo え? 765 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Yokoyari1 誰だったか 766 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 天使とか、天界とか……ほら、いい感じじゃったろ? 767 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ↑ うるさい、役満ぶつけんで! 768 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FIscherpo ただの社交辞令じゃないか 769 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハ 770 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister あはは 771 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur ふふふ 772 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FunaQyade ええもん、見せて貰ったで これからも頼んますー(ゲス顔) 773 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG 微笑ましくてええやん コンビ組んだらもっとよくなるで! 774 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID haSSyaku0 二人共付き合っちゃえばいいと思うんだよー! 775 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TomoeCawa あわわ!? 姫様が黒く……!? 776 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister 呼んだ? 777 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii うちは別に、京太郎君が幸せならそれでええし…… 778 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Hattyann0 スキャンダルですよー! 779 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ のどちゃん……幸せそうだじぇ 780 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Roof/top0 罪作りじゃのう…… 334 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/29(火) 22 34 51.15 ID 6BPrq1iro [5/8] 781 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN アレが須賀京太郎…… 782 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 負けないもん 和ちゃんが相手でも、絶対! 783 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID KiLLiKedA 須賀京太郎……いいな 滅茶苦茶いいじゃねぇか池田ァァァ!!! 784 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT ファッ?! 785 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur 応援したる……応援したるんや 786 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister お義姉ちゃんと呼べるかどうか、試さないとね…… 787 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR 絶対に許さない 788 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa 和はいや 咲がいい ~~~~~~~~ 京太郎の出演したいい○もは、多くの波乱を呼んだ 中にはファンを辞めた者いたが、逆に好感度をあげる結果も産んだ そして、和自身も新たな活躍を期待されることとなる この一件が京太郎にとってプラスだったかどうかは―― 淡「……ウフフ」ガリガリガリガリガリ 竜華「……」フラフラフラ 智美「……」ブォォォォン まだ誰も知らない 369 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/29(火) 23 44 01.57 ID 6BPrq1iro [7/8] 【いいとも放送から一週間後 アクセル1】 京太郎「疲れたぁ……」グテーン 煌「お疲れ様です」 京太郎「やっと三話目の収録が終わりました」 煌「ふふっ、今回もいい演技でしたよ」 ガチャッ 京太郎「ただ今戻りましたー」 社長「おお、お帰り」 久「調子はどう? いい感じ?」 京太郎「疲れてますけど、まだまだ大丈夫です!」 社長「流石は我が事務所のエースだ」ウンウン 京太郎「あれ? そういえば和はどうしたんですか?」 久「今日はナンジャの収録よ」 煌「順調そうですね、すばらっ!」 京太郎「俺も負けてられないなぁ」グッ ガチャッ 竜華「おっ、揃っとる」 京太郎「あ、竜華さん!」 竜華「京太郎君、久しぶりやね」ニッコリ 京太郎「受験の方は大丈夫なんですか?」 竜華「うん、安心しといて」ニコッ 久「あー、私もそろそろ本腰入れないとねー」 煌「きっと大丈夫ですよ」フフフ ロッカー「」ガチャガチャ 久「そうねぇ……」チラッ 372 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/29(火) 23 54 57.73 ID 6BPrq1iro [8/8] 京太郎「そう言えば今日はミーティングでしたよね?」 今後の活動について、色々と話し合うのがミーティングだ 今までの活動の反省も勿論ここで済ませる 社長「うむっ。ドラマが好評なお陰でたくさんのオファーが来ていてね」 竜華「全部に出られるわけやないし、一応希望は取っておこうと思うんよ」 京太郎「へぇ、そんなにたくさん来てるんですか?」 久「とりあえずホワイトボード持ってきたわよー」ガラガラ 煌「じゃあ箇条書きしていきましょうか」キュポンッ 竜華「これがリストやね」スッ 京太郎「ふんふむ」マジマジ 煌「ほぉほぉ」キュッキュッ 【テレビ関係】 ギャ○ビー CM アニメ CV ゲーム CV グルメリポーター バラエティ番組 ゲスト 【イベント関係】 麻雀大会 ゲスト 地方文化祭 ゲスト 【音楽関係】 CDデビュー 【舞台関係】 鰤ミュ テニミュ 咲ミュ 【雑誌関係】 テレ○ジョン 表紙 ジュ○ン 特集 写真集 煌「他にも色々ありますが、大きく分けるとこんな感じでしょうか」 京太郎「」ガタガタガタガタガタガタガタガタ 379 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 00 05 47.42 ID jm43YAMro [1/13] 378 ステなんて飾りです、エロい人にはそれが分からんのですよ 仕事で上げてもいいけど、レッスン選ばずにステカンストしちゃうからね まぁ、気が向いた時にでもボーナスで割り振ります 377 大丈夫大丈夫 この世界のトップアイドルは日○舞、十人分くらいだから(適当) 383 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 00 10 48.07 ID jm43YAMro [2/13] 京太郎「え? これ全部が俺宛の仕事なんですか?」 竜華「うん」 久「当たりまえじゃない」ウンウン 社長「当然だよ君ィ!!」 ロッカー「」ガチャガチャガチャッ 京太郎「ほわぁぁぁぁ!?」ガクガクガク 竜華「一過性のモノやと思うけど、これを逃すのは勿体無いで」 久「折角だし、もう全部やっちゃっていいんじゃない?」 煌「その為の筋力? あと、その為の努力?」 社長「強制! 努力! 勝利!!!」 京太郎「死にますってば!!」デーン 竜華「大丈夫、そんな無茶ぶりはせんから」ブンブン 京太郎「え?」 竜華「取り敢えず一つずつ、や」ニッ 京太郎「……はいっ!」 そうだよな。 仕事が向こうから来るなんて、こんなにツイてることは無い! 京太郎「とりあえず、コレ系の仕事をやってみたいです!!」 一同「!!」 今の俺に出来ることを――やる! 選択安価 ↓3 1 【テレビ関係】 2 【イベント関係】 3 【音楽関係】 4 【舞台関係】 5 【雑誌関係】 400 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 00 27 44.19 ID jm43YAMro [4/13] 京太郎「これ、ダメですか?」 竜華「これって……」 社長「あの有名な……」 煌「ギャ○ビーのCM!?」 久「ふんふ~~ん♪ いい曲よねぇ」 ワイワイガヤガヤ 京太郎「でも、似合わないですよね」シュン 竜華「そ、そないこと!」アセアセ 煌「いいえ。とっても似合いますよ」ニッコリ 京太郎「煌さん……」ジーン 煌「容姿をもっと磨かないといけませんね」フフフ 京太郎「はいっ!」 竜華「はいじゃないが」 京太郎「え?」 竜華「え?」 ロッカー「」シーン 久「静かになった……?」 社長「そうと決まれば容姿の特訓じゃないか!」 竜華「!!」ピコーン 京太郎「それじゃあ、竜華さん。いつものように……」 竜華「(キタキタキター!!)」カァァァ 社長「おっと、待ってくれないか」 京太郎「!?」 竜華「!?!?!?!?」 社長「京太郎君も売れてきたし、そろそろ専属メイクさんをつけてあげようと思っていたんだ」 久「え? そうなの?」 社長「実はもう、呼んである」フフフ ロッカー「」ガチャガチャガチャ 煌「それがあのロッカーだったんですね」 社長「気づかなかっただろう!」 久「バレバレです」 431 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 00 58 46.62 ID jm43YAMro [8/13] <担当> 清水谷竜華(プロデューサー)巨乳 花田煌(マネージャー)美乳 弘世菫(麻雀コーチ) 72 瑞原はやり(トレーナー)巨乳 竹井久(事務員見習い) 美乳 龍門渕透華(スポンサー)72 原村和(同僚)巨乳 松実宥(メイク) 巨乳 ←New! ロッカー「」ガチャガチャ 京太郎「感じる……!!」ゴゴゴゴッ 煌「京太郎君!?」 京太郎「ロッカーから凄まじいおもちパワーを感じます。18000、19000、20000、馬鹿な、まだ上がるのか!?」ガビーン 須賀ホーン「」ピピピピピッ バキッ 京太郎「」ヘナヘナ 竜華「きょ、京太郎君!?」 京太郎「うぐぐっ」 久「それにしても、いつまでロッカーに篭ってるのかしら?」 煌「開けてみましょうか」ガチャリッ 宥「Zzzzz」スピー 一同「!?」 宥「むにゅ……あったかい」モゾモゾ 京太郎「こ、これは一体……!?」 久「誰かと思えば松実さんじゃない」 煌「寝てますね」ドユコト? 竜華「完全に寝とる」エー? 京太郎「すげぇ……」ゴクリ 437 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 01 09 08.28 ID jm43YAMro [9/13] 京太郎「社長! これはどういうことでなんですか?」 社長「実は君がいいともに出ている間に奈良に営業に行っていたんだが」 竜華「それで?」 社長「その時泊まった旅館で彼女が氷漬けになっていてね」 煌「はい」 久「いや、ツッコミどころ満載でしょ今の」イヤイヤ 社長「その時、唐突にティンと来てね」 竜華「ティンって言われても……」 社長「それで持ってきちゃった」テヘッ 一同「え?」 社長「それで解凍して今に至ります」 京太郎「誘拐だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ダダダッ 久「け、警察!!」ピポパッ 煌「救急車!!」プルルルルッ 竜華「親戚の縁を切らせてもらうで、おじさん」ペッ 社長「じょ、冗談だよ!! だから通報はやめてぇぇぇ!!」 一同「(´・ω・`)」 社長「本当だよ? だから信じて、ね?」 宥「くぁぁ……んぅ?」パチパチ 社長「ほら、君からも説明してくれたまえ!」 宥「ここどこ……?」キョロキョロ 社長「」 京太郎「犯罪者だぁぁぁぁ!?」 久「いやぁぁぁぁぁぁ!!!」 煌「助けてぇぇぇぇ!?」 竜華「……」 社長「竜華ちゃんの無言が一番怖いお」ブルブル 宥「?」 446 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 01 28 05.77 ID jm43YAMro [10/13] 445 ○魂の佐々木をイメージすれば容易やで ~~なんやかんやで~~ 宥「松実宥です」ペコリ 京太郎「須賀京太郎です」ペコリ 社長「ほら、いっはほうひひゃいひゃ!」ボロボロ 久「はい、手当しますから大人しくしてくださいねー」ペタペタ 竜華「ふぅ」スッキリ 煌「(鬱憤が溜まってたんだろうなぁ)」クワバワクワバラ 久「でも来年から大学に通うためにバイト先を探していたなんてねー」ペラペラ 京太郎「それでたまたま社長のスカウトに引っかかるなんて偶然ですねー」ペラペラ 社長「は、はひょうはへ?」 宥「?」 煌「気にしないで大丈夫ですよー」ペチペチ 社長「いひゃひゃっ!?」 京太郎「いやでも、宥さんみたいな人が来てくれて凄く嬉しいです」 宥「うぇ?」 京太郎「これから、よろしくお願いします」 宥「う、うん! こちらこそ!」アセアセ ダンッ!! 宥「!?」ビクッ 竜華「……ちょい待ち」ゴゴゴゴッ 京太郎「りゅ、竜華さん?」ビクビク 竜華「他のみんなは認めても、うちはまだ認めてへんよ」 宥「あの、その……」オロオロ 竜華「松実さん、本当にメイク出来るん?」 宥「え?」 竜華「……今ここで、テストや!!」デデーン 一同「!?!?」 449 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 01 36 54.91 ID jm43YAMro [11/13] 京太郎「いや、テストっていっても」 竜華「これだけは譲らへん」プイッ 京太郎「竜華さん!」 竜華「(うちやって、ずっと頑張ってきたんや……それを、こんなぽっと出に奪われるなんて)」ギリッ 久「別に乗る必要ないわよ?」 煌「これから徐々に覚えていけばいいですよ」 宥「……」 京太郎「宥さん?」 宥「……やります!」 一同「!?」 竜華「……ええ度胸やな」 京太郎「いつの間にか竜華さんが着物着てる?!」 竜華「そない言うならテスト、やりましょか」 久「えー?」 竜華「せやけど、うちの代紋背負うには……並大抵の覚悟じゃあきまへんで!!」デデーン 煌「あの、それは何キャラなんですか?」 竜華「なんか、姉御キャラ的な感じで……」エヘヘ 京太郎「あははっ、可愛いですね」 竜華「」ボシュゥゥゥ 煌「おー真っ赤」 宥「あったかそう……」 社長「本題に入りなよ」 454 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 01 47 55.77 ID jm43YAMro [12/13] こうして、新メンバー松実宥の入所テストが開催されることとなった 新たな課題、ギャ○ビーのCM それを乗り越える為には絶対に必要不可欠な専属メイク 果たして宥は竜華に認めて貰うことが出来るのか!? 竜華「(絶対に認めない……)」ギュッ 宥「……」メラメラ 勝利の女神はどちらに微笑むのか!? 京太郎「よっしゃ気絶キター!!」カチカチ ←ハンマー 煌「尻尾切りますねー」カチャカチャ ←双剣 久「水冷弾速射!」 ←ライトボウガン 社長「よーし社長、気刃斬りしちゃうぞー」カチカチ ←太刀 京・煌・久「やめて!」 社長「(´・ω・`)」 果たして社長は上位ハンターになれるのか!? 続く!! 487 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 23 04 50.62 ID exDt26Yzo [2/5] ~~なんやかんやで~~ 久「それじゃあ、松実宥さんの入所テストを始めるわよー」 社長「うむ」 煌「対決方式は至って簡単です」 京太郎「ほうほう」 煌「松実さんが京太郎君をメイクして、それを私達が評価します」 久「私、花田さん、社長の三人ね」 京太郎「あれ? 竜華さんは?」 久「まぁ、公正な判断の為ということで」 宥「頑張るよ~」ポワーン 竜華「……」ジェラジェラ 京太郎「それじゃあ宥さん、よろしくお願いします」ペコリンチョ 宥「うん!」 竜華「……」 久「それじゃあメイク終わったら呼んでねー」カチカチ ←ライトボウガン 煌「尻尾切れましたー」カチカチ ←双剣 社長「角が折れたよ君ィ!」カチャカチャ ←太刀 淡「属性開放突き!!!」カチカチ ←スラッシュアックス 竜華「……(うちもやりたい)」ウズウズ 宥「ホットドリンク飲みたいなぁ……」ウズウズ 京太郎「あの、早くメイクを」ポツーン 491 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 23 18 50.30 ID exDt26Yzo [3/5] 【メイクタイム】 宥「どんな風にしようかな」ペタペタ 京太郎「あの、決めてないんですか?」 宥「うん。でも、任せて」チョキチョキ 京太郎「あの、髪を切られてるような気がするんですが、それは大丈夫なんですかね?」ビクビク 宥「あっ」ビクッ 京太郎「ファッ!?」 宥「……」 京太郎「えっ? どうなったんですか?! 一体どうなったんですか?!」 宥「だ、大丈夫だと思う……」チョキチョキ 京太郎「」 宥「これを、こうして……」ペタペタ 京太郎「あの、なんか頭がスースーするんですけど?」 宥「あっ!!!」 京太郎「!?」ドキッ 宥「……あぁ……どうしよう」ブルブル 京太郎「」 ~~数十分後~~ 宥「出来ましたー」テクテク 竜華「随分騒がしかったようやけど?」 宥「……」メソラシ 久「なんとも言えない表情ね」エー? 淡「いいから早くタローを呼んでよー」バンバン 煌「カメラは用意しました」 社長「早くしたまえ!」ワクワク 宥「じゃあ、カーテン開けるね」シャッ 一同「!!」 宥「どう……かな?」 一同「……」 どうなの? 安価↓3 00~09 クビだ! クビだ! クビだ! (残念ながら宥姉は卒業です) 10~49 え? 何かしたの? (容姿+1) 50~89 まぁ、悪くないんじゃない? (容姿+2) 90~99 こ、これは!? (容姿+3) ゾロ目 じゅんじゅわー 499 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 23 33 40.77 ID exDt26Yzo [4/5] 京太郎「じゃ、じゃーん」テーレッテレー 竜華「!!」ドキッ 煌「うーん、いいですねぇ」バシャバシャ 久「あら、男前」フフ 宥「結構自信作なんだー」エヘヘ 社長「やるねぇ」ウンウン 京太郎「あの、俺の髪型とか大丈夫ですか?」 竜華「最近伸び気味やったから、ちょうどええと思う」 久「うんうん。やっぱり須賀君はこうじゃなきゃね」ウリウリ 京太郎「ちょっ、くすぐったいですよ!」 煌「……」パシャパシャッ! 社長「竜華ちゃん、これはもう決まりでも……」 竜華「ま、まだまだ!」 一同「!?」 竜華「このくらいやったらうちでも出来るで」 宥「!!」 煌「まぁ、確かに」 久「なんだかんだ清水谷さんのメイク上手だったしねぇ」ウーン 竜華「せやから、やっぱり京太郎君のメイクはうちが……」 宥「むぅ……」プクー 京太郎「宥さん?」 宥「もう一回、やらせてくれないかな?」 竜華「!!」 r ' ´ `ヽ..、 ./ \ ./ \ / / / ! ヽ ヽ / / 从 j | ヽ ヽ ./ / / //! !| ! l ` ヽ i l i i j i l || | | |! | l ! ! .! l | j!_ _ !!j. ! l.! ! ! !! ! _ _ | ! ! ! | ! ナ! `!'!ー!-!.! | ゙卅!フ´! ヽ| ! | .| | ト !.ヽ | .! ヾ.ヽ !ゝ | 〉_ヽ\ ! | l .! | !〉!,rチテ心ヽ`' Y. \ !フテ亦ヽ、 ! ! ! | | !∥{ } { }ヽ 〉 | | | | ト! ゝ) oノ 〉.) oノ Y! ! | | ! !}.  ̄ ̄ ,  ̄ ̄ l'| | | .| | ト ! ''''' __ ''''''' ! ! j j } ! !、l /´ ヽ .j/! l / .ヽ ! ! \ { j .ノ j j / 〉、 ! ! ゝ、 ゝ、 ゝ-- ' ___ r '_/ / / 人 ./ 〉、 V, ! ヽ` ー'`- ' ´ ./ j // / ヽ ノ'´´/ \ ヽ r-っ rv-、/ / ノ /.〉`ヽ \ ,/ / ` ゝ 、.} /__./_ )-、_ rヘ´ヽ. ヽ / r'´ .ヽ ゝ../ r ‐' ./ ̄ ` '' 、)_.r´)r ' ̄ ̄`ヽ / `ー- ' { ゝ l ).ノ' Y , r' .} ノ \ .j j.{ { __,, r '´ } Y ` ./ ` ヽ、 __ l l __ ,, ' ヽ }/ \ { ゙゙゙ { ノ .| } 宥「今度は、もっとかっこよくしてみせるから!」 504 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/30(水) 23 47 29.15 ID exDt26Yzo [5/5] ~~ということで~~ 宥「……」チョキチョキ 京太郎「あの、宥さん?」 宥「うん?」 京太郎「別に竜華さんの事は気にしなくてもいいんですよ?」 宥「……」 京太郎「だからこのままでも……」 宥「あのね、京太郎君」 京太郎「はい?」 宥「私ね、京太郎君のファンじゃないけど……ドラマ、見たよ」 京太郎「ソルサキですか?」 宥「うん。氷の中だったから見辛かったけどね」チョキチョキ 京太郎「氷の中?」キョトン 宥「それで、最初はただ普通に見てたんだけど……あのシーンだけは違ったの」 京太郎「あのシーンって、まさか……」 宥「京太郎君の指揮で、氷を溶かすシーン」 京太郎「あそこですか?」 宥「……演技はそんなに上手くないし、滑舌も悪くて台詞もよく聞き取れなかった」 京太郎「」ガーン 宥「でも、でもね?」 京太郎「……?」 宥「凄く……あったかかったの」ギュッ 京太郎「!」 宥「うまく言えないけど、それがなんだかしくて。いても立ってもいられなくて」チョキチョキ 京太郎「宥さん……」 宥「京太郎君をもっとあったかくしたいって、思ったの」 京太郎「……」 宥「だから、私負けない」ギュッ / / / . . .八 . . . . .| | | . | | ‘, ' / | | | . .| | | |\ _ | . | | ‘,. i ハ | | ∧ l ハ T〔 ̄「 | | . | | . . .|. | | | . | | 无Τ Г| ト、 N ヽ|\ | . | | . . .|. | | | . | | | V \ l |/ \ | ,ィ㌘宥ミx | . | | . . .|. | | V . | V |〃示芯ミx \| ♭ Л Ч | | . . .| ヽ| V | ヽ癶{ ♭_,Л 乂こシ 个 |\| . . .| \ | メゝ弋こソ | . .| | . .| | ハ , /i/i/i/i | | | . . ′ | } /i/i/i | . .|ノi , | . | . . / / . . . ./ | . 込、 .-- | . . . / / イ | 兮 、 /| . / / | | . . . .> イ__,./ . 厂7 . .| | . .「 ̄. . ≧=一≦¨´.. .. ../ . // /ヽ| ヽ . .|.. .. . . . . . . . . . . . .. ../ . 〃 . . ./. . . . \ ∧ |.. .. . . . . . . . . . . .. ../ . /! . . . ./ー───‐\ /. . \ |.. .. .. .. .. . . .. .. .. ..厶// . ./.. .. .. .. . . .. .. .. ..` 宥「頑張るよー!」 京太郎「そんな、俺なんて……」 512 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 00 08 15.80 ID ESOhLjd9o [1/10] 竜華「……」 煌「少し、意地を張りすぎじゃないですか?」クスクス 竜華「別に、そんなつもりは……」 久「気持ちは分かるけど、あれじゃ逆効果じゃないかしら」 竜華「でも……」 煌「清水谷さんのこと、京太郎君はちゃんと見てますよ」ニッコリ 竜華「!」ドキッ 久「不器用なのよねー。女の子の気持ちを全然分かってないんだから」ハァ 竜華「……」モジモジ 煌「でも、うかうかしてると取られますよー」ウフフフ 久「勝負の世界は厳しいからねー」ニヤニヤ 竜華「うぅっ……」 淡「わりとどーでもいいー。早くタローと遊びたいー!」ゴロゴロ 社長「淡君、クシャル手伝ってよ! お願い!」 淡「ヤダ」 社長「」 宥「お待たせー」トテトテ 竜華「!!」 淡「遅いよー」バンバン 煌「どうですか?」 宥「……」 久「無言は自信の表れかしら? それとも――」 竜華「……開けるで」スッ シャッ 一同「!!」 宥「……」 どうなの? 安価↓3 00~39 竜華「ダメやな」 (容姿+1) 40~69 久「え? 雅治!?」 (容姿+2) 70~89 煌「すばらっ!!」パシャパシャッ (容姿+3) 90~99 京太郎「これが……俺!?」 (容姿+5) ゾロ目 あわあわ絶頂不可避 524 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 00 19 39.64 ID ESOhLjd9o [2/10] 一同「……」ガクガクガク 京太郎「あれ? みんなどうしたんですか?」キョロキョロ 宥「どう、かな?」ドキドキ 淡「」ブルブルブルブル 京太郎「淡?」 煌「きょ、京太郎君……鏡を」スッ 京太郎「あ、はい。どれどれ」 ____ } / ‘, \ ‘, \ ‘, ', { ハ , {、 ', | /} { }i、 { \ \ ', | { ≧x}i∨ {. \x≦ ', Ⅵ 示苅≧x∨ { x≦芯示 ', /{ | 込zりヾ丶 { 〃 込zり }}\ ', ∧∨{` ‐-- i\ `¨ -‐' /\ .、 ;ヾ } -' / 丶 } . { /-‐ ../ 丶 、_ __, ′ ', /} .、 /\ }\ }/ム / } \ / { }ニニ、、ニニニ,/ 、_ イ 丶/ニニム.‘,ニニ, /ニニニ/ニニマニニ,, /ニニニニ/ニニニニマニニ/ くニニニニニ/ニニニニニマニ,/、ー‐、 , -‐/ ∨ニ,/ニニニニニニニニ\ ー―――' / ∨ニニニニニニニニニニニニ,\ ̄} / ̄´ /ニニニニニニニニニニニ〃ハニ{i }./ /ニニニニニニニニニニニニニ弋ツニ/ / }ニニニニニニニニニニニ 京太郎「これが……俺!?」 宥「えへへ、カッコいいよ」 久「」ソワソワソワソワソワソワソワ 社長「なんということだ、なんという……」ワナワナ 京太郎「凄いですよ宥さん! 今までと全然違う方向性ですねこれ!」 宥「やった!」 竜華「」 淡「」アワアワアワ 527 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 00 29 56.93 ID ESOhLjd9o [3/10] ~~そんなこんなで~~ 竜華「」 京太郎「ということで、宥さんの歓迎会です!」パチパチ イェーイ! ドンドンパフパフ! 宥「ありがとう……」ウレシイ 社長「松実君の為にわざわざこたつを用意したよ」ホッホッホ 淡「鍋だー!」ワーイ 久「こら、まだ蓋取っちゃダメよ」 煌「はい、ジュース」コポコポ 淡「ありがとースバラ。義姉ポイントあげる」カキカキ 煌「?」 京太郎「それにしても宥さん、凄いですね。どこかでメイク習ってたんですか?」 宥「ううん、習ってないよ」 久「それにしては随分といい手際だったわね」オドロキ 宥「いつも玄ちゃんとかにしてあげてたから」モゾモゾ 久「照れなくてもいいのに」フフフ 京太郎「可愛いですねー」イヤサレルー 宥「あぅ……っ」モゾモゾモゾ / | | ハ | ii ヽ / / | | / /| | i.i ヽ i / | | / /_Lノ| | |.iヽ ヽ | / / | | _; r- ''ナ´| j.| j| | i 〉 ヽ ル 1 j j / | , r ' ´ ノ / _.j j | /| j`\ 1 i i / j / | |´ // / .j / | /.j / 、 |.1 ヽ | |.i | / | | | ///--- j/__j / j / .|i .| | j i |/ | ノ| | /_イr===t''ヾ / ノ /'' __.'_ .| / リ リ iリ | / | //o心 ミリ`/ / /' ==ミ、j ノ| / / / i |/ | |∥ .《毛 卅ii ' '´ ワ ミヾ |i ノi ノ i | '´`ヽゝ |.` つゞ 乍彳 ii リ }.///r' i |´⌒ヽ | | 弋 少 .っ ノ '7 | i | | i  ̄ ̄ .ヾ / | | ヽ | i | ///// .| | ヽ | i i ヽ ///.| | ヽ |\_ 1 i .| | ゝ_ `ゝj-1 i ,_ .| | \`'イ. ヽ 1. ゝ、____フ __.丿 | \ \ヾ 1 , r ' ´ ` ヽ、 j \ ヽ 1 , r '´ \| _ゝ、 \ ヽ , r 、ゝ -, /⌒i / .ヽ´ 1-、 ゝ- \ -/´ ヽ ヽ / .ヽ .1 .| 、 ヽ 、 / ヽ ヽ ヽ' | i | 7 ヽ、 _ノ、 ヽ 〉 〉 | / | ./ヽ 竜華「」カキーンッ 京太郎「竜華さん?」 528 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 00 38 26.64 ID ESOhLjd9o [4/10] 竜華「」カチコチ 京太郎「凍ってる……」 久「早くコタツに入らないから」ハァ 煌「それ以前の問題のような気もしますが」 宥「こうなると大変なんだよ、早く溶かしてあげないと!」 社長「とは言っても、バーナーで炙るわけにもいかないし」ウーム 京太郎「どうにかできないかなぁ」 久「あら、いい手があるわよ」ウィンク 京太郎「え?」 久「それはね……」ゴニョゴニョ 京太郎「あふんっ!?」 久「ちょっと、変な声出さないでよ!」ペチッ 京太郎「だ、だって耳が……ムズムズ」 久「……あむ」カプッ 京太郎「ひゃぁぁあん!!?」ゾクゾクッ 煌「キャプチュー!」パシャパシャッ 淡「……」ゴゴゴゴゴゴゴッ 久「冗談よ」ケロリ 京太郎「じょ、冗談じゃ済まないですってば」ハーッハーッ 久「それで、その方法は……」ゴニョゴニョ 京太郎「へぇっ!? そ、そんな事やるんですか!?」 久「ええ。それしか無いわ」キリッ 京太郎「……」 竜華「」カチコチ 京太郎「竜華さんを助ける為だ……」 恥ずかしいけど、やるしかない!! 京太郎「須賀京太郎、行きます!!」 529 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 00 44 55.60 ID ESOhLjd9o [5/10] 竜華「」カチコチ 京太郎「……」スッ ∧ | / ミミニニニ彡イ .| / |/ l / |、 | ヽ、 | /、. .|/ | / l lノ l .N ノ/ヽ ヽ', | / | lヽ | 、 |/ l l リ | ゝ-=、 l . ,' | ヽ ≧=-、 r‐=-、 /l | /l ', / /⌒Y/ /⌒Y / | | / .| ∧l.i、 ____/ / / .∧ | の う さ つ ……? | / |/ | 、 ヽ、/ / / イ .リ |/ .| . 、 / / / イ | 、 ./ / / イ.. l ', > ./ / / イ | ノ ', / / /__/ |. / ', _/ / / `Y l` < / // / / .|__ \ `` ‐-=ニ __ / / / / / .| Y  ̄ 一同「!?」 / / / ヽ、 イ-‐──/ / 、=‐-ゝ / / / / l ハ / / / イ イ /∧ | i ハ ∧ / / / ≦ハ / l イ ,' .ハ | | lヽハ < .> ∧ / イ , イ 仁_/ /、 l / |/x≦l |ヽ | | ∨ < .> / / iY/ / / / 仁不下、l / イ/仁下不 i l | ∨ /イ .| / / /イ.ヽ乂ニノ_., | / .乂ニム イ.| ト、 | /イ、ヾ ',  ̄ | / l  ̄ んノ リ | . .、__ |/ | ムイ |/| 从 ノ ∧ | スガキッス? | /l l人 、ー──‐' イ ヾ |/ .|ノ| \ ` ニニ'´ /、| ノ \ イ ※京ちゃんです イ \__/ / イ __ / ゝ、 ∧ イ Y´ `ヾ=‐-、 ` ‐- _ < .> イ 、__ .人 ) ハ --‐' ‐- 、 ∨ `≧x イ‐-ヽ、 ∧ ヽ /  ̄ ヽ=ー──-=-‐= ニニニヽ < .> i -─‐-=ニ  ̄ ̄ ‐--、__Y ∨ 人 `ヽ、____Y 煌「」ハナジブシュッ 久「あっはははっ!! ひぃ~~っ」ダンッダンッ! 淡「」ジュンジュワー 社長「お、おぅっふ」 京太郎「ど、どうだ!?」 竜華「……」 竜華「うぁ……//」カァァァァ 535 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 00 55 23.54 ID ESOhLjd9o [6/10] 竜華「な、なんやの急に……」モジモジ 京太郎「あっ、えと……?」 竜華「そういうの無しっていう話……忘れた?」ユビデカミイジリ 京太郎「あのですね、これはその」 竜華「で、でも仕方ないよね。京太郎君やって男やし」エヘヘ 京太郎「ええ、まぁ」 竜華「分かった! そこまで言うなら!」ガタッ! 一同「!?」 ... -―━━..、―- .. / \ \ / { \ \ / ∧ \ \ . / | \ 、 \〉 l | . // l l | \ {≧=┤ 从{ . __ | | l ト、从 y'´_)心}〉 / .. \\ 八{ l |∧y'心 V炒 l/ /⌒ . __ \\__ r┐\ハ八ハ`Vリ . . / /_/ . \\ /´} ∨//し' /. ∧ . ' ___ / / / . _____ 、  ̄ ', 〈 1i { / .、 Vノ / / イ . `_ー‐ァ ∨∧ \ } / 介 .. _... ´ /」__| . ゝ-‐ァ _ ∨∧ )ノ / /≠ニ二フ~ ̄Ⅴl | || . / ', ∨ } ' / / /∠二ニ=- l l | || .. ' ∨ { / /{ /∠~\ l | || \ ', ‘, _」' / ̄|从/\ \ /ノl | || \ \ ', ∨/ / ∨∧ /´ l .| || \ \ /∧ ‘, / /'∨∧/ l .|_|| {\ \ \ ..... --//∧ ‘、/ ,/⌒ヽ∨/ | 从 { \ \ \ ... {///∧ / / ̄/~~\ _ _ \ \ ̄`丶 \.  ̄| ̄‘, / / / } _/\ \ \ \. | ^`ー=彡 / ー┬ 、 \ \ \. |__ . -‐ / / \ \ \ } 〉 ノ / { \ \ \ \// { / { \ }\ }\ \ / { __〉 | \ | \}\ 〉 / }  ̄\ | } | } / /___ } \ ノ | / / /__/  ̄ ‐- { 、 \ | / /匚_/__ . -- . _ ○| \___∧ j/ ∨ ` . .___」 \○ ∧ /  ̄ .{ 竜華「一日デートや!」 京太郎「」 宥「ほへ?」 久「」ピクピク ←笑いすぎで腹筋を攣った人 煌「あの、笑い事じゃなくなってるんですけど」 淡「……」バクバクバクバクッ 竜華「い、一日だけやから! か、かか勘違いしたらあかんで、その……だから」マッカッカ 京太郎「いや、あのですね。竜華さ――」 竜華「一日だけ、京太郎くんの彼女……なってもええ?」ウワメヅカイ 京太郎「」 ああ、誰か…… この誘いを断る方法を、教えてくれ 541 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 01 01 05.44 ID ESOhLjd9o [7/10] 竜華「……」モジモジ 久「」ピクピク 煌「……」ジトーッ 淡「……」バクバクムシャムシャ 宥「???」 京太郎「こ、この空気!?」ガビーン どうする!? どうすんのよ俺!? 安価↓3 1 勿論Okする 2 だ が 断 る 3 逃げる 550 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 01 08 28.93 ID ESOhLjd9o [8/10] 竜華「デート、デートや……!」エヘヘ 京太郎「ソンナコトヨリシゴトノハナシシマショウヨ」 竜華「え?」 京太郎「シーエムノシゴトタノシミダナー」 煌「(逃げた)」 久「(逃げたわね)」 社長「(逃げたのか)」 宥「この鍋あったか~い」フフフ 淡「ふふっ♪」パクパク 竜華「え? でもデー……」 /.......... / | ハ ハ ..ノヽ..∧. /....../... / | | \ 斗-、 i ∧ '....../..{ 〃 { 弋{ 〃ヽ 廴 \ | ∧ i...../... | ト-| { \ ぅ 斗=ミ、 i | / ∧ |... 7.. | | | {_ ヽィ乏) ハ 入 φ / ∧ |ハ ヽr y 弌 弋辷ツ ′ 〉 / i / ∧ |{ i ∧〃_) ハ ` _厶ィ ハ | / ∧ |{弋 〈 ハ ゞ -'' 、 ´ } | / ∧ ` >へ i u / | / ∧ }. . -‐- 、 rー ' | / ∧ |.∧ V_ ノ イ | | / ∧ |... ゝ / | | | / ∧ |... > < 八 | | \_ |... i `¨ハ 〉 | |/ ̄ ̄ ̄〃 へ ^ヽ |... | 〉 / | | // ⌒ヽ.∧ |... |__// _/{ | | // V∧ r―|... / ./---、 ' ./ { | |_彡 ' V∧. ∧ { |... / // ̄ ̄ 7 | | |=- / V. / } ト| / 〃 / | | | ./ / V 京太郎「カエッタラギャツビーノシーエムケンキュウシナキャー」 竜華「……」 京太郎「……」 竜華「うん。頑張ろうね」 京太郎「あ、はい」 竜華「……」モグモグ 京太郎「……」モグモグ シーン 京太郎「(俺のヘタレ!!!)」ガビーン 竜華「……」ズーン 556 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/31(木) 01 16 55.35 ID ESOhLjd9o [9/10] 553 ドラマはオヅラさんです(こまけーこたぁry) こうして無事、新メンバー松実宥を迎える事に成功した京太郎 彼女の存在が吉となるのか、凶となるのか? そして―― 玄「え? おねーちゃんが京太郎君のメイクさん?」 ようやく話に絡めそうなラキスケ要員 ※忘れてませんよ、ええ 果たして京太郎はクロチャーのおもちを揉みしだくことができるのか!? 竜華「京太郎君の……ばか」 続く 616 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 21 40 14.92 ID Xi5eSw3qo [2/17] 【第二回 ぽんこつ会議】 <<スタメン発表>> 宮永咲 言わずと知れた京太郎の嫁さん! やっぱり京咲がナンバーワン! 宮永照 最近影が薄い、みんな大好きテルテル! 邪魔する奴はぶっ潰す!! 原村和 もはや竜○さんを完全に食ってしまった大天使のどっち! もうのどっち一人でいいんじゃないかな? 弘世菫 魔法少女シャープシューター菫ちゃん! シリアスだったり、ぽんこつだったり忙しいんだよねー はやり「うーん、これまたぽんこつが揃ってるね☆」 久「ということで、今回もぽんこつ会議を始めていくわよー」イェーイ 咲「……」プンプン 照「……」シラーッ 和「ふんふ~ん♪」ニマニマ 菫「……」ムスッ 久「あれ? これまたどうしたの?」 菫「色々と言いたいことはあるが、まず一つ」スッ 久「はい」 菫「私は前回で卒業した筈では?」 久「……」 菫「私はもはや、非の打ち所の無い完全無欠のヒロインと言え――」 久「……こうもり」ボソッ 菫「!?」 久「はーい、他に言いたいことある人は?」 菫「いや、まだ話は!」 咲「あの、部長」スッ 久「あら、どうしたの?」 菫「」ガーンッ 617 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 21 50 23.15 ID Xi5eSw3qo [3/17] 咲「メリットがありません」 久「メリット?」 咲「真面目に頑張って卒業しても、こうもりになるのはちょっと……」 菫「!?」 久「あー、そうよねー」 はやり「真面目に答えて、勝利しても卒業じゃ面白くないよね!」ウンウン 菫「おい! 今のはどういう意味なんだ!? 返答次第では……!!」 咲「……水着」ボソッ 菫「」ガハッ 和「私は別になんでもいいですけど」フフフ 照「何? なんなの? なんでそんなに余裕そうなの?」 和「いえ、私は別に……」 照「京ちゃんは誰にでも優しいんだからね? 勘違いしたらダメなんだよ?」 和「ソウデスネ」 照「……」ビキビキ 和「……」 はやり「殺伐としてきましたー☆」 久「もう、しょうがないわね」ハァ 菫「」パクパクパク 久「それじゃあ、今回はご褒美を用意しようかしら?」 咲「ご褒美ですか?」 久「ええ。それならやる気も上がるでしょ」 照「……」コクコク 和「私はその……」 菫「違う、アレは私であって私では無いんだ……」ガクガク 618 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 21 54 51.57 ID Xi5eSw3qo [4/17] 久「みんなやる気が出てきたみたいねー」ウンウン はやり「ぽんこつらしさを全力で見せて欲しいかな?」フフフッ 咲「でもご褒美って……」 照「それを聞かないことには始まらない」 和「それもそうですね」 久「ふふふっ。ご褒美ね……」バサッ 一同「!!」 久「これよ!!」 プラカード「」デデーン 和「!!」 照「!?」 菫「」ブツブツブツ 咲「こ、これがご褒美……」 ご褒美ってなんぞや? 自由安価↓3 (本編と全く関係無いので、な ん で も いいよ) ※ただし、内容によっては深く掘り下げません 623 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 22 06 55.88 ID Xi5eSw3qo [5/17] プラカード「京ちゃんの体」デデドンッ 照「!!」ガタタタッ! 咲「え? ええっ!? きょ、京ちゃんの体……//」カァッ 和「SOA!!」 菫「え? 京太郎君の体だと?」 久「えー、ちなみに解釈はそれぞれが思ったとおりで結構です」 はやり「なんてこったい☆」 照「……」ゴゴゴゴッ 咲「だ、ダメだよお姉ちゃん!!」 照「止めないで咲。私はもう、この身を京ちゃんに捧げる準備は出来てる(照だけに)」キリッ 咲「ダメ……させないよ」ゴゴゴゴッ 和「体って……そんな、まだ早いですよ……//」イヤンイヤン 菫「(部室の掃除でも手伝わせるかな)」ウンウン 久「ぷくくくっ」ニマニマ はやり「はいはーい! それじゃあ次はお題の発表だよ!」 一同「!!」 はやり「今回のお題は……これ!!」デデドン お題安価↓3 1 昨晩のオカズは? 2 京太郎のいいところ 3 ぶっちゃけ京太郎とお似合いだと思う人 4 自由安価 628 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 22 20 18.08 ID Xi5eSw3qo [6/17] はやり「今回のお題は……これ!!」デデドン プラカード「京太郎のいいところ」 照「……」カリカリカリカリカリカリカリカリ 咲「……」キュキュキュキュキュッ!! 和「す、凄いスピード!?」ビクッ 菫「いいところか……」カキカキ 久「従順なところ」 はやり「若くて活きがいいところ」 煌「冗談ですよね?」ズイッ 久「もろ」 はやり「ちんっ☆」 煌「……」 ~~なんやんかんやで~~ 久「はーい、終了ー」 はやり「みんな書けたかな?」 一同「……」コクコク はやり「はい。それじゃあ、順番に発表していくよ!」 久「優勝目指して頑張ってねー」 照「……」フフフ 久「それでは自信満々な宮永照選手のカードを、オープン!!」 コンマ安価↓3 ゾロ目で優勝 00~09 「全て」 10~49 「言葉に出来ない」 50~89 「誰よりも優しいところ」 90~99 ??? 632 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 22 27 42.30 ID Xi5eSw3qo [7/17] 照のカード「」ゴッチャァァ 久「あの、書き込み過ぎて何がなんだか分からないんだけど」 照「用紙が足り無い。もっと大きいものは無いの?」 はやり「ごめんねー」 照「じゃあ。これだけでいい」キュキュキュッ トンッ 照のカード「誰よりも優しいところ」デデーン 咲「……」コクコクコクコク 和「……」コクコクコク 久「おーっと、これにはとなりの二人の頷いてるわね!」 はやり「実際そのとおりだと思いますよー」 照「京ちゃんの優しさは宇宙(至言)」 咲「異議なし」 和「閉廷不可避」 菫「うーん、確かに立派だとは思う」 久「中々の高評価のようね」 はやり「それでは次に妹の宮永咲さんのカードをオープンしまーす!」 咲「……」ドキドキ コンマ安価↓3 ゾロ目で優勝 00~09 「全て」 10~49 「言葉に出来ない」 50~89 「えっちなのに、えっちじゃないとこ」 90~99 ??? 640 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 22 37 58.70 ID Xi5eSw3qo [8/17] 咲のカード「えっちなのに、えっちじゃないとこ」 久「ん? どゆこと?」 はやり「???」 照「」コクコクコクコクコクコクコク!! 和「???」 菫「??」 久「宮永さん以外は微妙な反応ね」 咲「やっぱり説明した方がいいですか?」 久「是非ともお願い」 咲「えっと、京ちゃんってすっっっっっっっごくスケベじゃないですよね?」 久「ええ、すっごく」ウンウン 和「それはもう」ウンウン 菫「当たり前だろう」ウンウン 咲「誰彼構わずすぐスケベなこと考えて、暴走するんですけど……」 久「それじゃ悪いところじゃないの?」 咲「その、そんな京ちゃんでも……私に対してはそういうこと、しないんです」モジモジ 一同「?」 照「うんうん」 咲「これって、やっぱり……私の事、大切にしてくれてるからかなって」カァァァ _........----......._ ,. ´ ` 、 / 、 ' , 、 ヽ / / / | | ∧ .' ' / / , イ | } | | ∧ , | / /l / / } , .イ / } } ! . | | / { _/_}ム/ / /、_| _/ / / | . { / | ィ´}//イ /} / / }/`ヽ イ ' 〉, , { | ,ィ斧汽 /´ ィ斧汽、} / |\ | {八 { \ { ヒこソ ヒこソ イ | \} | 乂ム . . . . . . .、 . . . ムイl / 从{∧ _ _ 人 ∧{ |/ > ../^} /⌒l、` .イ } ./ リ ___/-'-'-- 、/〉「-、/ ' ,.. < {======ミ`ヽ|〉 ` ...._ /⌒\\ /`ヽ ∨, { >-、 {==、 { \/ 〈7 ー、{ ̄| //,ィ^. , \Ⅵ / | , /イ . ./ ∧ { `| 、 |_/= ´イ . . ,イ / } | Ⅳ \ | ̄´ . . . /= }イ | | / } /-r ´ | 照「分かるー、分かるよ咲ー!」ジィーン 咲「えへへ、そういうことは結婚してからだもんねっ!」ニパァァ 照「京ちゃんは宮永姉妹を大切に思ってる。はっきり分かるんだね」ニパァァァ 一同「(それは単に宮永姉妹の魅力が……)」アエテイウマイ 久「ま、まぁそういうこともあるわよね」ヒクヒク はやり「そ、そうですね!」アセアセ 641 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 22 39 00.65 ID Xi5eSw3qo [9/17] 訂正 咲「えっと、京ちゃんってすっっっっっっっごくスケベじゃないですよね?」 ↓ 咲「えっと、京ちゃんってすっっっっっっっごくスケベじゃないですか!」 or 咲「えっと、京ちゃんってすっっっっっっっごくスケベですよね?」 混ざったって、はっきり分かんだね 645 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 22 48 13.74 ID Xi5eSw3qo [10/17] 久「それじゃあ次は和ね!」 和「次は私ですか」 咲「京ちゃん、えへへっ……」モジモジ 照「京ちゃん私にとってアポロンでした」 久「(トリップしてるわ)」ドンビキ はやり「そろそろ珍回答が見たいかなーって」 久「そうですね。面白みが無いもの」 ヽ./ , ヽ ヽ冫 | / / /」 /} }゙`「丁ヽハ ! ! ! }-ィ |_,'_,,|-‐''/ / / .} /.| | | /. } | | . リ !.|. ト.、 ,. ──‐、 ト、 ィ゙ | |\/ //. / / ! !/!/ !从 /| .| !∧冫 //´ ̄ ̄ヽ', |人小|ヽ !.ィ爪沁ヽ. /./ /,.イ爪心ヽ.! イ/.//′ U } } l ヾ |/{ ⊂. ′ ´ ! ィ./ ト,ムノ ! , ,' ' γ⌒ⅵヽ弋二;;ノ ゝ-.″ | } | //', { ` 、 レ′ !. { !..',\ ノ ! U | `ー´\ ,. , / ! ! ! ! |. ` 、 ./| . ! ! ! ! ◯ | }` .. __ , イ | | | | | | } ィ‐┤. ├ .、| | | | | { 和「うーん、期待に添えられるでしょうか?」 菫「いや、添えてはいけないだろう」 久「(やはりぽんこつ)」 はやり「それでは原村選手のカードをオープンですっ!」 コンマ安価↓3 ゾロ目で優勝 00~09 「全て」 10~49 「言葉に出来ない」 50~89 「えっちなのに、えっちじゃないところ」 90~99 ??? 670 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 23 06 29.37 ID Xi5eSw3qo [12/17] 和のカード「」マッシロ 久「あれ? 何も書いてないじゃない」 はやり「棄権かな?」 和「……あの、色々考えてはいたんですけど」 咲「和ちゃん?」 和「須賀君のいいところって結局、こういうことだと思うんです」 菫「???」 照「どういうこと?」 和「須賀君の持っているいいところって、他の誰でも出来ることばかりなんですよ」 一同「え?」 和「須賀君よりカッコいい人もいるし、優しい人も、努力家な人も……」 照「ありえない」 咲「そ、そうだよ!(便乗)」 菫「私はまぁ、分かる気がするな」 久「和、それで?」 和「それなのに彼が一番だって、須賀君が一番いいんだと思ってしまう。それはきっと……」 はやり「きっと?」 和「須賀君が真っ白だからだと思うんです」 一同「真っ白?」 和「何をするにも純粋で、自分の為って言いながら……結局は誰かの為に頑張っちゃう」トオイメ それで身も心も汚して、ボロボロになっても……いつか元通りになっている 絶望に落ちても、這い上がって……今もどこかで誰かを幸せにしてる まるで、洗いたての洗濯物のように……いつでも、キレイな心でみんなを包んでくれる 咲「……」ギュッ 和「そんな須賀君だから応援したいし、見つめていたい。ずっと傍にいて欲しい」 照「……」ブルブル 和「それに、そんな須賀君だから……好きになってしまったんです」 久「……」グスッ 和「だから、私の答えは……これです」ウツムキ はやり「うん……」 和「途中から、何を言いたいのか、わからなくなって……」ポロポロ 久「……いいのよ」 和「ごめっ……なさいっ」グスッ 咲「……」パチパチパチ 和「えっ?」 照「……」パチパチパチパチ 和「!」 久「素晴らしい答えをありがとうね」ウィンク 和「え?」 676 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 23 12 22.45 ID Xi5eSw3qo [13/17] 咲「負けたよ和ちゃん」 和「咲、さん」 咲「でも、次は絶対負けないよ!」 照「私も、もっと京ちゃんの事をよく見る」ウンウン 和「二人とも……!」ジィーン 久「ふふっ。みんな文句は無いようね」 はやり「うん、そうだね!」 パンパカパーン 久「優勝は、原村和!!」デデーン! 和「え!?」 照「おめでとう!」 咲「おめでとう!」 はやり「おめでとう☆」 和「そんな、私なんかが……」ウルウル 久「ほら、須賀君が待ってるわよ?」 はやり「控え室にいるから、早く行ってあげて☆」 和「は、はいっ!!」タタタッ ガチャッ! バタンッ! 照「……悔しいね、咲」 咲「うん、すっごく悔しい」 照「頑張ろうね」ギュッ 咲「うんっ! 絶対、負けないんだから!!」 久「ということで、第二回ポンコツ会議は終了よ!」 はやり「第三回もお楽しみにー!」 四人「イェーイ!」パチパチパチパチパチパチ 679 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 23 13 56.42 ID Xi5eSw3qo [14/17] / ./{ミミ . . .彡≧ . .\ / . /´ . . . . . . . . . . . . . . . .\i / ./ ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ ′ . / . . . . . . . . . | . . . . ヽ. . . . . . . . . , . . . ′. . . . . . . . .| .| . . . . . |. . . . . . . . . . . .| . . . . | . . .| . . | .| . . . . . | . . | . . . . . . . i...... . |..... . .| . . .| . ハ| . . . . . | | .| . |......... | | . | .八 . ./7 /|/ ノ| . . . /| | .| . | . . . . .ハ | . | . . . .Tイ示气  ̄ 示气T . . . . . | . | . . . . . ` ヒ...リ ヒ..リ | . . .| . .| | . | . . . . ∧ . . .| . .| | . .\ . . .∧ ' . \ | . .| | . . . . \ .∧ -- ム . . .| . .| | . . . . . . . ≧ . ..、 イ . . . . .| . .| | . . . . . . . . . . . . .| > <| . . . . . . . .| . .| | . . .| . . . . >-j f\ . . | . . .| . .| | . . .|>イ く }l | . . .| . .| | / \_ __|l i . . .|\ /\ \ / | . . | \ 久「撤収ー! お疲れさーん」 はやり「お疲れ様です☆」 咲「帰ってご飯食べようよ!」 照「うん、たまには二人で水入らずだね」 テクテク スタスタ ,. '" ,. 、\ ,. -‐ 、 / / ` ´` \ / \ヽ ,.' ' / i ! ヾ / ' l / ,'./ l. !| ! ゙ l ' / .l / // 'l l ! l ! !l. ' .' l/ ー '-―_-' リ└- _!,!_ ! ! ' l l イ~~~下 ,.二、、ー,、/l! l l .l l ヽ ノ 'i リ ヽ.! l. l | ! l! ` " l l ゑ? l l ー- _! , l l.!. l ! | ト、 |! l l ! .l.ヽ , ― 、 ,. | ` ┘ l ! !.l 丶 ⌒ .イ ! ! l l ! .! < .!. l l ! ゙、 i ` ´ ! l l ! ヽ 、 .! ! ! l /ヽ. ヽ \ l、 ! l l./ 、 丶 ヽ. \ヽ` 、 l ,.' 丶ヽ ヽ \_.ヽ、 ノ. l ヽ\ \ ヽ ヽ\ 、 l \ 丶 \ヽ ヽ. l i ヽヽ. \、. ヽ . l / l ヽ ヽ ヽ.\. ヽ lヽ. / l,' ` ヽ. ヽ \ ゙ ! ! 688 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/01(金) 23 26 01.82 ID Xi5eSw3qo [15/17] 【おまけ】 ガチャッ 和「す、須賀君っ!!」ハァハァ 京太郎「ん? どうした和、そんなに息切らして」クルッ 和「あっ、えと、その……」カァァ 京太郎「??」 和「な、なんでも言うこと聞いてくれるんですよね?」 京太郎「お、おう? 俺に出来ることならなんでもいいぜ?」 和「それなら……そ、そそそその!!」 京太郎「落ち着けよ」ギュッ 和「あっ」ドクンッ 京太郎「俺はどこにも逃げないからさ」ギュゥゥ 和「……うぅっ」ギュゥゥ 京太郎「バカ、泣くことないだろ?」ナデナデ 和「はいっ」グスッ 京太郎「それで……俺に何をやらせるんだ?」 和「……それじゃあ、一つだけ」グスッ 京太郎「おう!」 | . . . . . . ./ // _/_/〃 // _厶 / / / イ | ヽ . . .\ | . . . . //// / / ̄厂ノ「 / | / ム /| | | | ト、 . . . .\ 人 . . . 〃 / イ ノ≧=≠=ミ、 { | | | |\ | | | | | . / ヽ _ /⌒ヽ_/_ノ| | | {〈 っ てう }∨ | | ! リ、j\.ノ イ | |/ こ| / ∨ 私 | . . . .ノ lハ. |⊂つ-- 'っ. ト ハj ≧=ミ、り\/ / .イ !| の | / 離 を >/ V、_ト|ノシ . . . . . . . . . . . . . ..ゝ... ぃ rう \/ / / j / .| ま| | さ : Г |ハ {{ . . . . . . . . . . . .O\ ‐' ノj〉` ノイ/ . . | ま | ,.| な : j | {{ ' . . . . . . . .と^つ/ /〃人_/ゝ ノ/| い ト__ ノ ノ し 、─- 、 . . .j } // ノ /∧ . . . . .  ̄| ヽ で / / / / l\ ヽ _ ヽ んノ∠- ' / 八 . . . . . .__ . /\ _.人 / / ./ .| \ _ ひ / / / ハ _/| |//./  ̄ ∨ / / |\ ` ー─ フ´ / /\' / | | |. / /. | | |\ |ヽ __/ / / } | | | |/ / | | |\\ | ` ー─‐/ / / / / | | | ゝ ゝ 京太郎「……ああ。いつまでだって、こうしてやるさ」ギュッ 和「須賀君……ありがとうございます」ギュゥゥウ こうして、二人はスタッフが迎えに来るまでずっと…… 抱き合い続けたとさ めでたしめでたし
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230 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 19 19 46.96 ID /EBP4uSso [2/15] 【番外編】 ~独身女性雀士が選ぶ 抱かれたい男ランキング~ パーラララッラー!! 司会「ということで始まりました! 独身女性雀士が選ぶ、抱かれたい男ランキング!」 \ワーッ!/ \キニナルゥー!/ 司会「20XX年度の今回も、一流雀士の方々がゲストで来られています!」 \キャー!/ \パチパチッ!/ 健夜「ど、どうも」 咏「ども~♪」フリフリ はやり「楽しみですねっ☆」 良子「よろしくお願いします!」 理沙「期待!」プンプン 靖子「カツ丼んまい」モグモグ モジョォ~ン 司会「うーん、なんだか凄まじい迫力を感じますねー」 \カワイイー!/ 司会「それと今回は、来年度よりプロリーグで活躍予定の新人さんも来てくれています」 \ダレー!?/ \キニナルゥー!/ 司会「それでは登場して頂きましょう、この方です!」 安価下 一番コンマが大きい人 ※ゾロ目は確定 ↓1 怜 ↓2 照 ↓3 菫 ↓4 智葉 ↓5 晴絵 ↓6 洋榎 ↓7 末原 239 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 19 45 54.20 ID /EBP4uSso [3/15] 司会「それでは登場して頂きましょう、この方達です!」 \パチパチパチパチ/ 洋榎「うちやでー!!」デーン 恭子「どうも」ペコリ 司会「おー、若い二人ですねー!」 \カワイー!/ \キャー!/ 司会「やっぱりこう、若い人がいた方が――」 健夜「……あ?」ゴゴゴゴッ 靖子「……」ガツガツガツ はやり「何を言ってるのか分かんなーい」マガオ メラメラメラメラ 司会「」 咏「必死だねぃ」 良子「二人共、気にしないでいいですよ」 洋榎「全然しとらんけどなぁー」 恭子「アホ、少しは口閉じぃや」 洋榎「恭子は気にしすぎやねん」 ワイワイ 司会「お二人は同じ高校出身で、同じチームに所属することが決まっています」 洋榎「来年から頑張るでー!」 恭子「よろしくお願いします」ペコリ \ガンバロウネー!/ \イイワー!/ 健夜「若さってなんだろうね……」 はやり「……」 241 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 20 08 41.67 ID /EBP4uSso [4/15] 司会「独身女性雀士に聞いた、抱かれたい男ランキング! 果たして順位はどうなっているのか!?」 \キニナルー!/ 司会「ゲストの皆さんにも投票を頂いておりますので、お楽しみに」 \エーッ!/ 良子「正直、テレビでこういうことを明かすのは気が引けるんですが」 健夜「若いね、良子ちゃん」フッ 良子「ワッツ? どういうことですか?」 健夜「ここで恥をかくだけで今後、その俳優さんと共演出来る可能性が上がる……」ニッコリ 良子「え、ええっ?」 健夜「つまり! 憧れのあの子に会えるチャンス!」グッ はやり「番組的にも美味しいからねっ!」 靖子「(カツ丼うまい)」モグモグ 咏「べつに自分から会いに行けばよくね? しらんけど」アキレ 理沙「共演!!」プンスコ! 洋榎「先輩にも色々おるんやなぁ」 恭子「対局時とはえらいちゃうでー」 司会「さて、そろそろ気になるランキング発表と行きましょう」 \ハヤクゥー!/ \ミターイ!/ 司会「それでは十位からの発表です!」 \キャー!/ はやり「(京太郎君は入ってるかなっ?)」ワクワク 安価一桁↓3 一桁=順位 0は10位 247 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 20 27 17.96 ID /EBP4uSso [5/15] ~~そんなこんなで~~ 司会「はい、ということで五位は人気急上昇中のSTORMのまつずんさんでしたー!」 \キャー!/ \ダイテェー!/ 健夜「興味ない」 はやり「うーん、ここまで微妙かなぁ」 良子「そうですか? 粒ぞろいだと思いますが」 靖子「演技派がいないな、やりなおし」 咏「まだまだだねぃ」 理沙「残念!!」プンスコプンプーン \エエーッ!?/ 司会「おやおや、10位から5位まではお気に召さないようですねー」 \タカノゾミスギィ!/ 司会「新人のお二人はどうですか?」 洋榎「ダーメダメやな! うちのダーリンがおらへんし!」 恭子「妥当だと思いますわー」プークスクス 司会「へぇ、愛宕プロは気になる男性芸能人がいるんですか?」 洋榎「そりゃもう! ファンクラブに入っとるくらいやしなぁ」デレデレ 司会「はぇ~」 \オモシロイカオーー!/ \イモウトノホウガキレイー/ 洋榎「うっさいわ!」クワッ ガ゙ヤガヤ 健夜「(京太郎君まだかな……)」ソワソワ 司会「さて、お次の4位の紹介なんですが……なんと! この会場に来てくれています」 一同「!?」ガタッ! 司会「それでは、第四位の発表です。どうぞっ!!」 \キャアアア!/ \ダレェェェ!?/ ザッ! ,. ⌒ヽ、/⌒ 、-- 、 /_,..- ヽ ` 、 / /´ / ∨ \ , ´ / ,' 、 ヽ / , , / /| | . | | | ∨ _/ / / |_|__'_| | _}_|_|_| | |  ̄ ̄´/ イ ' { ´| |/__{ | , ´/}/_}∧ | | | / / , rⅥィ笊 从 {∨ /ィ笊_ヽ}/、 | | / イ ∧{ 从 Vり \∨' Vり /' / ∧{ ´/イ }从lム ; \ ,ノ / \ | ∧ ∧,イ Ⅵム ー - イ // _ヽl\ //イ__ |////} ` ー ´「////| |////| . / |/[__}/| ,...<////∧ , |/////> 、 , <///////////\ ///////////> 、 , </////////////////}____{/////////////////> 、 //////////////////////| |////////////////////∧ {/////////////////////∧ ,'//////////////////////} |//////////////////////∧ ////////////////////////| 京太郎「ど、どうもっ!」ガチガチ 250 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 20 34 39.82 ID /EBP4uSso [6/15] 司会「テレビドラマ、SOUL CATCHER(saki)で人気急上昇中の、須賀京太郎君でーす!」 \キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!/ \ダイテェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!/ \コッチミテェェェェエェ!! オネガァァァァァイ!!!/ 健夜「京太郎くぅぅうううん!!」 靖子「へぇ、やっと来たか」ニッ はやり「妥当だねっ☆」ニコニコ 咏「遅いっての、バーカ」ヤレヤレ 理沙「待ってた!」プンプッププン 良子「ノーウェイ、来てしまいましたか……」ハァ 洋榎「っしゃおらぁぁぁぁぁ!! きたでぇぇぇ!!」ガッツポ . /. . / ', r { r ヽ. / / \\ \い ',. /. / 、_\--ー‐‐一 '. Λ./ / ` ', / '. -/‐‐'' ,. -‐‐-、 i .}> ′ イ′ -ミ \| .}\ { f } | i `ー 、 i / -ミ | | | | } |/ f } 乂__ノ ノ | | | i{ | | | | | 八 乂__ノ , | 人 | .‘, | / Λ. | . // / / ,. | Λ r つ //! / / .;,. | . //| / / } | |i =-. // .| / / 八 | 八 =-. . .. イ {{- 十 .{ .{ / |/ \ ノ_-=' ̄¨|八.,八 \ / |i \ 厂7/ | \ \ \ / 恭子「は?」 京太郎「み、皆さんお久しぶりです!」カチコチ 司会「おー、そういえば三尋木プロは共演されていましたね」 咏「まぁねぃ」ブイッ 京太郎「本当にお世話になってます」アハハ \ンァー!!/ \イキマスヨーイクイク!/ 恭子「……」ギリッ 254 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 20 47 57.83 ID /EBP4uSso [7/15] 司会「ちなみに、小鍛治プロ、三尋木プロ、瑞原プロ、藤田プロ、愛宕プロの回答は須賀京太郎君でしたー」 \エェェー!?/ 京太郎「え、ええっ!? ほ、ほほほホントウですか!?」ドッキィン! 健夜「っ~~//」カァァァッ 咏「ま、冗談みたいなもんだけどねぃ」ニヤニヤ はやり「あはっ♪」 靖子「カツ丼食べるか?」ホレホレ 洋榎「ずぅぅぅぅっと好きやでっ!!」バァァン! 京太郎「うぅっ、なんか嬉しいっす」グスッ \カワイィィィィィ!!/ 良子「アイキャント、私には理解できそうにありません」ハァ 京太郎「うぅ、もっと精進します」メソメソ 良子「ま、まぁ……嫌いというわけではないですが」プイッ \イタコノヨウヘイカワイー!/ 咏「ツンデレめ」グリグリ 良子「す、ストップ! やめてくださいっ!」カァァァ! 恭子「……」ジィーッ 京太郎「オレ、これからも頑張ります!」メラメラ 司会「はい、頼もしい一言をありがとうございます」 恭子「(なんなんや! なんなんや須賀京太郎!!)」メラメラメラメラ 京太郎「?」チラッ 恭子「(いつもいつも、うちの邪魔ばっかしてからに!)」ゴゴゴゴッ 京太郎「(なんかすっごい見られてるな。って、あの人確か……)」 恭子「(うちは、うちだけは絶対にお前なんか――!)」 京太郎「(挨拶しておくか)」クルッ 恭子「!?」バッ 安価↓3 00~29 恭子「……」ツーン 30~59 恭子「どうも」プイッ 60~89 恭子「よ、よろしく……」ドキッ 90~99 恭子「は、はいっ……//」キュンッ ゾロ目 恭子ED 259 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 21 03 04.81 ID /EBP4uSso [8/15] 司会「末原プロは何かありますか?」 恭子「えっ?」 司会「須賀京太郎君に対して」 恭子「え、いやっ、その……」 一同「?」 京太郎「……あの」 恭子「!?」 京太郎「末原恭子さん、ですよね。オレ、知ってます」 恭子「っ!??!?!」ビクッ ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 京太郎「全国大会の時のリボン、可愛かったですよ」ニッコリ 司会「」ドピュッ 女性雀士達「」ズキュゥーン! 会場客「」バターン! / /{/ -‐‐--..,,__ __, }八 } ― i | レ′ ¨¨ ∪ Ⅵ ! ― 可愛い!? i | . i' _,.. -=ミ、ヽ 'ー--、! 八 ― i | | ァ' γ⌒.、 .' \ //|||||||| | i 《. f } x-=ミ、 / > . . .| i i{ ヾ { ! f ヽ }i / > . . .| i 八 乂 ノ | } i; /´¨ . . . | i \ u | / / . . . | i .ヽ 、 乂 , / .| i / } } ∪ } / 京太郎「あぁ、でも」クスッ 恭子「え、えっ?」オロオロ 京太郎「俺は、今のままの方が好みかなぁ……」アハハッ 恭子「」 京太郎「なーんて! あははっ!」アハハー 恭子「……」バクバクッ 京太郎「これから、プロとして頑張ってくださいね」ニッコリ 恭子「よ、よろしく……」ドキッ 京太郎「はい?」 266 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 21 19 50.18 ID /EBP4uSso [9/15] 司会「」チンチーン 女性雀士達「」チーン 京太郎「あの~? 番組は進行しないんですか?」キョロキョロ 観客達「」ジョロジョロジョロ 京太郎「ど、どうなってるんだ!? こ、これは事件か!? テロなのか!?」オロオロ スタッフ「おいカメラ止めろぉぉぉ!!」 ディレクター「うわぁ……」 番組P「」 ギャーギャー!! ガヤガヤッ!! 京太郎「……ほえ?」キョトン 恭子「……」ポーッ こうして、抱かれたい男性ランキングは途中で放送中止となった 番組進行者、ゲスト、観客の殆どが気絶するというこの参上 起こした京太郎はもちろん、罪に問われることなどなかったが その事件は新聞の大見出しを飾ることとなった これが……後にイケメントロと呼ばれる事件の顛末である . . -―━━―- .. ____,/ - \ >―/ / \ / / / / -―┐ .. / / ./ / / / l | | . l/ / / _/ / /― - 、 l |l .l | | /' l /,| . / _ l八l lリ | | .{〈| / ` `}/〉 ′. 八 Ⅵ ' -=≡ミ、 、 / . / / .l | .| 、、、 / / ./. / .l | .| , =ミ、/ / ./. / リリ込、 r‐ 、 、、 '/ / ./ | /// ..、 ー' / /.. __| _ _ /// ̄ ̄ヽ`r―‐===ァ彡 ./ / 人 _ _彡' /∨∧ / ./ \__/\∧ ∨-' / ∨ ∧ ___}_{\\彡く \ }ノ / /∧ \~ \ \ { {__// \_〉 /∧ \ / } { ∧ ---、 } / | ∨ \ ト- | } \ | ノ { __ 〉 |´ Κ / |∨ ∧∨/ |/∨ ∧〈 恭子「……ふふっ」ギュッ 京太郎「??」 そして物語は―― 【新たな獲物】須賀京太郎を応援する雀士達 Part240【末原プロ】 次のステージへ つ づ く 280 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 21 35 39.38 ID /EBP4uSso [11/15] 【どこかのビーチ】 ザザァァーン ザザァァン 京太郎「……海、ですねぇ」 まこ「海……じゃなぁ」 京太郎「こんな綺麗な海を染谷先輩と見られて……俺、幸せです」 まこ「アホ、何を言うとるんじゃ……//」カァッ 京太郎「でも、一つ残念なのは……」 金髪筋肉A「HAHAHA」 金髪美女A「HEI BOY! FUCK ME!」トロォン 金髪筋肉B「YARANAIKA?」 WAHAHAHAHA!! カモォーン! ファックプリーズスガボーイ!! 京太郎「ここが、外国だってことですね」ズゥゥーン まこ「……ああ」ズゥゥゥン 看板「ハワイへようこそ!!」 拝啓、竜華さん 俺は今――ハワイにいます それも…… まこ「でも。京太郎と二人きりってのも、案外ええのぅ」クスッ 京太郎「っ! は、はいっ!」ドキッ かつての、想い人とともに 292 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 21 55 14.75 ID /EBP4uSso [13/15] まこ「しかし、京太郎も難儀じゃな」 京太郎「そうですか?」 まこ「顔が良すぎて国外追放なんて、日本ではお前くらいじゃろ」クスッ 京太郎「う、うぅ……」 そう、俺がこうして日本を飛び出しているのはわけがある それは―― ~~数日前~~ TVキャスター「昨日の、アイドル須賀京太郎さんによる放送事故を受けて、遂に警察が動きました」 テロップ「須賀京太郎は兵器か否か?」 TVキャスター「発端は、須賀京太郎さんの出演した生放送番組にて、参加者数十名が倒れた事です」 テロップ「(軽症数十人)」 TVキャスター「参加者は須賀京太郎さんの余りの容姿の美しさに失神。意識を失ってしまったとのことです」 パッ 京太郎の写真「」デンッ TVキャスター「ひんっ!」ゾクゾクゾクッ スタッフ「!?」ビクッ TVキャスター「し、しつれいしまひら……//」キュンキュン ブツッ ~~しばらくおまちください~~ TVキャスター男「失礼しました。これからは私が進行させていただきます」 テロップ「須賀京太郎(15)その恐るべき美しさ」 TVキャスター男「そしてその事件を受けまして、須賀京太郎さんの容姿が軍事兵器となりえるのではないかと~~~」 ~~~現在~~ まこ「今、国会はその問題で大騒ぎじゃぞ」 京太郎「えぇ、判決が下るまでは国外追放だなんて……」シクシク まこ「龍門渕に感謝じゃな。色々と動いてくれちょるみたいじゃが」 京太郎「はい、助かってますよ」ハァァ その1件で日本中大騒ぎ 事務所のメンバーはみんなして、俺の為に日本で戦ってくれている そんな中、俺の国外への追放に同伴してくれたのが…… まこ「ま、そう気を落とさんでもええじゃろ」ポンッ この、染谷先輩だ 295 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 23 35 01.80 ID /EBP4uSso [14/15] 京太郎「でも、ありがとうございます」 まこ「?」 京太郎「俺なんかの為に、ハワイまで……」 まこ「べつに気にしちょらん。むしろ、嬉しいくらいじゃが?」クスクス 京太郎「え?」 まこ「……さて、せっかくのビーチじゃ。泳がんとな」ニッ トトトトッ 京太郎「あっ」 ,..-、_____,.、 / .. \ / .. .ヽ ,イ . . / ヽ V /| . .ヽ /ノ . . i 、 ヽ / | . . . i゙、 r'´ .. ノ````´´´´! `ヽ . . . ; -/‐-、 -‐゙、-、 . . . ! ( / A |--ミ、 .,三--!A i .. . . i. i人ノw;f"! ̄|ヾ|==| "i ̄iヽ!イ ; イリ /;ィ. {y!゛.、_o!. ノ ゙、 、_.d/ |' } . ヽ / // ヽiー--‐' , `ー-イノ ヾ、ヽ ヽi ゙、 \"" 、__, "" / ! リ ヽ 人i ` ..、_ _./ ; ノ レ" `ー-、| ー ´|/'"'"`゛`ヾ _,.....-‐r‐イ ヽr-、_ /  ̄| ├--、 , -‐i ヽ `ヽ | /二! ヽニヽ ゙、 | i | ) ヽ | | i ゙、 ヽ | | |. i |´ ̄ ̄\ i ノ ̄ ゙̄、| | !―――→ヲテfチ-=――i |. | .| (( /ィ|.ト、、 ノ) ! | | .ト、_ ;ゞイi.ト!、 `" ノ.| i !  ̄ ̄ .|| |.|  ̄Τ .| ! ー‐--- 、|| || | | |r、 n  ̄ ̄ ` ー-、 | ト!、゙、__ i |_______ ヽ、 ヽ、\` `ヽ、 _,...- ' ´ \ ,ィ) /\ ___,...-‐Z_/ノノ / ` ー-―‐ ' ´ | / | ,イ==-- ___________| /ィ!|`ヾ=、;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ='"| // i|.| ヾ=、_____,,. '" | しk'_ノ ヾ、 / | /ハ| ゛i / | !j,ノ| |'´ | | `| | | |. | | | | ! | | | | | | ! | | | ! ! ! | ! ! | ! ! まこ「ほら、京太郎も来んか!」 京太郎「ま、待ってくださいよー!」ダダダッ ズルッ 京太郎「おわっ!?」ドシャッ まこ「きゃっ!?」ドシャッ 298 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/06(木) 23 49 22.78 ID /EBP4uSso [15/15] ズシャァァッ! 京太郎「い、いたたたっ……」 まこ「う、うぅ~ん……」 ムニィッ まこ「んっ……//」ビクッ 京太郎「おわっ!? す、すみません!」バッ まこ「お、おう。ええんじゃ……怪我はしとらんか?」ドキドキ 京太郎「あ、はい! お陰様で」ペコリ まこ「……そ、そうか」モジモジ 京太郎「……」カァァッ や、やっちまった 思いっきり染谷先輩の……あ、アレを…… 京太郎「……」ソワソワ まこ「……」モジモジ ザザァーン ザザァーン 京太郎「(き、気まずい……)」 まこ「……」ウツムキ そもそも、俺は二度も染谷先輩にフラれてるわけだし そんな人と二人きりで海だなんて…… まこ「……」スクッ 京太郎「染谷先輩?」 まこ「……」タタタッ 京太郎「あっ!」 海に向かって走り出す染谷先輩 一体どうしたんだ? ザッパァァン! まこ「ひゃっ!?」バシャッ 京太郎「わっ!? 大丈夫ですか!?」ダダッ まこ「ふ、ふふっ……冷たいのぅ」クスクス 京太郎「え?」キョトン まこ「京太郎もほら、浴びてみんか」バシャッ! 京太郎「つめたっ!?」 まこ「どうじゃ、冷たいじゃろ」ニヤリ 京太郎「や、やりましたね……」ワキワキ まこ「な、なんじゃ?」ビクッ 京太郎「フフフフ、俺だってたまには反撃するんですからね?」ジリジリ まこ「なら、捕まえてみぃ!」ジャブジャブジャブッ 京太郎「あっ!? 待ってくださいよ!!」ザバザバッ 300 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/07(金) 00 07 01.78 ID iv350Ws/o [1/2] 京太郎「待ってくださいって!」ジャバザバッ まこ「嫌じゃ!」ザブザブッ 流石に染谷先輩は運動神経いいな でも、俺ほどじゃない こうすれば!! 京太郎「どりゃぁぁ!!」ピョインッ まこ「なっ!?」 バシャァァァン! まこ「っ!?」ザブンッ 京太郎「はぁ、はぁっ……捕まえましたよ」ギュッ まこ「……やるのぅ」 京太郎「鍛えてますから」ニィッ ザブゥーン ザブゥーン まこ「……それで、この後どうするんじゃ?」 京太郎「……」ギュッ まこ「逃げるわしを押し倒して、押さえ付けて……」ドキドキ 京太郎「……どう、してほしいですか?」 まこ「え……」カァァッ 京太郎「……」 俺は、どうしたいんだ? 目の前の人を、俺の恩人であるこの人を 俺は…… 安価↓3 00~29 どうもしない 30~59 一緒に泳ぎたい 60~89 こうしていたい 90~99 分からない ゾロ目 まこED 305 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/07(金) 00 16 40.26 ID iv350Ws/o [2/2] ザブゥーン 京太郎「俺は……」 ジャブゥーン まこ「……」 ザブゥーン 京太郎「えと……」 ジャブゥーン まこ「……」 ザブゥーン 京太郎「その……」 ジャブゥーン まこ「……」 ザブゥーン 京太郎「なんというか……」 ジャブゥーン まこ「……」 ザブゥーン 京太郎「何も……」 ジャブゥーン まこ「……」 ザブゥーン 京太郎「……しない?」 ジャブゥーン まこ「……」 ザブゥーン 京太郎「」 ジャブゥーン まこ「」 ザブゥーン コ、コノアホォー!! バッチィィィィン!! イッデェェェェ!!? こうして、俺と染谷先輩のハワイ逃避行は終わった その間に、染谷先輩とお風呂で鉢合わせしたり、着替えを覗いてしまったり ハワイで出会った高校生探偵のせいで事件に巻き込まれたりしたが…… それはまた、別の話だ ~~国外追放 with まこ 編~~ カンッ! 335 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/19(水) 01 52 34.65 ID Px8/KA+0o [3/9] ~~前回までのあらすじ~~ 教師A「須賀ワロスwww」 京太郎「ちくしょー」ジタバタ 竜華「アイドルやー」 京太郎「イケメンフラッシュ」 教師A「あふんっ」ドピュッ そんなこんなで因縁を乗り越えた京太郎 そのまま着々とアイドルとして成長するが…… 国民「京太郎がイケメン過ぎる!」 犯罪組織「京太郎は兵器、はっきり分かんだね」 ガヤガヤ 京太郎「このままじゃまずいですよ!」 まこ「一旦国外逃亡じゃ!」 \キョウタロウキューン!/ \ダイテェーン!/ ジュンイチロー「これは法律改正が必要かもしれないな」ウウム バタァーン! 照「させるかぁぁぁ!!」ダダダッ 咲「うあぁぁぁぁ!!」ドドドドッ ジュンイチロー「!?」 事務所メンバー「「「「うぉぉぉぉ!!」」」」」 国会議事堂「俺、こんど東京タワーと結婚す――」 チュドーン!! 照「やったね。」 咲「これで京ちゃんが帰って来れる!」 竜華「正義の勝利や!」ワーイ! 社長「やるじゃないか君達ィ!!」 ワーイワーイ! キョウチャンサイコー! フォォォォォォ!! イェーイ! 透華「え? なんですのこれ?」キョトン こうして、京太郎は無事日本に帰国することができたのであった 336 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/19(水) 02 01 28.24 ID Px8/KA+0o [4/9] 【数日後 京太郎のアパート】 ガチャリンコ 京太郎「ただいまー」バタンッ 久しぶりの我が家 やっぱり自分の住み慣れた場所が一番落ち着くな…… 美穂子「あ、若っ!」トタタッ 京太郎「美穂子さん! お久しぶりです!」 美穂子「ふふっ、久しぶりです。大分焼けたみたいですけど、痛くないですか?」オロオロ 京太郎「ええ。ペリペリ向けて気持ちいいです」デローン 美穂子「あら、可愛い!」パァァッ 京太郎「え? こんなのがですか?」 美穂子「あの……それ、お財布に入れてもいいですか?」キラキラ 京太郎「あ、はい。別にいいですけど」 こんなのが欲しいなんて、美穂子さんのセンスはよう分からん 京太郎「あれ、そういえば他の人達はどうしてます?」 美穂子「事務所の皆さんですか? ほとんどの人が今療養中ですね」 京太郎「療養!?」ガビーン 美穂子「かなりの激戦でしたので」 な、なんてことだ 俺のいない間にそんなことが…… 美穂子「大丈夫ですよ。皆さん、軽傷ですから」ニコッ 京太郎「そ、そうですか」ホッ 美穂子「では、私は夕食を作りますね♪」 京太郎「はい。お願いします」ペコリ 337 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/19(水) 02 10 24.95 ID Px8/KA+0o [5/9] さっと荷物を置いてソファーに座る すると、美穂子さんの作る美味しそうな料理の匂いが漂ってきた 美穂子「ふんふ~ん♪」ジュージュー 京太郎「あぁ……日本だな」ウルウル 染谷先輩と二人きりの旅行もよかったがやっぱりハワイは疲れた 京太郎「なんていうか、日本でみんなとバカ騒ぎする方が俺に……」 ズモッ 照「あってる(照だけに)」ニコニコ 京太郎「そうそう。あってる、あってるー」クスクス 照「……んへへ♪」スリスリ 京太郎「……」グギギギギ . . .-‐…‐-. . . ... ´. . . . . . . . . . . . . \ /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . /. . ./. i . . . . ハ /. ./. . ./ i i i i ', i , ′ー―ァ / 从 ト--ミ i | ' ′ //⌒/ } リ } ハ |ト i ,. / |l |l ∨__|{ } / レ' }| } i i / 从 八《´んハ. j/ r==ミ / /| . . .| // _ }ト ハ 弋 ソ 厶イ | . . | /^ / }|l ≧ゝ} ′__ /-' i | . . |. ' .i / / } 人 f ノ ./ i | i |. i し' ./ .i} i i >o。.. < i / / / | ノir―-ミ | ∧ 八 r'ス´ / ゝ-、 /} / }/ f入 `ー 〉 /' V_ゝ/.〈 Ⅹ / i`/イ、_ 辷ーく / / / rヘ/__rヘ_/ | ヽ { ̄` 入 i / | / | / . / ハ. Y i 圦 |. `> 1 / |l ∧ _彡 / ハ. // ‘, 」 / / |/ |l/ \ / |. /八_// ‘ { ;′〈 . |ト、/ 〉__ i \/ 《`ーイ V { ‘, |i i/ / | | 〉 ヽ .. L i ..........ゝ. У_彡 .........| | ./ マ . 八 \く L | ′ { `マ . ∧ ヽ} / .j マ }i i Oj / 照「んふぅ~~// 京ちゃんの匂い久しぶりだぁ……♪」コシコシコシ 京太郎「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁ!?」ガクガクガクッ バタバタバタッ 美穂子「わ、若っ!? どうしました!?」 京太郎「あ、あわ、あわあわわわっ!?」 淡「呼んだ? お兄ちゃん」ヒョコッ 京太郎「呼んでねぇよっ!?」 美穂子「なんだ、宮永さんだったんですね」ホッ 京太郎「そうそう、照さんが――」チラッ 京太郎の皮「」デロォーン 照「コレクッテモイイカナ?」 淡「やめなってー。多分ばっちぃよー」 照「京ちゃんはばっちぃくなんかないっ!」キリッ 淡「ハッ!? そうだよね!」 京太郎「ふぅ、平常運転か」ヤレヤレ 338 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/19(水) 02 18 22.51 ID Px8/KA+0o [6/9] ~~そんなこんなで~~ 照「そう言えば、お帰り京ちゃん」ペリペリ 京太郎「はい。ただいまです」ゴロン 今の状況 俺が照さんにマウント取られて、日焼け皮を剥がされている 照「むきむき……」ペリペリ 淡「ねーねー、次は私がやるー!」 照「これは危険な任務。私がやるべき」キリッ 京太郎「いや、剥がさないでくださいよ」 ちょっとワイルド系になった俺を事務所のみんなに見せたかったってのに! きっと和も俺を見て……へへっ! 京太郎「ふっふっふっ! 美穂子「あ、そういえば松実さんから伝言です」 京太郎「え? 伝言ですか?」 ~~宥「勝手に日焼けして帰ってきたら……お仕置き、しないとね?」~~ 京太郎「」 美穂子「焼けちゃいましたねっ」クスクス 照「ちなみに、この間事務所の経費で火炎放射器買ってた」 淡「二人であったかくなるんだってさー。どう使うんだろ?」 京太郎「ほあぁぁぁぁぁ!?」ブルブル 二人「「??」」 京太郎「い、いいから早く剥がしてください!!」アセアセ 照「やっぱり剥がす展開」ニヤリ 淡「集めた皮を何か利用できないかなー?」カサカサ 341 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/19(水) 02 27 18.12 ID Px8/KA+0o [7/9] ~~なんだかんだで~~~ 京太郎「よし……剥けたぞ!」ツルリィーン / / | ハ | | i 、 ヽ \ \_. i / | | | | | |、 i ゙、 、 \_ _> | i | i | | | | ハ ハ _i!_ i \ ヽ` ̄ ̄ | | |+--|、_|! | | i! ,/.ィ'|"i´ ハ | i ヾ 、 ヽ | | |.|ヽ |、_|王!ー |./i .;"´/=、!/ | ! | \ 、i 人. !. r| i.|、!,,ィ'" ._iミi! |/ /彳 r !ヽ,| ,イ | 、_ \ `Y´. | |^!. N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ ! | i、i、 ゙、 ` ̄ ̄ メ( /^|イ `、| ノi \ヾi .、、 i! i ノリ ` | ヽ__i |イ|/ ヽ i、 i ____...., |/ ヽ!、 i\ `ー-- ―'´ /、! i !i 、 \  ̄´ /!/ 人 |ハ,i、! 、 \ / ./.| `Y´ ト、! ゙、 `ー---'′ /|V 淡「サイトゥチワッ!?」ハナジブーッ! 美穂子「わっかーん!わ、わー、ワァァー!!ワァー!」ブシャァァッ! バタンッ 京太郎「二人共!?」ビクッ 照「修行が足りない。私レベルになれば京ちゃんの容姿に惑わされたりしない」 京太郎「容姿?」チラッ 照「あぐふっぁっ!?」 京太郎「て、照さん!?」ガシッ 照「きょ、京ちゃん……私、死ぬ、かも」ゲホッゲホッ 京太郎「な、何言ってるんですか!?」 照「あぁ……京ちゃん。私、ずっとずっと京ちゃんのこと……」ハナジツゥーッ 京太郎「あ、あぁぁっ……」 照「す……き……」 バタリッ 京太郎「う、うぅ……照さぁぁぁぁぁあん!!!」 照「ハァッ、ハァッ、京ちゃんの汗、涙……」ペロペロ 京太郎「」 照「あむっ……はむっ、ハフッハフッ」レロレロ 京太郎「い、いっ……」ガタガタ イヤァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアア!? 344 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/19(水) 02 34 50.81 ID Px8/KA+0o [8/9] 俺は忘れていた この人がいかに変態であるのか…… 照「ペロペロペロ」ペロペロ 京太郎「う、うぁぁぁ!?」 そして、その他にも…… 淡「はむはむっはむはむっ♪」ハミハミ 京太郎「淡ぃぃぃ!? みみ、耳はやめろぉぉお!?」ジタバタ 美穂子「ぱ、ぱふぱふっ……//」カァァァ 京太郎「恥ずかしいならやらないでくださいっ!! でもして欲しい!!」キリッ 俺を取り巻くみんなが、ちょっぴり変だってことも 京太郎「んぁー!?」ビクンッ ピンポーン ガチャッ 京太郎「!?」 でも、一番忘れてはいけないことを忘れていた 京太郎「こ、この感じは……?」ガタガタ それは―― 「久しぶりに見たら、随分と楽しそうやなぁ……」バキッポキッ 京太郎「ひゃ、ひゃひっ!?」 俺にとって、恩人でもあるこの人が…… 三三二ニ=. . . . . . . . . . . . . . . .} ’.三三二ニニ= . . . . . . . . . .__ノ三ニニ―==ニ二_ ̄三三二ニニ= . . . . .  ̄ ̄`ヽ '.三三二ニニ=. . . . . . . . . . . . . . .’. ’三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . . . . } }三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | ,'i |三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | . / i |三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | ,′jノ三三二ニニ= . . . . . . . . . . . '三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | ゙ゴゴゴゴゴッ!三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . |三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | 三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . |三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | 三三二ニニ= . . . . . . . . . . . . | 竜華「少し、頭冷やそうか?」ニッコリ 京太郎「」 ウギャアアアアアアアアア!? マタンカイゴルァァァァァ!! ユルシテクダァァァイ! ユルサヘェェェン!!ウチトモイチャイチャセェヤァァ!!! ナンノハナシデスカァァッァ!? ス、スッキャネーン! 怒らせると――滅茶苦茶怖いってこと 照「んふっ……ご馳走様♪」 カンッ!! 355 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/20(木) 00 04 46.44 ID AdqvFRsQo [1/9] 【数日前 京太郎のアパート】 ジャラジャラ 衣「おい、きょうたろー!」 京太郎「はい? どうかしまたか?」 衣「今日こそは衣が勝つからなっ!」ニッ 京太郎「あはは、この間のはまぐれですからね」 ジャラジャラ 小蒔「いえ、京太郎さんはお強いと思いますよ」クスクス 京太郎「小蒔さんだって、寝ていなくてもかなり打てるようになりましたよね?」 ジャラジャラ 淡「まぁ、お兄ちゃんはムラッ気あるよねー。そんなんじゃダメダメー」ニヤリ 京太郎「ま、俺は初心者みたいなもんだし」カチャカチャ 照「京ちゃんがんばー!」 咲「負けたらお仕置きだよー!」 京太郎「あのな、このメンツ相手に簡単に言うなよ」 衣「……」ゴゴゴゴゴッ 小蒔「……」スピーッ 淡「……」ズモモモモッ 京太郎「……さぁ、やるか」ドドドドッ ~~三十分後~~ 京太郎「……」 衣「」アヘ 小蒔「」ガオ 淡「」ダブル 照「」ピース 咲「」ビクンビクンッ 京太郎「……えっ?」 ~~一方その頃~~~ 菫「んひゃっ!?」ビクンッ! スッ ジワァ 菫「……うぅっ、またか」ヌギヌギ 弘世ママ「(また漏らしちゃったのね……)」 テーレテレレレー♪ 衣、淡、小蒔に宿っていた力が戻ってきた! 雀力が30増えた!!
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837 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 00 41 18.77 ID iVBhIvx7o [5/16] 照「……」 京太郎「それは……」 照「私はね、ずっと京ちゃんの事好きだった。いずれ結婚して……子供は114514人は欲しいと思ってた」 京太郎「照さん……」 照「でもね、アイドルとして頑張ってる京ちゃんを見ているうちに……分からなくなっちゃった」 京太郎「分からなく?」 照「私は本当にこの人を好きなの? 私は本当にこの人と結ばれたいの? 私は本当に……」 この人をアイシテイイノ? 京太郎「……」 照「だから、今日……その想いを確かめたかった」 京太郎「それで……答えは、出たんですか?」 照「……」スッ 京太郎「あっ!」 スタスタ / \ ,.' \ / \ / . . . . . . . . ', . ` .、. / ヽ ヽ 、 Χ 、 . !¨ヽ 、 ヽ / \、 . /`ΧV ', 「 } . . . . \\ 残念だけど――. . / ヽ/ヽ代J}ヽN !) / . . . . . ヽ / ; イ ハ \__ `' V ! 「 ! ! ヽ ヽ }ヽ} // |/ .V 〉 ` リ .| /! ハ } ハ } \! ヽ. / | V ト、 ,_ァ / ´ ̄¨| √} 厂 }!、 j V / `i r- 、 j . . !/`、| / >、. V j! } 「! l / /\ `>、 j ハ l l ヽ ... ≧x /y ! 〉、 > 7/ /=l ,_... / } /´ V / 〃 { /=≦ム //' ∨ _ ,小 `ー―.v´ >'"¨∨/ x ´ / ハ Lヘ´ 'i / / / , , ,. / ;イ / く ` , , l / | / }` } ! | / l / / . . l l l / l / / . , ! N / ,7 ..... . j | 〃 ,’ { 照「期待外れだったよ、京ちゃん」 ガラガラ ピシャッ! 京太郎「……」 俺は……どうすればいいんだ? 照さんがそう言っている以上、俺にとやかく言う資格はない まして……仮に照さんが俺を好きだと思い直してくれても―― 俺はその気持ちに答えられない 京太郎「なのに、なんでだよ?」 なんでこんなに、胸が痛いんだ……!? 841 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 00 55 00.97 ID iVBhIvx7o [6/16] 【妙神山 廊下】 京太郎「……」テクテク 照さん、どこに行ったんだろう? 京太郎「でも、見つけたとしても……」 俺には何もできない 何も言うべきじゃないんだろう 京太郎「でも……それじゃダメなんだ」 あんな顔の照さんは、もう…… 京太郎「見たくねェ……のに」ギリッ スッ サッ サッ 京太郎「ん?」 ??「……ん?」チラッ 京太郎「あの、何やってるんすか?(指揮……してた?)」 ??「……おまえの心、今にも潰れそうなくらい悩んでる」 京太郎「え?」 ??「さっき……ここを通った女の子の連れ、なのか?」 京太郎「それって、角の生えた子ですか?」 ??「ああ。やっぱりな……」 京太郎「あの、アナタは……?」 ??「……虹だ」 京太郎「!?」 ??「鍵を握るのはきっと……おまえの心」 京太郎「それは、どういう……!」 カミネー ハヤクシテー ダンシニュウヨクノジカンオワルヨー ゴウゴーウ ナニモカンジナカッタナ ルァッハッハッハッハ ??「じゃあな、応援してるぜ」 京太郎「ちょ、ちょっと!!」 タタタタタッ 京太郎「……虹? 俺の、心?」 まるで意味が分からんぞ……? 847 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 01 05 51.86 ID iVBhIvx7o [7/16] 845 照sageの流れだったからね、しょうがないね あと育成はメインじゃないと何度言ったらry さっきの人、まるで心が目に見えてるみたいな口ぶりたったけど…… まさか、そんなことあるわけ―― 京太郎「でも……そう言えば確か」 思い出せ……昨日照さんはなんて言ってた? 確か、あの時…… ~~~~~~~ 照「……心が枯れていくように、砂時計の砂が落ちていくように」 照「私にとっては地獄の日々だった」 照「だけど、京ちゃんに再会できて私の砂漠に雨が降った」トオイメ 照「抑えようの無い感情が雨になって……乾いた心を潤してくれたんだ」 ~~~~~ 京太郎「雨……虹?」 もしかして、もしかしてだけど! 京太郎「心を風景に例えるなんて……馬鹿げてるけど!!」 もしそうなら、照さんの心は今―― きっと! 京太郎「……行かなくちゃ!!」 【23時45分 妙神山 展望台】 照「来て……くれたんだ」 京太郎「はぁ、はぁ……照さん」 照「もう時間無いよ? 魔法が解ける時間」 京太郎「でも、まだ終わりじゃないですよね」 照「……」 京太郎「照さんは、まだ俺の彼女です」 照「っ!」 848 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 01 21 03.16 ID iVBhIvx7o [8/16] 京太郎「照さんは本当に、俺のこと好きじゃなくなったんですか?」 照「え?」 京太郎「もし本当にそうなら……俺は何も言いません」 照「……それは」 京太郎「でも、俺は照さんが嘘をついているようにしか見えないんです」キッ 照「私は嘘なんか……」 京太郎「じゃあ。さっきの言葉は全て……本心なんですか?」 ドクンッ ドクンッ 照「そんなの、分からないよ――」ギュッ 京太郎「照さん……」 照「自分でも、分からないよ……こんなの、初めて、だから……」ポタッポタッ 京太郎「……」 照「ずっと気持ちを抑えてたのに!! 京ちゃんへの想いを抑えて、東京で暮らしてたんだよ!!」 京太郎「照、さん……?」 照「いつか会えることだけを夢見て、わがまま言わずに……ずっと、ずっと乾いた生活を送ってきた!!」 これが照さんの行っていた砂漠……なんだ 俺への気持ちを押さえつけて過ごしてきた日々 枯れていった照さんの心 照「それでやっと、やっと再会できて!! そしたら、今まで抑えてきたものが溢れてきて……」ポロポロ 京太郎「……」 照「やりすぎてることは分かってた。でも――抑えられなかった。京ちゃんへの想いを……抑えきれなかった!」 それが雨 照さんの乾いた心を潤した、絶えることなく降り注ぐ感情の雨 照「幸せだった。近くに京ちゃんがいる、話せる、触れられる……感じられる」 京太郎「だから、あんなに過剰なスキンシップを……?」 照「……ずっと、そうしていられると思ってた。咲とも和解して……全てがいい方向に向かってるって」ポロポロ でも、違った 照「あの時……あの言葉を聞くまでは」 849 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 01 28 44.16 ID iVBhIvx7o [9/16] 【出発当日】 ガヤガヤ 竜華「」 煌「」 京太郎「多すぎだろ!?」 透華「わ、私が目立っていませんわ!!」ガビーン ハギヨシ「透華お嬢様も負けていませんよ」フフッ 社長「では、しっかり修行してきたまえ!」 京太郎「あれ、社長いつのまにか元気に……?」 社長「あぁ~」 京太郎「気のせいか?」 久「お留守番は任せてね」バイバイ 京太郎「はい! お土産買ってきます!!」 ~~~なんやかんやで出発!~~~ 【行きのジェット機】 ハギヨシ「透華お嬢様のサプライズの準備を手伝って頂けますか?」 一同「「「「「「おー!」」」」」」 ガヤガヤガヤ 京太郎「あ、照さん。ちょっとクラッカーをとってきて貰っていいですか?」 照「うん」 京太郎「多分竜華さんが運んでたと思います」 照「合点承知」テクテク テクテク 照「(確かこっちに……)」 竜華「それにしても、困った子やなぁ」 照「ん?」コソッ 竜華「折角の合宿やのに……これじゃ修学旅行やん」ハァ 煌「うーん、確かにそうですね」 竜華「……京太郎君のアイドル活動を知っててああいうことするんかな?」 煌「知ってる筈ですけど、わざとでは無いと思いますよ?」 竜華「せやなぁ。好意からの行動やから強く言えないんや」 照「え……?」 852 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 01 40 39.70 ID iVBhIvx7o [10/16] 違う――私はただ、みんなで京ちゃんと楽しく遊べたらって 照「(そう思った、だけなのに……)」 竜華「強く言うべき……なんかな?」 煌「確かに、関係者でも無いのに事務所や自宅に入り浸っていますし……」ウーン 竜華「間違いなくスキャンダルになる。ただでさえ宮永さんは有名やし……」 煌「距離を……取って貰うべきなんでしょうか」 竜華「京太郎君の事を思うなら、そうするべきや」バッサリ 煌「そう、ですね」 照「京ちゃんの為を、思うなら……私は、いらない?」ゾクッ 京ちゃんにとって私は必要ない? こんなに、京ちゃんのことを想ってるのに? こんなに京ちゃんのことを考えているのに? 照「こんなに……京ちゃんのことを好き、なのに……」ブルブルブル ああ……そうなんだ 私は、いらないんだ 京ちゃんにとって私は…… 照「邪魔、なんだ……」ポロポロッ タタタタタッ 竜華「せやけど、あんなに熱心に想ってくれる子も中々おらへんよ」フフッ 煌「一番の大ファンかもしれないですね」クスクス 竜華「京太郎君もなんやかんかで癒されとるようやし、あの子くらい許してもええかもなぁ」 煌「ふふっ。そういう清水谷さんの優しさ、嫌いじゃないかな?」ニコニコ 竜華「う、うっさいで!」カァァァ ~~~~~~~~ 照「だから……その時から私はもう京ちゃんの事を諦めることにした」 京太郎「違う、それは!!」 照「でも、無理だった。京ちゃんへの想いは……簡単に、忘れられるようなものじゃない」グッ 京太郎「……それは、違う」 照「だから、蓋をしたの」 京太郎「蓋……?」 照「もう、この想いが外に出ないように閉じ込めた」 854 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 01 49 41.51 ID iVBhIvx7o [11/16] 照「それからはもう……知っての通り」 京太郎「じゃあ……なんで今日はデートなんてしたんですか?」 照「っ!」 京太郎「蓋をしたのなら、どうして一日だけ彼女だなんて言ったんですか!?」 照「それは……最後の、未練を断ち切るため」 京太郎「本当は蓋なんてしたくないんでしょう?」 照「違う!! 私は本当に!! 本当に……!」ブルブル ポタッ ポタッ 照「だって私の心は……こんなにも、暗い暗い深海のように沈んでしまったんだから」 京太郎「照さん……」ギリッ こんなの絶対間違ってる。 勘違いでやすれ違いで……誰かが傷つくなんて嫌だ! だから…… だから!! 京太郎「(俺が照さんを救い出す!!)」キッ 照「……」ポロポロ 京太郎「――まだ、雨はやんでいないんでしょう?」 照「え?」ドクンッ 京太郎「俺には分かります」 俺と再会して、照さんの心に…… 砂漠のように乾いた心に、今までせき止めていた感情が雨となって降り注いだ だけど、その心は今……無理やり閉じられた蓋のせいで行き場を失ってる 絶え間なく降り注ぐ雨は溜まりに溜まって…… 京太郎「照さんの心は今、深い深い海になってしまった」 照「……」ドクンドクンッ 855 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 02 04 01.48 ID iVBhIvx7o [12/16] 京太郎「その圧力に耐えられず、心が張り裂けそうになって穴があいて、感情が溢れ出してる」 照「違う……!」 京太郎「照さんの心はもう、ボロボロじゃないですか!?」 照「違う!!!」 京太郎「そんなのダメだ!!」ガシッ 照「!!」ビクンッ 京太郎「雨が降ってもいいんですよ。心に蓋をして、感情を押さえつけても何も変わらないじゃないですか!」 照「で、でも……!! 蓋を取ったら私……私はもう抑えられない!!」 京太郎「!?」 照「京ちゃんに迷惑かけるよ!? 京ちゃんの夢を壊しちゃう!!」 京太郎「……」 照「だから、私は深い海の底で……陽の光の無い、暗い世界で生きていくしかないの」 京太郎「深い海の底? 陽の光が無い? ふざけんな!」 照「え……?」 京太郎「暗い世界で右も左も分からないなら!」 京太郎「もし、その想いが溢れるなら、絶えずに降り注ぐなら!!」 照「京……ちゃん?」 京太郎「俺が、太陽になります!!」ギュッ 照「うぇ!?」ドキッ 京太郎「照さんが迷わないように、俺が照さんを照らします!!」 照「京……ちゃん?」ジワッ 京太郎「誰がなんて言おうが関係ない!! 俺は、俺は……!!」 そうだ。 清澄のみんなも、竜華さんもキッカケにすぎない。 俺がアイドルを目指す、本当の理由は―― 京太郎「太陽のように輝いて、みんなを笑顔にしたいんです!」 照「!!」 京太郎「だから、海の底から出てきてください!!」 ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/} きっと空は……' ´ \∧ ' ,r ' / 光り輝いている筈ですから!! 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 照「う、うぁぁぁっ……」ポロポロ 857 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 02 12 06.33 ID iVBhIvx7o [13/16] ダメだよ、京ちゃん…… 頑張るって決めたのに、もう諦めるって決めたのに…… 照「心、溢れちゃうよぉ……」グスグス 京太郎「抑えるな! 出てきてください! さぁ!」 照「どうして京ちゃんはそんなに……」 眩しいの……? 照の心の蓋「」ゴゴゴゴゴゴゴゴッ バキッ バキバキバキッ!! ドバァァァァァァァァッ!!! 照「うわぁぁぁぁん京ちゃぁぁぁん!!」ダキッ 京太郎「……照さん!!」ギュゥゥ 照「ごめん、ごめんなざぃぃぃ!!」ビェェェェン 京太郎「よしよし……」ナデナデ 照「わだ、わだじぃ……」 京太郎「もういいんです。我慢なんてする必要はないんですから」 照「……うん、うん!!」ギュゥゥゥゥウ 照の心「」ピカァァァァァ 照「あっ……雨やんじゃった」 京太郎「え?」 照「だって。こんなにも綺麗な太陽が出てるから」 もう、雨なんて必要ない 京太郎「照さん……」 ゴーン! ゴーン! ゴーン1 照「あ、もう十二時……」 京太郎「……恋人ごっこは終わり、ですね」 照「……うん」 859 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 02 19 50.47 ID iVBhIvx7o [14/16] 照「でも、今度は遊びじゃないから」 京太郎「え?」 照「……頑張って京ちゃんの彼女になる。敵は多いけど、負けたくない」 京太郎「敵なんかいましたっけ?」キョトン 照「……」ドグチァッ! 京太郎「あだっ!?」メメタァ!! 照「でもね、今までと同じじゃないよ?」 京太郎「同じじゃない?」 照「これからは、京ちゃんの為に頑張る。私の事だけじゃない、京ちゃんの気持ちも考える」 京太郎「照さん……熱が」ハラハラ パッシィァ!! 京太郎「なんでもないです」ヒリヒリ 照「私は照。だから、私も京ちゃんを照らせるようになってみせる」 京太郎「……あはは、ギャグですか?」クスクス 照「本気だもん!!」ムスーッ 京太郎「期待し……ん?」 ピカァァァァン 京太郎「この、感覚は!?」ゾクッ 照「あっ……」 京太郎の雀力が一段階上昇した!! テテーン 京太郎「この感覚、なんだか懐かしい……」 照「やっと……返せた」 京太郎「え?」 照「……ありがとう、京ちゃん」ギュゥゥゥゥ 京太郎「???」 863 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/17(火) 02 28 38.21 ID iVBhIvx7o [15/16] 【物陰】 ??「……」ジーッ ?「終わったのか?」スッ ??「ああ。なんだか、らしくねェことやっちまった」ポリポリ ?「でもお前が入れ込むくらいの心だったんだろう?」 ??「ああ。あんなに人を元気づける、太陽みたいな心を持った奴は見たことねェ」 ?「あの女の子の方は……?」 ??「あの子の心は、あの時みてぇに深い深い絶望の海だった」 ?「っ!」 ??「だけど今は違う」 ?「え?」 ??「女の子の心の雨がやんで、そこに男の太陽が光をさした」ニッ ?「ということはつまり……?」 ??「お前に見せてやれないのが残念だ。だって、あの子の心にはあんなにも……」 照「京ちゃんペロペロ」ペロペロ 京太郎「ぎゃぁぁぁぁぁ!?」 照「京ちゃんくんかくんか」スンスン 京太郎「のわぁぁぁぁ!?」 照「京ちゃんうまうま」ハグハグ 京太郎「うぎゃぁぁぁぁあ!?」 . . . . . . . . (⌒⌒ (⌒ . . . . . . . . . (⌒ (⌒ ; . . . . . . . . . (⌒ ⌒⌒ . .; . . .' . .. . ´ . . (⌒ ⌒ ⌒⌒ `ヽ (⌒(⌒ (⌒.; . . .' . . . . ´... . . . . . . . `ー---、 ⌒ (⌒ ⌒ ⌒ (⌒. . . ;. . .' . . . ´,....'.. ;. . . .' . . . . . . . . .. ` ⌒( (⌒ . .;. . . '. . . ´,....'. ,. . . .' . . . . . . . . . . . . . . . . . ;. . '. . . ´,....'. ., . . ' . . . . . . , ' . . . . . . . ;. . '. . . . ´,.... .´ . .´ .ヽ . . ., ' . . . . . . . . , ' ⌒⌒⌒ (⌒ ー;. . '. . . . ´,...´ ,. . ´. . ; ' ⌒ ヽ、 ( ⌒ ⌒Y⌒ ⌒`⌒) ヽ、_ ;. '. . . ´,....'. ,. . .' . . . ; ' (⌒⌒ ⌒ ⌒ (⌒ ⌒ `⌒)⌒) ⌒` .; . '. . . ´,....' . ;. . '_ _ . .; '(⌒´ ( (⌒(⌒ (⌒`⌒ ). ⌒) . ;. .' . .. ´,...' . ;. ' ; ' `ー、 _ _ _ (⌒ ヽ⌒ )´⌒ ヽ . ;. .' . . ´,....' ., . .' , ' _ (⌒ ⌒⌒) ;. '. . . ´,...' .; . '. ; ' ヽ (⌒ ⌒ (⌒ヽ⌒⌒ヽ ⌒) .; .' . . . ´,..' .; . ' , ' (⌒ ⌒) ; . '. . . .´,. '. ;. .' , ' (⌒(⌒(⌒(⌒ (⌒⌒ ヽ ; .' . . ´,. .' ;..' ; ' (⌒⌒ ⌒ ⌒(⌒_ _ _ _ (⌒ . ; .' . . ´,. . ; . ' ; ' ` ` ⌒ ー- - -- ⌒ ; ' . . ´,. .' .; .' ,..' . . . . ,. .⌒ ⌒ ⌒ヽ ⌒⌒ ⌒ ⌒ヽ , ' ( . ; '. . .´ ,.' ;. '. ヽ; ' ,(⌒ ⌒) ⌒) ( . ; '. . .´ .' .; ' . . . . . ' (⌒ . (⌒(⌒ . . ⌒) ,'⌒ ⌒) . . . . . . . ; ' . . ´ ..' .; ' . . . . . ' (⌒ . . (⌒ . . . . . . ⌒) . ヽ . . . .... . . .' ´ ' ' ' . (⌒ . . . . . . . . . . . . . . . . . . ⌒) . ⌒ カミーネ「綺麗な虹がかかってるんだから」 京太郎「調子に乗りすぎです!」チョップ 照「えへへっ!」 【てるてるガール】 カンッ!! 947 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 03 58 24.75 ID Lf2wbv2Vo [1/10] 944 直貼りですお 946 個人的にはたまらんけど、エロはまぁ、多少はね? いいぞもっとやれと言えないのが辛い 【番外編 鹿児島ENDの真相 前編】 ~~番外編のあらすじ~~ FXで有り金全部溶かした社長のせいで潰れるかもしれないアクセル1 その危機を救うために身売りを決意した京太郎だったが、世の中はそんなに甘くはなく…… <とある闇金融> 京太郎「えーっと、一億貸して貰うことってできますかね?」 ウシジマ「……アンタふざけてんのか?」 京太郎「ふざけてなんか、いませんよ」ズイッ ウシジマ「……」 ドガバキィッ 京太郎「ゴモラッ!?」ズシャッ ウシジマ「ガキが来るところじゃねぇよ」ペッ 京太郎「……うぅっ」ショボーン これで10件目か…… そうだよな、こんなガキに一億出してくれる場所なんてそうそうあるわけない 京太郎「……かっこわりぃな、俺」フラフラ それでも守らなきゃ…… 俺の大事な場所を 大切なみんなの居場所を……!! 京太郎「でも、どうすれば一億なんて……」 ポツッ ポツポツッ ザァァァァァ!!! 京太郎「……ああ、ツいてねぇ」 本当に今日は……最悪な日だ 948 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 01 27.16 ID Lf2wbv2Vo [2/10] ザァァァァァァ!! 京太郎「濡れるっ!!」ダダダッ あーもう! 本当になんなんだよ!! さっきまで晴れてたったのに!! 京太郎「ちくしょう! どっか雨宿り出来る場所でも……!!」 とは言ってもこの辺はビルばっかりでコンビニも…… 京太郎「ん?」ピタッ ~~~怪しげな屋敷~~~ 京太郎「あれ? こんな場所にこんな建物あったか?」テクテク しかもなんでだろう……? 体が勝手に……吸い込まれるような 京太郎「入ってもいいのか?」ガチャッ ギィィィ 京太郎「あのー! すいませーん!」 ブワァァァ 京太郎「っ!?」 なんだ、今の感じ……? 京太郎「……」テクテク あれ? どうして俺……勝手に人の家に入ってるんだ? 出ていきたいのに、体が勝手に…… ??「入りなさい」 声がした どこかで聞いたことがあるような、なぜか懐かしい…… 聞いていて、どこか安心するような優しい声 京太郎「あ、失礼します」スーッ ??「ようこそ、願いを叶えるミセへ」 京太郎「!!」 襖を開けた先にいたのはとても妖艶で、とても魅力的で、とても―― / | | ヽ , | | | i 、 |i | | | | l , ' |‐|- |.._ | ! i | | | | , |Liヒ i |_l个ト| | j ! | ! i | |zニ... __ ` ┴ -L| |_ i | _..」 | i /⌒ヽ| 代 テ≠= >┴L.| | | ! | ', `¨` {ァz...__{ ! | | ' | , !ヾノ..` 7 _|.」 | ヽ. | ! ', / | | ` ! | l i ′ ! ! | | | ! |! / | | j | ̄ ~¨ -‐… ァ' ' | | | | ´ / | | | | | |`丶 / | | | | ! | 丶、 / |_|」-┘ ! | | / ` | | | | | ! | | ' | | | | l! | ′ | ! ! | |l | ′ j! ! _.-… j | !| | ,' '| | / ̄ _.. ,' | |i! ! ム_ / | | l/ ̄ / | | ! |`ヽ.い\ / | ! 寂しそうな女性だった 949 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 06 04.66 ID Lf2wbv2Vo [3/10] 京太郎「あの、俺!! 本当はここに来るつもりは無かったというか、雨宿りしたくて、その!」アセアセ ??「違うわ」 京太郎「?!」 ??「アナタはここに来る必要があった。そう――心の中で願う何かがある」 京太郎「え?」 ??「ここは願いを叶えるミセ……貴方の願い、叶えてあげるわ」 願いを叶える店? もし、本当にそうなら――救えるのか? 俺の、大事な場所を…… 京太郎「貴女は一体……?」 ??「そうね。私は……」 魔女「次元の魔女とでも、名乗っておこうかしら」クスッ 京太郎「ぷっ」ブルブル 魔女「あら、失礼ね」ムスッ 京太郎「あ、いえ! なんだか魔女って言葉が凄くお似合いだなって」アハハ 魔女「……」 京太郎「……失礼しました」 魔女「いいのよ。それよりも貴方はこのミセに来た――つまり、叶えたい願いがあるんでしょう?」 京太郎「あ、はい! でも、こんなこと言っても……」ウツムキ 魔女「話しなさい。そうでなければ何も始まらないわ」 京太郎「……実は」 ゆっくりと俺は話し始めた 俺がアイドルを目指すようになるまでの経緯、そして…… 京太郎「それで、どうしようもなくて俺……」 魔女「……そう、大変だったのね」 京太郎「あ、いえ! 俺はいいんですけど、ただ……よくしてくれた場所がなくなるのが怖いんです」ウツムキ 魔女「……」 京太郎「魔女さん?」 魔女「いいわ。救ってあげる」 京太郎「!?」 魔女「事務所の経営を救うだけの資金を出しましょう」 京太郎「ほ、本当ですか!?」ガタッ 魔女「ただし、対価を貰うわ」 京太郎「へ? 対価? でも俺に払えるものなんて……」 魔女「対価はお金やモノじゃない。勿論、客によってはそういうものを貰う場合もあるけど」 京太郎「じゃあ……俺は何を?」 魔女「貴方にとって、とても大切なモノを」 950 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 09 37.01 ID Lf2wbv2Vo [4/10] 京太郎「大切なモノ?」キョトン 魔女「……絆」 京太郎「きずな?」 魔女「貴方が今まで培ってきた友情、愛情……そのカタチ」 京太郎「???」 魔女「貴方はもう、以前の友人達に会うことはできなくなる」 京太郎「え?」 魔女「一緒に歩んできた高校の友達も、共に歩もうとしていた事務所の仲間とも」 モウ――アエナイ 京太郎「会えなくなるって……そんなの、簡単じゃないですか」 電話だって出来るし、会おうと思えば飛行機や新幹線だってある 魔女「いいえ。貴方はわかっていないわ」 京太郎「?」 魔女「どちらからでも、会いに行こうとすれば見えないナニカが邪魔をするでしょう」 京太郎「いや、そんなオカルト……」 魔女「全ては必然なのよ。どうあがいても仲間には会えない、共に歩むことはできない」 「そう、私とあの子のように――」 京太郎「……」 魔女「……無理に決める必要は無いわ。決めるのは貴方だから」 京太郎「やります」 魔女「仲間との絆を信じて進むのも……え?」キョトン 京太郎「事務所を助けてください」ペコリ 魔女「いいの?」 京太郎「いいんです。みんなが助かるならそれで」 魔女「……」 京太郎「お願いします」 魔女「……後戻りは出来ないけど、それでもいいのかしら」 京太郎「大丈夫っすよ。こう見えても俺……強いし」 魔女「(貴方が耐えれても、残された者はきっと……)」 京太郎「だから、みんなを助けてください!」ペコリ 951 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 15 00.85 ID Lf2wbv2Vo [5/10] 魔女「いいの?」 京太郎「いいんです。みんなが助かるならそれで」 魔女「……」 京太郎「お願いします」 魔女「……後戻りは出来ないけど、それでもいいのかしら」 京太郎「大丈夫っすよ。こう見えても俺……強いし」 魔女「(貴方が耐えれても、残された者はきっと……)」 京太郎「だから、みんなを助けてください!」ペコリ 魔女「……分かったわ。それと、もう一つだけいいかしら?」 京太郎「はい?」 魔女「このまま契約してしまえば、貴方はもう仲間に別れを告げることはできない」 京太郎「そう、ですね」 魔女「最後に会ってこなくてもいいの?」 京太郎「いや、いいです」キッパリ 魔女「あら? どうして?」 京太郎「その……なんて言っていいのか分からないし、俺不器用だから」ポリポリ 魔女「……」 京太郎「それに、会ったら決心が鈍りそうですしね」アハハ 魔女「……そう、ならいいわ」スッ ポワァァァァァァ 魔女「貴方の願い、叶えましょう」 京太郎「!?」ドクンッ 魔女「……はい、おしまい!」 京太郎「え? もう終わりっすか!?」キョトン 魔女「ええ。これでもう貴方は籠の中の鳥になった」 京太郎「へぇ~」マジマジ 魔女「?」 京太郎「よかった、これでみんなが助かるんですね」ニコッ 魔女「……変な子」 京太郎「??」 952 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 18 03.51 ID Lf2wbv2Vo [6/10] 魔女「まぁ、いいわ。後はこっちでやっておくけど、貴方はどうする?」 京太郎「……うーん」 魔女「雨が止むまでここにいてもいいのよ?」 京太郎「あっ! それじゃあ一ついいですか?」 魔女「?」 京太郎「料理しても、いいですか?」ニィッ 魔女「!!」ドクンッ 京太郎「ダメですか?」 魔女「どうして……料理なんて言い出したの?」 京太郎「いや、魔女さんって綺麗ですけど、その……死人みたいに肌が真っ白だから」アセアセ 魔女「……」 京太郎「だから、ちゃんとご飯食べてるのかなって、心配で」 魔女「……失礼な子ね」 京太郎「す、すいません!!」ドゲザッ 魔女「……いいわ。厨房を使ってちょうだい」 京太郎「え? いいんですか?」 魔女「ちょうど酒のつまみも欲しかったしね~♪」 / ` ‐- ._ ヽ {/ / ヽ } `ヽ } , ′ / / ,ィ ヽ / ` ‐- 、 ヘ イ / / //‐/ ヽ ; / l | ', ヽ 、__ \ノ ! ; / /´  ̄ `ヽL___{ | レ|个 ! , /. `ヽ _`) } |_l ! ! ___ ¨└L_| | | ! /‐ - 、 | ,' `| |  ̄ `ヾ ___ `ヽ| | l /____ ` 、 l / / l ノ  ̄ `ヾ ! |ヽ | /. ` 、 ヽ | / / ', ⊂⊃ ノ |ノ | /. . \ ノ|' /_,イ ゝ ┌ -- -┐ 〈 ! | /´ ̄ ̄ ` 、 ! /__ハ ヽ ', ノ /| | , ´ ̄ ̄ ` 丶 、`丶 | } \ `= '´ , ィ | / r ┐ `丶 ヽ | ,' lヽ. _ ´ , | ' / ̄ ̄ ̄} } } f⌒) ヽ 〉. ,' / | ! 、 / コ r (`ー'´ '┐´ // . / / | l | ヽ ' }_ ]-‐' ¨¨7 // . / / il j ! \/ ト-' /`-‐ .二イ //. / , ' i |! ,' L.__ /{ノ / `‐ァ' └┐ //. / / |/厂!___ノ / /ヽ ヽ_/ `{ { ̄ //. // ̄ ̄`ヽ | { | / / } ト、 京太郎「任せてください! こう見えても料理はそこそこやれるんですよ!」 魔女「あら、期待しちゃってもいいのかしら?」 京太郎「じゃあ、厨房借りますね」 ドクンッ 京太郎「侑子さん」 954 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 32 44.35 ID Lf2wbv2Vo [7/10] 魔女「っ!!」ドクンッ 京太郎「あれ、俺どうしてこんなこと……」 魔女「わたぬき……」ボソッ 京太郎「すいません! あの、勝手に名前呼んじゃって! あれ、でもそもそも名前聞いたっけ?」アセアセ 魔女「……ふふっ」 京太郎「?」 こうして俺は――次元の魔女との契約によって、囚われの身とやらになったらしい 正直、本当に会えなくなるなんて思っていたわけじゃないけど やはりあの魔女の力は本当だったみたいで、みんなにいくら会いに行こうとしても―― 会えることは無かった 【数日後 アクセル1】 竜華「……京太郎君、家にも帰らないでどこほっつき歩いとるんや」 社長「竜華ちゃん。そろそろ大阪に戻った方が……」 竜華「イヤや!京太郎君を見つけるまではうち……」 社長「この事務所も来週で解体されるんだ。もう、手遅れなんだよ?」 竜華「それでも、それでもうちは!!」 社長「……少し、頭を冷やすといい」スタスタ ガチャッ バタン 竜華「ひぐっ……グスッ……」ポロポロ なんでなん? なんで勝手にいなくなるん? 竜華「会いたいよ……京太郎君」ギュッ コンコン 竜華「っ!?」 ガチャッ 竜華「なんやおじさん? まだ何か――」 京太郎?「お久しぶりです、竜華さん」 竜華「え?」 京太郎?「少し、やつれましたね」ニコッ 竜華「きょ、京太郎君……?」ガタッ 京太郎?「はい! ただいま戻りました!」ニッ 竜華「あっ、あぁ……」フラフラ 955 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 40 14.91 ID Lf2wbv2Vo [8/10] 竜華「アホ! どこに行っとったん!?」ポカポカ 京太郎?「すいません。でも……」スッ アタッシュケース「一億円」デデドン 竜華「なんや、これ……?」 京太郎?「このお金があれば、事務所を立て直せると思います」 竜華「え? こんなお金どうやって……」 京太郎?「それじゃあ俺、そろそろ行かないと」スッ 竜華「ちょ、ちょい待ちぃ!! ちゃんと説明――!!」 京太郎?「竜華さん、今までありがとうございました。俺……本当に感謝してます」 竜華「なんやの!? なんでこれっきりみたいな言い方すんの!?」 京太郎?「……」 さよなら 竜華「京太郎君っ!!」 京太郎?「……」ダダッ ガチャッ バタンッ 竜華「まっ、待って!!」ガチャッ ドンッ!! 竜華「あたっ!?」 ??「あら、大丈夫?」 竜華「あ、えと……お姉さん、今ここから男が出てきぃひんかった?」 ??「さぁ? 貴方しか出てきてないと思うけど」 竜華「そ、そんな筈あらへん!! 金髪の男前が出てきたはずや!」 ??「???」 竜華「そんな……嘘……」ガクッ ??「……しっかりしなさい」 竜華「……え?」 ??「貴方が今やるべき事は、落ち込んで悲しむことなのかしら?」 竜華「それは……」 ??「折角の想い、無駄にしちゃダメよ?」 竜華「あの、お姉さんは一体……?」 ??「美味しいタコスのお礼、ってとこかしら」 竜華「は?」 ??「等価交換の法則ってね」テクテクテク 竜華「なんやったんやろ……?」 956 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/20(金) 04 49 21.22 ID Lf2wbv2Vo [9/10] こうしてアクセル1は立ち直り、事務所は元通りとなった ただ以前と違うのは……そこに須賀京太郎の姿が無い 鈍くさくて、バカ丸出しで……それでも必死に前へ進もうとしていた男の姿が存在しない それは果たして……元通りだと言えるのか? そんなこと……誰に聞いても同じ答えが帰ってくるだけだろう ~~~数日後~~~ あー、皆さんどうも、須賀京太郎です 願いを叶えるミセで願いを叶えて貰ってから数日が過ぎました アイドルになる夢を諦め、かといって長野に戻ることも出来ない俺は…… 小蒔「京太郎さんー!」タタタッ 京太郎「ん?」 小蒔「えへへ、待っててくれたんですね」モジモジ 京太郎「うん、二時間は待ったかな?」ニッコリ 小蒔「あぅっ……//」 京太郎「嘘ですよ、俺も今来たとこっすから」 小蒔「うぅ~」カァァ 京太郎「じゃあ、行きましょうか」 小蒔「はいっ!」パァァァ , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | { [二二二二.  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/イ/},イ . / l | | ̄|| ̄|| ̄|| ̄||.....{〃 r∧ -‐=ミ_从 、Ⅵ ,l七弐ト /} /l| l | |==||==||==||==||=.゙/ /{ 从 {示ト、 \ⅵ上ヒン ./イ } / | |_||_||_||_||.゙/ //从 l∧.ヽVゝ' \ .| /イ/〓_〓_〓_〓_〓_〓_〓_〓_〓_. / イ' {/l∧ ∧. 〈 、 ,イ/j'..゙_〓_〓__〓_ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii゙ ̄ ̄iiii .. (;;;;∧;;;ー∧ -‐ァ 从..  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....||||||||||||||||||||||||||[[][][][ .. ヽ 、 ‐く__ ´ ィ }/..| .┌──── ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||.|.|.||||||||| \ -‐ / ´ ̄〈_ ── ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ̄ ̄ ̄||.. . .∥|┌┬┬┬┬┐|┌┬ \._ _. イ / /... ___ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||. . . .∥|├┼┼┼┼┤|├┼┼.゙ ̄}/」/ /. < > ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ||. . . .∥|├┼┼┼┼┤|├┼┼....f'^ く / `ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||______...∥|└┴┴┴┴┘|└┴ . /「⌒fヘ /゙/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ||[][][]| ∥|.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | . _/ _j/|∧ /゙, /}ハ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||[][][]| ∥|.| ミミソ〆.| | / /ム__ノ'^ ). / /| {T} | ト}  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| ||[][][]|_∥|.| ヽ/〆..゙r 「 // /| / , {斗 lノ / ノ ハ ∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | || ̄ ̄^∥|.|____.....|/ /// ; / 从_乂 _ _ (ィ斧芋ミ、| / ∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| || ̄ ̄ ̄//. 厶r 〃 // , {.芹ハ`¨゙ {r' リ }〉 / | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |___||____//____ . j } / 〃. { } 弋ノ `¨´ ノ ! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| // ゙/ / / , |l |//// ' ///// ム イ⌒Y ! ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | // ゙/ |/ / {ハ /{ } .リ ハ{ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| // /i. l/ / /. | ∨ 、 v‐‐ッ イ / l} ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | // ゙/ |// / 乂. ∨ \ イ / ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|....| // / / / `ヾ . < ト / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |≡≡≡≡≡≡≡≡≡゙/ / /| > ` ≦ } // {iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii / / | _ 。r≦ r´ .ノ .// ∧| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄..../ / / | ,r≦ >'´ // .// / }!、|_,,.、--‐'''^'''¨´'''^'''´´'''^'''^´`'''´^./ / /} |. ,イ / > 7´ ィ//// / .リ \|__________/ ̄ ̄ ̄.../ / ノ { | / { / / < /// / / / Y";゙゙''";;''"';='"゙゙'; "'; ;'"'' "';'/∵ .∴.../ / | ∨| l{ ! { // / / { /{ { <";゙゙=''";;''"';'"゙゙'; ="'; ;'"'' / ∴...... / / 丿 / 〈 ゝ_ゝ 乂 / / 乂 | / .乂 |";゙゙''";;''"';'="゙゙'; "'; ;'="'' | ̄ ̄ ̄...i /./ 〈 |... / - ‐アイ. / ゞ | |'";;''"';'"゙゙'; ="'; ;'"'' "''";;''"';'"゙゙'; = | / \\ l |.... / ´-っ ././ }! なんの因果か、鹿児島にいます 【番外編 鹿児島ENDの真相 後編】に続く 963 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/21(土) 00 38 21.54 ID 438kQtRao [1/10] ,. -──……──- . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .、 \ガビーン/ / . . . . . . . /. . . . . . . . . . . . . . . . i . . . . \ / . . . . . . . . ./ . . . . . . ./ . /. . . } . . | . .} . . . ヽ ′ . . . . . . ./ . . . . . . //}/∨ハ/レ'ヽ . . i l i i . . . . . . . . i . . . . . . . | V从| | . . . . |. . . . | . . . . . . . | ー ─'´ ^ー-| . | | . . . . |. . . . | . . . . . . . | | . | (折角の出番なのに文字化けしてた……) | . . . . |. . . . | . . . . . . . | 〃⌒ヾ 癶{ . | | . . . . |. . . . | . . . . . . . | {{ }} {{ }} . | | . . . . |. . . . | . . . . . . . | ゞ=='" ヾリ | | . . . . |. . . . | . . . . . . . | | . | | . . . . | . . . .| . . . . . i . | /⌒⌒} | . | | . . . . | . . . .| . . . . . i . | { / / . .| | i . . | . . .i | . . . . . i . |`  ̄⌒,.ィ . | . . . .| |/{ . ..| i | | | . . . . . i . | 厂| . . . .| . | . .i. .| /⌒\{从| 乂 . . . Ⅳ '⌒ l/}/Ⅵ 八| / ヽ | l\ \i/ __ /| |ノ}/ / } | l ヽ _____________,ノ .| l i | . . . ´ ` . . / / ヽ / / / ヽ . アラサーは哀れだねぃ / / /l ハ―- 、/ i こっちは次スレで主役扱いだけど. / i レ' L / レ1/l | _ {/ | | 芹ぅ _ | |i | 〈ム | | | ヒり ー‐ |/ |l | マム | | /| '''' ′ '''' / 八 | マム 〉 从 マ フ / ヽ. マム__/ へ > r' _ _ _ _ _ / / . 「`ヽ/ .\ /7´〃 */ / . | * *\ イ * / iУ* / /\ ハ i | * * * トミj * { _ノ * /{ / * * ヽ' リ | * * * Vハ */* / * Ⅳ / * * | (⌒)_ _(⌒) (⌒ ) -‐…‐- ( ⌒) `¨ヽヽ/ . .` 〃`¨´ . .ヽ. /. /! .ヽ . /. 〃 | . .′. / │ i ト、 i i . / | i | i | | | | i ≧ト廴ト、 仏斗匕、 } | ……出番!! { | | |乍≧ミ `¨ィ≦斤|`′ | ゞ | | 辷ソ 辷ソ | | | | | . ハ// , ハハ/, | | | | ハ __r .イ | | | | i > . ` イ | | | | | | r‐| ≧≦ |‐、 | | | | |i {/ {人 人} .' ,′ | | j| 八! \\.// /. /ニ‐ l -≦八廴≧ \/ ≦彡'|ニニニニ`ヽ . ‐- 、 .' r___ fニ; {ヲ “´└ } (そろそろ出番のようじゃな……) '.--ヽ ,爪 マア彡へ r'/|\/ニアヽ // ̄ |ニニニiニニi fイ {ニニニ`lニニl /ニ| ヽ二二|ニニ} /二j i二二i二ニ〉 /ニ〈 {ニニ二vニニ〉 /ニニ〈ミ=‐ ヽニニニvニニ〉 /ニニ〈ミ≧=‐ \ニニ ニニ〉 ,iニニニ[ニニニニ彡'´Vニ }ニニ} / |ニニニ|ニニ{jニニニニニニVニ}ニニ} /ミ|ニ二|ニニ≧ニニニ二|=jニ}ニニ} / /`ー--|ニニニミ|ニニニ二| ̄ / 〉 L{」ヲ vニニニ|ニニニ二| ヾ」/ vニ二|ニニニ二| vニニ|ニニニニ| Vニ|ニニニニ!965 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/09/21(土) 00 47 48.98 ID 438kQtRao [2/10]※ こっちのスレ埋めておきたいので、ご協力くださると助かります / / ル│ /─ラ |. ハハ | \ / | /レ ∨ リル | / ノ│ | │ / | | / 二二\ ノ ノ  ̄ヾノ | | ワハハー ∠ ハ レ . /゙ ヘ` _,===ミノ│ | | / ソ | | . ○ | / lヘ ノ | | / | ヤ`廴 ン O │ソ ハ ノ ∠ | / 、廴 ソノ /| // 京太郎君のポスターが出来たぞー! \ | ハリ .| ∨ / \ | 丿 弋 ̄ ̄マ フ .| \ \  ̄ ̄\ \.........メ / / \ \ | \ / / ハ | 丶、 _, イ´ / \ / ̄\ ´ ´| ノ  ̄  ̄  ̄ ..../ 丶、、、 /| リ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛゛゛゛゛ \ |" ヾ\ / ゙゙\ \ / 〉 |\/ ヽ \ /\ /∨ \. / ,. . . / . . . ./>ミx彡ヘ _ _ _ _V. ハ ' / . ./ _ _ _ _ _ / ∨ V. ノ . |77. / ____/ ∨ ̄ ̄ \ } (清澄の使いっぱしりだとばかり思っていたが……) |i_i i_i /´ . / \ . \\ |i i / . /____ ,.. ー-==、 \ ` ー‐ ノ 、_|iノ/ . 7 厂 ̄´ヽ ,二ニ \ ー=彡ノ __フ . . /ァ==ミ、 イ{ i`ヽハト==≠-‐'′ `ー==≦彡'〃 _) i^ r'. ノ /ノ リ 爪 ー≠爪 { ヽゝ--‐'  ̄` 「イ ノ i |ヽ こうしてみると、中々いいものだな | i . `トゝ . . , . . し'ノ i. | | i ヽ.__ 爪 . i | | i i ヽ ー ' イ | i i | | i i 个 .. .イ |. | i i | | i i i i_ }´{ > . .イ ト、! _ |. | i 从 八 i i //} `丶、 ` ´ ノ Vハノノ. // ヽ X'/∧ ` ーv‐く ∨ハー=ニ二.. _____ _ ....-==ニ\ Xヽ'∧ /ー一へ. /∧////////////ハ/ハ'////////,ヽハ//∧ ∧ i i i i i i i∧ ///∧'////////////ハ///∨////////////'∧ / ∨ i i i i/ ∨\'//〉/////////////} __,.. ' ´ ̄ ̄ ̄`ヽ、 /レ、 ,.. ' ´ ン'∠二ト、 /,.. / , , 、. \ V/ ̄`ヽヘA! // ./, / / ハ ! ヽ ゙、 \ 智美ちゃんがジャニヲタをやめるなんて……/ / i | ! // i ! | ! | i ヾ、| /i. ハ iハ |∧! !| /ノi ,ィ|! ト、 ゙、i!゙、| !ハ人|-V十! ノナー-レ、,ィ! ノ、 ゙、 !| ノ !、c―‐ ;==、 ―‐o ノィ'′ i ハ リ / ,イ  ̄ ̄ `ー―'" ! i ! |.| /. /(i´ | 、 u /! iリ_リ / r-、丶` ...、ヽ___,.イ / // ./ヽ | | ヽ .) / | \_/ |( ( / / / i | i ノ/ / | A / \ Y / / | ______/ \ ,. ´ ` .__ ヽ / \`ヽ .‘,. /´ \} . .‘, (今度会ったらサインもらってみようかな……) / /i . ! . ト、 ヽ ‘,. / . / { . ト、{ \___ ヽ ‘, , } ./⌒ `\丶<.\ | . .| . .∧ / イ ___ ___、 | | . /. . ./ ! / // / } |\|__ . .,′ / i ./ ノ ! {l!{ { l! / .| ト、.', / { l | ./,, ゝ-'′ .ゝ-‐' ノ .} } / . .| l !人 ¨´'''' .i/ イ . . . .| V > ` ‐ ' ,_¨´./ ! .∧ | ` ー─‐‐ェ─ ノヽ ¨¨´ .| / ヽ ! _ ⌒Y´¨7\ノ ` ┐ j/ V /`ー=ニニ二二¨} ヽ rヘ! rく Yヽ }(そうっすねー)↑ この辺にモモ968 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 00 57 20.76 ID 438kQtRao [3/10] 〃. ヽ <キャプテーン ! ,(i!i!)`゙i | |!_(l´.ゥ`ノ!| ム゙予''!、 て/iYiYハう '.十i十' ヒヒ! i'|/ ┴‐---、 -==ァ ` 、 / \`ゝ _,...-‐' | ハ N、 丶、 丶 \  ̄`7 | /レ V \ \\ ヽ 、 | いいもの持ってきましたよー | / | |' ̄  ̄`゙ヽ || | ヾ、 レi i ,==、 -≡ミ、 V|人/ ト- ゝ ソ 「|´{, | H {, || |,r┐ !| `ト _.ノ 丶 __.ノ } /レ i ___ ,、__.ノ/ \ 丶-' /|/|人| ` ,..-‐ | r 、 r‐r―' ̄/! !` 、 ____ 丶 \_ ,イ| ヽ ト --/ >‐-、 ≧ニニr‐ 、_,...-、 \ / i∧ ゙、 |ー--/ ,, " _,イ-‐^i `ー--`ー-、__ \ / | ヽ ゙、| /,, " __/ / ', \ \ / | | \ |/ニ--≠= ヾ / ! \ \ /\ Y o | \ | i ,. - ‐──-- 、 / / .\ / / ;ィ /^', ト、 . ヽ / / / ! { リ ! ヽ .', ,' / / 彡` ソ ', } ! | r"、 __ ' ミ . | . ,' これ、合宿に参加しなかった子に頼んで貰ってきたんです | /二ヽ `゙ヒ ソヾ ´__, | / ', {.' ` ⊂⊃ ヒ ソ`ー,゙ 確か好きでしたよね? 〉ヽ_ , ⊂/ { 〉、゙ . 、_ _. ! r-‐| f゙ / \ ,.ノ | ヽ ヽ_ ` _. ,‐ ´ _,.>', \ }、_ /、< \二__. ! }\_ ヘ ` ー 、ィ`ヽ\ { \ ¨ }\`_'"} \ / l ' , ' , ハ ,.' ' / / / ,.l ,、 'v 'v 'v ハ ハ,' ./ / .,' / | .|ハ l l 'v ', ハ. ; | ,' ハ l | | .l ハ l l l }l | | | l | l l l | | .| |l l | l |l | | これ――須賀君のサイン! | | , | | 」斗 -代「 リ }| | リ`7‐-リ_ | | | | l | |人ハ { リノ リノj/j从//j ,イ | ┼O | | . | | `^ ′ rテ守癶 ,小 | 小 | | , |l, |,cうz==ミ {トッリ ,ノハ | ありがとう……!!|. ┌┐ l | リ 小 'v¨´. . . .. `¨''と^) l | |. └┘ l 小| | |ハ Y ' ' ' ' ' ' ' ' ' ' ハl | | l | | .| | | } lト、 cっ , イ | | | | | | | | |l リ リ > 、 ,.<「 l. | | | l从小、{「「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | 乂゙\ハ|.| r―┴-、|. ,rr< \j |.| ` ̄ア^ヽ\ / / .{ . / | ハ ト; \ \. / / / \ ;ハ;! ル' リ j;ヘ .\ >ァー=≦_;_;_;_;_/ /\ \/ u.ノ u.ヽ \ .V/ ヽ ,ゞ/ / \/‐≦、ぇ、 ≧-\ .∧ (欲しい……!!) ー/ ./ ,彳,i作ミx ゛ 作ミxヾ; ∧ , ./ ! .俄_,}iハ 我,刈 { ∧ l .メ、 とつミ彡℃ ///// ミモっ.ト; . | ハ ////////////////// ,l|\ l | メぃ rvー-―, / .! ヽ .| | |ー - 、 ~ ̄  ̄ / .| };! }/| ト; .! 个 .ーェ __ , ィ ハ ,从| Ⅵ ヽ!rー― -' {| |≧ v'⌒ヽ、 〃弋ヽ \ 〉 | ト、 \イケダァァァァァ!!/ / \\ \- ‐ / j j. ヽ . / ヽ\\ \_./ /∧ \ ↑このへんにコーチ / .|! \\. ヽ/ // ヘ \974 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 08 55.22 ID 438kQtRao [4/10] / // ____ _.... ――― --、_{r、/.. ´ \ ,. ´ /´ `¨ヽ、 -=< ̄ ̄`\ ,. ´ ´ 、 ` .、 // ̄ ̄\ ,. ―― 、 ,\ \ , ' / --、/⌒Y´_ | ヽ、\ ヽ 透華もハギヨシさんもいないと暇だねー // { __,..-r - 、_ } ヽ , ∧ 、 \ . / ' /乂_,...イ´ / \ ̄ \ ,イ ∨ , | ヽ ヽ } { | / / _// | / / | \_∧} ∨ } 、、 | Ⅵ 衣も風邪で寝たきりだしさ Ⅳ { / {\ { | { l | ' ! | | | | | ' | } | リ / 从{汽≧从 | 从-}/-| /-| | | | / | / , } _,刈 \ ィ==ミ // | | / , { Vソ _ノ刈ヽ イ |^Y} / | 叭 , Vzソ ノ | |ノ/ イ | | 、 __ __∧,ィ| | /´ 、 | \ ‘ ー` 〉 ,、〈, , \ 从 ` ー r-==≦ | / / \ ,ィ⌒| / イ⌒\ /´ ./ / /´ ./ ./`ヽ . } / i i i / / | | i l l l | | | l | | l 須賀京太郎君……だっけ? l | | | | | | | l l | l | | |ヽ -|- -‐ | ! | l どうしてあんなに入れ込むのかな? | | l _ ! -‐ | ヽl ヽl ! !i | l || l |´ヽ ‐ヽ‐ ナャ ヽ`| | l. |.| | _ィ ュ、_ -‐〈 ヒ / | | l | | | i´ i i. l ー 一 "| | l | | | l 、 `´ ′ 〃 .| .| l | | | l、 ` /| | l | | | |\ 、っ /| | | l. | | | ` ′.| | | l. | | | `.、ー ´ _| -| | l. | | | i /_ ̄ /| |‐ - _. | | | -/ i 人 / .| | ヽ l | レ ´ //| /. ヽ ./ | | l / , _, -‐- 、`y´ \/´/ -ァ / / , -‐´ , V /| | | ゙、´<´_ / ./ ., -´ /``゛"´| | | | | i ゙i´ ̄ / / // / | ./ | /| | | , | / / / // ノ| / |イ/|.,イ ィ∧| もしかして透華の奴、須賀にお熱なんじゃねーの? /_, -‐ ´ , ‐´/----、 ソ,,==―∀Nr 、| _, -‐ ´ ,. / __ ̄ ,,-―--、 l/ |ー'-----―' 爪 |/゙、 て o |゛ 2;;;;;;ノ "/ .ノ | |∧. ゙、 """ | / ` \_| 、 |-i´ ニマニマ |イ.゙、 ´ /i、| |ハ|〉 、 -----――' ,イ/ ` /" ゙、 l 、 r f Y\ ., イ/' `i / ._ ゙、! \.r!、\\ \|' ゙、 _// 〉 ト! | ゙、 ゙、 ゙、 ゙、 ,ベ、__ _, ---―― ´ ./// ゙、 | | ゙、 ゙、 ゙、 .V\ ゙、  ̄ ̄`ー-、 ,、rく´ ! ! i′ / i \ / 丶, -‐_ ニニ _‐ 、 ノへ /`'` ,/イ´ . . . . . . . . . . . . `丶く, ノ、 ,L, / . . . . . ./ ./ . . ,、,、 . . . . . . . . .\ `ハ i 〈/ . . / . / . .! . l . ./` ´l . .l . | . . . . . . V . .i (京×ハギ……ニョヒュヒュヒュ!) | . ! . . .l . .l . ._ L.l_ .| ! . ! . l| . l. .l . . . ! . .| l . l. . . | . ,ィく 丁「`!. l 'テテト、! .| . . . | . .| __,l . ト、 .l\! ヽNヽ! l/!/ l /| メ . . /! . .! ニヤニヤ /_ V'l .ヽ! ,ィ==ミ r==ミ ,イ . ,イ`! /=、 \うぅぅぅ……ハギヨシィ……とーかぁ……/ /// . ヽ! . . l xxx xxx.// .| . !'`ヽヽ ,!/ / . . . / . | . . .!、 ' _ 7 . . .,! ヽ . .ヽN ↑この辺に風邪の衣 r=、―-'- 、 /! . .l !、 l 丶、 ー-,rく´ヽレ! . . /_L ゙-‐┴ァ、 ! 丶、 丶、リri . l‐┴`、 -/\\ヽ ヽ . ./ / i| ri _ ヽ!.ヽ!.. .. .. .. ヾヽ〉 /! /_ -‐ 7_V || / \|\ `` ヽ.. .. .. .. こ {. { //イ}- /ヽ !一同「「「「うわぁ……」」」」ドンビキ歩「ファッ!?」ビクッ 978 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 20 57.02 ID 438kQtRao [5/10] . ´ ` . / \ .´ / / ∧ ヽ ヽ / / / / ヽ ヽ ', ハ / ,' / /,′ } i ! i ';\ あー!! 須賀君のポスターじゃん!! ' ! ! _ハ { ハ! }ハ _ レ }} ! ヽ { i { /Tニヽ {! jイ ノハハハノ ! } ヽ ヽ 誰が貼ったの!? i ハ ハ i/ん ハ` ゙ん ハヽi i ハ}i ヽヽ iハ ハゝ 辷ソ 辷ソ "ハ レ ノ ヽ ヽ /人 ! ' /.ィ } ハ .} { { ', "" r――┐ "" ′V} } } } { { ゝ, ヽ ノ イ ∧ / / ,ヾく  ̄ i ェ- --ェ彡!  ̄ ハ} //. / i ヽ\ YY / 丿 ´ ハ} // / へ┐ \ l l / j V ノ ノ /ヽ‐二 、 ` l l ´ V Vノ ノ ィ ヽ `<´,.) l l ! ハ _/ / \ . ´_],,] / ヽ. / // / | | / . . / / / | | \| | \/ . / │ . / / | | | |_ / メ / /. /| | | た、たまたま雑誌に付いてたから……その、 .' / | | | /⌒| {⌒刃ト/ / / 七 | | 代わり映えしない部室を変えようとしただけよ. ' | | | |{{ `| | ヒン 厶イ刄|/│/ ′ | | / ;゙| i ゝ | | 、、 ヒン'イ. |乂/ | | | . /│ i 介i| |. __ ' /7i| |ハ ∨ | {/ / / ∧. 〈\i| |\_‘ー´ ィ77(|. ハ } │ | .∨ ∠二二 ∨j| | ∧ ̄Ⅵニニ7 /丿| │ | ∨レ―\∧ Ⅵ 人,_ ∨ 〈 {厶_ } │ /............................................................................ヽ .. / / / i , / / | / / | | ' ボーッ | | | 厶斗 -ハ | | ! | _ | | | | / | / .} /i / | |_ ノ | |/| | |_彡 〃__/ / ィ /}| | | |/| | | ィ芹刈`;/ f竏;' 〃 (こうして見るとなかなか……) | | f^Y | 《 乂 _ソ ソ. ' | | ^| 从 | 乂 ' | | 圦 ハ | ``` ′ i | |`ーo{ ; | _ \(カキィーン)/ i | | | |. ' | ´’ィ | |l | | '; |` . イ | ↑この変に氷漬けの宥姉 | 八 _圦 '; . 厂 { l | |. ′ '; 〈./ \ 弋「./ j 〃 --……-- r―‐⌒ヾ \ |∨ \ \ |/゚ 。 \. . . . . . . . . . . . . . . / \ . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . 。 // / \ . . . . . . . . . ` .o。 . . . . . . . . . . . i ゚. /イ / . . .イ . . ー┬--- . . . __ .` . .o。 . . . . .|. ..。 i{ | ′ . .'{_|_ . . . | リV . . . . . . } .>匕、 \j--i いいんじゃない? || |/ . . ∧}リ≫┘o。v――'’xr示=ミト、 . .\}、 こういうの好きだよ リ { . . . .|! ‘, ィ芹≧ュ ’|イi//| 》、 。 . . .ぃ、 | . . . . .「`ヽ《乂_゚ツ ゞ= '゚ リ/リ゚。 . .ト、i | . . . .小 , , ' , , / . . .∧ .} リ l. . . . . | }ゝ-! jハ . . . j/} .| 。. . . { { j 八 -==ァ イ }/ j ノ ゚ 。.リ \{≧ュ。. ィ jソ ″ / ゞ イニ} ` ´ {ニヽ ィニ// ゝ|ニ\ オーハナシワカルー! ヤッタネー! ベツニドウデモイイケド ダレカタスケテ…… | さ っ 蚊 な | び ぽ 帳 ん ....  ̄ ̄ . | し く の か / \ | : て 外 ./ / i ', ! | ハ ! (⌒) , | L__∧__/ L__」| ◯ ヽ、 | イ | | | o 0 ‐----- | ヽ! ' | Ⅵ从 ト - ィ トⅣ ヽ{.i.` -r_´ー- 」 -‐ ',.冫vヘ/〉‐ _981 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 29 31.31 ID 438kQtRao [6/10] _,. . . . . . ̄ ̄ . . . . ... /⌒. . . . . . . . . . . . . . . . . .` ⌒ヽ /. . . . . . ._|. . . . . . . . . . . . . . . . . ',. . . . 京太郎ポスター、部室に貼ってもうたわー!! . . . . . . . ./ |. . . . . . . ト、. . . . . . . . ハ. . . ! いやー抑えきれんかったわー、もはや無意識やったわー!. |i. . .| . /_,人. . . . ト、|__\. |. . . . ..|. . .| 八. . ∨ _,, \_| ,_ | . / . i|. . .| ∨| |'´⌒ ⌒` レ'. . . リ. . .| ─ _ (⌒Y⌒) 〈 从 " ′__ " ,| . /l/ . . .  ̄ノ ̄ / \ \_/ ヽ| | ‘ ′ ,.イ |/ . . . | | ≧ァ- < ト、| | . . . | _ --イ ‐ ´ />- 、. i| \これ一枚もらってもええかな~?/ ./ レ ∨ `ー′ i . / / /介\ / |/ ↑この辺に代行. / 〉 ∨ |∨ | 〈 / / | | ∧ ./ --- 、 '., ,' ./ ./ \\ \ .', .l / / ヽ.\ ヽ ! .! , ./‐‐-.、 ...-‐!l‐\ ', l やっぱ京太郎君はええな♪ l .! ./ ` ´ リ ', .', .l ノ,! !/,.-==ミ.、 ,ィ ===ミ、! l l 心が洗われるようやわ ,'/l ., ' f/{ }ヽー ''./イ{ }ヽ Y l .,'/ .l 八 {ヾ乂 ゚ ノ,ノ/⌒ヽヽ 乂 ゚ ノ .ノ / l (' .l ト.-=一 ''´ 、 `ー == イ,' l l ト-, ''' '''' / ,' .! l l ハ -‐ - ,/ .,' ! l l i>... ,.ィ/ /! .l l l .j | ! ≧z... ....ィ≦_|/ , / ! .l / j j .,' j l/`{_f´ ̄ ̄ /., ' / l .l {( ./ ノ /_,'/ .,.ィ !_,.ィ! /./ ./丶l、 .! ト、\ ヽ`ー' / .// ./ 〉_ ハ /./ l / `ー- .、 ! !、 `ー=イ ,イ_,,..イ / } .\{/!l .V V ノ __ __ . . .-‐ .ヽ ヽ _ -、 __' _ _=-‐''' '゙゙゙ ヘ . 、 / . . ;" .,, '; .l おー! 確かに……  ̄'_ ;' ___゙' ,,=- l .l O( ) ,'´ir' ミ ,,=ュ、.! | / ィl´`ゝ弋;ノ lr' リi; / く/ / . . 、_. ''' ' ¨ / !') ` ‐-'L ヽ o ./ . `! ___ -! __ <ノノ_」 / | ヽ, /ヽ,_ l |/\l /ヘ ヽ ノ \ } \レ./ /! / | .X Y _ , - ,r ´ て ̄ヽ=- /  ̄ ヽ r ⌒ `Y_丿___ニ、 / }( ー' , ー' ̄ `゙`ミ、ヽ l l/ T ,ィ=- 、.i_ ファンになりそうなのよー! f ゝ .八(ヽ! ヽ i.! ヽ. ゝ > __ . イ| .| ヽz=-ミ __ !! ! ( ー zイ .ミ.l ! ヲ んィ i!` ,r'心}.! ! ー' Y⌒ヽ ! .! ゝ弋_ リ l!ィ爿.!__ノ ヽ | .! '''' , ゙'' l.!.| ー-、.| .! , -- ''' !.| | )! ! . 、 丿 .ノ .! | _|.ヽ! 、 _ イ l/ / \ /、 ̄ , - ´ \ .\ ;ハ 、 < .- ‐.h ‐ ....、 、 キョウタロウラブ! キョウタロウラブ!! キョウタロウラブ!! オオサカハキョウタロウノマチ!! ヒメマツハキョウタロウノボコウ!! イェーイ!! / /{/ -‐‐--..,,__ __, }八 } ― i | レ′ ¨¨ ∪ Ⅵ ! ― メゲるわ… i | . i' _,.. -=ミ、ヽ 'ー--、! 八 ― i | | ァ' γ⌒.、 .' \ //|||||||| | i 《. f } x-=ミ、 / > . . .| i i{ ヾ { ! f ヽ }i / > . . .| i 八 乂 ノ | } i; /´¨ . . . | i \ u | / / ※麻雀部の未来を心配せずにはいられない末原さんなのでした . . . | i .ヽ 、 乂 , / .| i / } } ∪ } /984 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 40 53.02 ID 438kQtRao [7/10] _人_/ \ Y/ ∧ \ . キリッ / / / ヽ \ | . / | | | /| \__ヽ| | i| | |`ト|/| /|斗テ气宀〉 | | あ、あれは京太郎ポスター!? | i| |斗テ气{/ 辷_ソ / | | | V从 辷ソ | | | iハ i i i | i | | i | i i i /\ | ii | | i从 \/ .ィ| ii | | ii 个 ,イ< | ii i ,゙ ∨八 |\ \>‐r‐ ´ / |/入 /|/ \ \ '´ |¨¨¨7 |/\ / \. / / .| \ 今じゃ怜もすっかり京太郎ファンか……/ ./ / /| ト、 ヽ ./ / / | | | V .ト、 . なんか、気色悪いんやけど / / | . 十―八 . | V─一 .| \ . / | /| /=ミ、 \ | r=≠ミ、 .| \ .. / |/ 〈{ rし心 "rし心}〉 .八 |\|/ 7 / 弋ぅツ 弋ぅツ | /^ .| ̄ ̄ //| | , ,,, | / , .|\ | | 从_} / | \| | ./ 八 r- , u/| /\| \ イ /j/ _> _ < | f´ | r=≦ニ三| | >―i |ニニ三三|__ ,=≦ニニ/ニ/__ _|三三三三三≧=- ,.  ̄ ̄ ̄ ̄ / \ / / ‘, \ ヽ /./ / .| ゚。 い 。{/ /l |i | i | }i , そりゃ須賀京太郎は大阪で絶大な人気を誇るアイドルやからなー ゚ |ー| |ト . ,;__|| | | |l| l||---'.i まさかこの大阪で京太郎ファンじゃない女子学生なんておらん筈やし | r i|-/ 」|_--_、|W!__jリ斗-___jリ | i│ |/リi| | -` ´- } .| |│ l { | j ノリ , 。 ハ_,イ  ̄ ̄`ヽ_,イ  ̄ ̄`ヽ_ハ .′ ゚。{ .乂____,ノ ̄乂____,ノ,′} / そんなんおったら道頓堀に捨てられてまうわなー ゚.ハ . . . . . ′ . . . . . / / ∨ーl lィ / _ V个 .. (_) イ / /{ ∧ハ } > < {. i | {..乂ゝ-' } }| ` ー ´ |{ { ゝ.,ハ∧ | | ダヨナー! ソヤソヤ! キョウタロウハオオサカノヨメ!! ハンシンオオサカキョウタロウモオオサカ!! / . . . . . . . . . . . . . . . . \ . .\\ . . . . . . . /.\ /¨ ̄ ¨¨ト、. . . . . . . V--、. . . | . /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . i\ . .\`ー-- . . . `.ィ7 .r=ミ ′\}V\ . .V \ . | /. . . . . . . . . . . . . . . . -‐‐-|- \ . .\. . ̄i{ { 、 } \| } | (えっ……? そんなにヤバイの?). /. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ..| .\ . .\ . . 乂 ノ / , ./ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 八 \ __\... __ =彡 /./. / . . ,.イ. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\. / / ←全然京太郎の良さが分からない人// / . . . . . . . . . . . . . . . . . . ',\\ ,. イ .,′ / /{ . . . . . . . . . . . Λ . . . . . .\ / 厂 . . . . .i. / / .| . . . . . . . . . ./ \{\ ___\ ′ . . . . . { / / | . . . . . .八/ '. . 人 . . . . . . 八. / / i| . . . . / '. . V . . . .{ . \ ( 八 . ./ . r 二- V . . . \ \ \ V\r . / >ー- ィ Λ \(うちも仲間に入れて欲しいんやけどなぁ……)/ ↑みんなの輪に入りたいけど、なかなか踏み出せない雅枝さん988 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 49 55.17 ID 438kQtRao [8/10] .....-...==...... ... ´ ` ...、 ./ /! ヽ / / / , ! , ∨ えへへ、充電充電ー! .' ト l! l | / l 斗ヤl ., . | 从 ミ ! !/´ |/ |/l } ! .l /んム` /んムY/ノ l . l | l 辷 ソ 辷ソ l ;' ! ホワーン l | | ,, ,, l , , \あんまり近くで見てると目が悪くなるよ/ .i ! ゝ ┌ ┐ l ,' / . | | _> __ ィ / '_ ;;/ ↑ この辺にトシさん |/ ,-| _,,! //´ >イ 〉 ´ .〉、_ x>´///! /Y ', /////ヽ、 /´ |/////!/小 V //////ヽ ./ |//// /! /////// | ___/ / / \ \ ⌒フ / , / l 〈 \\ \ / / / / /| \ ∨ \ \ / / / /-~/-| { \~ー 、' \ ) なんでイケメンのポスター見つめてるの? 〈 / | |八Ν__八{ | _\ ∨ l|′ / l| l ァ┼ ┬ \N┬‐┬ | | リ 〃 / l|\_从 乂゚_ノ 乂゚ノノ}∧l/} 八/ / ,八 入 、 ,,, ,′ ト、ノ. { / }\__ ′ |. 从 八{ 込、 ∠ . イ^| }八 ∨ \从_}> . __ イ 八jノ ) / \__ Κj/ _/ //〉_∧ ‘, / .∨ ,/// ∨ } .. . . ´ ∨//\__//∨ `ト、 /∨ ∨\ i i i/ { . . | \ -‐- , ''´ `ヽ / ‘ , / ,' `ヽ / ! _ i -ri- 、 i i /イ i i トx ´ | ハ」_ ハ i ! キョウタロークン! カッコイイ!!. ( l.i .i | i i __` ー ´⌒`'/ i八 i 八 ゝ八i/⌒` 、 / ,/i i\ ミテルダケデゲンキイッパイ!! \i ト ゞ、 ー ' { リ }!i \ / | i i ≧ r- イi /」iイi 从 { /リ ハ ir'i"´ \ iハ 〉-く/! }. i' i / i ! /》 《 / ,ハ ____/___i_,/___V____.‘,__ |i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|____| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i| || _,。*+。 || || ,+゚゙'・。 ,*" " , || || % ゙%" %. || / 二ア * * f千 ヽ. / ー‐ ) {! ; ゙ {二 } { -- う '。 ,*゚ `ーr/ ` ー|| ̄ ゙*. %' ||' || ゚+。 ,+゚ || || `¨" || |l_______________,|| . / / ! ヽ ヽ ヽ. / / / ハ ヽ ヽ ヽ ', i i ! ヽ ヽ ヽ '; i ハ 从ハ ハ ヽー―' ー-'‐┤ ! ', いいねーこれ l ┬' _ノ \ } } ハ j ハ彡 ⌒ヽ  ̄ j j } 荒んでた心が合われる感じー / j { ,zzx } ==z,、 ; ' j /ノ / 人"_ノ ,,,,,,, / / j. レ / ハ'''''' ` / / ! ∨ ∧ ゝ r フ .ィ イ i レ /i { ヽ > _ ´{ハ ハレ´ ̄ V ゝ { ハ 〉' \_ { ..イ ヽ ィ }} . . . . . 7ヽ ィ . . . . //∧_,へ\ } } . . . . . ! / ハ . . ./ィヘヘ } //ヽ,j . . . . .{一同「「「「「あれ? そういえばトヨネは?」」」」キョトン993 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 56 10.28 ID 438kQtRao [9/10] イ `ヽ . ハ / / / } / { / /- // /! | ,′! /{ { / { / / ス } あっ……このポスターの方…… {. | |, ===ミ. ∨ // / / | |. | {! f r}` -=x 乂/ { 从 | ゞ-' r' r∨ | ∨{ , ゞ_ ン  ̄Y ゝ _ .イ /} リ / / \ ‘' イ _ >' γ./ / }` ---ァ<{ .Y {、. / / / / {! / / ヽ ! !! / {从 { {. l/ / .ノ |l、 ドクンッ. _{ , '∨. |./ / . / リ Y ィ / / / / / , ´ -=_彡 ! . / / { ノ i ,′ / ! } / } ノ _,............_ ,.. ' ´ . . . . . . . . . .`ヽ / . . . / . . . . . . .i . . .、. . . .\ / . . . / / ハ | | i 、. . . . .ヽ ,.-// /_/! / .i | |、 i i .゙、 /... i. | / i ./ | i | ! i、 ┼i |、 (( ̄`ヽ /. ; ケj | |、i--!{ ヽ i_jハハ!. ! .i | .ゝ、 .ヽヽ あれ? 姫様知ってるんですかー? { /i;ハ | { h i゙ '"i ヾ、! ! i | ハ iヽ i、! ヽ| i!弋 ;ノ r' ノ!'´^!i i| ヽ } | ト! ' `ー' | ! } | { !丶 、 _ ,r‐‐iノ jノ 、! \_ ,.ィ'_ リ _,.ィ' 〕 ー ' |ハ ノ / i i / 、_ /! i ト、 ,. ‐/ / \ / | ! i ! / / ヽ / ハ | i ! ./ / , ,,ィ‐ i ハ ヽ / / l l l ', ∨ l , ヽ ! / ,' l! l ', ∨ ! ' ! l / / l ! l! l l !l } わりと……顔は好き '; 丶、! !/ / / ,' l ,' l l ! }l ; ', Y 从 _ / // // / 〃l /,' ,' /.}/ ∧ γ! | .斗均弍ミ、-' ' /_ _ / ./ /// / / 〃 ヽ { ! |,《 ) 汽 戔芝ミt-'-- ' ' / ヽ, l ! ..{ リ ) 灼 ! くヽ l |. ゝ ==' { // l \ , ! ¨ ,' l \ /. , ! ' / l / < .', |ヽ __ ィ ! / /, ! >..., ィ ´| ,' / ´ / ', l /` ー ´ .! / /| __ {. | / _⌒ヽ -─……─‐- `∧ / .\ . / `ヽ . . .ヽ ' ., . . ハ ′ / ∨ .l 確かに、惹かれる顔立ち……ですね | i l / l! ト、 ト、 | . ., | | |' | |'´\ |‐- } |i. . ., | |\|'⌒ | l | \| ∨ 八 . . ., ' | l __ 乂 | ,イ示冬、〉 / ミ . . . ., |l | l_ ,竹冬、\| .乂 ン / } | 〉 . . . ... 八 | l〃乂ン/ ̄`ー─‐‐′| |〉/. . . . . ..` ドキドキ、 \{ |i ハー‐" ' u r| | '. . . . . . . . . .\ | | 人" __ ,イ_}∧. . . . . . . . . . 、 ..\ ' } ‘ ′ ... |八 ∧ |. . . . . . . .ト、. . .. >-< / 〉-}/|. . . . . . . .| \|\姫様が捜していた男がこの人なら……/ ↑この辺に霞さんのおもち994 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/21(土) 01 59 08.97 ID 438kQtRao [10/10] , ' . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ ..ヽ /. . . . . . . . . . . . . . . .;、 . . . . . . ヽ .. .ヽ // . ./.. /. ; / ';. . . . . . . . . . '; ....; /,' . ;'. /. l! ;' .'; l l . . ..i /.i | lL -亠 l  ̄丁T! ‐! l l . . |. i ! 、 l l!、 _」L l l --+HL_ l .;リノ . . ...| ! .l トゝ !´__ _ヽ 川 ,,z=-zy/j;イ .| 私が連れてくるわね…… | .l . lv'筰 卞 ヽ. ´ b jヽ .!l .| だから安心して小蒔ちゃん l l! .辷.ノ ー.― ll .| l l. ,,, ' ''' 'l . .| l l /l .|. l .l. ャー‐ッ / l / .l l ... イ / l. l >.....___ < | l / .. ' l . / l / . /. l .. /{ | / . / l . . / ゝ´ll /,' ./> 、 l . /// ! / / イ./ ヽ. l . / ,' / / ;.' / | .i . . . . . . . / . 、 . . '.. / . ヽ . . ' i 〃. i . l . . ' | i |i i } l ..l i | l l i 」|Ll 」L i /」L 廴 } i | l Λ {T「}/ ヽ{ ‘.ハ / }/ }` | やっと……会える……? | rヘ { .ィ竿弐 |/ ィ竓ミx ' | | l `'. { ら-リ .l ーリ}}.' | |ト、 、  ̄ `¨゚ ' / / \{、 `ヽ /i/i ' /i/i' /}/ >== 、 _ _ . イ/ -= ニ / { ` . . イ`'く `ー=-_ .ィ´ _ イ { ヾ 、`¨ァf´Y⌒T´\ -==- / -= 、 ヽ\ .// | \ ミ、. / ィ´ 、 \// .l \ ヽ ドキドキドキ// .ノ \ ゙/ .l / \ i/ 〈 、 - \{ ./ { / {ヽ | r--}、 ゙y } ./ 丶_厶 '. | Y ノト-、 / l .l `く} Λ| `Z__j`ー ニ7 l l、 Y{ / | 、 .′ / .ハ l{ / } \ l / / ll ' \、 / / ,, 八 ノ _ヾ、 /./ / 、 ィ .{ 〈 / 子`'' < ∠ イ'" ̄≧=---- 彡=ニ≧=- } / /'  ̄`ヽ、、  ̄ / |V / Λ 廴_. イ} l ーイ .} ヽ _ イ イ i.| { T´ー 「 .l、 二うー' ァJ⌒}' 、 `≦、人|. | l. 匕二... ィ ...-―――-... / \ / / ト \ \ / / / l l |l l i‘ ヽ ト、 . l l l l l リ ハ リ-‘ | |l |i| | l l从/i // } /__ l | リ |i| ウフフフフ | l |,斗≠ト 厶イ,斗=ミル |i| l 八 l〈 V炒 V炒 〉|l リ | | 个ト、 ,, 、 ,,, ,小 / !. ‘ i ∧ __ // / ノ (どんな手を使っても、ね……) ‘ i 分、 ` ' ... i/ /i ‘ ∨ i〕i=- -≦ / / | ‘ i l |∧ l ∨ / | /‘ l | ∧_// ∨ / | / /‘卅li ∨/ Ⅳ ト 、 ∠ i | i l|\ / |‘ | \. ∧ `ヽ l _| l リ_ヽ./ / ‘ |\ i‘. ′'. V´ ノ / / ̄\/ ‘ \\i i. \ // / / /⌒ヽ ゞ===ニ≧ミi i \ / / / ∨/ ∨ノ i -==ミヽ /_ / }' ‘. | 〃 / ̄ `丶 i i 〈 {i 〈 ,ィ 、 \ ノ ノ |\八 ∨⌒ト、 〉 ! ! i/ /{ | \\ ヽ }/}_j_j_,ノ⌒>=-- -=≦ | カンッ!!!
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1/9 1000 京太郎たちが3年の卒業式 宮永咲ちゃんです。 時の流れは早いもので、気づけば私たちも三年生になりました。 「きょ、京ちゃん待ってよぉ……」 「いや、もう待ってるから……。ゆっくり来なよ」 「うう、ごめんね? 一緒に遅くなっちゃって」 「いつものことだし、気にしてねーよ」 うん、やっていることは中学生の頃と全く変わらないんだけどね! 違う場所は、私たちの距離。 「その、手、組んでいいぞ」 「それは恥ずかしいからダメ! 手をつなぐくらいなら……」 宮永咲と須賀京太郎は、高校生で恋人になりました! それが、この高校生活を彩りのあるものに変えた関係です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2/9 「咲は昔っから、何にも変わらないよなァ」 「ム。そんなことないもん」 「だって、麻雀だってあんまり気合い入れてなかったろ?」 「京ちゃんと遊ぶからいいんですー」 「そんなこと言ってさ。また俺と優希と和以外、友達できなかったじゃん」 「うう……」 「後輩だって、ムロマホが苦手って……あんなにいい後輩はいないぞ?」 「だってぇ……」 「ホント、咲は俺がいないとダメなんだから、俺から離れるなよ」 「はーい」 ふふふ。顔を真っ赤にして言ってる京ちゃんかわいい! 全く、京ちゃんも私がいないとダメなんだから! 今日は私たちの卒業式。 面倒臭い式辞は置いておいて、私はとっても必要なものがあるの。 「京ちゃん。第二ボタンちょーだい!」 「お、おう」 ムフフー。彼女なんだからもちろん優先権があるもんねー! 寝取ろうとしていた人たちは残念でしたー! これで京ちゃんの第二ボタン、心臓は私のものです! 「ってなんで前閉めないの?」 「そのボタンが最後」 「え?」 「ボタン全部取られちゃったよ……」 ……えっ? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 3/9 「第二ボタンだけは勘弁してもらったんだけどさ。 なんか他のでいいから欲しいって」 「な、な、な、なんでそこでOK出しちゃうの!?」 「えっ。でも咲がいるって話したし」 「むー! 彼女がいるのに第二ボタン渡す人がいる!?」 そしてもらう方ももらう方だよ! 「って言っても、あげたのは和とかマホ相手にだぞ? 恋愛感情とか抜きで、思い出にって」 「余計ダメな人だよ!」 和ちゃんはこじらせてるからともかく、マホちゃんはいけない匂いがするよ! あの子は私とかお姉ちゃんと同じ匂いがする! 京ちゃんと相性が良すぎるよ! 優希ちゃんですら自重してるのに、あの子は妹分の立場を生かしてやりたい放題すぎるんだから! 「まぁ、でも俺には咲がいるし、関係ないだろ」 「ぅひ。 そういう急なデレは反則!」 「?」 「他には来なかったの?」 「あー、ちょっと話す程度の後輩とかよく来たよ。 でも顔を覚えてる程度だしなぁ」 「京ちゃんにとっての顔を覚えている程度って」 それは人によっては惚れちゃうよ! 喪女相手にでも普通に話す京ちゃんは、いろんな子に人気です。 コミュ力が高いので誰相手にでも仲良くなれるんだけど、特に人気がある相手がコミュ障と後輩相手なんだよね。 面倒見の良さに惚れちゃうよ! ソースは私! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 4/9 「咲さん。ついに卒業ですね」 「思えばいろいろあったじょ」 「そうですね。 私と咲さんで『俺とお前でスーパーのどっち』した日も懐かしいです」 「何その単語!? 覚えがないよ!?」 和ちゃんがおかしくなったのはいつだろう……。 京ちゃんと私がくっついてからおかしくなった気がするんだけど……。 「須賀君とも気づけば3年間の付き合いですね」 「和みたいな美少女とお近づきになれるなんて、いい三年間だったぜ!」 「ム」 「ほら、お嫁さんが拗ねてますよ」 「まだ嫁さん違います!」 「咲とは大学も同じだし、3年の付き合いじゃないすまないし」 「咲ちゃん咲ちゃん。遠回しにお墓に入るまで一緒って言ってるじょ」 「いぃ!?」 あ、京ちゃんが顔を赤くしてる! もー、大きい図体してそんな顔するのは卑怯だよ! 可愛い! どーせ私を嫉妬させたくて和ちゃんにデレデレしてるんでしょ、知ってる! というか、そうじゃなかったら頬を抓っちゃうもん! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 5/9 「のどちゃんも祝福できるようになったみたいで本当に安心したじょ。 いやマジで」 「いいえ、優希。 私はデジタル的に行動しているだけですよ? まだ勝負はついていません」 「勝負?」 「のどちゃん……。 そんなことを言ってると行き遅れちゃうじょ」 「私が行き遅れるなんて、そんなオカルトありえません!」 「そうだよねー。和ちゃんは美人さんだし、相手だって選り取りみどりでしょ」 「だよなー! くー、和の恋人になれるやつが羨ましいぜ!」 もー、京ちゃんったらまたそんなこと言って。 でも、和ちゃんはこの三年間もモテモテだったし、大学もレベルの高い女子大に行くし、行き遅れとは縁がないんだろうなぁ。 うん。和ちゃんが結婚できないんだんてありえないよね! きっと大学に行ってもモテモテで、彼氏に困らないんだろうなぁ。 優希ちゃんも男友達との付き合いが得意そうで、本当に羨ましい。 私に京ちゃんがいなかったら……、うぅ、想像するのも怖いよ。 「京ちゃん先輩!」 「おっ、マホか」 「えへへ! 卒業おめでとうございます!」 「なんか照れるな」 (無)邪気が来たか! マホちゃんは私の天敵です……。和ちゃんや優希ちゃんはマホちゃんの側面を知らないんだもん! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 6/9 『宮永先輩は須賀先輩の恋人なんですよね?』 『う、うん。そうだよ』 『京ちゃんって呼び方も宮永先輩しかしてないですよね!?』 『私とお姉ちゃんだけかな?』 『わかりました! 私も京ちゃん先輩って呼びます!』 『なんで!?』 『? 宮永先輩をコピーすれば私も京ちゃん先輩の恋人になれるってことですよね? マホはコピーが得意です!』 『どういう理屈なの!? 私が彼女なんだから諦めてよ!?』 『なんで諦める必要があるんですか? マホは京ちゃん先輩が好きだから努力するんです! えへへ』 『え、いや、えぇー!?』 『だから安心して別れていいですよ! マホにおまかせあれ! です!』 あ、あれは別次元の生物だよ。日本語が通じなかったよ! それでも、京ちゃんたちの前では普通のマホちゃんなのが怖いよ……。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 7/9 「これであの時の清澄麻雀部もみんな卒業ねぇ」 「竹井先輩!」 「ふふっ、久しぶり、須賀君、咲、優希」 わ、わ、わ。ぶちょ、じゃない、竹井さんまで来てくれたんだ! 「みんな、元気かの」 「染谷先輩!」 「後輩の晴れ姿はいいのう。 ……ところで、優希。久しぶりにタコスを食べに行かんかの?」 「……。 京太郎! 咲ちゃん! ちょっと最後にタコスを買いに行くじょ!」 「え、どうしたんだよ」 「いいから早く!」 優希ちゃん、強引だなぁ。 でも、これでタコスも食べ納めだし、優希ちゃんと染谷先輩と一緒にタコスを食べに行きます。 「竹井先輩、悪待ち()の成果はどうですか?」 「あら、和。いたの? そっちこそ、自慢のデジタルは3年間じゃ機能しなかったみたいね」 「デジタルは統計的に見るものですから。 短く見積もっても80年近く連れ添うとして、3年は大した時間じゃありません」 「悪待ちだって、最終的に私のものにするための作戦よ?」 「マホは若さをアピールできない人は見苦しいと思います! 宮永先輩を一番コピーできるのはマホです!」 「「あ”!?」」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 8/9 急に優希ちゃんに連れ出されたりもしましたが、本当に解散の時間です。 高校3年間、本当に色々とあったなぁ。 最初は何もないと思っていたけれど、麻雀部に入ってから激動の毎日。 友達ができて、お姉ちゃんと和解して、京ちゃんと恋人になった。 うん、本当に楽しい3年間だったよ! 「では、これでお別れですね」 「咲ちゃんまたなー! 大学生になっても、みんなで女子会しようじぇ!」 「おい、女子会じゃ俺が混じれないだろ」 「それでは、『京太郎君』はまた別の時にお誘いしますね」 「!? うおおおおーーーッ!? 和が俺のことを名前で呼んでくれたぞー!」 「ふふっ」 あ! 和ちゃんあざといよ! まぁ、優希ちゃんも呼んでるし、名前で呼ぶくらいならいいけどさ。 ちゃんと私を見ててよね、って手をつないでアピールしてみます。 み、みんなの前だと恥ずかしい! 優希ちゃんと染谷先輩がニヤニヤしてて直視できない! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 9/9 …… これから大学に行って、就職して、ずっと京ちゃんと一緒にいるのかな。 高校からの帰り道、この道を通るのもきっと最後。 京ちゃんと手をつないでこの道を通るのも、もしかしたら最後。 自然と、ぎゅっと強く握ってしまう。 「大丈夫だって」 「?」 「みんなまた会えるよ。 女子会誘ってくれるって、言ってたろ?」 ……そっちじゃないんだけどなぁ。 まぁ、京ちゃんに女の子の気持ちを悟れって言っても、仕方ないかな! 「ありがと、京ちゃん」 「それに、さ」 「?」 「お、俺はずっと一緒だから」 …… もー、すぐにそういうこと言う! そういうこと言えば満足すると思ってるんでしょ! 「手、離したら迷子になっちゃうんだからね」 「その時は探すよ」 「そこは、手を離さないって言うところでしょ!」 「咲は手を繋いでてもすぐに迷子になるからなァ」 全く、本当に女心がわかってないんだから! そんな京ちゃんの手は、咲ちゃんが離してあげません! カン!
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淡「京太郎!部活終わったらちょっと付き合って!」 京太郎「なんだいきなり」 淡「実は東京でKちゃんが限定販売されるって噂があるの。一緒に来てくれない?」 京太郎「ぬいぐるみ買いに男連れてく気かよ……暇だからいいけどさ」 淡「ありがとー!じゃ、後でね!」 淡「遅れてごめん!レギュラーだからミーティングだーって菫先輩がうるさくて」 京太郎「いいって。早く行こうぜ。途中の本屋でちょっと見たいものあるけどいいか?」 淡「じゃ、その前にどっか入らない?ちょうどお菓子切れててさー」 尭深「……淡ちゃんに、京太郎くん?」 京太郎「あ、渋谷先輩」 淡「タカミー、さっきぶり」 尭深「うん。2人は……デート?」 淡「!?」 京太郎「ちょっと買い物行くだけですよ。そんなデートって程じゃ…」 淡「こ、これって京太郎とデートなの!?じゃ、じゃあ今までのも含めたら何回…」顔真っ赤 尭深「……じゃ、デート楽しんで来てね」 京太郎「先輩……行っちまった。デートねぇ。淡」 淡「ひゃ、ひゃいっ!!」 京太郎「何驚いてるんだ?」 淡「な、なんでもないから!で、何?」 京太郎「いや、これってさっき先輩が言ったようにデートなのか?」 淡「あー、そ、そうだねー。京太郎がどうしてもって、言うなら、デートってこと、にしてあげてもいいよ?」 京太郎「いや、そこまでじゃないけど」 淡「……そっか」シュン 京太郎「しかし、今日いつも以上に人が多いな……よし、淡」 淡「何?ひゃっ!」手、握られる 淡「い、いいきなりなんなの!?」 京太郎「こうしないとはぐれそうだからな」 淡「私はテルーじゃないよ!」 京太郎「どの道人多いんだからしばらくこのままでいいだろ。さっさと行こうぜ」 淡「もー……特別に許す!」 京太郎「そりゃ良かった」 淡「うん……じゃ、張り切っていこー!」 京太郎「おい、引っ張るな走ろうとするな!」 その日の淡はいつも以上に機嫌良かったとか